「初心者でも手が出しやすいアケコンが知りたい」「主にスト6で使いたいけどどれを選ぶべき?」と悩んでいませんか?
アケコンは価格帯から操作感までさまざまで、いざ選ぼうと思っても迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、初心者におすすめのアケコンを5つ紹介しつつ、選び方までくわしく解説します。
レバーレスタイプや安い製品も取り上げているので、アケコンの購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
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初心者におすすめのアケコンを一覧で比較
初心者におすすめのアケコンを一覧表で比較します。
商品名 | 画像 | 商品ページ/価格 | メーカー | 対応機種 | 操作タイプ | 接続方式 | ボタンの数 | カスタマイズ性 | サイズ(幅×奥行×高さ) | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ファイティングスティック mini | ![]() | Amazon 6,800円 | HORI | PS4/PS5/PC | レバー | 有線 | 8ボタン | 約21×約15×約8.7cm | 約500g(ケーブル含む) | |
Haute42 S16 | ![]() | Amazon 11,098円 | COSMOX GAMING | PC/Switch/Switch2/PS3/PS4 | レバーレス | 有線 | 16ボタン | 196×125×12.9mm | 390g | |
8Bitdo Bluetooth アーケードスティック | ![]() | Amazon 12,680円 | 8Bitdo | Windows/Switch | レバー | 有線/無線(Bluetooth・2.4GHz) | 10ボタン | 30.3×20.3×11.1cm | 2.1kg | |
Qanba Drone 2 | ![]() | Amazon 15,636円 | Qanba | PS4/PS5/PC | レバー | 有線 | 8ボタン | 35.6×22.1×11.6cm | 1.25kg | |
ファイティングスティックα | ![]() | Amazon 22,545円 | HORI | PS4/PS5/PC | レバー | 有線 | 8ボタン | 約410×約300×約120mm(スティックレバーを含む) | 2.7kg |
初心者におすすめのアケコン5選(安い順)
初心者におすすめのアケコンを5つ紹介します。
ファイティングスティック mini|場所をとらないコンパクトモデル

アケコンを手軽に試すならコレ!置き場所に困らない小型製品
「ファイティングスティック mini」は、数あるアケコンのなかでもかなり小型の製品です。
価格も6,000円台と比較的安いですが、レバーはおもちゃ感がなく、ボタンも反発があるしっかりとした作り。スト6などの格ゲーをカジュアルで楽しむくらいなら十分です。
ボタンが幅2cm程度と小さいため、手が大きい人は押しにくさを感じるかもしれません。しかし、慣れればコマンド入力もスムーズに行えるでしょう。
また、コンパクトな分膝に置く場合は安定しづらいですが、机に置いてプレイする分には気になりません。
「本格的なものを買う前にアケコンの操作感を手軽に味わいたい!」という人にぴったりです。SONYの公式ライセンス商品なので、PS4・5でも問題なく使えます。
メーカー | HORI |
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対応機種 | PS4 PS5 PC |
操作タイプ | レバー |
接続方式 | 有線 |
ボタンの数 | 8ボタン |
カスタマイズ性 | |
サイズ | 幅:約21×奥行:約15×高さ:約8.7cm |
重量 | 約500g(ケーブル含む) |
Haute42 S16|レバーレスデビューにおすすめの安い製品

