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    ファクタリングの手数料を徹底解説!手数料の相場と手数料が安いおすすめの会社を紹介

    「ファクタリングの手数料の相場を知りたい!」
    「ファクタリングの手数料が安い会社を教えてほしい」

    このような悩みを解決します。

    ファクタリングは売掛債権の売却により最短即日で現金化できる画期的なサービスです。

    一方で、ファクタリングには悪徳業者が存在するため、手数料の相場を知らないと過剰な手数料を支払うことになります。

    この記事を読めばファクタリングの手数料の相場がわかり、手数料が安い優良な業者を自分で判断して選べるようになるので、ぜひご覧ください。

    当サイトでは「ファクタリングのおすすめ業者」も紹介しています。
    業者選びでお悩みの方はチェックしてみて下さい!

    目次

    ファクタリングの手数料の相場

    ファクタリングの手数料の相場は、ファクタリングの種類によって異なります。

    ファクタリングの種類は次の2つです。

    • 2社間ファクタリング
    • 3社間ファクタリング

    ファクタリングでは利用者とファクタリング会社が主役として登場し、売掛先が登場するかで2社間か3社間かに分類できます。

    以下で手数料の相場に関する注意点と2社間・3社間ファクタリングの手数料について見ていきましょう!

    相場を超えた手数料には要注意

    ファクタリングでは、相場を超えた手数料に注意しなければなりません。

    なぜなら、相場を超えた手数料をとる業者は違法ファクタリングをしている可能性があるからです。

    手数料の相場、違法ファクタリングに関する背景を以下でまとめました。

    手数料の相場、違法ファクタリングに関する背景
    • ファクタリングは金銭の貸し借りではないため、貸金業法や利息制限法が適用されない
    • ファクタリングの手数料は、ファクタリング会社が売掛債権の信用度・未回収リスクを考慮して自由に設定できる
    • 悪徳業者は「給料ファクタリング」などと称して違法な高金利の貸付けを行って逮捕された実績がある
      ※給料ファクタリングの実態は給料を担保とした貸金のため、貸金業登録をしての運営が必要

    利息制限法は金銭の貸し借りに関する利息の上限を定めた法律で、以下の内容も知っておくとファクタリング契約の際に手数料が高すぎないか判断できます。

    元本の額利息制限法の利息
    10万円未満年利20%
    10万円以上100万円未満年利18%
    100万円以上年利15%
    引用元:e-Gov法令検索

    ファクタリング手数料の相場や利息制限法の利息を踏まえ、相場を超えた手数料や違法ファクタリングを見極められるようになりましょう!

    2社間ファクタリングの手数料

    2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2社が登場する契約です。

    2社間ファクタリングの手数料相場は8〜18%で、3社間ファクタリングより高い傾向があります。

    2社間ファクタリングでは売掛先が登場しません。
    そのため、利用者は売掛債権の代金を売掛先から回収してファクタリング会社に支払います。
    ファクタリング会社の立場では利用者が代金支払いを滞らせるリスクがあるため、その分のリスクを手数料に上乗せしていると理解しましょう。

    2社間ファクタリングの手数料は3社間ファクタリングより割高ですが、売掛先が登場しないことで審査はその分早くなります。

    3社間ファクタリングの手数料

    3社間ファクタリングは、利用者・ファクタリング会社・売掛先の3社が登場する契約です。

    3社間ファクタリングの手数料相場は2〜9%で、2社間ファクタリングより低い傾向があります。

    3社間ファクタリングでは売掛先が登場します。
    そのため、売掛債権の代金は売掛先からファクタリング会社に直接支払われます。
    ファクタリング会社の立場では利用者が代金支払いを滞らせるリスクがないため、そのリスクがない分を手数料として低く設定していると理解しましょう。

    3社間ファクタリングの手数料は2社間ファクタリングより割安ですが、売掛先への通知・承認が必要なため審査にはその分時間がかかります。

    ファクタリングの仕組みについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    ファクタリングの手数料以外の費用

