「どんなレンタルサーバーを選べばよいのだろう」「レンタルサーバーがいろいろありすぎて困る」と悩んでいませんか?
この記事では、レンタルサーバーの選び方を解説します。初心者や個人事業主、中小企業・法人など目的別の選び方もまとめました。
本記事では以下の内容を解説します!
レンタルサーバーを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
当サイトでは「おすすめのレンタルサーバー」についても紹介しています。ほかのレンタルサーバーもあわせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。
【前提】レンタルサーバーの「種類」を確認! 迷ったら共用サーバー
レンタルサーバーを選ぶ場合は、用途に応じたサーバーの種類を選ぶことが大切です。レンタルサーバーの種類は以下のとおり。
- 共用サーバー
-
共用サーバーでは、複数のユーザーで1台の物理サーバーを共有します。
複数人で使うため、月額料金などの費用を安く抑えられます。
しかし、各ユーザーの転送量が増加すると速度が低下しやすいデメリットがあります。
- 専用サーバー
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専用サーバーでは、ユーザーごとに1台のサーバーを貸し出します。
他ユーザーからの影響を受けないため安定した運用ができ、自由にカスタマイズも可能です。
サーバーを丸ごと使うため共有サーバーよりもコストが高く、運用や管理には専門知識を要します。
- VPSサーバー
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VPSサーバーとは、「Virtual Private Server(バーチャルプライベートサーバー)」の略。
1台の物理サーバー上に複数の仮想的サーバーを構築し、各ユーザーが専用でサーバーを使用できます。
高性能サーバーを低価格で利用できる反面、高度な知識が必要です。
- クラウドサーバー
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クラウドサーバーとは、インターネット上にある仮想サーバーのこと。
サーバーやネットワークは事業者が保有しているため、インフラなどの管理コストがかかりません。
リソースの増減に柔軟に対応できる一方、運用にはクラウドの知識が必要です。
初心者の人、はじめてレンタルサーバーを契約する人は、使いやすさ・料金ともに優しい「共用サーバー」を選びましょう。
レンタルサーバーの種類についてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
関連記事 初心者でもわかる「レンタルサーバー」とは? 何に使うのか解説
レンタルサーバーの選び方「10のポイント」
レンタルサーバーの選び方のポイントは、以下のとおりです。
お得に申し込むならキャンペーン中のレンタルサーバーがおすすめ
お得に利用するなら、キャンペーン中のレンタルサーバーに申し込むのがおすすめです。
ConoHa WING | エックスサーバー | ロリポップ! | シン・レンタルサーバー | ラッコサーバー | さくらのレンタルサーバ | mixhost | ヘテムル | コアサーバー | カラフルボックス | お名前.com レンタルサーバー | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開催中 | 【2025/1/9まで】 最大53%OFFで月額678円~「Webサイト制作応援キャンペーン」 | 【2025/1/7まで】 実質693円~「利用料金最大30%OFFキャンペーン」 | 【2024/12/31まで】 おかげさまで23周年!「最大で契約期間2倍延長キャンペーン」 | 【2025/1/8まで】 対象の契約期間で770円~「ハイスペックプラン最大50%オフキャンペーン」 【2025/3/10まで】 12ヶ月以上契約で0円~「サーバー移転代行0円キャンペーン」 | なし | なし | 【初回】 最大70%OFF | なし | なし | サーバー初回60%OFF!アダルト対応サーバークーポン提供 プロモーションコード(クーポンコード):ADULT60 サーバー初回半額!クーポン提供開始 プロモーションコード(クーポンコード):SERVER50 | 【2025/1/7まで】 12ヶ月以上の契約で最大30%OFF! 月額620円~ |
無料期間 | 申込月が無料 (月初申込がおすすめ) | 10日間 | 10日間 | 10日間 | 30日間 | 14日間 | なし (30日間返金保証) | – | 30日間 | 30日間 | 最大2ヶ月無料 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
より最新のキャンペーン一覧・詳細について詳しく確認したい方は、以下の記事をご覧ください。