約1万円で買えるコスパ最強レバーレス!薄型&小型で扱いやすい
「Haute42 S16」は、初めてレバーレスタイプのアケコンを購入する人にイチオシの製品。
本体は小さいですが、ボタンは幅約3cmあるため、比較的押しやすいです。ただ、ボタン同士の間隔は狭めなので、慣れるまでは誤入力してしまう可能性があります。
ボタンの内部には「kailh choc V2」というキースイッチを採用し、メカニカルキーボードのようなカチカチとした打鍵感が特徴的です。コマンド入力の際も爽快感があります。
本体の厚みが約1.3cmとかなり薄いので、収納する際もかさばらないのがうれしいポイント。
また、LEDライティングの変更や天板・ボタンのスイッチ交換など、カスタマイズの自由度も高いです。
レバーレスタイプはたいてい2万円は越えてくるため、約1万円で購入できる本製品のコスパの良さは大きな魅力だといえます。
メーカー | COSMOX GAMING |
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対応機種 | PC Switch Switch2 PS3 PS4 |
操作タイプ | レバーレス |
接続方式 | 有線 |
ボタンの数 | 16ボタン |
カスタマイズ性 | |
サイズ | 幅:196×奥行:125×高さ:12.9mm |
重量 | 390g |
8Bitdo Bluetooth アーケードスティック|無線に対応した多機能アケコン

レトロ風なデザインが魅力!使い勝手も〇
「8Bitdo Bluetooth アーケードスティック」は、ファミコンを彷彿とさせる色合いが特徴的なアケコンです。
接続方式は有線と無線(Bluetooth・2.4GHz接続)の3つに対応していますが、無線接続だと人によっては遅延を感じてしまうのがネック。
入力速度を重視しないゲームならケーブルのストレスがない無線、スピード感が大事な格ゲーでは有線、という風に使い分けるのが良さそうです。
約2.1kgとそこそこの重量感で、机に置いて激しくボタンを押しても本体がズレにくいです。内部のウェイト版(重り)を外せば、軽量化も可能。
専用のソフトウェアを使用すれば、ボタンの割り当てやマクロなどを自由に設定できます。
デザイン性と使いやすさを両立させたアケコンを求める人におすすめです。
メーカー | 8Bitdo |
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対応機種 | Windows Switch |
操作タイプ | レバー |
接続方式 | 有線/無線(Bluetooth・2.4GHz) |
ボタンの数 | 10ボタン |
カスタマイズ性 | |
サイズ | 幅:30.3×奥行:20.3×高さ:11.1cm |
重量 | 2.1kg |
Qanba Drone 2|耐久性・操作性にすぐれる

耐久性・操作性にすぐれたアケコン!
「Qanba Drone 2」は、マットな質感で全体的に高級感があり、Qanba製のボタンとレバーを採用。操作性はもちろんのこと耐久性も高く、激しいコマンド入力にも耐えられます。
イヤホンジャックが上側に付いているので、オーディオデバイスを直接つなげてゲームサウンドやフレンドとのVCを楽しめます。
ただし「ボタンの金属音が響く」という声もあるので、気になる人は静音ボタンに交換したほうがいいかもしれません。
レバーありのアケコンの中でも1.25kgと重すぎないのもメリット。
「一定以上のクオリティのアケコンが欲しい」という人に最適です。
メーカー | Qanba |
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対応機種 | PS4 PS5 PC |
操作タイプ | レバー |
接続方式 | 有線 |
ボタンの数 | 8ボタン |
カスタマイズ性 | |
サイズ | 幅:35.6×奥行:22.1×高さ:11.6cm |
重量 | 1.25kg |
ファイティングスティックα|コスパ最強の国産アケコン

コスパ良好の高性能アケコン!メンテナンスもしやすい
「ファイティングスティックα」は、プロが使う製品と同等レベルの性能をもったアケコンです。
天面ボタンはストロークが短い(薄い)ため、高速な入力がしやすく、200万回のボタン打鍵にも耐えられる耐久性。
サイズがそこそこ大きいうえに約2.7kgと重量感もあるので、膝置きでプレイする場合でも安定感があります。
また、内部にアクセスしやすく、レバーやボタンのメンテナンスも比較的簡単に行えるのがうれしいポイント。
価格は約2万円と、本記事で紹介しているなかだと少々高めです。しかし、これといった欠点がなく、価格以上のクオリティをほこります。
「スト6や鉄拳8などの格ゲーでガチでランクを上げたい」という人にはぴったりです。
メーカー | HORI |
---|---|
対応機種 | PS4 PS5 PC |
操作タイプ | レバー |
接続方式 | 有線 |
ボタンの数 | 8ボタン |
カスタマイズ性 | |
サイズ | 幅:約410×奥行:約300×高さ:約120mm (スティックレバーを含む) |
重量 | 2.7kg |
初心者向けのアケコンの選び方
初心者向けのアケコンの選び方は以下のとおりです。
レバーありとレバーレス
アケコンには、左側にレバーが搭載されたものと、搭載されていない代わりにボタン数が多い「レバーレス」という製品の2タイプがあります。


