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    【図解あり】医療・診療報酬ファクタリングを徹底解説!特徴や仕組み、おすすめ業者を紹介

    • 「資金繰りがピンチ」
    • 「診療報酬ファクタリングの特徴やメリットは?」
    • 「ズボラな私でもファクタリングを使いこなせる?

    資金繰りに悩む開業医の方、この記事ではこんな悩みを解決できますよ。

    銀行で100社以上に融資した経験のある筆者が、以下の内容で解説しています。

    「資金繰りの問題さえ解決すれば、事業は軌道に乗せられる」

    ところが、現実はどうでしょう?資金が調達できなければ従業員に給料すら支払えません。

    診療報酬ファクタリングなら2ヶ月後の入金を1週間以内に短縮でき、資金繰りの悩みを解決できます。
    ぜひ最後まで読み進めてください。

    当サイトでは「ファクタリングのおすすめ業者」も紹介しています。
    業者選びでお悩みの方はチェックしてみて下さい!

    目次

    【図解】診療報酬ファクタリングの仕組み

    診療報酬ファクタリングの仕組み

    医療機関が持つ診療報酬債権を早期に買い取ってもらうのが診療報酬ファクタリングです。

    別名「医療ファクタリング」「レセプト債ファクタリング」と呼ぶこともあります。

    診療報酬ファクタリングでは以下3者の登場人物によって取引が成立します。

    医療機関(利用者)
    国保連・社保
    ・ファクタリング会社

    登場人物が理解できたところで、100万円の診療報酬債権をファクタリングする場合の流れを見てみましょう。

    STEP
    ファクタリング会社と医療機関の間で債権譲渡契約を結ぶ
    STEP
    医療機関は国保連・社保に診療報酬の請求を行う
    STEP
    ファクタリング会社は買取り代金を医療機関へ支払う
    STEP
    国保連・社保連はファクタリング会社に診療報酬を支払う
    STEP
    ファクタリング会社は診療報酬の残額を医療機関へ支払う

    残額は診療報酬の本来の入金日以降に振り込まれます。

    診療報酬ファクタリングには入金を早めることにより、資金繰りを改善する効果があります。

    診療報酬は入金まで約2ヶ月かかりますが、ファクタリングなら最短5営業日ほどで資金調達できます。

    融資と比べると審査に通りやすいので、開業したばかりの医療機関でも利用しやすいでしょう。

    【比較一覧表】診療報酬に関する4つの資金調達方法

    医療機関が利用できる資金調達方法には以下4つがあります。

    スクロールできます
    診療報酬ファクタリング金融機関の融資診療報酬債権担保ローン助成金や補助金
    入金スピード最短5営業日1週間〜3週間2〜7営業日約5ヶ月
    審査通りやすい通りにくい通りやすい通りにくい
    手数料1%未満1%〜3%3〜15%なし
    総合的な難易度低い高い低いかなり高い

