単純作業しかできないというと、仕事ができない人などマイナスイメージを持たれることも多々あります。
単純作業しかできない人の特徴とメリット・デメリットを解説するとともに、単純作業で辛い時に取るべき行動や工夫についても紹介します。
単純作業の仕事について知ることで、仕事の向き合い方や捉え方が今までと比べて大きく変わるでしょう。
単純作業が得意なのは一種の才能と捉えよう
単純作業とは言葉のとおり、同じ動きを繰り返し行うことを指します。
仕事の流れややるべきことがあらかじめ決められている、作業工程がすでに取り決められているため、自分でオリジナリティや創意工夫を施す必要はありません。
世の中を支えているものの多くは大量生産ですが、出荷・販売・消費者の手にわたるまでには多様な単純作業を経て来ているのです。
「言われた動きだけすればいいだろう」と思われがちですが、世の中は単純作業の仕事で成り立っていると言っても過言ではありません。
細かいところの変化に気づくことができる集中力、同じ行動を一貫してコンスタントに行い続ける一貫性や忍耐力が必要とされます。
人間の脳は無意識に変化や人との関わり、行動に対するやりがいを求めてしまうものです。
そのため、単純作業に対して苦手意識を持つ人もいることから、誰でもできる作業ではありません。
むしろ、単純作業が得意な人にとっては自らの技術を活かせる場面と考えることもできます。
単純作業しかできない人のネガティブな特徴は?
単純作業しかできない人は、仕事に対する苦手意識やマイナスイメージを持たれることが多いといえます。
しかし、その一方で細部の変化に気づける注意力がある、同じ作業を高いクオリティでキープし続けることができる、決まったルーティンをこなすことができるという見方も可能です。
単純作業しかできない人の特徴は以下のとおりです。
複雑なことを理解するのが苦手
複雑な指示や業務の理解を苦手とする場合、さまざまな情報が入り乱れるプロジェクトや抽象的な内容に混乱する傾向があります。
一人で取り組もうとした場合、時間がかかったり間違えた理解をしてしまったりするのです。
自分で理解しないと体が動かないタイプの場合、複雑な指示や業務を前に呆然としてしまい、周囲に迷惑をかけてしまうこともあります。
「単純な言われたことだけをこなすのは得意だが、難しいことを言われると混乱したり勘違いしたりすることが多い」と感じる人はこのタイプに当てはまります。
創意工夫や応用するのが苦手
単純作業を得意とする人の場合、自らアイデアを出し新しい発想で仕事をすることに苦手とすることが多々あります。
また、すでにあるアイデアや情報などを応用し、新たな仕事に活かすことを苦手とする人もいるのです。
創意工夫や応用を苦手とする人の場合、すでにあるマニュアルや手順に沿って仕事をすることであれば得意である傾向があります。
その一方で、マニュアルや業務内容に対してのアイデアや創意工夫をほどこし、さらなる効率化をはかるなど、プラスアルファを加えるする仕事が苦手です。
周りの意見に対して萎縮してしまう
周囲の意見や批判を全て受け止めた上で過度に反応してしまう人もいます。
過度に反応し、一人で悩み結果として萎縮してしまうのです。
この傾向がある人は、自分自身や自分の行う仕事に対して自信を持てない性格が原因です。
なぜ自分がこの行動を取ったのか、根拠を明らかにし周りに説得力をもって説明できるようにすることで、過度な萎縮を抑えられるでしょう。
行動力や成長意欲が低い
行動力がなく、自ら成長したい気持ちがない人は、仕事への意欲や新たなことを学ぼうとする姿勢に欠けているところがあります。
「現状で問題がないから、そのままでいいや」「普通に仕事できているのだから、これ以上どうこうアクションを起こす必要もない」と考えているのです。
仕事は常に効率化、売り上げアップなどを目的にしているため、現状維持でかまわないということはありえません。
