一時のときめきや心の隙間を埋めてくれる存在として始まることの多い“不倫関係”。しかし、どんなに燃え上がっていたとしても、その関係には必ず“終わり”が訪れる瞬間があります。
では、なぜ不倫は終わってしまうのでしょうか？ その背景には、関係の本質的な脆さと現実の重さが潜んでいます。
不倫に終わりが訪れる理由や法律的なリスク、既婚者が不倫を終わらせたがっているサインや不倫を終えたときの心の変化やその対処法について解説します。
当サイトでは「不倫相談が当たる占い師」も紹介しています。
不倫や複雑恋愛でお悩みの方はチェックしてみて下さい！
占い師：七色 翡翠
鑑定歴 ：5,000人以上/10年以上
専門分野：恋愛、結婚、禁断の愛
日刊ゲンダイ社「コクハク」で読者のお悩み相談・月間占いを連載中
ルノルマンカードの専門家としてメディア連載やメール鑑定を行っています。波動を読み取り霊視と組み合わせた占術に定評があり、進路相談や禁断の愛など特殊な相談も得意としています。
不倫の終わりが訪れる理由とは？
罪悪感や良心の痛み
将来が見えなくなる不安
バレそうになった・バレた
どちらか一方だけに本気の恋愛感情が生まれた
相手の態度が変わった
理由1：罪悪感や良心の痛み
不倫は、少なからず誰かを傷つけている関係です。
最初は感情のままに突き進めても、時間が経つにつれて「自分は何をしているのだろう」と罪悪感に苛まれることがあります。
夫や子どもなどの家族に対する裏切り、周囲への後ろめたさ——。こうした良心の痛みが徐々に心を蝕み、関係を終わらせる引き金となるのです。
理由2：将来が見えなくなる不安
不倫関係には、将来の明るいビジョンが描きにくいという現実的な面があります。
どんなに相手を好きでも「この関係に未来はあるのだろうか」「いつまで隠れて会い続けるのか」といった漠然とした不安が積み重なります。
「このまま時間を浪費していいのか？」という気持ちが強くなればなるほど、関係を続ける意味が見いだせなくなり、別れに向かうのです。
理由3：バレそうになった・バレた
不倫における最大のリスクのひとつが「バレること」です。スマホの履歴やLINEの通知、行動の不自然さから疑われ、予想外の終焉を迎える例は少なくありません。
実際にバレてしまえば、離婚問題や職場での信用失墜などの大きな代償も払うでしょう。そうなる前に「これは危険すぎる」と判断し、関係を断ち切るケースもあります。
理由4：どちらか一方だけに本気の恋愛感情が生まれた
不倫は、立場や目的が対等とは限らない関係です。どちらか一方が本気になってしまい、もう一方は「遊びなのに」という温度差が生まれると、関係は一気に崩れます。
片思いになってしまった側は苦しんだ末に期待を裏切られたと感じ、もう続けていけないという気持ちに変わっていくのです。
理由5：相手の態度が変わった
最初は優しくてまめに連絡をくれたり時間を割いてくれたりした相手でも、態度が徐々に変化していく場合があります。
会う頻度が減った、返信が遅くなった、言動に冷たさが感じられる…などの変化に「もう飽きられたのかもしれない」と不安になると、信頼が揺らいでいきます。気持ちが冷めれば、終わるのは時間の問題です。
既婚者が不倫を終わらせたいときに見せるサイン
不倫関係は、始まりよりも「終わり」のサインを見極めるほうがずっと難しいものです。
相手が既婚者だと「はっきり別れを告げられない」「関係を自然消滅させたい」と考えて、言動の中にサインを滲ませてくる例も多くあります。
既婚者が不倫を終わらせたいと考えているときに見せる5つの典型的なサインを解説します。
サイン1：連絡頻度が減る
サイン2：会う回数が明らかに減る
サイン3：将来の話を避ける
サイン4： 急に「罪悪感」や「家庭の話」をし出す
サイン5：相手に対する気遣いがなくなる
サイン1：連絡頻度が減る
今まで毎日のようにやり取りしていたのに、急にLINEの返信が遅くなる、電話が減るといった変化が現れたら要注意です。
忙しいふりをしたり「ごめん、寝てた」と言い訳をしたりする一方で、どこかに素っ気なさも感じるならば、相手が距離を置き始めているサインかもしれません。
サイン2：会う回数が明らかに減る