    次の章で1つずつ詳しく解説します。

    診療報酬ファクタリング

    診療報酬ファクタリングは診療報酬債権を買い取ることで、早期に資金化ができるサービスです。

    診療報酬ファクタリングは

    医療機関(利用者)
    ・ファクタリング会社
    ・国保連・社保

    で取引をする「3社間ファクタリング」を採用しています。

    医療機関に特化した資金調達方法として活用されていますが、以下のメリット・デメリットがあります。

    ・負債にならない
    ・審査に通りやすい
    ・現金化が早い
    ・手数料が安い
    ・資金を自由に使える

    ・受け取る報酬が減る
    ・長期的に資金繰りが悪化する可能性
    ・診療報酬ファクタリングを取扱う会社が少ない
    ・悪質な会社が存在する

    診療報酬ファクタリングは開業したての医療機関でも利用しやすい資金調達方法なので、ぜひ検討してみてください。

    金融機関の融資

    融資は資金調達方法としては最もメジャーな方法でしょう。

    ・銀行
    ・信用金庫
    ・農協
    ・公的機関
    ・消費者金融

    など数えきれないほどの取り扱いがあります。

    ファクタリングと比べると審査が厳しく、赤字や債務超過の医療機関の場合、断られることが多いです。

    融資のメリット・デメリットは以下の通り。

    ・分割返済できる
    ・まとまった資金の調達ができる
    ・長期間の運転資金や設備資金にも対応できる

    ・赤字や債務超過だと審査に落ちる可能性が高い
    ・審査に時間がかかる
    ・信用情報に履歴が残る
    ・信用情報に履歴が残る

    融資とファクタリングは異なるものなので、混合しないようにしましょう。

    診療報酬債権担保ローン

    診療報酬債権担保ローンは診療報酬を担保に差し出すことで、お金を借りることができます。

    診療報酬債権の譲渡を行うのでファクタリングと似ていますが、性質的には融資と同じです。


    診療報酬の3〜4ヶ月分の資金を調達できるので、ファクタリングよりもまとまった資金需要にも対応できます。

    診療報酬債権担保ローンのメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

    ・信用情報に履歴が残る
    ・診療報酬の3〜4ヶ月分の資金需要にも対応できる
    ・保証人・不動産担保が原則不要
    ・分割返済ができる

    ・借入が増える
    ・金利が高い
    ・取り扱う事業者が少ない
    ・必要書類が多い

    診療報酬債権担保ローンは金利は高めですが、診療報酬ファクタリングと融資のいいとこ取りをした資金調達方法です。

    助成金や補助金

    公的な助成金や補助金を利用するのも資金調達の手段として有効です。

    開業したばかりの医療機関の場合、各都道府県の「創業助成事業」と呼ばれる助成金を利用できます。

    制度の概要は各都道府県によって異なりますので、HPをチェックしてみましょう。

    東京都の場合は創業して5年以内の事業者に対して、経費の3分の2以内(上限400万円)の補助を受けられます。

    助成金や補助金のメリット・デメリットは以下の通りです。

    ・資金の返済が不要
    ・補助金・助成金の種類が豊富

    ・入金までに時間がかかる
    ・審査が厳しい
    ・1度しか利用できない

    手数料や返済の負担が少ないのは、開業したての医療機関にとって頼もしい味方です。

    診療報酬ファクタリングのメリット

    診療報酬ファクタリングのメリット

    診療報酬ファクタリングには以下5つのメリットがあります。

    ・負債にならない
    ・審査に通りやすい
    ・現金化が早い
    ・手数料が安い
    ・資金を自由に使える

    メリットを理解できれば、費用を抑えつつスピーディーに資金調達ができるようになります。
    ぜひ、最後まで読み進めてください。

    負債にならない

    診療報酬ファクタリングは債権の譲渡なので、負債になりません。

    そのため融資とは別枠で資金調達できます。

    「開業資金は調達したけど、追加で資金が必要になった」

    ファクタリングならこんな場面でも借入枠を気にせず利用できます。

    病院やクリニックを開業する場合、

    ・土地建物資金
    ・医療機器などの設備資金
    ・当面の運転資金

    などで数千万円〜億単位の金額を借りるので、追加で融資を申し込んでも断られる可能性があります。

    かといって金利が高い消費者ローンには手を出したくないですよね。

    この状況を脱出できるのがファクタリングです。

    ファクタリングを利用すれば、借入枠がいっぱいの方でも資金調達ができます。

    審査に通りやすい

    診療報酬ファクタリングは利用者の経営状態はそれほど重視しないので、審査に通りやすいです。

    そのため経営難や赤字の医療機関でも利用しやすい資金調達方法と言えます。

    審査では債権の信用力を中心に買取り判断が行われます。
    国保連・社保を相手にする診療報酬債権なら信用力がピカイチなので他のファクタリングよりも審査に通りやすいでしょう。

