「SEOに強いレンタルサーバーはどこ?」「SEOに強いレンタルサーバーの選び方を知りたい」と悩んでいませんか?
SEOに強いレンタルサーバーを探しているなら、選び方や注意点を把握しておきたいですよね。
そこで本記事では、SEOに強いレンタルサーバー14社をランキング形式で徹底比較します。
本記事では以下の内容を解説します!
当サイトでは「おすすめのレンタルサーバー」についても紹介しています。ほかのレンタルサーバーもあわせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。
SEO(検索エンジン最適化)とレンタルサーバー選びの関係とは
SEOに強いレンタルサーバーを選ぶことで、検索エンジンからの評価を上げ検索上位を狙いやすくなります。
もちろん、レンタルサーバー選びで検索順位のすべてが決まるとは言い切れません。ユーザーの需要にこたえて悩みを解決できるような、価値あるコンテンツを作成することが大前提です。
それを踏まえた上で、SEOの評価基準となる高速表示やSSLに対応しているレンタルサーバーを選ぶと、結果的にSEOに強いWebサイトを作れます。
SEOに強いレンタルサーバー14社の比較一覧表
SEOに強いレンタルサーバーの料金やスペックを一覧にまとめました。
サービス名 | 初期費用 (税込) | 月額料金 (税込) | Webサーバー | サポート | 稼働率 | 容量 | 転送量 | 無料お試し | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Xserver | 無料 | スタンダード:990円〜 プレミアム:1,980円〜 ビジネス:3,960円〜 | nginx | チャット 電話 | メール99.99%以上 | スタンダード:300GB プレミアム:400GB ビジネス:500GB | 無制限 | 10日間 | 詳細を見る |
ConoHa WING | 無料 | ベーシック:1,452円〜 スタンダード:2,904円〜 | nginx | チャット 電話 | メール99.99%以上 | ベーシック:300GB スタンダード:400GB | 無制限 | (申込月が無料) | 詳細を見る |
ラッコサーバー | 無料 | RK1:330円〜 RK2:743円〜 RK3:1,485円〜 | Litespeed | メール | 非公表 | RK1:100GB RK2:400GB RK3:600GB | (※RK1の場合) | 6TB/月30日間 | 詳細を見る |
ロリポップ! | 無料 | エコノミー:99円〜 ライト:220円〜 スタンダード:440円〜 ハイスピード:550円〜 | ハイスピード以外:Apache | ハイスピード:LiteSpeedチャット | メール99.99% | エコノミー:100GB ライト:200GB スタンダード:300GB ハイスピード:400GB | 無制限 | 10日間 | 詳細を見る |
お名前.com レンタルサーバー | 無料 | 891円~ | nginx | 電話 | メール99.99% | 400GB | 無制限 | 詳細を見る | |
シン・ レンタルサーバー | 無料 | ベーシック:770円〜 スタンダード:1,540円〜 プレミアム:3,080円〜 | nginx | 電話 | メール非公表 | ベーシック:300GB スタンダード:400GB プレミアム:500GB | (※ベーシックの場合) | 900GB/日10日間 | 詳細を見る |
さくらの レンタルサーバ | 無料 | ライト:128円〜 スタンダード:425円〜 プレミアム:990円〜 | nginx | 電話 | メール99.99%以上 | ライト:100GB スタンダード:300GB プレミアム:400GB | 無制限 | 2週間 | 詳細を見る |
コアサーバー | (※ドメイン同時申込で無料) | 1,650円CORE-X:332円〜 CORE-Y:587円〜 CORE-Z:1,692円〜 | Litespeed | チャット 電話 (※電話サポートはCORE-Z・CORE-B・CORE-Cのみ) | メール非公表 | CORE-X:300GB CORE-Y:500GB CORE-Z:800GB | (※CORE-Xの場合) | 10TB30日間 | 詳細を見る |
mixhost | 無料 | スタンダード:968円~ プレミアム:990円~ ビジネス:2,178円~ | LiteSpeed | メール | 99.99% | 無制限 | 無制限 | (30日間返金保証) | 詳細を見る |
エックスサーバー ビジネス | 16,500円 | スタンダード:3,762円~ プレミアム:7,524円~ エンタープライズ:11,286円~ | nginx | チャット 電話 | メール99.99%以上 | スタンダード:300GB プレミアム:400GB エンタープライズ:500GB | 無制限 | 10日間 | 詳細を見る |