「仕事が忙しくて」「家庭の用事があって」などの言い訳とともに以前よりも明らかに会えなくなってきたならば、関係をフェードアウトさせたい気持ちの表れです。
「会いたい」という気持ちが本当にあれば、どんなに忙しくても時間は作るもの。不自然なスケジュールの変更が続くなら、相手の心の中で何かが変わっている可能性が高いでしょう。
サイン3：将来の話を避ける
「もし一緒にいられたら」「いつかは…」といった希望的な話題に触れようとすると、話をそらしたり曖昧な返事しかしなくなったりした場合も要注意です。
将来について語らなくなるのは、すでにその関係に“未来はない”と感じている証かもしれません。
サイン4： 急に「罪悪感」や「家庭の話」をし出す
これまでは家庭の話を避けていたのに「子どもが成長してきて…」「最近、妻に申し訳なくて」などと急に家庭の話題を持ち出してくるのは罪悪感の表れです。
背景には、「そろそろ潮時かもしれない」という思いと、不倫相手に対する“やんわりとした別れのメッセージ”が込められている可能性があります。
サイン5：相手に対する気遣いがなくなる
以前は「疲れてない？」「寒くない？」と細かく気遣ってくれていたのに、無関心になり不倫相手の感情への反応が鈍くなったならば、不倫関係への情熱が冷めている証です。
気遣いは、相手への思いやりと愛情のバロメーターです。これが減ってきたときには、関係も終わりに近づいているサインと言えるのです。
不倫の終わりに関連する法律的なリスクとは？
不倫関係が終わるときには、感情だけでは済まされない「法律的な代償」が発生する可能性も低くありません。
現実の世界では民事訴訟や名誉毀損、社会的信用の失墜といった深刻な問題が待っている場合もあります。
不倫の終焉に伴って起こりうる法律的リスクについて、代表的な4つのポイントを解説します。
慰謝料請求（民事訴訟）
名誉毀損・プライバシー侵害
職場・社会的信用への影響による金銭的負担
慰謝料請求（民事訴訟）
不倫の最も現実的なリスクは「配偶者からの慰謝料請求」です。
法律上、配偶者のいる人と肉体関係を持つ不貞行為は民法709条の不法行為に該当する可能性があります。
そのため、関係が発覚すると、不倫相手が配偶者から慰謝料を請求されても不思議ではありません。
一般的な慰謝料の相場は数十万円〜300万円程度ですが、婚姻期間の長さや不倫期間、離婚に至ったかどうかなどの事情によっても金額は大きく変わります。
名誉毀損・プライバシー侵害
不倫の事実が第三者に漏れると、名誉毀損やプライバシーの侵害に発展するリスクもあります。
たとえば、別れた不倫相手がSNSや職場などで情報を漏らした場合には、その内容によって法的措置を取られる可能性もあります。
また、不倫された側が怒りから「不倫相手を晒す」といった行動に出る事例もあります。この場合も名誉毀損での訴訟が発生する可能性があります。
職場・社会的信用への影響による金銭的負担
法律上の制裁だけでなく、社会的制裁も無視できません。
不倫が職場に知られると、懲戒処分・降格・左遷などが発生する例もあります。
特に社内不倫には厳しい判断が下されやすく、会社のコンプライアンス規定違反として正式に処分されるケースも少なくありません。転職やキャリアの喪失、金銭的な損失によって生活基盤が大きく揺らぐリスクも隣り合わせです。
刑事罰の可能性はあるのか？
日本の法律では、不倫（不貞行為）自体に刑事罰は原則として課されません。かつては「姦通罪」という法律が存在していましたが、現在では廃止されています。
ただし、ストーカー化や盗撮や盗聴、住居侵入などがあった場合には、不倫そのものではなくこれらの行動によって刑事事件に発展する可能性もあるでしょう。
不倫の終わりを迎えた男女の心理
不倫という関係の終焉は、普通の別れとは違う複雑で深い感情を残します。
不倫の終わりを迎えた男女それぞれの心理、そして共通する心の揺れについて占い師が解説します。
【男性側の心理】未練・虚無感・自己正当化
【女性側の心理】後悔・喪失感・自己嫌悪
【男女に共通する感情】「やっぱりこれは恋じゃなかったのかも」
【男性側の心理】未練・虚無感・自己正当化