キャンペーンを利用すれば、月額料金の割引やキャッシュバックなどさまざまな特典が受けられます。
通常よりもお得にレンタルサーバーを利用できるチャンスなので、キャンペーンを積極的に活用しましょう。
実績があり評判の良いレンタルサーバーを選ぶ
「失敗したくない」と考えるなら、利用実績が多く評判の良いレンタルサーバーを選んでください。
評判の良いレンタルサーバーがおすすめできる理由は、以下の3つ。
実績があり評判の良いレンタルサーバーを選ぶべき理由
- サイト運営に役立つ機能が充実しているため
- ノウハウやマニュアルが充実しているため
- 初心者でも使いやすい設計になっているため
評判が良いレンタルサーバーなら、サイト表示が高速で、快適にサイト運営ができるサービスが充実しています。サーバーの利用経験がなくても、すぐに利用できる体制が整っているため、評判の良さにつながっているのです。
具体的にいえば、以下のレンタルサーバーは運営歴が長いうえ、評判がよく初心者に人気です。
レンタルサーバー | 実績・利用者数 | 運営歴 | 評判をみる | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
Xserver (エックスサーバー) | ・国内シェアNo.1 ・導入企業18万社 ・運用サイト数240万件 | 2003年〜 | エックスサーバー 評判 | 詳細を見る |
ConoHa WING (コノハウィング) | ・サーバー処理速度No.1 ・「アフィリエイター・ブロガーが使いたいレンタルサーバー」、「WordPress利用者がおすすめするレンタルサーバー」、「サポートが充実していると思うレンタルサーバー」No.1(※) ※日本マーケティングリサーチ機構調べ | 2018年〜 | ConoHa WING 評判 | 詳細を見る |
ロリポップ! | ・WordPressの表示速度No.1 ・上場企業(GMOペパボ株式会社)が運営 ・500種類以上ある画像付きマニュアル ・利用者数230万人以上 | 2001年〜 | ロリポップ! 評判 | 詳細を見る |
長期的なサイト運営をみすえ、実績が豊富で評判の良いレンタルサーバーを選びましょう。
なお、もっと詳しくおすすめのレンタルサーバーを比較したい方は、以下の記事をご覧ください。最新のレンタルサーバーランキングを紹介しています。
関連記事 おすすめレンタルサーバー比較ランキング【2024年最新版】
安定しているかどうかは「稼働率」をみる
「レンタルサーバーが重くないか?安定しているか?」をみるには、稼働率に着目し、99.99%以上のレンタルサーバーを選びましょう。
レンタルサーバーによっては、公式サイトで稼働率を公表しています。
一定期間内にサーバが正常に稼働している時間の割合。
稼働率が100%に近いほど、安定性の高いサーバーと言えます。
関連記事 レンタルサーバーの稼働率とは
稼働率はサーバーの安定性を重視する上で欠かせない判断材料です。安定したサイト運用のためにも、必ずチェックしておきましょう。
月額料金が安くコストパフォーマンスに優れているか
レンタルサーバーは、月額料金が安くコストパフォーマンスに優れているかも重要なポイントです。
料金の安さで選ぶとスペックが足りない場合もあるため、サイトの規模に応じたプラン選びが大切。コスパの良いレンタルサーバーは以下です。
安い・コスパの良いレンタルサーバー
- ロリポップ! → WordPress最速環境が月額550円(税込)〜
- シン・レンタルサーバー → エックスサーバーと同等の性能でエックスサーバーより安い
- ラッコサーバー → 最安プランで月額385円(税込)~
レンタルサーバーによっては、初期費用無料や長期契約で割引になるプランもあります。
他社と比較しながら、高性能なサーバーを低価格で利用できるレンタルサーバーを選びましょう。
関連記事 安いおすすめレンタルサーバー
WordPressの簡単インストールが可能か
レンタルサーバーを選ぶ際は、WordPressの簡単インストールができるかを確認しましょう。
WordPressは世界No.1のシェアを誇るCMS。専門知識がない人でも、すぐにサイト公開や記事作成がスタートできます。
WordPressのインストールは無料で、レンタルサーバーによっては最短60秒で導入できます。
一部のレンタルサーバーは、ドメインの取得やSSL設定など開設サポートもあります。画面の指示に従ってクリック操作するだけなのでマニュアルも不要。WordPressサイトの開設経験がない方も安心です。
WordPress簡単インストール機能があれば、レンタルサーバーに申し込んだ日から、すぐサイト運営が始められます。
関連記事 WordPressが使える初心者向けのおすすめレンタルサーバー
メモリ容量・CPUなどのサーバースペックで選ぶ
サイトを成長させることを視野に入れているなら、レンタルサーバーの「メモリ容量」「CPU」などのサーバースペックを重視しましょう。
- 「メモリ」とは?
