「中国でLINE(ライン)を使うにはどうしたらいい?」「どんな方法があるのかや手順が知りたい」と考えていませんか?
この記事では、中国でLINEを使う方法を紹介します。注意点や利用手順、LINEの代わりのように使われているアプリも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
本記事の料金はすべて税込価格です。
【政府の監視あり】中国でLINEが使えない理由
中国でLINEが使えない理由は、国家規模のネットワーク監視システム「グレートファイアウォール(金盾)」が存在するためです。
中国政府はインターネット上の情報を制限・検閲することで、反政府的な感情が生まれないよう統率をはかっています。
そのため旅行・出張・留学などで中国へ渡ると、LINEを始めとした多くのSNSやサービスが利用できません。
- LINE
- Instagram(インスタグラム)
- Facebook(フェイスブック)
- X(エックス・旧Twitter)
- YouTube(ユーチューブ)
- TikTok(ティックトック) など
中国にいながら日本の家族や友人とLINEで連絡を取りたい場合は、渡航前に対策しておく必要があります。
中国でLINEを使うには?4つの方法を紹介
中国でLINEを使う方法は、次の4つです。
方法 | 料金 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
レンタル Wi-Fi | 約1,500円/日 | 手間がかからない | 通信速度や通信量に制限がある 故障・紛失リスクがある |
スマホの データ ローミング | 通常の携帯電話料金 (使い放題は約3,000円/日) | 手間がかからない | プランによっては通信速度や通信量に制限がある キャリア携帯を契約している必要がある 料金が高め |
プリペイド SIMカード | 1,000〜2,000円/枚 | 手間がかからない | SIMフリーのスマホかルーターが必要になる 通信速度が落ちる場合がある |
【おすすめ】 VPN | 200〜1,000円/月 | 料金が安め セキュリティを高められる | 契約・設定の手間がかかる |
それぞれの方法の特徴やメリット・デメリットについて、詳しく見ていきましょう。
レンタルWi-Fi

1つ目は、レンタルWi-Fiを使う方法です。
必要な期間のみ借りられて、持ち運びやすいため海外渡航時にぴったり。SIMカードのように設定したり、フリーWi-Fiを探し回ったりする手間もありません。
なお、サービス選びの際は「LINE(SNS)が利用できる」と明記されているかチェックしましょう。

デメリットとして、通信速度や通信量に制限があることも。また、機器の故障や紛失リスクにも注意が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
手間がかからない | 通信速度や通信量に制限がある 故障・紛失リスクがある |
スマホのデータローミング

2つ目は、スマホのデータローミングを使う方法です。
海外でも、日本の通信事業者と提携している現地の回線が利用できるため、現在持っているスマホをそのまま利用可能。
日本の各キャリアでサービスが用意されており、時間・日数単位か使い放題のプランが選べます。必要に応じて申し込み・設定すると、すぐに使えるのがメリットです。
プラン | キャリア ローミングサービス | 料金 | データ | 申し込み |
---|---|---|---|---|
時間・日数 単位プラン | ドコモ 世界そのままギガ | 1時間:200円 24時間:980円 3日間:2,480円 | 携帯料金 プラン内 | 必要 |
au 海外放題 | 【予約あり】 24時間:1,000円 【予約なし】 24時間:1,200円 | |||
ソフトバンク 海外あんしん定額 | 24時間:980円 72時間:2,940円 | 24時間:3GB 72時間:9GB | ||
使い放題 プラン | ドコモ 世界ギガし放題 | 約24.4MBまで: 1,980円/日 最大2,980円/日 | 無制限 | 不要 |
au 海外ダブル定額 | ||||
ソフトバンク 海外パケットし放題 | 12.5MBまで: 1,980円/日 最大2,980円/日 |
短期滞在で使用量が少なければ、「世界そのままギガ」のように元々の契約プラン内で使えるものがおすすめ。長期滞在で使用量が多ければ、データ無制限で使い放題のプランを選びましょう。
ただし、長期利用では携帯料金が高額になりやすい点や、キャリア携帯を契約している必要がある点に注意してください。
メリット | デメリット |
---|---|
手間がかからない | プランによっては通信速度や通信量に制限がある キャリア携帯を契約している必要がある 料金が高め |
プリペイドSIMカード