不倫関係が終わったときに多くの男性には「未練」を残しながらも、それを表に出さない傾向があります。
日常に戻ってもふとした瞬間に思い出しますが、表面上は「あれは仕方なかった」「これでよかったんだ」と自分を納得させようとする自己正当化が働きがちなのが特徴的です。
家庭を守るべき立場や社会的な責任によって「感情を整理する暇もなく、日常に飲まれていく」のが、男性側に多い心理的プロセスですが、何かの拍子に強い虚無感に苛まれる男性も少なくありません。
【女性側の心理】後悔・喪失感・自己嫌悪
女性が不倫の終わりに抱きやすいのは「後悔」と「自己嫌悪」です。
「なぜあの人を信じたのか？」「自分自身を粗末にしてしまった」と、自分を責めるような感情に陥りがちな傾向もあります。
相手を本気で愛していたほど、関係が終わったあとに想像以上の喪失感に見舞われる女性も多く、不倫ゆえに別れの痛みを誰かと共有することもできず、深い孤独を感じやすい面もあります。
既婚男性に本気になってしまった場合には、“自分への怒り”や“恥ずかしさ”が後から押し寄せ「もう恋なんてできないかも」と自信を失ってしまう女性も少なくありません。
【男女に共通する感情】「やっぱりこれは恋じゃなかったのかも」
不倫関係の終わりに直面したときに男女問わずにふと心に浮かびがちなのが、「あれは本当に恋だったのだろうか？」という疑問です。
日常から逃げたかったのかもしれないし、寂しさを埋めてほしかっただけかもしれない…などと好きだと思っていたのは誤りで、心の隙間を埋める一時的な関係に過ぎなかったのかもしれないと考え、落ち込みがちです。
不倫を終わらせたいときに考えるべきこと
不倫は始まりが曖昧だった分だけ、終わり方を間違えると長く尾を引いてしまうことがあります。
後悔やトラブルをできる限り避けるためにも、終わり方には“覚悟”と“配慮”が必要でしょう。
不倫を終わらせたいと思ったときに考えるべきことをお伝えします。
感情に流されない冷静な判断を持つ
相手に傷を残さない別れ方を探す
「自然消滅」と「明確な別れ」のどちらが相応しいかを考える
1. 感情に流されない冷静な判断を持つ
不倫関係を終わらせたいと感じるときには、罪悪感・不安・倦怠・焦燥などの強い感情が交錯しています。
そこで感情に任せて突然連絡を断ったり感情的に別れを告げたりしてしまうと、相手の逆上や執着を招くリスクもあります。
別れにおいてまず大切なのは「なぜ終わらせたいのか」という自分の気持ちの“根っこ”を見つめること。別れる理由が明確になると、自分自身に納得のいく決断ができ、感情に流されにくくなります。
2. 相手に傷を残さない別れ方を探す
どちらか一方が「終わりたい」と思ったときに、一方的に断ち切ってしまうと感情のもつれからドロ沼へと向かいがちです。
そのため相手への配慮を欠かさずに、相手が気持ちを整理できる余地を与える別れ方が理想です。
関係性や相手の性格にもよりますが、責任を相手に押しつけないように気をつけながら、相手の存在を否定しない心がけも必要です。また別れ際には感謝の気持ちを伝えられると、不要な傷や恨みを残さずに関係を終わらせやすいでしょう。
3. 「自然消滅」と「明確な別れ」のどちらが相応しいかを考える
不倫は特殊な関係性なので「自然消滅を狙うか、はっきり別れを伝えるか」という点は、終わり際に悩む人も多いテーマです。
自然消滅には、相手を傷つけにくく直接的な対立を避けやすいメリットがある一方で、相手に「まだ続いている」と思わせてしまったり未練や執着を引きずらせてしまったりするリスクもあります。
他方で、明確な別れには関係をきちんと終わらせることができ、相手も気持ちを整理しやすいメリットがある一方で、別れ話に合意できず長引いてしまうデメリットもあります。
どちらの別れ方が適しているかは、相手の性格・感情の深さ・関係の長さなどによっても変わるため、別れ話を切り出す前に
しっかり考えて行動すると良いでしょう。
【ケース別対処】バレずに不倫を終わらせる方法
不倫関係に終止符を打とうとするときに「どうすればバレずに終われるか」というのも、現実的な問題でしょう。
不倫の終わり方をめぐる「ケース別の対処法」を占い師が紹介します。