-
メモリの容量が大きければ高速なデータ処理が可能。スムーズなサイト運営に欠かせない項目です。
- 「CPU」とは?
-
コンピュータで扱うデータの制御・演算をするもの。計算だけでなく、メモリやディスクへ命令を出す重要なパーツです。サーバーのパフォーマンスは、CPUの性能によって左右されます。
最適なサーバースペックの目安としては、最新のCPUを選びましょう。
メモリ容量は、小規模サイトであれば4GB程度。大規模サイトやアクセスが多い場合は、16GB程度が目安です。
なお、CPUやメモリ以外にも、以下のサーバースペックも確認しましょう。
- Webサーバー
- ディスク容量
- 転送量上限
サイトの規模予想に合わせてサーバースペックを選択すれば、将来サイトが大きくなったときでも、安定した運営が可能になります。
サポート内容は充実しているか
レンタルサーバーを選ぶ際は、サポート内容が充実しているものがおすすめです。
- メール問合せ
- 電話
- チャット
- Zoom
- LINE
簡単な質問はチャット、リアルタイムの相談は電話など状況にあわせて最適な選択ができます。
レンタルサーバーによっては、24時間の電話サポートやライブチャットにも対応。しかし、対応日時が決まっている場合もあるので、サポート体制の事前確認が必要です。
サーバーのトラブル時に技術的なサポートを受けられれば、早期解決にもつながります。
サイトを守るセキュリティ対策があるか
レンタルサーバーを選ぶ際は、サイトを守るセキュリティ対策があるかをチェックしておきましょう。
レンタルサーバーのセキュリティ対策は以下です。
- SSL:データを暗号化して送受信時の改ざんや盗聴から保護
- WAF:Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃からWebサイトを保護
- IPS:不正侵入を即時に検出して防御
- IDS:不正侵入の兆候を感知して管理者へ通知
- Web改ざん検知:Webサイトを巡回して改ざんをチェック
- セキュリティ診断:サーバーの脆弱性を診断
とくに企業や法人サイトなどサイトの安全性がイメージや信頼に影響するため、万全なセキュリティ対策が欠かせません。
個人情報漏洩を防ぎサイバー攻撃からサイトを守るためにも、レンタルサーバーはセキュリティ対策に力を入れたところを選びましょう。
関連記事 レンタルサーバーのセキュリティ対策
万一に備えられる自動バックアップ機能があるか
万一に備えて、自動バックアップ機能があるレンタルサーバーを選びましょう。自動バックアップ機能があれば、トラブルでデータを失っても、復元が可能です。
以下は、自動バックアップ機能が標準装備されているレンタルサーバーです。
自動バックアップ機能があるレンタルサーバーの例
ただし、レンタルサーバーによっては、バックアップや復元に手数料が必要です。また、バックアップの範囲や日数にも違いがあるため、レンタルサーバー公式サイトを確認しましょう。
重要なデータを扱う法人・企業サイトは、Webサイト・メール・データベースまで幅広くバックアップできるものがおすすめです。
関連記事 レンタルサーバーのバックアップ機能とは
無料体験のあるレンタルサーバーで試そう
多くのレンタルサーバーは無料体験を提供しています。
レンタル サーバー | シン・ レンタルサーバー | エックスサーバー | ロリポップ! | さくらの レンタルサーバ | ラッコサーバー | カラフル ボックス | コアサーバー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | ベーシック:770円〜 スタンダード:1,540円〜 プレミアム:3,080円~ | スタンダード:990円〜 プレミアム:1,980円〜 | エコノミー:99円〜 ライト:220円〜 ベーシック:550円〜 | ライト:128円〜 スタンダード:425円〜 プレミアム:990円〜 | RK1:385円〜 RK2:1,059円〜 RK3:2,118円〜 | BOX1:528円〜 BOX2:968円〜 BOX3:1,628円〜 | CORE-X:390円〜 CORE-Y:690円〜 |
無料期間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 | 2週間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
レンタルサーバーの性能や、コントロールパネルの使いごこちは、実際に使用しなければわかりません。まずは無料体験でお試ししましょう。
レンタルサーバーによっては、無料体験中に限り自由にプラン変更可能な場合も。複数プランでサーバースペックを試し、「できるだけ安いプランはどれか?」を探れます。
納得してレンタルサーバーを契約するためにも、無料体験を活用しましょう。
目的別のレンタルサーバー選び方
以下の目的別に、レンタルサーバー最適な選び方を紹介します。