3つ目は、プリペイドSIMカードを使う方法です。
中国のネット規制対象外である香港やマカオ対応のSIMカードなら、中国でも問題なく利用できます。
Amazonや楽天市場で使用期間・容量別に購入でき、渡航後にSIMを入れ替えるだけなので手軽ですが、SIMフリーのスマホかルーターが必要です。
また、購入した範囲内のデータ量しか使えず、長期利用では費用がかさむ可能性も。そのほか、国内回線に比べると速度が落ちることもあります。
メリット | デメリット |
---|---|
手間がかからない | SIMフリーのスマホかルーターが必要になる 通信速度が落ちる場合がある |
【おすすめ】VPN(ブイピーエヌ)

4つ目は、VPNを使う方法です。
VPNは仮想の専用トンネルに回線を設け、データを暗号化する通信技術です。IPアドレスをVPNサーバーのものに置き換えることで、中国以外の国からのアクセスであることを隠せます。
安いプロバイダでは月額200〜300円程度で利用でき、LINE使用時も通信を保護してセキュリティを高められるのがメリット。
契約中は中国だけでなく、日本から海外の動画配信・音楽配信を楽しむことも可能です。
ただし中国では2017年に無料VPN、2018年頃から有料VPNの一部も規制が始まり、中国から繋がりにくいケースが増えています。
そのため、ある日突然繋がらなくなるリスクがあることは覚えておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
料金が安め セキュリティを高められる | 契約・設定の手間がかかる |
中国でLINEが使えるおすすめVPN5選
中国でLINEが使えるおすすめVPN5選は次のとおりです。
関連記事 中国で使えるVPN
MillenVPN(ミレンVPN)
MillenVPN
アズポケット株式会社
\サブスクプランは30日間返金保証!/
中国で繋がりやすいサービスを提供する国産VPN
「MillenVPN」は、中国のような規制の厳しい国でも制限を受けにくい「MillenVPN Native OpenConnect(ネイティブオープンコネクト)」というサービスが使えます。
PCはもちろんスマホにも対応しているため、LINE利用にぴったり。追加料金なしで使える点もポイントです。
さらに、高度な暗号化やセキュリティを実現したVPN技術「OpenConnect」方式で接続するため、安全性に優れている点も魅力です。
長期利用向きのサブスクプランと一時利用向きのワンタイムプランがあるため、滞在期間に合わせて選びましょう。
料金プランとスペック一覧表をみる
- 料金
- スクロールできます
契約期間 サブスクプラン ワンタイムプラン 2年 396円 – 1年 594円 – 30日 – 1,738円 15日 – 1,078円 7日 – 638円 料金は調査時点の価格 - 機能
-
サーバー
台数2,000台 サーバー
設置国140ヵ所 対応
デバイスWindows macOS
iOS Android
Android TV Fire Stick TV
Fireタブレット同時接続
デバイス数無制限 ノーログ
ポリシー本社
所在地日本 返金保証 30日間 無料
トライアル通信容量
制限無制限 アプリ サポート メール
チャット暗号化方式 AES-256 監査の有無 プロトコル OpenVPN
IKEv2日本語対応
Surfshark(サーフシャーク)
SurfsharkVPN
SurfsharkVPN Ltd.
\特別割引&30日間返金保証あり!/
長期滞在するならお得に。中国で接続しやすい機能も
中国で「SurfsharkVPN」を利用する際は「NoBordersモード」に切り替わり、ネットワーク制限時でも機能するサーバーリストが表示されます。
さらにカモフラージュモードでは、OpenVPNプロトコルによってVPNの痕跡を消せるため、中国でLINEに繋がる確率を上げられます。
24ヵ月で月額348円〜と長期契約が安いことから、中国に長期滞在する人におすすめです。
料金プランとスペック一覧表をみる
- 料金
- スクロールできます
Starter
月額料金One
月額料金One+
月額料金1ヵ月 2,488円 2,898円 3,328円 12ヵ月 518円 548円 988円 24ヵ月 348円 438円 688円 料金は調査時点の価格 - 機能
-
サーバー
台数3,200台以上 サーバー
設置国100ヵ国以上 対応
デバイスWindows macOS
Android iOS
Linux Chromebook
Apple TV Fire TV
Android TV Fire Stick TV
Chrome Firefox
PlayStation Xbox
ルーター同時接続
デバイス数無制限 ノーログ
ポリシー本社所在地 オランダ 返金保証 30日間 無料
トライアル通信容量
制限無制限 アプリ サポート メール
チャット暗号化方式 AES-256 監査の有無 プロトコル OpenVPN
IKEv2
WireGuard日本語対応
ExpressVPN(エクスプレスVPN)
ExpressVPN
Express Technologies Ltd.
\特別割引&30日間返金保証あり!/
中国で接続できなかった場合の対処方法あり
「ExpressVPN」では、中国で接続できなかった場合の対処方法がサポートページに記載されているのがポイント。
LINEに繋がりにくいときは、24時間対応のチャットサポートとあわせて活用できます。
また、速度・安全性・安定性に優れた「Lightway」という独自開発プロトコル(コンピューターのルール)があり、スピードやセキュリティ面でも安心です。
料金プランとスペック一覧表をみる
- 料金
-
契約期間 月額料金 1ヵ月 12.95ドル 1年 6.67ドル 2年 4.99ドル 料金は調査時点の価格 - 機能
-
サーバー
台数2,000台以上 サーバー
設置国105ヵ国 対応
デバイスWindows macOS
Linux Chromebook
Android iOS
Chrome Firefox
Android TV Apple TV
PlayStation
Nintendo Switch
Xbox
Amazon Fire Stick TV
Apple TV Android TV
Aircove など同時接続
デバイス数8台 ノーログ
ポリシー本社所在地 イギリス領ヴァージン諸島 返金保証 30日間 無料
トライアル※モバイル限定 通信容量
制限無制限 アプリ Windows macOS
Android iOS
Linuxサポート メール
ライブチャット暗号化方式 AES-256 監査の有無 プロトコル Lightway
OpenVPN
IKEv2日本語対応
スイカVPN