行動力に欠けている、自ら成長しようとする意識が低い場合、周囲に遅れをとるでしょう。
周囲と実力、業務量で差が出てしまい、結果として戦力としてカウントされなくなる、必要とされなくなる恐れがあります。
自分を卑下してしまっている
自分に対する評価が非常に低く、卑下してしまう場合、自ら単純作業しかできないと思い込んでいるといえます。
きっかけはさまざまですが、仕事やプライベートの失敗やトラブルをきっかけに苦手、何もできないなどマイナス思考のループに陥ってしまうものです。
結果として、全てをネガティブに捉えてしまいがちになってしまいます。
円滑に仕事をこなし、自らの本当に得意なことを活かすためにも、周囲からネガティブ、マイナス思考を指摘されたことがある人は意識して卑下してしまう癖をやめるようにしましょう。
これまでの成功体験を振り返る、ポジティブ思考の人と話をするなど気持ちを上向きにする努力をしてみてください。
単純作業しかできない人におすすめの仕事
単純作業を得意とする人に当てはまる特徴や考え方などから、おすすめの仕事をピックアップしました。
人には得意不得意があるため、単純作業を得意とする人だからこそ向いている仕事もあります。
以下では適している理由も含めて解説していきます。
データ入力事務
パソコンや専用端末を利用したデータ入力は、単純作業が得意な人だからこそできる仕事といえます。
なぜなら、データ入力は正確さとスピードがカギである一方で、人間の集中力や作業効率には個人差や限界があるためです。
情報の入力やデータの整理など、集中力の維持や繰り返し似ているタスクを正確にこなすことは想像以上に難しく、疲労や経過時間とともにミスが目立ってしまいます。
慣れの部分も大きいですが、1つの作業を淡々と繰り返すことができるのは、立派な特技であるとともに、その得意とする技術を活かすべきです。
倉庫作業
倉庫作業は商品の受け取りから倉庫内の整理、荷物の出荷など業務は多岐にわたりますが、1つひとつの動きは単純です。
やるべきことが明確なルーティンとして提示されていること、1つひとつの作業は独立しているため誰かと協力するシーンが少ないことが理由として挙げられます。
また、1人で黙々と作業することに加え、力仕事ではない分野も中にはあるため体力に自信はないものの、ひたすら単純作業を繰り返すことに対して苦手意識を感じにくい人におすすめです。
工場の製造ライン
部品の組み立て、品質チェック、パッキングなどはほとんどが反復的な作業です。
しかしただこなせばいいというものではなく、高いクオリティを維持しながらも正確性は落とせない重要な作業です。
例えばネジ1本であっても、噛み合わせや形、大きさが微妙に異なるだけで他の部位や作業内容に多大な影響を及ぼしてしまいます。
同じ景色で同じ作業を延々と繰り返すと脳の疲労感も感じやすく、人によってはすぐに投げ出したくなるでしょう。
しかし、単純作業を得意とする人であれば、黙々と同じペースで同じクオリティのものを作り続けることができるはずです。
内職
内職は自宅などで封筒の詰物、手作業の組み立て、ラベルの付け等を繰り返し行う仕事を指します。
1つひとつの作業は誰でもできる簡単なことですが、だからこそ同じクオリティで何個も作り続けるのは至難の業です。
簡単な作業の繰り返しで製品を何千個、南万個と作り上げていくのはもはや自分との戦いといっても過言ではありません。
また、働く時間帯、ペースに制限や細かいきまりはなく、自分のペースで働けるため、慣れてくると次第に作業効率が上がり、収入が増えるメリットもあります。
清掃スタッフ
ゴミの分別や担当箇所の清掃など、人が行き交う空間を綺麗に保つことを仕事としています。
ゴミを捨てる、床をはく、棚を拭くなどの作業1つひとつは単純な動きかつ多くの人が過去に経験したことがある動きでしょう。
取り組みやすい一方で、細部への気づきやプロ意識が求められるため、誰でもできるとは言い難いのです。