    診療報酬債権が証明できる請求書や入出金明細が用意できれば問題ありません。

    診療報酬ファクタリングなら財務内容に自信が無くても審査に通りやすいので、ぜひチャレンジしてみてください。

    現金化が早い

    診療報酬ファクタリングは申し込みから入金まで最短5営業日ほどなので、審査に1週間〜3週間かかる融資に比べるとスピーディーに資金が手に入ります。

    診療報酬は入金されるまでに2ヶ月ほどかかるので、その間に資金が足りなくなる恐れがあります。

    ファクタリングで手元資金を早めにプールしておくことであらゆる支払いに対応できますよ。

    以下のファクタリング会社は最短5営業日で資金調達ができるので急いでいる方におすすめです。

    • リコーリース
    • カイポケ
    • 三菱HCキャピタル

    診療報酬ファクタリングは入金スピードが早いので、急な出費が発生しても対応できます。

    手数料が安い

    診療報酬ファクタリングの手数料は安く、0%台で利用できるところも珍しくありません。

    診療報酬債権は信用力が高い国保連や社保に対するものなので、回収リスクが低く、一般的なファクタリングよりも手数料が安いです。

    一般企業を相手にするファクタリングの場合、倒産リスクがそれなりにあるので、10%を超える手数料を取られることもあります。

    参考までに診療報酬ファクタリングと一般的なファクタリングの手数料を以下の表で比較しました。

    スクロールできます
    介護報酬ファクタリング会社一般的なファクタリング会社

    カイポケ・・・0.8%
    三菱HCキャピタル・・・0.2%〜
    三菱UFJファクター・・・0.8%

    アクリーティブ・・・0.25%〜
    ビートレーディング・・・2〜9%

    アクセルファクター・・・1〜8%

    株式会社No. 1・・・1%〜

    ベストファクター・・・2%〜
    一般的なファクタリング会社は3社間の手数料を記載

    診療報酬ファクタリングは債権の信用力が高いので、手数料を安く利用できます。

    ファクタリングの手数料について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    資金を自由に使える