【既婚者側の場合】配偶者に気づかれない距離の置き方
【独身側の場合】「別れの理由」を納得してもらう伝え方
【ダブル不倫の場合】双方に最もダメージが少ない別れ方を選ぶ
職場不倫・社内恋愛などの特殊なケース・・・周囲に疑われない振る舞い
共通の知人がいる場合の注意点・・・思わぬ「噂」に気をつける
【既婚者側の場合】配偶者に気づかれない距離の置き方
既婚者が不倫をやめたいと考えたならば、最大のリスクは「配偶者に関係がバレること」です。
バレないためには急な変化を避け、少しずつ距離を取るのが基本です。
徐々に連絡の返信スピードを落として会う頻度を減らしていくなど、重要なのは“冷たく切り捨てる”のではなく、相手の感情に着地点をつくることです。
【独身側の場合】「別れの理由」を納得してもらう伝え方
独身側が不倫を終わらせたいときには、相手が既婚者であるがゆえに、相手からの引き止めや曖昧な希望を断ち切る必要があります。ここで重要なのは相手を責めず、でも一貫した意志を持って伝える点です。
感情的にならず、「この関係を続けても私は幸せになれないと気づいた」など“未来”に目を向けた別れの理由が、相手を納得させやすく、さらには執着を生みにくくします。
【ダブル不倫の場合】双方に最もダメージが少ない別れ方を選ぶ
ダブル不倫は、お互いに配偶者がいるために「別れ＝バラされるかも」という不安が付きまといます。そのため、どちらか一方が一方的に切ると、報復のような行動に出る可能性もゼロではありません。
合意による別れを目指すのがバレないための基本で、「お互いの家庭を守るために終わりにしよう」などと双方の目的を一致させる言い方が効果的でしょう。お互いの“秘密”を共有している関係だからこそ、丁寧な出口戦略が必要なのです。
ダブル不倫の占いについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
職場不倫・社内恋愛などの特殊なケース・・・周囲に疑われない振る舞い
職場不倫はバレたときのリスクが非常に高く、最悪の場合には処分・退職・左遷などもあり得ます。終わらせるときには周囲に疑われない振る舞いと、業務上の距離の取り方が肝です。
急に業務連絡のトーンや頻度を変えるとかえって目立つので、可能であれば、人事異動やチーム変更などを理由に自然な距離を作るのが得策です。
共通の知人がいる場合の注意点・・・思わぬ「噂」に気をつける
共通の友人・同僚・ママ友などがいる場合には、別れた後にどちらかが話すことで関係がバレるリスクが上がります。
別れによって傷つけられた側は知人に愚痴や相談をする可能性も高く、意図せずに関係が表に出るケースも考えられます。
「誰にも話さないで」と伝えたとしても、“噂”は思わぬ形で広がります。別れると同時に不倫を「なかったこと」に近づけるのがバレないための最善策ですので、不倫をしていた証拠はできる限り残さないのが鉄則でしょう。
不倫が終わったあとの気持ちの変化と立ち直り方
人に言えない関係だったからこそ、別れを誰にも相談できず、自分だけで抱え込んでしまうことも多いのが「不倫」です。
不倫が終わったあとに心がどう変化し、どうやって前を向いていけるのか。4つのポイントに分けて「気持ちの整理」と「立ち直るヒント」を占い師が説明します。
喪失感とうまく付き合うために心を整理する
「また会いたい」と思ったときに我慢する心得
不倫への罪悪感を手放すためにできること
同じ過ちを繰り返さないために自己理解を深める
1. 喪失感とうまく付き合うために心を整理する
「不倫でも、確かに“恋”だった」と思える関係ほど、別れのあとに襲ってくる喪失感は深く、長引きがちです。
会えない現実を受け止められず、一緒にいた時間が嘘だったかのように感じてしまうのは、ごく自然な感情です。
このときには無理に「忘れよう」とするよりも、まずは“悲しんでいい”と自分に許可を出すと、心の整理につながります。
また、感情は抑え込むほど長く心の中に残りやすいことから、日記を書く・信頼できる友人に話す・カウンセリングを利用するなど、感情を“外に出す”ことも大切です。
