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仕事の向上心がない人の末路は?向いている仕事や環境についても解説

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「仕事嫌だなぁ」「適当にやっておけばいいや」

怠心や惰性での仕事で向上心が持てない場合もあるでしょう。

しかし、向上心がない中で嫌々仕事をしていると、自分にとっても周囲にとってもマイナスです。

この記事では向上心がない状態で仕事をするデメリットや危険性を紹介するとともに、向上心を持つメリットやコツを紹介します。

目次

向上心がない人の特徴

ビジネスシーンでの向上心は、「目標に対して自発的に努力できる人」という意味合いで使われることが多いです。

主に、以下のような特徴があるので、自分に当てはまっていないか確認してみましょう。

現状維持で行動を起こそうとしない

向上心がない人は、今のままでよしとする傾向があります。

今の状態からさらに良くしようとする向上心がないため、現状維持に満足しているからです。

多少のリスクで良くなるよう働きかけるよりも、リスクを取ることを避け、既知の範囲内で安全に留まることを選びがちです。

向上心がなく、現状維持でよしとする人は長い目で見て落ちるのみです。

パッと見ただけではわからないところで、周囲や環境との差が大きくなります。

責任感が低く消極的

向上心がない人は責任感が低いといえます。

責任を取り何かを働きかけることをリスクととらえるため、積極的に物事に取り組もうとしません。

主体性を持って行動するよりも、他人が指示した通りに動くことを好む傾向があります。

責任感が低く消極的人は、働く上で必要不可欠な「自ら動き出し、考える力」が欠如しているのです。

自ら考え動けないため、仕事での本当のやりがいや楽しみを見いだせなくなってしまいます。

いかに楽できるかを考えている

いかに楽するか、そればかりを考えていては、仕事の本質に触れることができません。

努力や困難を避けて、可能な限り楽をしたいと考える人は「苦労した末に得る充実感、キャリア、スキル」などとは縁遠くなってしまうためです。

楽な方ばかりを選んでいても、自分自身の成長にはつながりません。

筋トレはある程度の負荷をかけてこそ筋肉が肥大し、パワーが発揮できるようになるのと同様、ある程度の負荷や苦労も必要です。

挑戦心がない

挑戦心がない人は、向上心もないといえます。

挑戦し、さらに高みを目指そうとする気持ちがない人は、過去の失敗や挫折が原因であるケースもあります。

しかし、過去の出来事に囚われて、新たな挑戦に対して消極的になってしまっている人は成長がありません。

挫折や失敗はあくまで過去の出来事であり、今の仕事とは切り離して考えるべきです。

挑戦を恐れるのではなく、新たな可能性やメリットを広げる方法と捉えるべく、動き出していきましょう。

自己肯定感が低く投げやりになっている

自己肯定感の低さから、全てに対して投げやりになっている人も向上心がないといえます。

投げやりになるがあまり、自分の能力に自信がない状態だからです。

自分の能力に自信を持てないことで、努力しても報われず、やっても無駄と感じています。

モチベーションにもつながるため、自己肯定感をなるべく適度な高さに保ち、プラスの感情で仕事に向き合えるといいでしょう。

向上心がなくなってしまう原因

自分自身の考え方や置かれた環境によっては、向上心がなくなってしまうことも考えられます。

向上心が育ちにくい状況や原因は以下のとおりです。

向上心がなくなってしまう原因

適正な評価がされない環境である

適切な評価がされない環境では、向上心も育ちにくいものがあります。

人は承認され、評価されることで高みを目指そうとする向上心が芽生えるためです。

適切な評価が行われない職場で、自分の努力や成果が認められていないと感じることにより向上心がなくなってしまうといえます。

適正な評価がされない環境の一例は以下のとおりです。

  • 年功序列
  • 評価の基準が曖昧
  • 客観性が足りない
  • プロセスが評価されない

具体的な目標やキャリアプランがない

具体的な目標やキャリアプランがない場合も、向上心がなくなりやすいといえます。

目的地に行くまで目印で、今自分がどの立ち位置にいるか確認しますが、その目印によって鼓舞したり自分自身を励ますこともあるでしょう。

上記の目的地までの道のりと同様、仕事もキャリアに関する目標や目印となるキャリアプランがないと今の立ち位置や状況が分かりにくくなってしまいます。

結果として、自己成長の方向性を見失い、何のために努力するのかが不明確になることで向上心がなくなるのです。

仕事に対して興味がない

仕事に対して興味を持てない状態では、さらに上を目指そうという向上心も持てません。

仕事で「さらにいいものを作り出そう」「もっと喜んでもらおう」というプラスの感情がない中では、積極的に取り組む動機付けが欠けてしまうのです。

仕事のアクションの1つひとつに意味を見出し、興味関心を膨らませるようにすると頑張る動機づけができるようになります。

向上心がない人の末路

今の社会では、正社員は簡単にクビになりにくい法律やルールが存在することが多いでしょう。

しかし、向上心がない中でダラダラと仕事をしていても、自分のためにも周囲のためにもなりません。

向上心がない人の末路の一例は以下のとおりです。

部下や上司から信頼されなくなっていく