ヘテムル | 無料 | 1,100円〜 | Apache | 電話 | メール99.99% | 500GB | 40TB/月 | 詳細を見る | |
KAGOYA | 無料 | ライト1コア:1,485円〜 ライト2コア:4,950円 ライト4コア:9,900円 | LiteSpeed | チャット 電話 | メール非公表 | ライト1コア:Web300GB・メール80GB ライト2コア:Web500GB・メール80GB ライト4コア:Web1TB・メール80GB | 無制限 | 2週間 | 詳細を見る |
iCLUSTA+ | 24/36ヶ月契約:無料 | 1/6/12ヶ月契約:5,500円ミニ:1,027円~ レギュラー:1,155円~ プロ:1,947円~ | LiteSpeed | 電話 FAX | メール100% | ミニ:300GB レギュラー:500GB プロ:750GB | 無制限 | (30日間全額返金) | 詳細を見る |
WADAX | 3,300円 | WPスタンダード:2,200円〜 おたすけクラウドサーバーマネージドプラン:32,395円〜 専用サーバーセルフプラン1:18,150円 | Apache | チャット 電話 | メール99.99% | WPスタンダード:50GB おたすけクラウドサーバーマネージドプラン:100GB 専用サーバーセルフプラン1:SAS4TB | 無制限 | 詳細を見る |
【個人向け】SEOに強いレンタルサーバー8社おすすめランキング
個人向けのSEOに強いレンタルサーバー8社をランキングで紹介します。スペックや料金を比較し、最適なレンタルサーバを見つけてください。
個人向けのおすすめレンタルサーバーについて詳しく知りたい人は、「個人向けおすすめレンタルサーバー」を参考にしてください。
関連記事 個人向けのおすすめレンタルサーバー
Xserver(エックスサーバー)
Xserverは、高機能ながら月額990円(税込)〜使えるレンタルサーバーです。
SSDよりさらに速い「オールNVMe」や第3世代CPU「AMD EPYCTM」にくわえ、WordPress(ワードプレス)を高速化できる「KUSANAGI(クサナギ)」を導入。
国内No.1(※)のサーバー速度を誇り、大量アクセスにも強い環境を実現しています。(※2023年6月16日時点・Xserver調べ)
稼働率99.99%・自動バックアップ・WordPress簡単インストールなどの機能も充実。運用サイト数250万件の実績があり知名度が高いため、わからないことがあってもネットで情報が出てきやすい点もポイントです。
速度・安定性・WordPress対応など、SEOに強い要素がぎゅっと詰まったレンタルサーバーだといえるでしょう。
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ConoHa WING(コノハウイング)
ConoHa WINGは、サーバー処理速度国内No.1(※)のレンタルサーバーです。(※ 2023年10月時点・ConoHa WING調べ)
高速処理が可能なWebサーバーnginx(エンジンエックス)・オールSSD(RAID10構成)・HTTP/2・PHP8対応といった技術を導入。
月間稼働率99.99%以上を保証するSLA(サービス品質保証制度)もついており、安定性にも優れています。
月額1,452円(税込)〜の最安プランでも転送量・ドメイン・データベース数がすべて無制限と機能は十分。
通常料金は高く感じますが、定期的に開催されるキャンペーンで半額近くまで値引きされています。タイミングよく契約すれば、かなりお得にハイスペックサーバーが契約可能です。
SEOで活躍する多くのブロガーにも利用されており、ブログ運営におすすめできるレンタルサーバーだといえます。
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ラッコサーバー
ラッコサーバーは、月額330円(税込)〜利用できるレンタルサーバーです。
安価ながらもLiteSpeed(ライトスピード)搭載・HTTP/3対応・オールSSDなど高速化機能が充実。WordPressの自動インストール・複製・サーバー移転といった処理も簡単にできます。
独自SSLやセキュリティ機能Imunify360(イミュニファイ)が標準で設置されている点も安心です。
30日間の無料お試し期間があるため、使い心地をじっくり試せます。「低価格&長期無料お試し」で一番試しやすいSEO向けレンタルサーバーです。
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ロリポップ!