スイカVPN
株式会社MAJ Tech
\30日間返金保証で無料お試し/
中国の規制を回避できる接続方式を用意
「スイカVPN」には、中国の規制を回避するために開発された接続方式「Shadowsocks」や、規制時も繋がりやすい「OpenConnect」が用意されています。
さらに、中国のイベント時には「春節や国慶節も休まずにサポートします」といった案内が出るなど、きめ細やかなサービスを提供。LINE利用時も安心です。
1ヵ月から2年まで契約プランが細かく分かれているため、出張や留学など期間に合わせやすい点も便利です。
料金プランとスペック一覧表をみる
- 料金
-
契約期間 月額料金 1ヵ月 1,097円 3ヵ月 1,048円 6ヵ月 988円 1年 938円 2年 878円 料金は調査時点の価格・消費税なし - 機能
-
サーバー
台数50台 サーバー
設置国45ヶ国 対応
デバイスWindows
macOS
Android
iOS同時接続
デバイス数1サーバー1台 ノーログ
ポリシー本社 日本 返金保証 30日間 通信容量
制限無制限 アプリ サポート メール
マニュアル暗号化方式 AES-256 監査の有無 プロトコル PPTP
L2TP
OpenVPN
IKEv2
Shadowsocks日本語対応
UCSS(ユーシーエスエス)