用途があらかじめ決まっている場合は、目的別の選び方ポイントをおさえてレンタルサーバーを探しましょう。
初心者向けレンタルサーバーの選び方
初心者向けレンタルサーバーを選ぶときのポイントは以下です。
- WordPressサイトに対応しているか
- 無料お試し期間があるか
- 低価格か
- 公式マニュアルがわかりやすいか
関連記事 WordPressが使える初心者向けのおすすめレンタルサーバー
WordPressサイトに対応しているか
ブログをはじめたい初心者は、WordPressサイトに対応しているレンタルサーバーを選びましょう。
WordPressは、サイトの管理や記事作成が簡単にできる設計で、初心者でもすぐに扱えるのが特徴です。
また、プラグインを追加すればさまざまな機能が使用できます。
また、WordPressは世界No.1シェアを誇っています。レンタルサーバーでブログをはじめたいと考えているならWordPress一択です。
初心者はぜひWordPress対応・かつ簡単インストールができるレンタルサーバーを選びましょう。
無料お試し期間があるか
初心者の方は、まずは無料体験を利用し、タダでレンタルサーバーを試しましょう。後悔しないレンタルサーバー選びの重要なポイントです。
以下のレンタルサーバーは、無料体験できます。
- カラフルボックス:30週間(最長)
- ラッコサーバー:30日間(最長)
- コアサーバー:30日間(最長)
- さくらのレンタルサーバ:2週間
- ロリポップ!:2週間
- Xserver(エックスサーバー):10日間
- シン・レンタルサーバー:10日間
無料期間を活用して、サーバーの表示速度やコントロールパネルの操作性をじっくり確認しましょう。
サービス内容に納得した上で契約ができれば、後悔しないレンタルサーバー選びができます。
低価格か・コスパが良いか
はじめてのレンタルサーバー選びは、もちろん「安さ」にも注目しましょう。
とくに意識すべきは、「コストパフォーマンス」です。どれだけ安くても、性能がイマイチだと嫌ですよね。リーズナブルで、スペックも優れたレンタルサーバーが、初心者に向いています。
初心者の場合は、基本的な機能が備わっている1,000円以下のレンタルサーバーがおすすめ。なかには月額換算400円以下で使えるレンタルサーバーもあります。
レンタルサーバー | 最安プラン名 | 月額料金(税込) | 評判をみる | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
シン・レンタルサーバー | ベーシック | 770円〜 | シン・レンタルサーバー 評判 | 詳細を見る |
Xserver (エックスサーバー) | スタンダード | 990円〜 | エックスサーバー 評判 | 詳細を見る |
ロリポップ! | ライト | 220円〜 | ロリポップ! 評判 | 詳細を見る |
さくらのレンタルサーバ | スタンダード | 425円〜 | さくらのレンタルサーバ 評判 | 詳細を見る |
ラッコサーバー | RK1 | 385円〜 | ラッコサーバー 評判 | 詳細を見る |
カラフルボックス | BOX1 | 528円〜 | カラフルボックス 評判 | 詳細を見る |
コアサーバー | CORE-X | 390円〜 | コアサーバー 評判 | 詳細を見る |
リトルサーバー | ミニプラン | 165円〜 | リトルサーバー 評判 | 詳細を見る |
それぞれの機能やサービスを比較して、使いやすいレンタルサーバーを選びましょう。
公式マニュアルがわかりやすいか
公式マニュアルがわかりやすいレンタルサーバーを選べば、「契約したのに使い方がわからない!」ということになりにくいです。
- プラン変更や自動更新などの契約関連
- WordPressのインストールや設定方法
- 自動バックアップ機能
- SSL設定
- ドメイン設定
- メール設定
マニュアルは公式サイトで見られるため、契約前に内容をチェックできます。
とくに、実際の画面で操作手順が説明されているマニュアルは丁寧でわかりやすいです。
初心者の方は、トラブルや操作に困ったときにすぐ解決できるよう、わかりやすい公式マニュアルが用意されているレンタルサーバーを選びましょう。
個人事業主向けレンタルサーバーの選び方
個人事業主向けレンタルサーバーを選ぶときのポイントは以下です。
- 処理・表示速度が高速であるか
- すぐにサイト運営がスタートできるか
- 複数のサイト運営ができるか
- プラン変更できるか
関連記事 個人事業主向けレンタルサーバー おすすめ
処理・表示速度が高速であるか
事業用のレンタルサーバーを選ぶときは、処理・表示速度が高速なレンタルサーバーを選びましょう。
とくに「Webサーバー」に注目してください。LiteSpeed(ライトスピード)やNginx(エンジンエックス)などが処理速度が速いためおすすめです。
関連記事 Webサーバーソフトウェアとは?