「ちゃんと終わらせる」ためにも、今ある気持ちを丁寧に見つめていきましょう。
2. 「また会いたい」と思ったときに我慢する心得
不倫を終えて時間が経過すると「また会いたい」「あの頃に戻りたい」という思いが、ふと顔を出すことがあります。
空虚な日常に虚しさを覚えたり、新しい出会いがなかったりすると、過去の関係がより輝いて見えてしまうものです。
過去の不倫相手に会いたくなるのは、心が弱っている証拠です。「あの頃は幸せだった」ではなく「今はどうしたいのか」に目を向け、一時的な寂しさよりも、長期的な自己肯定感を大切にしましょう。
3. 不倫への罪悪感を手放すためにできること
不倫の終わりには、喪失感と同じくら、罪悪感が心に残りがちです。
相手の家族を傷つけたかもしれない罪悪感や誰かの時間を奪ってしまった不安に、ひとりで苦しむ例は少なくありません。
大切なのは過去の自分を責め続けることではなく、「なぜそうなったのか」を理解して自分を赦すこと。自分の寂しさや弱さと向き合い、反省はしても自分を否定しないよう心がけましょう。
心の中で「私もよくがんばったよね」と自分に声をかければ、少しずつ前に進めるようになります。
4. 同じ過ちを繰り返さないために自己理解を深める
不倫が終わった後に本当にすべきことは「後悔」ではなく「自分を深く知ること」です。不倫という許されない関係を選んでしまった理由や、何を満たしたくて不倫をしていたのかといった問いに向き合うと、「恋愛の癖」や「自分の心のパターン」が少しずつ見えてきます。
過ちに対してちゃんと立ち止まり、「この先は大丈夫？」と自分に問いかける余裕が生まれれば、再び間違った関係を選ぶリスクを避けられるでしょう。
不倫を終わらせてよかったと思える未来のために知っておくべきこと
不倫関係に終止符を打ったあとは、心にぽっかりと穴があくような感覚や「あれは間違いだったのかもしれない」という複雑な感情が押し寄せます。
でも、あなたが「終わらせよう」と決めたその選択には、きっと意味があるはず。
「本当にあの時、終わらせてよかった」と心から思えるようになるために、今、知っておいてほしいことがあります。
健全な人間関係・恋愛とは何か
信頼できる相手との出会いを大切にする
自分を責めない、でも反省は必要
専門家やカウンセラーへの相談も選択肢に入れる
1. 健全な人間関係・恋愛とは何か
恋愛とは本来、安心感や信頼、未来への希望が伴うもの。
苦しみや隠しごと、不安に支配される関係が続くと、次第に“それが普通”になって麻痺してしまいます。
・お互いを尊重し合って対等であること
・無理をせずに自然体でいられること
・将来について前向きに語れること
こういった健全な人間関係には不可欠な要素をあらためて思い出し、不倫関係がいかに歪んだ関係であるかを見つめてみましょう。
2. 信頼できる相手との出会いを大切にする
不倫を経験すると、「自分はどうせ選ばれない存在」「また誰かの“二番手”になるのではないか」といった自己否定感を抱えがちです。
しかし、たまたま過去の出来事がそうだっただけであって、あなたの価値が低いわけではありません。
過去を断ち切ったのですから、これからは本当に自分を大切にしてくれる相手に目を向けられるようになっていくと信じましょう。
3. 自分を責めない、でも反省は必要
必要以上に自分を否定し続けると、心を壊す原因になります。
不倫について考えるときに大事なのは、責めることではなく「反省」することです。
過去の不倫を“失敗”ではなく、“気づき”として受け入れることができたときに、未来の選択肢は大きく広がります。
4. 専門家やカウンセラーへの相談も選択肢に入れる
不倫の悩みは「誰にも話せないこと」が最大のストレスです。
終わらせた不倫に関しても、ひとりで悩みを抱え続ける場合が多いことから、感情を整理できずに引きずってしまいがちでもあります。
感情を整理するサポートの手段として、終わった不倫に関する悩みから自分を守るためにも、プロの力を頼る選択肢を持っておきましょう。
誰にも言えないときには電話占いに相談を
カウンセリングには抵抗があるときには、電話占いを活用しましょう。
“匿名で話せる場”があるというだけで、心の負担が大きく軽減されます。