単純な動きだからこそ細部まで目が行き届く、惰性で動かず作業の1つひとつを確実かつ丁寧に行うことができる単純作業を得意とする人が向いています。
長距離ドライバー
長距離ドライバーはトラックで目的地まで安全運転をしながら荷物を運ぶ仕事ですが、運送スケジュールや配送記録の管理なども業務に含まれます。
目的地はそれぞれ異なれど、基本的に行うべき作業や手順はほとんど大きな違いはないため、ルーティンワークです。
また長距離を運転している最中はほぼ1人の時間のため、誰かと仕事内容について相談したり会話をしたりすることもほとんどありません。
そのため、単純作業が得意で1人の時間を受け入れられる、かつ運転が苦にならない人には天職ともいえます
単純作業しかできないことのデメリット
単純作業を得意とし、できる仕事を直向きにこなすことができるメリットがある一方で、単純作業しかできない場合、業務全体で見るとデメリットともいえることが考えられます。
単純作業しかできないことで考えられるデメリットとその理由は以下のとおりです。
市場価値が上がらない
自らの仕事をする人間としての市場価値が上がらず、競争力が低下してしまうデメリットがあります。
これといった特別なスキルや専門的知識もなく、言われた同じ作業のみしかできないとなると、自分しかできない仕事という武器が全くない状態です。
自分にしかない武器や強みがないため、単純作業しかできない人が仕事を行う上で「欠かせない人」として扱われにくい側面があります。
結果として、「単純作業も複雑な作業も得意な人」「創意工夫を得意とする人」などと比べると経済的な価値が低い状態からのスタートとなります。
そこから価値をアップさせるのは至難の業であり、人並み以上の努力が必要です。
給与が上がりにくい
単純作業しかできない人の場合、対応可能な業務が少ないため、給与が上がりにくいといえます。
一般的にできる業務や対応可能な仕事量に応じて給与が決められますが、スキルや専門知識が少ない人の場合、昇給の道が狭まってしまうのです。
例えば「10の仕事ができ、さらに新たなアイデアを生み出す人」と「単純な5つの動きしかできない人」が同じ会社にいたとします。
会社としてどちらに価値があると考え、働きに見合う給与を与えるべきとするかは一目瞭然です。
仕事の幅を広げ、より高い給与をもらいたいと考えている人は単純作業以外の仕事にも対応できるよう、自己研鑽が必要といえます。
異業種への転職がしにくい
単純作業しか対応できない人の場合、転職で苦労するといえます。
単純作業のみの場合、特定の仕事に対応した動きでしかないため、他の業種や職種に応用しにくいのです。
応用がきくスキルや知識を持ち合わせていない場合、転職の場面で経験者やオールマイティな知識・経験を持つライバルに負けてしまいます。
将来やりたいことのための転職、家庭の事情や職場の問題で転職を志したとしても転職市場での競争力を保つことができず、難航するでしょう。
やりがいを感じなくなることがある
ただひたすらに単純作業ばかりしていると、仕事に対してのやりがいを感じなくなることがあります。
単純作業は慣れで行うところもあるため、仕事中の集中力が低下し、本来考えなくてもいいことを考えてしまう場面もあります。
また、同じことばかりをしている時、ふと自分ではなく他の人や機械でもできるのではないかと考えがちです。
単純作業自体は楽なものであったとしても、そこから得られる満足感や達成感は少ない傾向があるため、成長機会の減少、モチベーションの低下につながるといえます。
将来的にAIに仕事が置き換えられる可能性がある
今日科学技術の発展は目覚ましく、ある程度のことであれば機械がこなせる時代になりつつあります。
かつて夢見た、ロボットや機械との共存の時代ともいえますが、その一方で別の問題が生まれています。
単純作業であれば機械の方が得意といわれています。