    ファクタリングでは、手数料以外で費用がかかる場合があります。

    ファクタリングの手数料以外で発生する可能性がある費用を以下で整理しました。

    ファクタリングの手数料以外で発生する可能性がある費用
    • 債権譲渡登記費用:1万円前後。司法書士にお願いする場合は数万円〜10万円
    • 印紙代契約金額が1万円未満は非課税、契約金額が1万円以上は200円
    • 込手数料:数百円
    • 事務手数料:数千円〜数万円
    • 出張費用:数千円〜数万円

    各費用が発生するかは業者によって異なるので、事例を挙げて解説します。

    各業者の例

    2社間ファクタリングでは債権の二重譲渡を防止するため債権譲渡登記が必要な業者が多いですが、QuQuMoのように不要な業者も存在します。
    株式会社No.1ではファクタリング手数料に諸々含まれているため、印紙代・振込手数料・事務手数料はかかりません。
    ・出張費用については、ビートレーディングのようなオンライン完結型のファクタリング会社では不要です。

    債権譲渡登記とは、法人による債権の譲渡を登記して公的に認めてもらう方法をいいます。

    ファクタリングの手数料以外で発生する可能性がある費用を事前に把握し、想定外の出費を減らしましょう!

    ファクタリングの手数料を抑える方法

    ファクタリングの手数料を抑える方法は次の4つです。

    ・手数料が安いファクタリング会社と契約する
    3社間ファクタリングを選ぶ
    売掛債権の信頼性を上げる
    複数のファクタリング会社を比較する

    ファクタリングの手数料を低く抑えられると、資金繰りがより楽になります。

    以下で順番に見ていきましょう!

    手数料が安いファクタリング会社と契約する

    手数料を安く抑えるには、手数料が安いファクタリング会社と契約する必要があります。

    なぜなら、ファクタリングの手数料は法規制を受けず、売掛債権の信用度をもとにファクタリング会社が自由に設定できる運用だからです。

    ファクタリングの手数料相場が2〜18%であることを踏まえ、仮に売掛債権100万円を売却した場合に手数料として実際いくらかかるかを計算しました。

    計算方法は以下です。

    売掛債権の金額×ファクタリング手数料(%)

    ファクタリング手数料実際にかかる金額
    2%2万円
    10%10万円
    18%18万円

    ファクタリング手数料の相場内であっても、手数料2%と18%を比べると実際にかかる金額は16万円も違うことがわかります。

    ファクタリング手数料の相場を押さえた上で、可能な限り手数料の安いファクタリング会社を選びましょう!

    手数料が安いファクタリング業者について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    3社間ファクタリングを選ぶ

    手数料を安く抑えたいなら、3社間ファクタリングを選ぶのも効果があります。

    その理由は、利用者が支払いを滞らせるリスクがない3社間ファクタリングでは、そのリスクがない分を手数料として低く設定しているからです。

    例えば、ビートレーディングでは2社間・3社間ファクタリングでそれぞれ以下のように手数料が設定されています。

    ビートレーディングのファクタリング手数料
    • 2社間ファクタリング:4〜12%
    • 3社間ファクタリング:2〜9%

    3社間ファクタリングでは売掛先への通知・承認が必要で審査期間が長めといったデメリットもありますが、手数料の安さを重視する場合はおすすめです。

    ファクタリングの仕組みについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    売掛債権の信頼性を上げる

    売掛債権の信頼性を上げるとファクタリング手数料が安くなります。

    なぜなら、ファクタリング会社では売掛債権の買い取りに伴う代金未回収リスクがあり、債権の信頼性が高いとリスクが減り手数料を安くできるためです。

    売掛債権は以下のような場合に信頼性が高いと判断されます。

    過去に同様の取引で支払い実績がある売掛債権
    払い遅延などを過去に起こしていない取引先の売掛債権
    ・大企業・上場企業の売掛債権
    ・国・自治体の売掛債権

    上記の内容を示せるエビデンス(証拠)をファクタリング会社に示せるかが重要です。

    信頼度の高い売掛債権を売却し、手数料を安く抑えましょう!

    複数のファクタリング会社を比較する

    ファクタリングの契約をする前に、複数のファクタリング会社を比較すると手数料を低く抑えられます。

    なぜなら、公式サイトに記載された手数料が同じ各ファクタリング会社に見積もりをお願いした場合でも、各社で提示する手数料が違うことがあるからです。

    例えば、ファクタリング会社のPAYTODAYとNo.1では、公式サイトに以下の手数料が記載されています

    ファクタリング会社手数料
    PAYTODAY1%
    No.11%

    しかし、同じ必要書類を用いて見積依頼をしても、提示される手数料は片方で1%・もう片方は2%のように差が出る場合があるということです。

    ファクタリングの手数料は最終的にファクタリング会社の判断により決定されるため、複数のファクタリング会社を比較して手数料を抑えましょう!