それぞれのメリット・デメリットを以下にまとめました。
レバーあり | レバーレス | |
---|---|---|
メリット | ゲーセンの格ゲー台に慣れている人はなじみ深い 複雑なコマンドを出しやすい | すばやく正確なコマンド入力可能 小型&軽量で持ち運びやすい |
デメリット | たいてい本体が重くて持ち運びにくい レバーの音がうるさい(静かめな製品もある) | 販売しているメーカーが少ない 慣れるまでの難易度が高い(斜め入力の失敗など) |
どちらも一長一短なので、慣れさえすれば「こっちのデバイスのほうが絶対的に強い」というのはありません。
選び方としては、直感的な操作のしやすさを重視するならレバーあり、コマンド入力の速度・正確性を求めるならレバーレスがおすすめ。
ただし、レバーレスは操作の難易度が高く、格ゲーのプロでも苦戦するほどだといわれています。
まずはアケコンというデバイス自体に早めに慣れたい人は、レバーありの製品から始めるのもひとつの選択肢でしょう。
カスタマイズ・メンテナンス性
アケコンを長く使いたいなら、カスタマイズ性とメンテナンス性も大事な点です。
カスタマイズ性が高いと、ボタンやレバーを交換できたり、天板を変えられたりします。自分のプレイスタイルに合わせて使いやすく調整できるのがメリット。
また、内部にアクセスしやすい製品であれば、定期的な掃除やパーツ交換もしやすく、長く快適に使えます。
とくにレバーありのアケコンは、レバー部分にほこりが溜まりやすいため、メンテナンスのしやすさは見逃せないポイントです。
プレイスタイル
アケコンを選ぶ際は、プレイスタイルに応じてサイズと重さをチェックしましょう。
机の上に置いてプレイする場合、机のスペースに余裕があるなら、サイズ感はとくに気にしなくても問題ありません。ただ、底面に滑り止め加工がされていると、激しい入力でも本体がズレにくいといえます。
膝の上に置きながらプレイするのであれば、両膝にしっかり乗るくらいの大きめサイズのほうが安定しやすいです。
重量はあまりに重すぎると膝が疲れてしまいますが、1kg以上はあったほうがグラつきにくいでしょう。
初心者におすすめのアケコンに関するよくある質問
初心者におすすめのアケコンに関するよくある質問に回答します。
初心者にアケコンは難しい?
パッドに比べると、アケコンは難しいと感じる人が多いです。それでも練習すれば、数ヶ月くらいで技を出しながらきちんと戦えるようになる人がほとんど。
レバーレスはとくに操作の難易度が高いので、アケコン完全初心者の人はレバーありタイプから始めるのもおすすめです。
PS5でスト6をやるならアケコンは何がいい?
本記事でも紹介している以下3製品がおすすめです。
いずれもSONYの公式ライセンスを取得しているので、PS5で使うのに適しています。
スト6におすすめなコントローラー(パッド)については以下の記事もあわせてご覧ください。
アケコンのレバーを柔らかくするにはどうしたらいい?
分解してグリスを塗るか、スプリング(バネ部分)をひたすらに揉むことで多少は柔らかくできる可能性があります。
それでも固いままなら「軸受け」と呼ばれるパーツを変えるか、元から柔らかいタイプのスプリングに交換するしかありません。