ロリポップ!は、WordPressの表示速度No.1(※1)の速さと、稼働率99.99%の安定性を兼ね備えたレンタルサーバーです。(※1・HostAdvice.com調べ:レンタルサーバー国内シェア上位3サービスの同一価格帯プランを比較)
550円(税込)〜の「ハイスピード」プランなら、高速サーバーLiteSpeedにくわえWordPress高速化プラグインのLiteSpeed Cacheも利用できます。
電話サポートや、24時間以内に返信が来るメールサポートが充実している点も安心です。SEOに強く、かつコスパの良さで選ぶなら、ロリポップ!が選択肢に入るでしょう。
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お名前.comレンタルサーバー
お名前.comレンタルサーバーは、高速化とコスパを両立させたい人にぴったりのレンタルサーバーです。オールSSD・HTTP/2対応・nginxの採用など、一通りの高速化機能が揃っています。
さらにWEB高速化エンジン「WEXALM® Page Speed Technology」を、国内共用レンタルサーバー業界で初搭載しているのも特徴。この点がお名前.com レンタルサーバーがSEOにおすすめな理由です。
コスト面では月額891円(税込)〜、サーバーの利用料金が最大2ヶ月無料・初期費用無料で使えます。
また、格安ドメインサービスを提供しているお名前.comならではの特典として、独自ドメインの登録・更新料が無料になるのも嬉しいポイントです。
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シン・レンタルサーバー
シン・レンタルサーバーは、Xserverをベースにした最新技術をコスパよく使えるレンタルサーバーです。
アクセス集中に強いWebサーバーnginxやWordPress高速化技術KUSANAGIを搭載しながらも、月額770円(税込)~とリーズナブル。
Xserverと同じ機能やツールを採用しているため、万が一のトラブル発生時もXserverの豊富なマニュアルやユーザーサポートが役立ちます。
新機能の導入やコストパフォーマンスを追求したい人におすすめのサーバーです。エックスサーバーと同等なSEO向けの機能が、エックスサーバーよりも安く使えます。
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さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバは、1996年からサービスを提供する老舗のレンタルサーバーです。
全プランSSD搭載で高速表示に対応しているほか、月額990円(税込)〜の「プレミアム」プランならCDN連携オプションが標準装備になります。
CDNは、WordPressなどの動的コンテンツをキャッシュして表示速度を上げるサービスのこと。簡単な設定で、大量アクセス時にもストレスなく安定表示できます。
マルチドメイン・無料SSL・WordPress簡単インストールといった機能も揃っており、安心して使えるレンタルサーバーです。ビジネスとして本格的にSEOにチャレンジしたい人にもおすすめです。
2週間無料でお試し
コアサーバー
コアサーバーは、ハイスペックサーバーをコスパよく使いたい人におすすめのレンタルサーバーです。
最大64コアのCPUと最大1TBのメモリーを搭載し、優れた処理速度と安定性を実現。
WebサーバーはLiteSpeedを採用、最新の通信プロトコルHTTP/3にも対応しており、高速表示に力を入れています。
緊急時には、リアルタイムでライブチャットサポートが受けられる点も便利です。
プランも豊富で、想定するサイト規模にあわせてもっともコスパの良い料金で契約できます。
30日間無料でお試し
【法人向け】SEOに強いレンタルサーバー6社おすすめランキング
法人向けのSEOに強いレンタルサーバー6社をランキングで紹介します。企業やビジネスサイト、ECサイトなどで検索上位を狙いたい時の参考にしてください。
法人向けのおすすめレンタルサーバーについて詳しく知りたい人は、「法人向けおすすめレンタルサーバー」を参考にしてください。
関連記事 法人向けおすすめレンタルサーバー
mixhost(ミックスホスト)
mixhostは、法人の利用者が8割以上のビジネスサイト向けレンタルサーバーです。
1台の物理サーバーを複数の仮想サーバーに分散するシステムで、他ユーザーの影響を受けにくいサーバー環境を実現。安定性を高めています。
スマートアップデートや複数サイトへのワンクリックログインなど、WordPress機能も充実。安全性と快適性に優れたレンタルサーバーです。