    手数料が低い(安い)ファクタリング会社7選

    手数料が低いファクタリング会社7社は以下のとおりです。

    手数料が低いファクタリング会社7選

    各ファクタリング会社の特徴とどんな人におすすめかもあわせて解説します。

    手数料が安いファクタリング業者について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    トップ・マネジメント【手数料0.5%〜】

    対象法人・個人
    種類2社間・3社間ファクタリング
    手数料2社間:3.5〜12.5%
    3社間:0.5〜3.5%
    入金スピード最短即日
    利用可能金額(最低〜最大)売掛先1社に対して上限1億円まで
    ※買い取り上限総額3億円まで
    必要書類・本人確認書類
    ・請求書
    ・昨年度の決算書
    ・直近7ヶ月の入出金明細
    ※オンライン完結型ファクタリングの場合

    トップ・マネジメントは法人・個人向けの2社間・3社間ファクタリングサービスです。

    3社間ファクタリングの手数料が0.5%〜で、業界トップ水準の安さを誇ります。

    トップ・マネジメントには以下の特徴があります。

    トップ・マネジメントの特徴
    • 業界初の2.5社間ファクタリングを提供(手数料:1.8〜8%
      ※他にも豊富なファクタリング商品あり
    • 総買取件数55,000件以上
    • オンライン完結が可能
    • その他諸経費として印紙代400円・債権譲渡登記費用7,500円・交通費(実費分)の負担が必要

    2.5社間ファクタリングとは、利用者・ファクタリング会社に加えて「ファクタリング専用口座の管理会社」も関わる契約のことです。
    これにより、2社間ファクタリングで大きなリスクだった売掛金の回収事故を最小限に抑えることができ、手数料を大幅に下げることが可能になりました。

    トップ・マネジメントの手数料は安いですが、その他諸経費が別途かかることは押さえておきましょう。

    手数料の安さと豊富な商品に魅力を感じる方には、トップ・マネジメントがおすすめです。

    トップ・マネジメントの公式サイトは以下をご参照ください。

    QuQuMo【手数料1%〜】

    対象法人・個人
    種類2社間ファクタリング
    手数料1%〜
    入金スピード最短2時間
    利用可能金額(最低〜最大)制限なし
    必要書類・請求書
    ・通帳のコピー

    QuQuMoは法人・個人向けの2社間ファクタリングサービスです。

    入金スピードが最短2時間と短いのが最大の強みで、手数料の安さと必要書類の少なさも申し分ありません。

    QuQuMoには以下の特徴があります。

    QuQuMoの特徴
    • サービス運営歴が3年の比較的新しい会社
    • オンライン完結が可能
    • 債権譲渡登記が不要

    手数料の安さと入金スピードを重視したい場合は、QuQuMoを利用しましょう!

    QuQuMoの公式サイトは以下をご参照ください。

    QuQuMo(ククモ)の評判について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    アーリーペイメント【手数料1%〜】

    対象法人のみ
    種類2社間ファクタリング
    手数料1〜10%
    ※初回2〜10%
    入金スピード最短2営業日
    利用可能金額(最低〜最大)50万円〜数億円
    必要書類・発注・請求書
    ・決算書など

    アーリーペイメントは法人のみに対応した2社間ファクタリングサービスです。

    手数料が1%〜と安く、最大数億円まで調達可能という強みがあります。

    アーリーペイメントの特徴は次のとおりです。

    アーリーペイメントの特徴
    • 東証プライム上場企業「株式会社マネーフォワード」の100%子会社
    • マネーフォワードグループ企業のため信頼度が高い
    • オンライン完結が可能

    法人で高額な売掛債権を保有している場合、高い信頼度があるアーリーペイメントをおすすめします。

    アーリーペイメントの公式サイトは以下をご参照ください。

    PAYTODAY【手数料1%〜】

    対象法人・個人
    種類2社間ファクタリング
    手数料1〜9.5%
    入金スピード最短30
    利用可能金額(最低〜最大)10万円〜上限なし
    必要書類・請求書
    ・本人確認書類
    ・入出金明細
    ・決算書