AIや自動化の精度や性能がアップしたことによって、これまで人が担っていた単純作業が機械に取って代わられているのです。
より高い精度の仕上がりやスピードを求め機械化が進むことで、単純作業のみで仕事をしてきた人が技術革新の影響をダイレクトに受けてしまうといえます。
単純作業の仕事に就くメリット
単純作業というと、誰でもできる、簡単なことしかしないといった印象を持たれがちです。しかし、特技や性格、経験などを活かす単純作業が向いている人もいます。
単純作業の仕事をするメリットは以下のとおりです。
仕事が単調で覚えやすい
一般的に仕事関係で多くみられる悩みの1つに「仕事が覚えられない」があります。
新しい仕事などに就いた時、見慣れないマニュアルや慣れない動きを前に戸惑ってしまいがちです。
しかし、単純作業の場合仕事の1つひとつが単調な動きであり、すぐに覚えることができます。
ある程度の規則性を見つけ、それに基づいて繰り返し体や頭を使うことによって比較的早く新しい仕事を覚えることができます。
人間は新しい環境や慣れない動きにストレスを感じることもありますが、体や頭にとって新しい情報やスキルの負荷が比較的軽いため、感じるストレスを最小限に抑えることができるでしょう。
人とコミュニケーションを取る必要が少ない
単純作業の場合、煩わしい人間関係や過度なコミュニケーションを必要としません。
単純作業は同じ動きの繰り返し、かつ1つひとつの動作は自分のみで完結することがほとんどです。
そのため、仕事に関して誰かに質問・相談する場面も最低限で済みます。
最低限の挨拶のみで、あとはひたすら黙々と作業に没頭することも珍しくありません。
結果として、必要以上のコミュニケーションもないため、人間関係やトラブルで悩む可能性も抑えられるといえます。
自分のペースで仕事を進められる
単純作業の場合、やるべき仕事は自分で完結するため、できるペースで仕事を進められるメリットがあります。
一般的な仕事の多くは1人ではなく、グループやチームで行うため、周囲のペースやスケジュールに対応する必要があるのです。
業務スピードやスキル、得意不得意は人それぞれのため、上手く対応できない人の場合ストレスを感じてしまいます。
単純作業は、自分のペースやスケジュールによってある程度自己調整が可能です。
そのため、時間管理やスピードに自信がない人や、生活リズムを崩したくない人にとって働きやすい環境といえます。
単純作業の仕事に向いている人の特徴
単純作業に向いている人の場合、ある特徴があり自分の得意を上手く活かしている傾向があります。
単純作業の仕事に向いている人の特徴は以下のとおりです。
ひとつの作業に集中することができる
集中力が高く、1つの物事に対しての集中力をキープできる人は単純作業の仕事に向いているといえます。
単純作業は、一貫した注意力と揺るがない集中力が何より大切です。
1つのタスクに対して深い集中力でもって向き合うことができる人こそ、高いクオリティと的確な作業、ハイスピードを保てるでしょう。
忍耐力がある
単純作業は同じ動きを繰り返すため、高い忍耐力を必要とします。
人間の脳の特徴として、同じ作業の繰り返しは疲労を感じやすく、ミスが生じやすいことが挙げられます。
長時間、同じ単純な動きを同じペース、同じクオリティで繰り返すことは、一貫した作業に対する忍耐力が試されているといえるでしょう。
人間はさまざまな感情や雑念が湧き上がり、動きや気分にムラが出てしまいがちです。
しかし、それをも制御し表に出さないよう心がけ、プロとして耐え続ける忍耐力の強さを持ち合わせている人に向いています。
人とコミュニケーションを取るのが得意ではない
他人とのコミュニケーションに苦手意識がある場合、人との距離感や話すべきことなどが原因で必要以上のストレスを感じてしまいます。
単純作業の場合、1人で1つの作業が原則のため、他人との協力やコミュニケーションを必要とする場面はほとんどありません。