また、ストレージはデータの書き込みと読み込みが速い「SSD」が必須です。
ユーザーの滞在時間を延ばせるよう、高速技術を搭載したレンタルサーバーを選びましょう。
すぐにサイト運営がスタートできるか
忙しい個人事業主の方は、「手軽でスピーディにサイト運営がはじめられるか」を基準にレンタルサーバーを選びましょう。
具体的には、以下のような機能をチェックして、事業の負荷を減らせるレンタルサーバーがおすすめです。
- 契約からドメイン取得など開設に必要な作業を自動サポート
- WordPressやEC-CUBEなどのCMS簡単インストール機能
個人事業主の方は、「各種導入がしやすいか」を基準に、スピーディにサイト運営できるレンタルサーバーを選びましょう。
複数のサイト運営ができるか
複数事業を展開する場合、ひとつの契約で複数のサイト運営ができるレンタルサーバーを選びましょう。同じレンタルサーバーを使って複数のサイトを運営できます。
複数のサイトを運営する可能性があれば、「マルチドメイン機能」が付いたレンタルサーバーがおすすめ。
ひとつのレンタルサーバーを契約すれば、複数のドメインを使ってサイトが作成できる機能。
マルチドメイン無制限のレンタルサーバーも多く、取得したドメインの数だけサイトを持てます。
マルチドメインの利用範囲内であれば、追加のサーバー料金はかかりません。
プラン変更できるか
個人事業主向けレンタルサーバーは、「状況にあわせてプラン変更できるか」が大切になります。
とくに、アクセス数の増加にあわせて、上位プランに変更できるレンタルサーバーが、事業用には望ましいです。
以下は、プラン変更が可能なレンタルサーバーです。
レンタルサーバーによっては、下位プランへは変更できない場合も。また、最低利用期間に満たなければプラン変更ができないなどの条件もあるため注意してください。
サイト規模にあわせ、常に最適なプランでサイト運営ができるよう、個人事業主は「プランのスケールアップ・ダウンが可能か?」にも注目してレンタルサーバーを選びましょう。
中小企業・法人向けレンタルサーバーの選び方
中小企業・法人向けレンタルサーバーを選ぶときのポイントは以下です。
- 安定性の高いサーバーか
- 万全なセキュリティ対策があるか
- 自動バックアップ機能が付いているか
- 適切なサーバー容量が選べるか
- 手厚いサポートが受けられるか
関連記事 法人向けおすすめレンタルサーバー
安定性の高いサーバーか
中小企業・法人向けレンタルサーバーは、安定したサーバー選びが欠かせません。
サイトへ接続できなかったり表示速度が遅かったりすると、ユーザーが離脱しやすくなってしまいます。
サーバーの安定性は、公式サイトで公表されている稼働率や過去の障害情報で確認できます。
稼働率がほぼ100%に近く、障害件数が少ないレンタルサーバーがおすすめです。
万全なセキュリティ対策があるか
中小企業・法人向けレンタルサーバーは、万全なセキュリティ対策があるものを選びましょう。
中小企業・法人は会社の重要データや顧客情報を扱うため、セキュリティ対策は重要です。
不正攻撃からサイトを守るWAFや監視機能など、さまざまなセキュリティ対策機能が搭載されたレンタルサーバーがおすすめ。
- ドメイン認証SSL:ドメイン使用権の所有を証明する
- クイック認証SSL:オンライン手続き可能でドメインのみの認証を証明する
- 企業認証SSL:ドメイン所有者が実在する企業であることを証明する
- EV SSL:ドメイン所有者と運営組織の法的事実性(所在等)を証明する
とくにクレジットカードなど顧客情報を入力する場合は、データを暗号化して送受信する独自SSLの設定が必須です。
安全にサイトを運営するためにも、万全なセキュリティ対策機能があるレンタルサーバーを選びましょう。
自動バックアップ機能が付いているか
中小企業・法人向けレンタルサーバーを選ぶ際は、自動バックアップ機能が付いているか確認しましょう。
データがバックアップされていれば、サーバーの障害やアップデートの不具合でデータが破損しても、復旧が可能です。