向上心を持たずに、なんとなくで仕事をしていると信頼関係が築けなくなります。

新しい挑戦や改善に対して消極的である場合、「主体性がない」「やる気がない」とみなされるのです。

仕事に対する熱意がない場合、同じ方向を向いて仕事に取り組む仲間との認識されません。

結果として、周囲からの信頼喪失のきっかけになります。

仕事をしていても昇給・昇格がしにくい

向上心がない中で仕事を嫌々していても、ステップアップできません。

向上心がないと、自己のスキルや業務の質を向上させる動機が低くなります。

動機づけがない中では、昇給や昇格に必要な実績を積むことが困難になるためライバルとの差が大きくなるものです。

向上心がないから、何年も働いている中で昇給も昇格もしない、ステップアップできないことでさらに向上心がなくなるという負のループに陥ってしまいます。

次の転職先に求める条件が叶えづらくなる

向上心がない状態で働いていても、自分の望む条件は遠のきます。

向上心がないと、新しいスキルや経験を積む貴重な機会を逃すことになるためです。

仕事にいかに向き合うか、ベストを尽くすかで得るものは変わってくるため、嫌々仕事に取り組んでいては得られるものも得られなくなります。

転職市場において自分の市場価値が上がらず、希望がかなわなくなる可能性があるのです。

向上心がない人が前向きに行動する方法

向上心を持つことのメリットや、持たずに仕事をすることの危険性について解説しましたが、何もせずにいきなり向上心を持つことは難しいものです。

ちょっとした気持ちの持ちようや、働きかけで向上心を持って仕事ができるようになります。

向上心を持って仕事をするきっかけになる考え方や行動は以下のとおりです。

向上心がない人が前向きに行動する方法

小さい目標から立てて実行する

小さい目標を立てて、少しずつゴールに近づいていくイメージで実行するといいでしょう。

まずは将来ありたい姿をイメージし、今後について考えた上実行に移すことが重要です。

しかし、いきなり大きな目標を立てると、自分自身怖気ついて圧倒されてしまい、モチベーションの維持が難しくなります。

まずはスモールステップで、手の届く範囲の目標を立てることで自信を築いていくことをおすすめします。

成功体験を積んでいく

成功体験を積み重ねることで、気持ちやその他の行動も前向きになります。

成功体験を積み重ねることで「自分はこれだけ頑張れる力がある」「やり抜く力がある」と自分自身を信頼できるようになるからです。

自分への信頼が自信につながり、さらに大きな仕事を取り組もうとするモチベーションにつながります。

ロールモデルとなる人物を見つける

ロールモデルとなる人物を見つけることで、向上心が持ちやすくなります。

ロールモデルとなる人物のポイントを押さえ、その人の行動や成功の道筋を学ぶことで自分自身に足りないものや、今後やるべきことが具体的に見えてくるからです。

自分とロールモデルを照らし合わせて考えることで、さらにモチベーションを保ちやすくなるでしょう。

職場環境を変えてみる

職場環境を変えることも有効なケースがあります。

向上心がない原因は自分だと思い込んでいるだけで、気づかないながらも仕事環境が原因なこともあります。

職場環境が劣悪で、仕事を気持ちよく遂行できない雰囲気や習慣があるとモチベーションが下がってしまうのです。

環境を変えることで、気付かなかった向上心が芽生えることもあるでしょう。

向上心がない人が向いている仕事や環境

仕事内容や環境によって向上心が上向く可能性もなきにしもあらずです。

向上心がない人が向いている仕事や環境は以下のとおりです。

向上心がない人が向いている仕事や環境

※タップで該当場所へ移動します。

評価制度が整っている環境

評価制度が明確に整っている環境の場合、向上心がない状態でも自ずと意識することになるでしょう。

人間は正当に評価され、やりがいを感じることでさらに高みを目指そうとする将来的なモチベーションにつながるからです。

具体的な評価基準と報酬体系があると、仕事に対する具体的な目標と方向性が理解できるようになります。

結果として、目標や方向性を自分のこととして捉えることで、行動の促進に繋がる可能性があるのです。

自分のペースでできる仕事

自分のペースを保ちながらできる仕事の場合、向上心が芽生える可能性があります。

理由としては、今の仕事内容が自分の働き方と合っていないことが原因であることが考えられます。

自分のペースにあった仕事に取り組み、自分のこととしてコントロールすることで向上心が芽生える可能性が出てくるでしょう。

仕事の量や勤務時間を見直す、リモートワークに切り替える、フリーランスとして働くなどが例として挙げられます。

向上心がない人の末路に関するまとめ

  • 向上心がない状態では周囲との信頼関係や自分の将来設計、昇級などに悪い影響を及ぼす可能性がある
  • 向上心を持てない場合、自分自身と環境に原因があることが多い
  • 前向きに行動するよう意識することで、仕事に対する向上心なども芽生える

向上心がない状態で仕事をした場合、自分自身にとっても、周囲にとっても悪影響となります。

自分の将来のキャリアプランのためにも、方向性を定め向上心を持って仕事に取り組むべきです。

ちょっとした意識づけや気持ちの持ち方、行動で向上心が芽生え、仕事にプラスの作用をもたらすためぜひ上記で紹介したことなどを取り組んでみてください。

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