UCSS
OneCubit Co., Ltd.
専用回線で中国のネット検閲を回避
「UCSS」はVPNと似たようなシステムのデータ通信手段を持ち、現地の人も利用するサービスです。
私設ネットワークを通じた国際専用回線で接続するため、中国政府の検閲を回避し、LINEも安心して利用できます。
中国での利用に特化した3つのプランがありますが、UCSS Liteプランで1ヵ月29ドル(約4,100円/1ドル143円で計算)・UCSSプランで3ヵ月36ドル(約5,100円)からと、費用はやや高めな点に注意しましょう。
料金プランとスペック一覧表をみる
- 料金
- スクロールできます
契約期間 UCSS Lite
(中国向け)UCSS
(中国向け)UCSS
Low Ping
(中国向け)1ヵ月 29ドル – – 3ヵ月 – 36ドル 118ドル 6ヵ月 – – – 12ヵ月 – 108ドル
(3ヵ月無料付き)– 料金は調査時点の価格 - 機能
-
サーバー
台数– サーバー
設置国UCSS Low Ping:4ヵ国
UCSS Lite:6ヵ国
UCSS:16ヵ国以上対応
デバイスWindows
macOS
Android
iOS
Linux
OpenWrt
Merlin同時接続
デバイス数UCSS Low Ping:2台
UCSS Lite:2台
UCSS:3台ノーログ
ポリシー本社 韓国 返金保証 – 通信容量
制限50GB/月〜 アプリ サポート ライブチャット
メール
中国からVPNでLINEを使う手順
中国からVPNでLINEを使う手順を、iPhoneの場合でMillenVPNを例に解説します。
\サブスクプランは30日間返金保証!/
1. 渡航前:VPNを契約する
まず、渡航前に以下の手順でVPNの契約を済ませておきましょう。
料金プランを選択し、「今すぐお申し込み」をタップしてください。

契約期間を選択し、ユーザー名を入力したら「続ける」をタップします。


料金内容を確認し、「詳細情報の入力」をタップしましょう。クーポンがあればここで入力しておきます。

次の個人情報を入力してください。
- 氏名
- メールアドレス
- パスワード
- 在住している国

支払い方法と必要事項を入力します。クレジットカードのほか、PayPal・銀行振込にも対応しています。

内容に問題がなければ、「利用規約に同意しました」にチェックを入れて「注文完了」をタップしましょう。
2. 渡航前:VPNを設定する
次に、渡航前に必要な設定をします。
中国では通常のMillenVPNのアプリで接続できないため、規制の厳しい国でも繋がりやすい無料オプション「MillenVPN Native OpenConnect」を使用します。
関連記事 MillenVPN Native OpenConnectとは
「有効なサービス」内にある「MillenVPN Native(無料オプション)」をタップし、MillenVPN Native OpenConnectを使用する際に必要なアカウント情報を確認します。


画面をスクロールすると出てくるサーバー一覧から、接続するサーバーのアドレスを控えてください。

App Storeから、OpenConnectに必要な専用アプリ「Cisco Secure Client(シスコ セキュアクライアント)」をインストールします。

Cisco Secure Clientを起動し、画面下部の「Settings」→すべての設定項目を「OFF」→「Home」をタップします。


ホーム画面の「Connections」→「VPN接続の追加…」をタップします。


VPN接続の追加画面が表示されるため、以下の情報を入力して「保存(Save)」をタップします。
- 説明:好きな名前
- サーバーアドレス:STEP2で確認した接続サーバーアドレス

以下のポップアップが表示されたら「許可」をタップしましょう。

ここまでで、渡航前の準備は完了です。
3. 渡航後:VPN接続してLINEを利用する
渡航したら、以下の手順でVPN接続しましょう。
Cisco Secure Clientを起動し、「AnyConnect VPN」のボタンを有効にします。認証画面が表示されたら、MillenVPN Nativeアカウントのユーザー名(公式サイトのマイページで確認したもの)を入力して「接続」をタップしてください。