レンタルサーバーでは、災害など会社のサーバーが損傷した場合に備えて遠隔地へバックアップできるサービスも。
重要なデータを守るためにも、中小企業・法人は自動バックアップ機能が付いたレンタルサーバーを選びましょう。
適切なサーバー容量が選べるか
中小企業・法人向けレンタルサーバーは、適切なサーバー容量が選べるかが大切です。
容量が不足するとサーバーの処理が間に合わず、業務に支障が出ることも。
- 日々の業務によるデータ容量の蓄積
- 不要なファイルの増加や蓄積
- データのメンテナンス不足
- 利用人数の増加
容量不足を起こさないためにも、使用用途は事前に確認しておきましょう。中小企業・法人向けレンタルサーバーなら、300GB以上のプランがある以下がおすすめ。
容量の大きい法人向けレンタルサーバー
スムーズに業務を進められるよう、多少の増減にも対応できる適切なサーバー容量を選びましょう。
手厚いサポートが受けられるか
中小企業・法人向けレンタルサーバーを選ぶ場合は、サポート体制の充実度もチェックしてください。
サポート内容は、以下の項目を重視して選びましょう。
レンタルサーバーのサポート体制チェックポイント
- サポートの種類は多いか
- 受付時間は? 24時間365日サポートが受けられるか
- サポートの対応スピードは速いか
- サポートは有料か? 料金はいくらか
急な障害が起こった場合は、ライブチャットや24時間の電話サポートなどリアルタイムで利用できるサポートが必要です。
CPIが法人におすすめな理由や、有料のサポート体制について詳しくは以下の記事で解説しています。
関連記事 CPIレンタルサーバー 評判
また、回答や対応がスムーズかどうかも大切なポイント。口コミや評判でサポートの品質もチェックしましょう。
無料レンタルサーバーの選び方
無料レンタルサーバーを選ぶときのポイントは以下です。
- WordPressが使えるか
- 独自ドメインが利用できるか
- 必要なディスク容量があるか
- 商用利用が可能か
関連記事 おすすめ無料レンタルサーバー
WordPressが使えるか
無料レンタルサーバーを選ぶときは、「WordPressが使えるか」を確認しましょう。
以下はWordPressが使える無料レンタルサーバーです。
WordPressが使える無料レンタルサーバー
PHPやデータベース管理システムのMySQLに非対応の場合は、WordPressが使用できません。
簡単にサイト運営を始められるよう、ぜひWordPressが使える無料レンタルサーバーを選びましょう。
独自ドメインが利用できるか
無料レンタルサーバーは、「独自ドメインが利用できるかどうか」もみておきたいポイントになります。
独自ドメインが利用できる無料レンタルサーバーは、以下です。
独自ドメインが使える無料レンタルサーバー
無料レンタルサーバーでは、独自ドメイン取得のサービスと連携している場合もあります。詳しくは公式サイトを確認しましょう。
必要なディスク容量があるか
無料レンタルサーバーを選ぶ場合は、「ディスク容量」の大きさもチェックしましょう。
大量の画像や動画をアップロードする際、ディスク容量が500MB~1GBだと物足りない可能性があります。
また、容量不足によるサイト表示の遅延はユーザーが離脱しやすくなるため注意が必要です。
無料のレンタルサーバーでも安定したサイト運営ができるよう、あらかじめ必要なディスク容量は把握しておきましょう。
商用利用が可能か
無料レンタルサーバーは、商用利用が可能か確認しておくことが大切です。
- アフィリエイト
- Google AdSence
- ネットショップ
- 商品の販売
商用利用不可の無料レンタルサーバーは、アクセス数があっても収益化できません。
また、商用利用の規約に違反すれば、サーバーの解約や違約金を請求される可能性があるため注意が必要です。
営利目的のサイト運営を考えている場合は、商用利用が可能な無料レンタルサーバーを選びましょう。
レンタルサーバーの選び方に関するよくある質問
レンタルサーバーの選び方に関して、よくある質問をまとめて回答しています。
無料で使用できるレンタルサーバーは?