    PAYTODAYは法人・個人向けの2社間ファクタリングサービスです。

    最短30分のスピードは業界トップ水準で、手数料が安く10万円分の売掛債権から手軽に利用できるという強みがあります。

    PAYTODAYの特徴は次のとおりです。

    PAYTODAYの特徴
    • 累計申込額100億円突破
    • AI審査を取り入れ
    • オンライン完結が可能
    • 債権譲渡登記が不要

    最先端のAI審査を取り入れたスピーディな入金を体験したい方はPAYTODAYを利用しましょう!

    PAYTODAYの公式サイトは以下をご参照ください。

    No.1【手数料1%〜】

    対象法人・個人
    種類2社間・3社間ファクタリング
    手数料1〜15%
    入金スピード最短即日
    利用可能金額(最低〜最大)50万円〜5,000万円
    必要書類・請求書
    ・発注書・納品書
    ・通帳のコピー
    ・決算書

    株式会社No.1は法人・個人向けの2社間・3社間ファクタリングサービスです。

    手数料が1%〜と業界トップ水準で最短即日で資金調達できるという強みがあります。

    株式会社No.1には次の特徴があります。

    株式会社No.1の特徴
    • 他社からの乗り換えに特化
    • 審査通過率90%以上
    • 手数料以外の費用はなし
    • オンライン完結が可能

    手数料を最低限に抑えたい方は、株式会社No.1を候補の一つにしましょう!

    株式会社No.1の公式サイトは以下をご参照ください。

    日本中小企業金融サポート機構【手数料1.5%〜】

    対象法人・個人
    種類2社間・3社間ファクタリング
    手数料1.5〜10%
    入金スピード最短即日
    利用可能金額(最低〜最大)制限なし
    ※買取実績は3万円~2億円
    必要書類・売掛債権の書類
    ・通帳のコピー

    日本中小企業金融サポート機構は法人・個人向けの2社間・3社間ファクタリングサービスです。

    手数料の安さ・入金スピード・必要書類の少なさといずれも業界最高水準を誇ります。

    日本中小企業金融サポート機構の特徴は次のとおりです。

    日本中小企業金融サポート機構の特徴
    • 関東財務局長などが認定する経営支援機関
    • サービス運営歴が6年と長め
    • 取引実績が豊富(2022年9月時点:取引社数は約4,800社、支援総額は113億円
    • 審査時間は最短30分と早い
    • オンライン完結が可能

    高品質なファクタリングサービスを安全安心に利用したい場合、日本中小企業金融サポート機構の利用をおすすめします。

    日本中小企業金融サポート機構の公式サイトは以下をご参照ください。

    日本中小企業金融サポート機構について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    ビートレーディング【手数料2%〜】

    対象法人・個人
    種類2社間・3社間ファクタリング
    手数料2〜20%
    入金スピード最短即日
    利用可能金額(最低〜最大)制限なし
    ※買取実績は3万円~7億円
    必要書類・売掛債権の書類
    ・通帳のコピー

    ビートレーディングは法人・個人向けの2社間・3社間ファクタリングサービスです。

    手数料・入金スピード・必要書類の少なさは高水準で、バランスの良いサービスを提供しています。

    ビートレーディングの特徴は次のとおりです。

    ビートレーディングの特徴
    • サービス運営歴が11年と長い
    • 取引実績が業界最高水準(取引実績5.2万社以上・累計買取額1,170億円)
    • 最短30分のスピード審査
    • オンライン完結が可能

    ファクタリング企業の実績・信頼性を重視したい方は、ビートレーディングの利用をおすすめします。

    ビートレーディングの公式サイトは以下をご参照ください。

    ビートレーディングの評判について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    違法なファクタリング会社の特徴

    違法なファクタリング会社の特徴は次の6つです。

    ・相場を超えた高すぎる手数料
    ・契約書が曖昧
    ・分割払いを推奨する
    ・保証人の設定が必要
    ・会社の実態が不明
    ・その他費用の大幅な上乗せ