    診療報酬ファクタリングは資金の使い道に制限がなく、自由に使えます。

    例えば

    ・採用コスト
    ・人件費
    ・納税資金
    ・設備購入費

    など様々な用途で使えるので、自由度の高い資金調達方法です。


    設備や不動産に対する融資の場合、振込の明細や受領書等で資金を何に使ったか証明しなければいけないので、使い道に制限があります。

    ファクタリングは資金の使い道が自由ですが、別の借入の返済に使うのは控えましょう。
    資金繰りをさらに悪化させる恐れがあります。

    診療報酬ファクタリングは自由度の高い資金調達方法なので、様々な資金需要に対応できます。

    診療報酬ファクタリングのデメリット

    診療報酬ファクタリングのデメリット

    診療報酬ファクタリングには以下4つのデメリットがあります。

    ・受け取る報酬が減る
    ・長期的に資金繰りが悪化する可能性
    ・診療報酬ファクタリングを取扱う会社が少ない
    ・悪質な会社が存在する

    1つずつ解説します。

    受け取る報酬が減る

    ファクタリングを利用した場合の入金額は、診療報酬債権額より少なくなります。

    診療報酬金額から手数料を引いたり、掛け目を乗じているからです。

    掛け目とは債権の額に一定の率(80〜90%)を掛け、その額を上限に買い取り額を決定するものです。

    例えば、内科クリニックを営む開業医が100万円の診療報酬債権を掛け目85%、手数料1%でファクタリングした場合を見ていきましょう。

    計算式は以下の通り

    (診療報酬債権額100万円×掛け目85%)ー手数料1万円=84万円
    従って実際に口座に入金される金額は84万円です。

    残りの15%分は本来の診療報酬が入金される日に、ファクタリング会社を通じて返金されます。

    診療報酬ファクタリングを利用する場合、掛け目と手数料で受け取る報酬が少なる点に注意しましょう。

    長期的に資金繰りが悪化する可能性

    ファクタリングに頼りすぎると、資金繰りをさらに悪化させる恐れがあります。

    たしかに、ファクタリングは診療報酬を早く受け取れるので、資金繰りを一時的に改善させるでしょう。

    しかし、ファクタリングを利用すると、本来の期日に診療報酬は入金されません。ファクタリングに依存していると自力で資金のやりくりができなくなります。

    これではファクタリングがないと生き残れない「ゾンビ企業」になってしまいます。

    ファクタリングは手数料がかかるので、過度な利用は資金繰りを余計に悪化させるでしょう。

    上手く使えば事業を軌道に乗せることができますが、その反面入金を早めてしまうので、まさに「諸刃の剣」です。

    ファクタリングは確かに便利ですが、頼りすぎない経営を目指しましょう。

    診療報酬ファクタリングを取扱う会社が少ない

    診療報酬ファクタリングは取り扱う会社が少ないので、サービスを選ぶ選択肢が限られてしまいます。

    診療報酬を扱うには専門の知識が必要なので、ファクタリング会社でも取り扱っていないケースが多いです。

    参考までに診療報酬ファクタリングを取り扱っている会社を以下に抜粋します。

    • カイポケ
    • 三菱HCキャピタル
    • NSパートナーズ
    • 三菱UFJファクター
    • アクリーティブ
    • No. 1
    • ビートレーディング

    こちらの7社は実績が豊富なので、安心して利用できますよ。
    手数料も良心的です。

    悪質な会社が存在する

    ファクタリングは融資と比べると法的な規制が緩く、悪質な業者が多いのが現実です。
    そのためしっかりとした知識を身につけることで詐欺から身を守る必要があります。

    本当に詐欺に遭った場合、見極めができますか?


    ファクタリングは貸金業のような登録や認可が必要ないので、誰でも営業できてしまうのが現状です。
    「ファクタリングだと思っていたら実は融資の契約をさせられていた」なんてことも実際に発生しています。

    騙されないためにも以下の点には特に注意してください。

    ・分割返済OKになっていないか
    ・最終的に利用者が弁済する契約になっていないか
    ・実態のある会社か
    ・法外な手数料を取られていないか

    詐欺から身を守るためには善悪を判断できるファクタリングの知識が必要です。

    悪質なファクタリング会社について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    ファクタリングの詐欺について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    診療報酬ファクタリングおすすめ業者

    おすすめのファクタリング会社は以下の5社です。

    カイポケ

    引用:カイポケ
    手数料0.8%
    現金化までのスピード5営業日以内
    買取額の上限非公開
    掛目80%
    保証人・担保不要
    必要書類・ファクタリング契約書
    ・早期入金サービス申込書
    ・過去6ヶ月分の請求書
    ・支払決定額通知書
    ・直近1ヶ月分の明細書コピー
    ・債権譲渡通知書
    ・預金通帳のコピー
    ・登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
    ・印鑑証明書(発行から2ヶ月以内の原本)
    公式サイト詳細はこちら

    運営会社「株式会社エスエムエス」は東証プライムに上場しており、信頼度はピカイチです。
    ファクタリングは1,800法人以上に利用されていて、実績も十分あります。

    手数料が0.8%で利用でき、コストを抑えて資金調達できます。

    3ヶ月利用すれば違約金や解約手数料がかからないので、スポットで資金が欲しい方でも利用しやすいですよ。

    • 信頼できる会社と取引したい
    • 短期的な資金需要が発生した
    • 手数料を抑えたい

    そんな方におすすめなファクタリング会社です。

    三菱HCキャピタル

    手数料0.2%〜
    現金化までのスピード最短5営業日
    買取額の上限診療報酬1〜2ヶ月分
    掛目80%
    保証人・担保不要
    必要書類・各種報酬請求書
    ・各種支払決定額通知書
    ・事業所の指定通知書
    ・印鑑証明書
    ・履歴事項全部証明書
    公式サイト詳細はこちら