無料で使用できるレンタルサーバーは以下です。
無料レンタルサーバーは費用がかからない分、デメリットがあるため注意してください。
たとえば、WordPress非対応や商用利用NGの場合があります。
レンタルサーバーと自社サーバーの違いは?
レンタルサーバーと自社サーバーの違いは以下です。
レンタルサーバー | 自社サーバー | |
---|---|---|
導入費用 | 少ない | 多い |
維持管理費用 | 少ない | 多い |
機能・設定 | カスタマイズできない | カスタマイズできる |
セキュリティ対策 | 管理会社で実施 | 自社で実施 |
障害対応 | 管理会社で対応 | 自社で対応 |
自社サーバーは構築から設定、運用まですべて自社で実施。機能のカスタマイズは自由にできますが、セキュリティ対策や障害対応も必要なため、サーバーの維持に手間と費用がかかります。
一方レンタルサーバーは、管理会社で提供するサーバーを使用。
セキュリティ対策や障害対応は、すべて管理会社で対応してもらえます。また、設備を持たないため導入や維持費用のコストも最小限で済みます。
WordPressのレンタルサーバーの費用は?
WordPressが利用できるレンタルサーバーの中でも、最少額プランを以下にまとめました。
サービス名 | プラン名 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
シン・レンタルサーバー | ベーシック | 770円〜 |
ConoHa WING (コノハウィング) | ベーシック | 1,452円〜 |
Xserver (エックスサーバー) | スタンダード | 990円〜 |
ロリポップ! | ライト | 220円〜 |
さくらのレンタルサーバ | スタンダード | 425円〜 |
ラッコサーバー | RK1 | 385円〜 |
カラフルボックス | BOX1 | 528円〜 |
コアサーバー | CORE-X | 390円〜 |
レンタルサーバーに慣れるまでは、低額プランがおすすめ。とくに初めての方は、1,000円以下のプランから始めましょう。
レンタルサーバーのメモリ容量の目安は?
個人で利用する場合、ブログやホームページ運営は2〜8GB程度。
法人の場合は10GB以上が目安です。
クラウドサーバーとは?
クラウドサーバーとは、インターネット上にある仮想サーバーのことです。
ユーザーごとにCPUやメモリを専有でき、他サーバーの影響を受けにくいメリットがあります。
また、高性能サーバーを低価格で使用でき、リソースの増減にも柔軟に対応できるのが特徴です。
ちなみに代表的なクラウドサーバーにはAmazonの「AWS」が挙げられます。レンタルサーバーとAWSの違いは以下の記事を参考にしてください。
関連記事 AWSとレンタルサーバーの違い
最適なレンタルサーバーを選ぼう! まずは無料体験がおすすめ
- 実績があり、評判が良いレンタルサーバーを選ぶべき
- 「低価格×高性能」のコストパフォーマンスを重視する
- WordPress簡単インストールはほとんどのレンタルサーバーにある
- サポート体制、セキュリティ対策機能も重要なポイント
- 万一に備えた自動バックアップ機能も大切
- まずは無料体験のあるレンタルサーバーでお試し
レンタルサーバーの正しい選び方について紹介しました。レンタルサーバーはスペック・料金・サービスから、サイトの目的に合ったものを選ぶことが大切です。
初心者であれば、WordPressを低価格で始められるサーバー。中小企業・法人であれば、強固なセキュリティ対策や手厚いサポートが受けられるサーバーがおすすめ。
選び方のポイントを参考にして、目的に合ったレンタルサーバーを選びましょう。