    違法なファクタリング会社の特徴を押さえることは、ファクタリングの手数料を低く抑えることに繋がります。

    ファクタリングの違法について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    詳細について以下で解説します。

    相場を超えた高すぎる手数料

    違法なファクタリング会社の特徴として、相場を超えた高すぎる手数料が挙げられます。

    違法なファクタリング会社が相場を超えた手数料で運営できる理由は次の2つです。

    相場を超えた手数料で運営できる理由
    • ファクタリングの手数料は法規制を受けず、ファクタリング会社が手数料を自由に設定できる
    • ファクタリングでは登録や免許などの許認可が不要なため、悪徳業者が偽装ファクタリングをしやすい

    ファクタリングでは違法なファクタリング会社が存在し高すぎる手数料を要求してくるため、手数料の相場を知っておく必要があります。

    2社間・3社間ファクタリングの手数料の相場を以下で改めて整理しました。

    ファクタリング手数料の相場
    • 2社間ファクタリング:8〜18%
    • 3社間ファクタリング:2〜9%

    相場を超える高すぎる手数料を要求してくるファクタリング会社との取引はすぐに中断しましょう!

    手数料が安いファクタリング業者はについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    契約書が曖昧

    違法なファクタリング会社の特徴2つ目は、契約書が曖昧なことです。

    違法なファクタリング会社はトラブルが発生した時に不利となる証拠を残さないようにします。

    ファクタリング契約の際は、契約書に以下の「ファクタリングの契約書に記載されるべき項目」が書かれているか事前に確認することが重要です。

    ファクタリングの契約書に記載されるべき項目
    • ファクタリングの定義
    • 譲渡対象の債権
    • ファクタリング手数料
    • 債権譲渡通知の有無
    • 債権譲渡登記の有無
    • 償還請求権の有無
    • 契約の解除
    • 損害賠償・違約金
    • 契約の有効期間
    引用元:国税庁「売掛債権譲渡契約書」

    契約書が曖昧なファクタリング会社との契約は確実に回避しましょう!

    ファクタリングの契約について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    分割払いを推奨する

    違法なファクタリング会社の特徴3つ目は、分割払いを推奨することです。

    前提として、ファクタリングでは売掛債権の代金を一括で支払う必要があるため、分割払いはあり得ないことを押さえておきましょう。

    分割払いは支払いの負担が小さいため、違法なファクタリング会社に騙されて後から高額な費用を要求される場合もあります。

    「分割払いの推奨」=「違法なファクタリング会社」と捉えて行動しましょう。

    保証人の設定が必要

    違法なファクタリング会社の特徴4つ目は、保証人の設定が必要なことです。

    押さえておきたい点

    ・ファクタリングで行うのは売掛債権の売却
    ・ファクタリングでは金銭の貸し借りは発生しないため、保証人が必要になることはない
    ・ファクタリング会社は売掛債権の代金が未回収となるリスクを手数料に上乗せしている

    保証人の設定を要求された時点でファクタリングではないので、取引は即中止しましょう!

    会社の実態が不明

    違法なファクタリング会社の特徴5つ目は、会社の実態が不明なことです。

    ファクタリングに関わらず、実態が不明な会社とは取引・契約すべきではありません。

    「会社の実態が不明」とは以下のいずれかに該当する場合をいいます。

    ・会社の住所が不明または存在しない
    ・会社のHPがない
    ・HPに会社のサービスに関する記載がない
    ・会社の連絡先に固定電話の記載がない
    ・個人口座を売掛債権の代金支払い先として指定

    違法なファクタリング会社は会社の実態(正体)を明かさないことで、トラブルが発生した際に連絡が取れないよう意図的に行動しています。

    会社の実態が不明な場合は、一切の関わりを断絶しましょう!