    三菱HCキャピタルは三菱グループに属し、プライム市場に上場するリース最大手の企業です。

    豊富な資金力を活かし、業界最低水準の0.2%〜の手数料で利用できます。

    また、全国どこでも非対面で利用可能です。

    ・電子メール
    ・電話
    ・郵送

    で手続きが完結するので、多忙な方でも利用しやすいでしょう。

    数百万円〜数億円の幅広い債権に対応できるので、事業規模を問わず買取りをしてくれます。

    ・手数料が1番安いところにしたい
    ・多忙で店舗に行く時間がない
    ・大規模な売掛債権を抱えている

    そんな方は三菱HCキャピタルがおすすめです。

    NSパートナーズ

    引用:エヌエスパートナーズ
    手数料0.2〜0.8%
    入金までのスピードおよそ2週間
    買取額の上限診療報酬1〜5ヶ月分
    掛目85%
    保証人・担保原則として代表者
    必要書類・履歴事項全部証明書
    ・法人概要、沿革
    ・確定申告書の写し3期分
    ・決定通知書(国保・社保)
    ・請求書
    公式サイト詳細はこちら

    エヌエスパートナーズは東証プライムに上場する株式会社JMDCのグループの子会社で、信頼度は申し分ありません。

    ファクタリングのみならず、医療機関に対するコンサル業務も行っています。
    経営陣も医療・介護経営のスペシャリストが揃っているので、専門的なサポートが期待できます。

    0.2%〜の業界最安水準の手数料が魅力的で、コストを抑えた資金調達が可能です。


    借り換えのニーズがあるお客さまにも柔軟に対応することで

    • 手数料が高い
    • 調達額が足りない
    • キャッシュフローを改善したい

    などの悩みを解決してきた確かな実績があります。

    手数料を抑えつつも、専門的なアドバイスを受けたい方におすすめのファクタリング会社です。

    MUFG

    手数料0.8%
    現金化までのスピード4営業日
    ※初回取引は1ヶ月弱
    買取額の上限1ヶ月あたり20〜500万円
    掛目100%
    (500万円まで)
    保証人・担保不要
    必要書類・保健医療機関指定通知書
    ・院長の医師免許証
    ・院長の保険医登録票
    ・診療報酬入金口座の通帳
    ・診療報酬請求書(2ヶ月分)
    ・支払額決定通知書(2ヶ月分)
    ・確定申告書
    ・納税証明書
    ・代表者の本人確認書類
    公式サイト詳細はこちら

    三菱UFJファクターは手数料を一律0.8%としているため手数料体系がわかりやすいのが特徴です。

    1ヶ月の限度額は500万円までですが、掛け目が100%なので診療報酬を全額ファクタリングできます。

    ご利用は毎月でも、必要な時だけでも大丈夫です。契約は1年更新型で中途解約もできますよ。

    初回取引時は審査に1ヶ月弱かかりますが、取引開始後は申し込みから4営業日後には資金化が可能です。

    申込時、面談不要なので忙しい方でも利用しやすいファクタリング会社です。

    日本一の規模を誇るMUFGグループなので、信頼度は揺るぎないものがあります。

    • 審査で手数料が上下するのが不安
    • 債権全額を買取りしてほしい
    • ファクタリングに怪しさを感じている

    そんな方におすすめのファクタリング会社です。

    アクリーティブ

    引用:アクリーティブ
    手数料0.25%〜
    入金までのスピード約10営業日
    買取額の上限診療報酬3ヶ月分まで
    ※金額の上限下限なし
    掛目80〜95%
    保証人・担保原則不要
    必要書類・事業所情報(指定通知書)
    ・保険請求入金資料
    (診療報酬請求書、支払決定額通知書)
    ・納税証明書
    ・財務資料
    (確定申告書/決算書/勘定科目内訳 等)
    ・口座情報(通帳写し等)
    公式サイト詳細はこちら