同様に、MillenVPN Nativeアカウントのパスワードを入力して「接続」をタップします。「Details」が「接続中」になればVPN接続完了です。


あとはいつもどおり、LINEアプリにアクセスして利用しましょう。
中国でLINEを利用する際の注意点
中国でLINEを利用する際の注意点は次のとおりです。
- 無料VPNは利用しない
- 規制強化されるタイミングがある
- 突然使えなくなるリスクがある
無料VPNは利用しない
中国では、無料VPNは基本的に利用できません。
2017年に規制が始まってから、無料VPNの脆弱な暗号化プロトコルは監視により検知されてしまいます。
万が一監視をかいくぐって接続できたとしても、そもそものセキュリティレベルが低いため、個人情報漏えいやハッキングにあうなどの危険性が高くおすすめできません。
有料のVPNでも、安ければ月額200〜300円台で利用可能です。確実かつ安全に接続するためにも、LINEは有料VPNで利用してください。
関連記事 おすすめ有料VPN
規制強化されるタイミングがある
中国では、インターネット規制が強化されるタイミングが存在します。
- 春節:1月下旬〜2月頃
- 国慶節:10月1日前後
- 天安門事件:6月4日前後
中国の旧正月にあたる春節は人の出入りが増えるため、ネット規制が厳しくなる場合があります。
また、建国記念日である国慶節や、過去に民主化運動が起きた天安門事件の前後も同様です。
上記の時期に渡航予定がある場合は、一時的にLINEが使えなくなる可能性も視野に入れておきましょう。
突然使えなくなるリスクがある
中国ではLINEに限らず、VPNやインターネット自体が突然使えなくなったり、繋がりにくくなったりするリスクがあります。
反政府的な書き込みをしたり、政治的なイベント・集会に参加したりすると政府にマークされることもあるため、言動や行動には注意が必要です。
もしLINEやVPNが使えなくなった場合は、VPNプロバイダのサポート窓口から問い合わせるか、渡航前に複数のサービスを登録しておき返金保証制度を利用するなどで対処しましょう。
関連記事 無料お試し・トライアルできるVPN
中国でLINEの代わりのように使われているアプリ
日本におけるLINEのように、中国で使われている代表的なアプリは次の3つです。
- WeChat(ウィチャット・微信)
- QQ(キューキュー)
- Weibo(ウェイボー・微博)
WeChat(ウィチャット・微信)

WeChat(ウィチャット)は中国版LINEといわれ、中国国内では推定13億人以上が利用しています。
メッセージや音声通話・ビデオ通話・スタンプ機能などの基本的な機能はLINEと同じですが、WeChatでは買い物や支払い・タクシーの予約・行政手続きまで可能。
日本語でも使えるため、中国にいる人とVPNなしでやりとりをする場合に向いています。
QQ(キューキュー)

QQ(キューキュー)もLINEと似た機能を持ち、推定7億人のユーザーがいる中国で人気のアプリです。
ゲーム配信や出会い目的で使う10代のユーザーが多く、スマホよりもパソコンでの使用がメインであることから、Discord(ディスコード)に近い存在です。
ただし、登録時に中国の電話番号が必要になるため、日本から登録するのは難しいといえます。
Weibo(ウェイボー・微博)

Weibo(ウェイボー)は140字以内のつぶやきや画像・動画投稿ができる、いわば中国版のX(旧Twitter)のようなアプリです。
ユーザー数は推定8億人で、通常版のほか、自動翻訳機能がついた国際版も用意されています。
中国でLINEを利用する際によくある質問
中国でLINEを利用する際によくある質問に回答します。
中国でLINEを使うのは違法? 捕まるの?
厳密に言うと、VPNでLINEを使うことが全面的に認められているわけではありません。
中国のインターネットに関する規定で、「中国が認めた通信網のみを利用すること」と定められており、多くの中国企業以外のVPNプロバイダはこれに当てはまらないためです。
実際に、VPNを営利目的で利用したり、接続回数が多かったりして逮捕・処罰に至った例も存在します。
LINEのように、個人的な利用の範囲で捕まる可能性は低いとはいえ、リスクがゼロではないことは念頭に置いて利用してください。
中国にいる人にLINEしたら相手は見られる?
中国にいる人と連絡時にLINEでやりとりするには、相手もVPN接続している必要があります。
中国企業がLINEの個人情報を漏らしたって本当?
2018〜2021年にかけて、LINEが業務委託していた中国企業から、個人情報にアクセスできる状態になっていた事件がありました。
ただしトーク内容は暗号化されており、データの漏えいはなかったとされています。
その後はアクセス権の削除とサーバーの国内化を実施し、安全に使える体制を整えているため、安心して利用しましょう。