30日間返金保証あり
エックスサーバービジネス
エックスサーバービジネスは、Xserverの法人向けレンタルサーバーです。
アクセス耐性と表示速度を追求し、離脱率の低減やサーバーダウン予防など、よりSEOに強い環境を整えています。
転送量無制限・SLA・WAF・WordPress運用やメール機能など、ビジネスに欠かせない機能は万全。
さらにホームページ制作や各種サーバー設定の無料代行サービス付きと利便性が高く、初めての利用でも安心です。
\ 2025/4/8まで 初期費用0円! /
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ヘテムル
ヘテムルは、中規模〜大規模の法人におすすめのレンタルサーバーです。
Webサーバー・メールサーバー・データベースサーバーがそれぞれ分離しているため、大量アクセスなどの高負荷時でも互いの影響を受けません。
さらに最大14日までの自動バックアップ機能、24時間365日の有人監視による稼働率99.99%など、高い安定性が魅力です。
共用サーバーのほか、大規模・複数サイト向けのマネージド専用サーバー「heteml MAX」も用意。さらなる高スペックや、専門スタッフによる手厚いサポートを求める人におすすめです。
KAGOYA(カゴヤ)
KAGOYAは、法人利用率80%・導入実績58,000件の法人向けレンタルサーバーです。
自社データセンターを保有するなど安全性の高い環境を整え、中小企業や官公庁などで幅広く利用されており、ビジネス用途にぴったり。
WordPressに特化したプランから共用サーバー・マネージド専用サーバーまで、最適なプランが選べます。
下位プランにはメールやデータベース機能がついていないため、法人利用なら共用サーバーで月額1,760円(税込)〜の「S22」プラン以上がおすすめです。
2週間無料でお試し可能
iCLUSTA+(アイクラスタプラス)
iCLUSTA+は、30年以上の運営実績がある法人向けレンタルサーバーです。
サービス名にもなっている独自のクラスタ技術で高い安定性を実現しており、2023年の稼働率は100%を誇ります。
マルチドメイン対応かつ、最大120個の独自SSLが利用できるため、複数サイト運用もラクラク。高い機能性を持ちながら、3つのプランすべてが月額1,000円台でコスパよく使えます。
30日間返金保証あり
WADAX(ワダックス)
WADAXは、安心・安全に重点を置いている法人向けレンタルサーバーです。セキュリティやサポート体制の充実にこだわり、ユーザーが安心して利用できる環境が整っています。
特にサポートは365日無休で提供しており、メールやチャットはもちろん、応答率平均92.8%の電話サポートを受けられる点が魅力。
WordPressに特化したプランから専用サーバーまで、自社に合ったプランが選べます。
30日間返金保証・30日間無料トライアルあり
SEOに強いレンタルサーバーを選ぶポイント
SEOに強いレンタルサーバーを選ぶポイントは次のとおりです。
- 表示スピードが早いWebサーバーか
- SSL化に対応しているか
- 稼働率が99.99%以上か
- バックアップに対応しているか
- セキュリティ性能は高いか
- WordPressインストール機能があるか
- 転送量や同時アクセス数に制限がないか
- サポート体制は十分か
表示スピードが早いWebサーバーか
サイトの表示スピードは、SEOにおいて重要なポイントの1つです。
Googleのガイドラインで「表示速度をSEOの指標にする」と公言しているほか、「Google が掲げる10の事実」でも「遅いより速いほうがいい」と書かれています。
つまり、表示速度が速ければ速いほどSEO評価が高まり、検索上位に表示されやすくなると考えられます。パソコン版に限らず、モバイル版も同様です。
さらに、表示スピードはユーザーの離脱率にも影響します。ページの読み込みに5秒以上かかった場合、90%のユーザーが離脱してしまうといわれています。
ユーザーの滞在時間や離脱率もSEO評価の1つとされているため、ユーザーに負担をかけないサイト作りが重要です。nginxやLiteSpeedなど、高速Webサーバーを採用しているレンタルサーバーを選びましょう。
レンタルサーバー名 | Webサーバー |
---|---|
Xserver | nginx |
ConoHa WING | nginx |
シン・レンタルサーバー | nginx |
ラッコサーバー | Litespeed |
コアサーバー | Litespeed |
Webサーバーについて、詳しくは「Webサーバーソフトとは?」の記事をご覧ください。
関連記事 Webサーバーソフトウェアとは?