    アクリーティブは医療機関が抱える経営課題に対して

    • ファイナンス
    • コンサルティング
    • BPOサービス

    ※BPO・・・業務の一部を利用者から受託または、サポートすること

    の3点から専門的なサポートができるのが特徴です。

    実績も豊富で、ファクタリングでは毎月2,000億円前後の買取りを実施しています。
    経験豊富な医療経営のプロに資金繰りの相談ができますよ。

    診療報酬3ヶ月分までなら金額の上限はないので、規模の大きな医療機関でも使いやすいファクタリング会社です。

    申し込みは専用サイトから必要書類をアップロードするだけなので、忙しい方でも利用しやすいでしょう。

    • 医療分野に専門知識がある会社に頼みたい
    • ロッドの大きな診療報酬債権がある
    • 忙しくて店舗に行く時間がない

    こんな方におすすめなファクタリング会社です。

    診療報酬ファクタリングの流れ

    診療報酬ファクタリングに申し込む場合、手続きは以下の4ステップです。

    ファクタリング会社によって必要書類や手続きは多少異なりますが、基本的な流れは同じです。

    1つずつ解説しますね。

    1.申し込み

    必要書類を用意し、まずは申し込みからスタートです。

    必要書類は以下を用意しておきましょう。(※ファクタリング会社によって多少異なります)

    • 診療報酬請求書
    • 支払額決定通知書
    • 履歴事項全部証明書
    • 納税証明書
    • 確定申告書の写し
    • 代表者の本人確認書類
    • 通帳の入出金明細

    Webで完結するファクタリング会社なら書類をアップロードすれば、来店不要で手続きができますよ。

    必要書類は正確に用意するのが審査を早く通過するコツです。

    申し込みの段階でわからない点や不安点は審査に進む前に、問い合わせをして解決しておきましょう。

    2.審査

    必要書類を提出したらいよいよ審査です。
    審査にかかる時間はおよそ1週間ほど。途中で追加書類の提出を求められることがありますが、快く対応しましょう。

    審査では診療報酬債権の信用力を中心に買取り判断を行います。

    診療報酬ファクタリングの場合、債務者である国保連・社保の信用力が高いため、一般的なファクタリングよりも審査に通りやすい傾向にあります。

    ファクタリングでは利用者の財務状況はそれほど重視しないので、開業したばかりのお医者さまでも審査に通りやすいですよ。

    3.契約

    審査に通過した後にファクタリング会社と債権譲渡契約を結びます。

    契約後は後戻りができないので、最後の砦だと思って内容をよく確認しましょう。

    確認する内容としては

    ・手数料
    ・金額
    ・諸条件

    などです。申し込んだ内容と違わないか要チェックです。

    契約書の控えは必ず貰うようにしてください。

    4.現金の受け取り

    契約が終わるとファクタリング会社から入金があります。

    振り込まれるのは、診療報酬債権に掛け目(80〜90%)かけて手数料を差し引いた金額です。

    残りの金額は診療報酬の請求が認められれば、ファクタリング会社経由で支払われます。

    【要注意】診療報酬ファクタリング利用前の注意点

    診療報酬ファクタリングを利用する前に以下の2点をよく確認しておきましょう。

    ファクタリングには悪質な業者がいるので、思ってた内容と違う契約をしないためにも、確認は念入りに行うべきです。

    手数料の確認

    診療報酬ファクタリングの手数料相場は0.2〜1.0%なので、相場をしっかり把握しておきましょう。

    悪質な業者は法外な手数料を要求してくることが多いです。後になって追加で手数料を要求してくることもあるので、要注意です。

    契約条件の確認

    契約時には利用条件をよく確認しておきましょう。


    特に以下の内容については、不当な契約をさせられていないか要チェックです。

    • 金額は申し込んだ内容と相違ないか
    • 手数料は妥当か
    • 期日までの期間は妥当か
    • 債権を買い戻す条項が含まれていないか
    • 契約解除の条件
    • 違反した場合の資金返還について
    • 自分だけが損害賠償責任を負わされていないか
    • 不当な内容を押し付けられないか

    信頼できる会社は利用者に不利な内容ほど丁寧に説明してくれます。
    説明が物足りないと感じたら遠慮なく問い合わせをしてみましょう。

    ご自身を守るためにも契約条件の確認は必須ですよ。

    診療報酬ファクタリングに関するよくある質問

    診療報酬債権流動化とは?

