『マイナビジョブ20’s』は20代向けの利用に特化した転職エージェントです。
第二新卒・既卒向けに特化しており、ほとんどの求人が未経験可での募集をしているのが特徴です。
この記事では、『マイナビジョブ20’s』の評判と、 断れられた場合の理由と対処法について解説しています。
マイナビジョブ20’sの基本情報・特徴
運営 | 株式会社マイナビワークス |
求人数 | 4,176件(2023年3月10日時点) |
対象者 | 第二新卒・既卒の20代 |
対応地域 | 全国 |
適性診断 | 有り |
公式サイト | https://mynavi-job20s.jp/ |
『マイナビジョブ20’s』は、第二新卒・既卒の20代に特化した転職エージェントです。
求人は全て20代の募集で、未経験OKの正社員に絞っても2,933件の求人があり、幅広い選択肢の中から自分に合った仕事を見つけることができます。
また適性診断による客観的に自己分析と、面接までのサポートが特に高く評価されているので、20代で就活の経験が浅くキャリアに自信が無い方におすすめです。
面談場所は新宿、大阪など一部都心に限られますが、オンライン面談にも対応しているので地方在住でも利用できます。
マイナビジョブ20’sの悪い評判
マイナビジョブ20’sの口コミなどで上がっている悪い評判について紹介します。
マイナビジョブ20’sはキャリアアップするのに向いていない
未経験から働くことができるので、興味のある職種について学びながら経験・キャリアを積むことに向いています。
一方で、既に何か技術や経験を持っていて、それを活かすような20代後半~30代のキャリアアップが望める求人は多くありません。
キャリアアップを求める場合は専門職や管理職などハイクラスの求人も豊富な「doda」などの転職エージェントの方がおすすめです。
求人は都市部寄りに展開されている
マイナビジョブ20’sの求人は半分以上が東京、神奈川、千葉、埼玉の関東都市部に集中しています。
地方の求人は限られているため職種にも偏りがあり、希望する仕事とマッチングできない可能性があります。
ただし30歳以下の若い新入社員であれば、独身寮に無料または安価で入寮を認める規程も日本企業には多く、入社先近辺に転居できる場合はそういった制度を利用することもできます。
地方からの移動が難しい場合は「doda」や「リクルートエージェント」などより求人数の多い転職エージェントがおすすめです。
マイナビジョブ20’sの良い評判
マイナビジョブ20’sの口コミなどで上がっている良い評判について紹介します。
転職未経験でも利用しやすい
転職エージェントではこれまでの専門的な知識や経験を活かせる仕事を紹介するケースが多いです。
ディレクターやPMなど専門的な役職の経験がより重宝されるため、社会人経験が浅い方にとってはマッチした求人が見つかりにくいでしょう。
しかしマイナビジョブ20’sは経験値の浅い若手をターゲットにした転職エージェントなので、転職未経験でも安心して利用できます。
適性診断があるので自己分析しやすい
公式サイトに適性診断が用意されているので、自分がどんな仕事に向いているか自己分析ができます。
自己分析では自分の強み、弱みがわかるので、面接での受け答えにも自信が付きます。
キャリアアドバイザーによるサポートが厚い
求人をただ紹介して終わりではなく、面接まで専任のキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。
全国5か所にオフィスがあるので、対面でカウンセリングや面接の練習をすることができます。
履歴書や職務経歴書の添削やアドバイスをしてもらったり、面接で聞かれそうな質問対策など二人三脚で転職を進めることができるので、一人で戦う不安はありません。
マイナビジョブ20’sに断られた場合の理由と対処法は?