対人スキルに不安を感じている人の中には、自分だけのパーソナルスペースに踏み込まれるのをよく思わない人もいます。
他人とできるだけやりとりをせずに仕事をしたい、コミュニケーションが不得意だと自覚している人に向いているといえます。
単純作業の仕事が辛い時の対処法
仕事で単純作業を繰り返し行っていると疲労感やストレスを感じることがあります。
中には、向いていないにも関わらず単純作業の繰り返しで仕事が辛いと感じる人もいるのです。
単純作業にストレスを感じてしまった場合に取るべき行動や考え方は以下のとおりです。
目標を設定して行動する
単純作業に対して目標を設定し、達成できるよう働きかけると、仕事や行動のメリハリが生まれてきます。
単純作業は動きそのものに大きな変化がないからこそ、自分自身の向き合い方やモチベーションがカギとなります。
いかにモチベーションを保ち、高いクオリティで仕事を続けていくか考えた場合、目標設定が一番の近道といえます。
ポイントは無理な目標を決めず、できるかできないかのギリギリのラインで設定することです。
「今日はこの部品を1,000個仕上げる」「昨日より3割多く完成させる」など、数字で表すと分かりやすいでしょう。
もうひと頑張りすれば到達できる可能性のある目標を定めることで、仕事へのやる気が向上するといえます。
ゲーム感覚で仕事をしてみる
仕事として「やらされている」から、ゲームの「楽しみながら行う」感覚にシフトチェンジすることで、単調な仕事も違う意識で取り組めるでしょう。
「この仕事が終われば自分のレベルが上がる」など想定し、取り組むことで通常では感じられない達成感を味わえるのです。
また、普段と異なるゲーム感覚としての視点で仕事を見ているため、マンネリ化防止にも役立ちます。
これまで嫌だと感じていた仕事でも、ワクワクするような高揚感を感じることができるはずです。
仕事をゲーム感覚で楽しむ際に押さえておきたいポイントや準備は以下のとおりです。
- 目標や仕事の進み具合を明確にし、見える化する
- ペナルティやご褒美を用意する
- 作業に難易度を設定する
ゲームによく見られる難易度やご褒美、ゲームオーバーの際のペナルティを用意することで、よりリアリティを追及しながら仕事をすることができます。
見える化によって自分の進捗具合や努力の実感を掴みやすくすることで仕事が捗るでしょう。
転職を検討する
上記の対処法でも効果がない、仕事に集中できない場合は転職も検討するべきです。
転職によって視野もフィールドも一新し、新たな場所で心機一転仕事に向き合うことで、新たな特技に気づくきっかけになるかもしれません。
しかし、単純作業のみこなしてきた人の場合、スキルや専門知識などの面でライバルに遅れをとっている状況です。
転職市場では想像以上の苦戦を強いられる可能性もあります。
そのため、上記を含めた対処法や工夫をしてもなお効果がない場合の最終手段としてお考えください。
単純作業しかできない人の特徴まとめ
- 単純作業が得意なのも1つの才能であり、業務内容によっては持ち味を最大限に活かせる
- 転職の場合、専門性やスキルの面ではライバルに遅れをとる恐れがあり、不利な状況になることもありえる
- 単純作業が向いていない、辛いと感じる場合は目標設定やゲーム感覚で取り組むなど創意工夫をすることで効率アップを狙う
単純作業しかできない人=仕事ができない、苦手な人ではありません。
むしろ多くの人が苦手とする単調かつ同じ動きをする作業を黙々と長時間向き合い、同じクオリティで仕上げる才能があるといえます。
そのため、特徴やメリットを押さえて得意を活かせる場所で働くことでやりがいをもって働くことができるでしょう。
人によっては、向いていないのに単純作業をしている、単純作業にしんどさを感じる場合もありますが、考え方や工夫で乗り越えることもできるはずです。