その場しのぎではなく、立ち直るきっかけとして占い師の助言を聞くと、心の再出発に役立つ手段のひとつになり得るでしょう。
PR：エキサイト
不倫に関する電話占いについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
不倫の終わりによくあるQ&A～既婚男性の心理を読み解く～
不倫関係が終わったあとに多くの女性が感じるのは「彼の本音は何だったの？」「本当に終わってよかったの？」という疑問と葛藤です。
占い師が実際によく寄せられる5つの質問に答える形で、既婚男性の別れ際の心理や行動についてわかりやすく解説していきます。
既婚者同士で別れた後の男性心理は？
既婚者の「大好きだからさよなら」は本心ですか？
O型とA型の既婚男性では別れた後の心理に違いがある？
既婚男性が引きずる別れ方は？
既婚男性は別れた後に未練がないのですか？
Q1. 既婚者同士で別れた後の男性心理は？
A1：理性と感情の板挟み。見た目よりも複雑な感情を抱えています。
既婚男性は、別れた後すぐは「これでよかった」「家庭を守らなければ」と割り切っているように見えがちですが、時間が経つと徐々に喪失感や虚無感を感じ始める傾向もあります。
ただし男性の多くは感情の処理が下手なために、女性ほど深く内省することは少なく、未練を心の奥に抱えたまま日常に戻っていきがちです。
Q2. 既婚者の「大好きだからさよなら」は本心ですか？
A2：本心であると同時に、責任回避の言葉でもあります。
この言葉は愛情と罪悪感の狭間で揺れる既婚男性が、不倫の終わり際によく口にする“別れの美化”の典型です。
大切に思っていたからこそ「これ以上、相手を傷つけたくない」という感情から出てくるフレーズでもありますが、同時に「自分の中でケリをつけるため」「相手の中に自分を良い形で残すため」といった目的でも使われがちです。
Q3. O型とA型の既婚男性では別れた後の心理に違いがある？
A3：大まかな傾向としてO型は感情に波があり、A型は理性的に処理しやすいタイプが多いでしょう。
血液型による性格傾向は科学的根拠に乏しい部分もありますが、占い師として現場に関わっていると、O型の既婚男性には情が深くて別れた後に強い未練を持ちやすいタイプも多く、忘れたくても忘れられず、時折連絡してくる傾向が見受けられます。
一方で、A型既婚男性は別れを「筋を通すもの」と考える傾向が強く、未練があっても表に出さずに時間をかけて心を整理する傾向があるようです。
ただし、これはあくまでも一例です。実際の心理は、血液型よりも「性格傾向」や「その人の生き方」が影響します。
Q4. 既婚男性が引きずる別れ方は？
A4：“男としての価値”に深く関わる別れ方をすると、長く心に残る傾向があります。
既婚男性が最も引きずりやすいのは、自分から別れを告げたのに相手があっさり受け入れたパターンや、最後に女性から「もうあなたなんて必要ない」と言われたケースなどです。
「自分はまだ愛されている」と思っていた矢先の別れだと、自尊心を強く揺さぶられるために、時間が経っても忘れられない傾向が強く見受けられます。
Q5. 既婚男性は別れた後に未練がないのですか？
A5：表面上は割り切って見えても、内心では未練を抱えがちです。
既婚男性には感情よりも現実を優先する傾向があるので、別れたあとすぐに“家庭に戻る”モードに切り替えているように見えやすいのですが、心の中では未練がくすぶっている場合も少なくありません。
未練があっても認めるのが許されない立場だからこそ、元不倫相手のSNSや連絡履歴を定期的にチェックしたり共通の知人を通じて近況を探ろうとしたりして、当時を懐かしむ傾向もあります。
不倫を終わらせたその先には新しい光がある
不倫を終わらせる決断は、苦しくて切なくて、強い孤独を感じるかもしれません。でもその選択は、未来の自分を守るための“勇気ある決断”です。
過去の出来事は変えられなくても、これからの人生は自分の手で変えられます。
不倫をした自分を赦し、未来に向かって正しい道を歩んでいこうと思えたときに、きっとあなたは「終わらせてよかった」と心から思える日を迎えられるはずです。