    その他費用の大幅な上乗せ

    違法なファクタリング会社の特徴6つ目は、その他費用を大幅に上乗せしてくることです。

    ファクタリングの手数料以外で発生する可能性がある費用は次の5つのため、ぜひ押さえておきましょう。

    ファクタリングの手数料以外で発生する可能性がある費用
    • 債権譲渡登記費用:1万円前後。司法書士にお願いする場合は数万円〜10万円
    • 印紙代契約金額が1万円未満は非課税、契約金額が1万円以上は200円
    • 込手数料:数百円
    • 事務手数料:数千円〜数万円
    • 出張費用:数千円〜数万円

    上記以外の内容で手数料を大幅に上乗せされた場合、取引を中断した方が無難です。

    ファクタリングの手数料以外に費用が発生しないファクタリング会社もあるため、契約前に複数の業者に見積もりを取ることをおすすめします。

    また、手数料の安さを売りに手数料以外の費用を高く要求してくるケースもあるので、十分に注意してください。

    ファクタリングの手数料に関するよくある質問

    ファクタリングの手数料に関するよくある質問は次の6つです。

    以下で詳細に解説します。

    ファクタリングの手数料に消費税はかかる?

    ファクタリングの手数料に消費税はかかりません。

    なぜなら、ファクタリングは国税庁が「主な非課税取引」として挙げている「有価証券等の取引」に該当するからです。

    参考として、国税庁が定めている「主な非課税取引」の抜粋を列挙します。

    (1) 土地の譲渡および貸付け

    2) 有価証券等の譲渡

    (3) 支払手段(注)の譲渡

    (4) 預貯金の利子および保険料を対価とする役務の提供等

    (以下略)

    ※引用元:国税庁「No.6201 非課税となる取引」

    ファクタリングで消費税も要求された場合は違法なファクタリング会社の可能性が高いので、すぐに取引を中断しましょう。

    ファクタリングの手数料は勘定科目何で計上する?

    ファクタリング手数料の勘定科目は、「売掛債権売却損」として損益計算書の費用勘定に計上されます。

    売上債権売却損とは、ファクタリングなどにより売掛債権を売却した際の損失(売掛債権の帳簿価額ー売却価額)のことです。

    ファクタリングの手数料に関する勘定科目(売掛債権売却損)の詳細は、以下の記事をご参照ください。

    ファクタリングの仕訳についてについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    ファクタリングの手数料はインボイス制度でどう扱えば良い?

    ファクタリングの手数料は、インボイス制度で扱う必要はありません。

    理由は以下のとおりです。

    ・ファクタリングは非課税取引に該当するため、ファクタリングの手数料に消費税はかからない
    ・インボイス制度は適正な納税の実現を目的とした消費税の申告制度
    ・消費税がかからないファクタリングの手数料は、インボイス制度に直接関係しない

    ファクタリングの手数料はインボイス制度の影響を受けないと覚えておきましょう!

    ファクタリングの手数料の計算方法は?

    ファクタリングの手数料は、売掛債権の買取額に手数料(率)を乗じて計算します。

    例えば

    売掛債権を100万円で売却する際の手数料(率)が1%の場合、手数料として1万円が必要です。

    売掛債権の金額と手数料(率)が高くなるほど支払う手数料が高くなるため、手数料の安いファクタリング会社を選定しましょう。

    ファクタリングの振込手数料はいくら?

    ファクタリングの振込手数料とは、ファクタリング会社が売掛債権の買取代金を利用者の口座に振り込む際の手数料です。

    振込手数料の金額は金融機関により異なり、数百円程度かかります。

    株式会社No.1のように、ファクタリングの手数料以外はかからない業者もあるので覚えておきましょう。 

    ファクタリングはやばいですか?

    ファクタリングはやばくありません。

    その理由は、ファクタリングは法令に基づく取引で、現金化が早い・返金リスクがないといったメリットがあるからです。

    ただし、悪徳業者の存在や手数料が高いといった「ファクタリングがやばい」と言われる理由は押さえておきましょう!

    ファクタリングはやばいについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    ファクタリングと融資の違いは?

    ファクタリングと融資は、資金調達のアプローチが異なります。

    ファクタリングは、売掛金を利用し即座に現金を調達する方法です。
    一方、融資は金融機関などから資金を借り入れて必要な資金を調達する方法です。

    ファクタリング手数料の相場を知るべき!手数料が安い業者は7社

    ファクタリングでは違法なファクタリング会社が存在するため、ファクタリング手数料の相場を知っておくのが重要です。

    本記事で紹介した「手数料が安いファクタリング会社7社」では手数料0.5%〜で利用できる業者もあります。

    ファクタリングの手数料に関する全体像を理解し、優良なファクタリング会社を利用しましょう。

    目次