    債権買取りを目的に作られた会社(SPC)が診療報酬債権を買い取るものです。


    一見するとファクタリングと変わりありませんが、債権買取りの資金はSPCを立ち上げた銀行がファイナンスをします。

    銀行としては地域医療機関の多様化する資金ニーズにスピーディーに応えていきたい狙いがあります。

    診療報酬債権担保ローンとは?

    診療報酬債権を金融機関に担保として差し出し、融資を受けられるローンです。

    ファクタリングと似ていますが、融資なので負債も増えますし、信用情報にも影響を与えます。

    赤字でも利用でき、分割返済もできるので、ファクタリングと融資のいいとこ取りをした資金調達方法です。

    ただ、手数料はファクタリングよりも高めなので注意しましょう。

    診療報酬ファクタリングで診療報酬債権の譲渡は禁止?

    診療報酬の債権譲渡は禁止されておらず、ファクタリングのように債権を買い取ってもらうことでスムーズに資金調達ができるようになっています。

    以前までは譲渡禁止特約がついた契約が結ばれるなどして、債権者の自由な資金調達が阻害されていました。
    しかし、2020年に債権法が改正され債権の譲渡が自由にできるようになり、ファクタリングのような資金調達方法が普及しつつあります。

    診療報酬ファクタリングの市場規模は?

    診療報酬ファクタリングは調剤薬局の増加により少しずつ規模を拡大しています。

    以下は債権譲渡をした医療機関の推移を表した表です。

    スクロールできます
    年度医療機関数通知書数金額前年比増減
    令和2年度7,0424,00450,079,718
    令和3年度7,5714,10355,331,570+10.4%
    令和4年度8,0214,30756,650,754+2.3%
    社会保険診療報酬支払基金「令和4年度診療報酬等債権譲渡・差押等処理状況」を元に筆者作成

    少子高齢化による人口減や物価高によって今後の医療機関の経営はますます厳しくなるでしょう。
    スピーディーに資金調達できるファクタリングを活用すれば、資金繰りの悩みも解決できますよ。

    介護報酬ファクタリングとの違いは?

    介護報酬ファクタリングは介護報酬債権を買い取るので、取り扱う債権の種類が異なります。

    基本的な仕組みは同じです。介護報酬と診療報酬をまとめて「医療ファクタリング」と呼ぶこともあります。

    どちらもスピーディーに魅力的な手数料で利用できるので、おすすめの資金調達方法です。

    介護報酬ファクタリングについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    診療報酬ファクタリングの手数料は?

    診療報酬ファクタリングの手数料は1ヶ月あたり0.2〜0.8%なので、一般的なファクタリングよりもコストを抑えて利用できます。

    診療報酬は債務者が国保連・社保なので、信用力が高く、貸倒リスクが低いため、魅力的な手数料を提供できるわけです。

    医療機関なら診療報酬ファクタリングでコストを抑えた資金調達ができます。

    ファクタリングの手数料について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

    【まとめ】診療報酬ファクタリングで資金難を乗り越えられるか決まる

    この記事では診療報酬ファクタリングについて解説しました。
    開業したばかりの医療機関でも利用しやすいのが診療報酬ファクタリングです。

    メリット・デメリットとしては以下を紹介しましたね。

    メリット
    • 負債にならない
    • 審査に通りやすい
    • 現金化が早い
    • 手数料が安い
    • 資金を自由に使える
    デメリット
    • 受け取る報酬が減る
    • 長期的に資金繰りが悪化する可能性
    • 診療報酬ファクタリングを取扱う会社が少ない
    • 悪質な会社が存在する

    ぜひこの記事を繰り返し読んでいただき、診療報酬ファクタリングの知識をしっかり身につけましょう。

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