SSL化に対応しているか
SSL化に対応しているかどうかも、SEOに強いレンタルサーバー選びのポイントになります。
理由は、Googleが「SSL化の有無をランキングシグナルに使用する」と公言しているためです。
レンタルサーバー名 | 無料SSL |
---|---|
Xserver | |
ConoHa WING | |
ロリポップ! | |
シン・レンタルサーバー | |
さくらのレンタルサーバ |
情報の漏えいやサイトの改ざんを防ぐSSL化は、昨今のWebサイトではほとんど必須とされています。
レンタルサーバー選びの際は、SSL化機能がついていることはもちろん、無料で利用できるかどうかもチェックしましょう。
稼働率が99.99%以上か
SEOに強いレンタルサーバーを選ぶには、稼働率が99.99%以上かもポイントです。
なぜなら、稼働率が高いほどサーバーが正常稼働している時間が長く、安定性や信頼性が高いシステムだと考えられるためです。
Googleによると、サイトの応答が遅い場合やサーバーエラーが返された場合、クロール頻度が制限されます。
つまり、定期的にクローラーがやってくるようサイトを安定表示させることが、SEO的に有効だといえます。
そのためにも、稼働率が高く安定性の高いレンタルサーバーを選びましょう。SLAがあるサーバーならさらに安心です。
レンタルサーバー名 | 稼働率 | SLAの有無 |
---|---|---|
Xserver | 99.99% | |
ConoHa WING | 99.99% | |
さくらのレンタルサーバ | 99.99% | |
iCLUSTA+ | 100% | |
WADAX | 99.99% |
関連記事 レンタルサーバーの稼働率とは
バックアップに対応しているか
レンタルサーバーにバックアップ機能があるかどうかも大切です。
もしバックアップ機能がないと、サーバーダウンが起きたときに復旧が遅れ、SEOで悪影響になりかねません。また、すでにサイトにGoogleで評価されたコンテンツがあった場合、復元できず検索順位が落ちる要因になることも考えられます。
バックアップ機能があれば大切なデータを守れて、万が一のとき迅速な復旧が可能です。
レンタルサーバーのバックアップは自動で決まった日数分行うところと、手動での対応になるところに分かれます。手間をかけずに使いたい人は、自動バックアップがあるサーバーを選びましょう。
また、サーバーによってはデータの復元が有料のこともあるため、無料でデータ復元ができることもポイントです。
レンタルサーバー名 | 自動バックアップの有無 | 自動バックアップの日数 | データの復元 |
---|---|---|---|
Xserver | 全プラン標準 | 14日間 | 無料 |
ConoHa WING | 全プラン標準 | 14日間 | 無料 |
ラッコサーバー | 全プラン標準 | 30日間 | 無料 |
お名前.com レンタルサーバー | 全プラン標準 | 14日間 | 無料 |
ロリポップ! | ハイスピード・エンタープライズの2つのプランのみ無料 | 7日間 | 無料 |
セキュリティ性能は高いか
SEOに強いレンタルサーバーを選ぶなら、セキュリティ性能も重視しましょう。
セキュリティ性能が低いサーバーは、ハッキングやウイルス攻撃などの被害に遭うリスクが高まります。また、悪質なBOT(自動化されたプログラム)の問題でクローリングエラーが起きることも考えられます。
Google検索で評価されるSEO効果の高いサイトを作るためには、サイトの安全性・信頼性を高め、ダウンタイムを少なくすることが重要です。
WAF(ワフ・Web Application Firewall)やSSLといった基本的なセキュリティがあることはもちろん、独自サービスや網羅性が高いレンタルサーバーを選びましょう。