これまで紹介してきたマイナビジョブ20’sですが、登録や面談を断られてしまう場合があります。
以下では、断られた理由と今後どうすればいいのかを紹介します。
マイナビジョブ20’sに断られる理由
- 1年以上正社員としての就業経験がない
- 対象外の年齢
- 希望地域内で紹介できる求人がない
- 希望条件を満たせる求人がない
- 転職回数が多すぎる
- 理由のない無職期間が長い
未経験OKな求人が多いとはいっても、マイナビジョブ20’sは20代の転職・第二新卒向けなので、それらにあてはまらない場合は対象外となってしまいます。
また希望条件が高い、転職歴が多い、理由のない無職期間が長いなど転職エージェントからみて紹介が難しいと判断された場合は、連絡が来なかったりお断りのメールが来ることがあります。
マイナビジョブ20’sに断られた時の対処法
- 業界、職種を広げてみる
- 希望転職時期を広げる
- 自分の強みや適性を知り伝える
- 他の転職エージェントやハローワーク等を利用する
マイナビジョブ20’sに断られてしまった場合は、どうしても譲れない条件を残して、業界・職種・転職時期を拡大して条件を緩くしてみましょう。
また、資格取得などでアピールできる点を増やしたり、適正診断で自分の強みを理解し伝えることで紹介できる求人が見つかる可能性もあります。
条件を変えることが難しい、または早期に転職したい場合は、マイナビジョブ20’sにこだわらずに他の求人数が多い転職エージェントの利用がおすすめです。
マイナビジョブ20’sの使い方は?
マイナビジョブ20’sを利用した転職方法をサービス申し込みから実際に入社が決まるまでの流れをを解説します。
チャット形式の申し込みフォームで必要事項を入力します。
最後に企業からのスカウトを受けるか聞かれるので、必ず「はい」を選択して登録します。
「はい」を選択するとここで選択した項目を企業が閲覧できるようになり、もしスカウトを受けた場合にはSTEP4の面接に飛びます。
Web申し込みの登録後、担当者からメールで個別カウンセリングの案内が届きます。
迷惑メール設定でマイナビからのメールを受信できる状態にして、必ずメールをチェックできるようにしておきましょう。
対面またはオンラインにて担当のキャリアアドバイザーと1対1のカウンセリングを受けられるので、あなたの経験や希望条件を伝えます。
カウンセリングを通して強みや適性を見出してもらい、あなたにピッタリないくつかの求人が提案されます。
キャリアアドバイザーと相談しながら応募する求人を決めます。
選考透過率を高めるために履歴書の書き方などアドバイスを受けながら応募資料を作成、企業に送付します。
求人応募後の日程調整など、企業とのやりとりはマイナビジョブ20’sが行ってくれます。
面接対策や準備はもちろん、面接で必要になる可能性がある企業情報なども教えてくれるので、万全な状態で面接に臨むことができます。
万が一面接で採用見送りとなってしまった場合は、不採用理由を採用担当者に確認してフィードバックが受けられるので、次の面接に向けた課題を見つけることができます。
晴れて内定・入社が決定した後も、交渉しにくい労働条件や入社日についてマイナビジョブ20’sが企業と連絡を取ってくれるので、面接以外は基本的にマイナビジョブ20’sにすべて連絡する形になります。
マイナビジョブ20’sとマイナビエージェントの違いは?
マイナビジョブ20’s | マイナビエージェント | |
---|---|---|
対象者 | 第二新卒・既卒の20代 | 20~30代 |
対応地域 | 全国(都心がメイン) | 全国 |
特徴 | 将来性重視、特化型でサポートが手厚い | 経験・スキル重視、豊富な求人 |
公式サイト | https://mynavi-job20s.jp/ | https://mynavi-agent.jp/ |
マイナビジョブ20’sはマイナビエージェントと比較して、第二新卒・既卒の20代をターゲットにしているので若手向けのサポートが充実しています。
そのため、経験やスキルが不足していて不安な場合若手へのサポートが手厚いマイナビジョブ20’sをぜひ利用してみましょう。
逆にこれまでの経験やスキルに強い自信があり、それらを活かしたい場合はマイナビエージェントで即戦力として転職を目指すのがおすすめです。
マイナビジョブ20’sの評判まとめ
- マイナビジョブ20’sは第二新卒・既卒の20代をターゲットにした将来性重視の転職エージェント
- 若く経験やスキルに不安があっても適性診断とカウンセリングで自信を持って転職ができる
- 年齢制限があり都心がメインなので、紹介対象外となってしまう場合がある
マイナビジョブ20’sは社会人経験が浅くスキルに不安がある20代ならぜひ利用したい転職エージェントです。
ただし年齢の制限や地方の求人は少なく紹介してもらえない場合もあるので、もし紹介を断られてしまった場合は、他の転職エージェントやハローワーク等を活用しましょう。