大学のフリーWi-Fiでは、管理者によって通信が監視可能になっていることがあります。
Wi-Fiの使用が悪質と判断された場合には、使用できなくなるリスクもあるため注意が必要です。
本記事では閲覧履歴が大学にバレずにWi-Fiを使用する方法や、Wi-Fiの安全性について解説します。
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大学のフリーWi-Fiで閲覧履歴がバレることはある?
大学のWi-Fiにはネットワーク管理者がおり、ユーザーの通信ログを確認可能な場合があります。
大学によってはWi-Fiの利用規約に「管理者が通信を監視・記録する」などが記載されている場合もあります。
たとえば、以下は東京大学のWi-Fiの利用規約の抜粋です。
(通信利用の制限等)
第 7 条 利用者は、東京大学無線ネットワークシステム(UTokyo WiFi)運用規程第 4 条および第 5 条で定める管理者によって、情報セキュリティ確保と UTokyo WiFi の運用管理を目的とした通信監視と通信ログの保存が行われることに同意するものとする。
通信監視の結果、大学側が不適切と判断するサイトにアクセスしたり、Wi-Fiの利用に問題があったりした場合は、学内のアカウントが停止されWi-Fiに接続できなくなる可能性もあります。
まずはWi-Fiの利用規約を確認して、何が違反行為に該当するかをチェックしましょう。
大学Wi-Fiの安全性
大学のWi-Fiの安全性は決して高いとは言い切れません。
大学によってWi-Fiの安全性は異なりますが、セキュリティ規格が最新でない場合などは安全性が低いといえます。
とくに、大学Wi-Fiに接続して、クレジットカードやメールアドレスなどの個人情報を入力する場合は注意が必要です。最悪の場合、個人情報の漏洩などのトラブルにつながる恐れがあります。
Wi-Fiのセキュリティレベルは、パソコンやスマホの設定画面内にある「Wi-Fi」の項目から確認できます。
「安全性の低いセキュリティ」等のメッセージが表示されている際には、注意してWi-Fiを使用しましょう。
閲覧履歴がバレずに大学Wi-Fiを使用するならVPNがおすすめ
閲覧履歴がバレずに大学のWi-Fiを使用したい場合はVPNがおすすめです。
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネット上に仮想的なプライベートネットワークを構築する技術です。
VPN接続することで通信データが暗号化されるため、自身の閲覧履歴などが第三者にバレる心配はありません。
関連記事 VPN有料サービス おすすめ
大学のWi-Fi接続時に使用するおすすめVPNサービス5選
大学のWi-Fi接続時に使用するおすすめVPNサービスは以下の5つです。
- NordVPN(ノードVPN)
- MillenVPN(ミレンVPN)
- Hide.me VPN(ハイドミーVPN)
- Proton VPN(プロトンVPN)
- VPN Gate
NordVPN(ノードVPN)
NordVPNは世界111カ国に6,800台以上のサーバーを導入している人気VPNサービスです。
ユーザー数が増えても高速な通信環境を実現できる点はNordVPNの強み。世界最速のVPNとされており、NordVPNは2位のVPNプロバイダーと比較して約2倍の通信速度を誇ります。
VPN接続した際に通信速度が遅くなるケースもあるため、快適な通信環境を重視したい人におすすめです。
NordVPNは最安プランで月額570円(税込)より利用可能です。30日間の返金保証期間もあるため、気になる人は実際に使用してみましょう。
関連記事 NordVPN 評判
MillenVPN(ミレンVPN)
MillenVPNは日本発のVPNサービスです。
大手VPNサービスの多くは海外の企業が運営しているため、サポート内容が一部英語であったり、対応が遅れたりするケースもあります。
一方でMillenVPNは、サポートや公式サイトがすべて日本語で記載されており、安心して利用できます。
月額料金も396円(税込)とかなりリーズナブルな価格で利用でき、なるべく費用を抑えたい人にもおすすめです。
機能も豊富であり、PCやスマホから簡単に使いこなせるため、初めてVPNを使う人でも安心です。
実際の使用感を試したい人は、30日間の返金保証期間を活用しましょう。
関連記事 MillenVPN 評判
Hide.me VPN(ハイドミーVPN)
Hide.me VPNは完全無料のVPNです。
無料VPNにもかかわらず、通信環境が安定している点はHide.me VPNの強み。高品質なサーバーを採用しており、99.9%の稼働実績があります。
データ通信量も無制限なため、動画なども気軽に視聴できます。
ただし、公式サイトの一部のページは日本語に対応しておらず、すべて英語表記となっているケースがあるため注意が必要です。
なお、Hide.me VPNのアプリ自体はすべて日本語に対応しており、英語が苦手な人でも安心して利用できます。
Hide.me VPNの使い方やメリット、デメリットについては以下の記事で詳しく解説しているため、そちらもご覧ください。
関連記事 Hide.me VPN 使い方
Proton VPN(プロトンVPN)
Proton VPNは日本サーバーを利用できる無料VPNです。
無料VPNによっては国内のサーバーを利用できないケースがあります。一方でProton VPNの場合は、国内のサーバーを利用できるため、海外のサーバーに接続するよりも高速な環境でVPN接続できます。
ただし、Proton VPNではサーバーを変更する際にインターバルが必要です。インターバルを気にせず自由にサーバーを指定したい場合は、有料プランを選択しましょう。
Proton VPNの特徴については、以下の記事で詳しく解説しているため、そちらもご覧ください。
関連記事 Proton VPN 評判
VPN Gate
VPN Gateは筑波大学が学術的な研究を目的として提供している無料VPNサービスです。
世界中のボランティアサーバーを介して、誰でも無料でインターネットに接続できます。WindowsやMac、iPhoneなどの端末で利用可能です。
VPN Gateではアカウント登録不要で即座にVPN接続できます。
なお、ボランティアサーバーで運営されているため、通信環境や安定性が保証されていません。
また、通信ログを残さない「ノーログポリシー」にも遵守しておらず、他のVPNと比較するとセキュリティレベルは低いといえます。
VPN Gateの使い方の手順やメリット、デメリットについて気になる人は、以下の記事をご覧ください。
関連記事 VPN Gate 使い方
大学のWi-Fi使用時に関するよくある質問
大学のWi-Fi使用時に関するよくある質問に回答します。
大学のWi-Fiに接続したままLINEでトークした場合、トーク履歴は閲覧される?
LINEのトーク履歴が閲覧されることは、基本的にありません。
ただし、フリーWi-Fiそれ自体のセキュリティは高くないため、パスワード等のLINEのログイン情報が漏洩した場合、不正にアクセスされトーク履歴が漏洩する可能性があります。
大学のWi-Fiに接続してソシャゲをした場合、バレる可能性はある?
大学のWi-Fiに接続してソシャゲをしたこと自体が、バレる可能性は低いといえます。
ただし、不要なサイトにアクセスしたり、ソシャゲしたりできないように、特定のアプリをブロックするなどの対策をしている大学はあります。