レンタルサーバー名 | WAF | SSL | その他の機能 |
---|---|---|---|
Xserver | セコムセキュリティ診断 メールセキュリティ 国外IPアクセス制限 ログイン試行回数制限 コメント・トラックバック制限 | ||
ConoHa WING | コメント・トラックバック制限 海外アクセス制限 ディレクトリアクセス制限 IPアクセス制限 迷惑メールフィルター ウィルスチェック | ||
ラッコサーバー | IDS(不正侵入検知システム) IPS(不正侵入防止システム) 物理サーバーを24時間365日有人監視 DDoS攻撃に対する対応 脆弱性診断 ログイン試行回数制限 | ||
コアサーバー | IDS(不正侵入検知システム) IPS(不正侵入防止システム) ウイルスチェック スパムフィルター |
WordPressインストール機能があるか
SEOに強いレンタルサーバーを選ぶ方法の1つとして、WordPressインストール機能があるサーバーがおすすめです。
WordPressは初心者でも簡単にサイトを運営・管理できるだけでなく、SEOに役立つ機能も多数利用できます。
- 画像を圧縮・軽量化する
- サイトマップを作成する
- リンクエラーをチェックする
- SNSと連携する
- パンくずリストを設置する
- HTML/CSS/JavaScriptを最適化する
- Googleアナリティクス・Googleサーチコンソールと連携する
よほどその他のCMSにこだわりがない限り、WordPressでのサイト運営を選びましょう。
安いサーバーではWordPress未対応だったり、簡単インストール機能がなかったりします。レンタルサーバー選びの際は、WordPressインストール機能の有無をチェックしてください。
レンタルサーバー名 | WordPressインストール機能 |
---|---|
Xserver | |
ConoHa WING | |
さくらのレンタルサーバ | |
シン・レンタルサーバー | |
mixhost |
転送量や同時アクセス数に制限がないか
転送量や同時アクセス数に制限がないかも確認しておきましょう。
レンタルサーバーによっては、1日あたりや1ヶ月あたりの転送量に上限が設けられている場合があります。
レンタルサーバーごとに定められた転送量を超えてしまうと、速度制限がかかり表示スピードが落ちます。するとSEO的に悪影響なばかりでなく、読者の離脱にもつながりかねません。
さらに、頻繁に速度制限がかかる状況が続いた場合、レンタルサーバー側からデータ量を減らす対策や上位プランへの変更を求められることもあります。
データ転送量の課金はありませんが、ネットワークやサーバーに対して過大な負荷が掛かる場合には、制限の対象になる場合があります。
目安数値を恒常的に上回る際は、ご利用プランの変更をお願いする場合があります。
引用:Xserverよくある質問
また、同時アクセス数に制限があるレンタルサーバーも存在します。アクセスが集中し同時アクセス数を超えてしまった場合、転送量のときと同様に速度制限がかかり、SEOに悪影響を及ぼしかねません。
できるだけ、転送量や同時アクセス数が無制限もしくは上限の高いレンタルサーバーを選択すると安心です。
レンタルサーバー名 | 転送量 | 同時アクセス数 |
---|---|---|
Xserver | 全プランで無制限 | 非公開 |
ConoHa WING | 全プランで無制限 | 非公開 |
ロリポップ! | 全プランで無制限 | ハイスピード・エンタープライズプランのみ無制限 |
ラッコサーバー | ただし快適に使える目安量あり RK1:6TB/月 RK2:24TB/月 RK3:36TB/月 | 無制限無制限 |
コアサーバー | 目安量あり CORE-X:10TB/月 CORE-Y:20TB/月 CORE-Z:30TB/月 | 規定転送量までは無制限CORE-Y:60 CORE-Z:200 | CORE-X:30
関連記事 レンタルサーバーの転送量とは
サポート体制は十分か
SEOに強いレンタルサーバー選びの際は、サポート体制が十分かどうかも確認しましょう。サイトにエラーがある状態で長く放置してしまうと、SEOにも悪影響になってしまいます。
一般的に、多くのレンタルサーバーではマニュアルやよくある質問が充実しており、サイト運営経験者であればそれほど困ることはありません。
しかし、サイト運営初心者の場合や手厚いサポートを受けながら運用したい場合は、電話やチャットなどのサポート体制が整っていると安心です。
レンタルサーバー名 | サポート内容 |
---|---|
Xserver | チャット 電話 | メール
ConoHa WING | チャット 電話 | メール
シン・レンタルサーバー | 電話 | メール
ラッコサーバー | メール |
iCLUSTA+ | 電話 FAX | メール
SEOに強いレンタルサーバーの注意点
SEOに強いレンタルサーバーの注意点は次のとおりです。
- レンタルサーバーがあれば検索エンジンに登録されるわけではない
- 身の丈に合ったサーバーを選ぶ
- 無料サーバーはおすすめできない
レンタルサーバーがあれば検索エンジンに登録されるわけではない
レンタルサーバーがあれば検索エンジンに登録(インデックス)されるわけではないので注意してください。
検索エンジンにサイトが表示されるようにするためには、定期的な記事更新や被リンク獲得といった「SEO対策」が必要です。
レンタルサーバーがSEOで役に立つのはあくまで表示速度やセキュリティ面の対策。もっとも基本的なSEO対策である「Webサイト制作」「コンテンツ制作」「定期的なサイト更新」などは各自で行う必要があります。
あくまでレンタルサーバーは土台であり、それだけでインデックスされたり、SEOが有利になったりするものではありません。
サイト規模にあわせてサーバーを選ぶ
SEOはサーバー選びですべてが決まるのではなく、あくまでコンテンツ(中身)やサイト設計が大切です。
もっといえば、SEOで成果をあげるためには、サーバー選びよりも戦略が重要であるともいえます。
最初からハイスペックなサーバーを選んでも、アクセスがあまりなく持て余してしまうのもよくあるケースです。
とくにサイト運営やSEO初心者の場合、最初のレンタルサーバーは安くて十分使えるコスパの良いサービスがおすすめ。
たとえば月額500円以内の安いレンタルサーバーでも、十分SEOで成果を上げられます。繰り返しになりますが、サーバー性能よりもサイト設計やコンテンツ作りの方が重要なためです。
SEOでも十分使える安いレンタルサーバーは、以下の記事を参考にしてください。
関連記事 安いおすすめレンタルサーバー
無料サーバーはおすすめできない
SEOを意識するなら、無料サーバーはおすすめできません。
中には、月額料金なし・完全無料のレンタルサーバーも存在します。しかし、安定性が低い・広告がある・容量が少ない・独自ドメインが利用できないといった点がデメリットです。
無料サーバーはどちらかというとテキストメインの個人ブログや趣味ブログ向きで、検索上位を狙うには機能が不十分だと考えられます。
SEOを意識するということは、いずれサイトで収益化を目指しているはず。それならある程度費用をかけても、はじめからきちんとした有料サーバーを選ぶほうが結果につながりやすいと考えられます。
デメリットを理解した上で無料レンタルサーバーも探してみたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事 おすすめ無料レンタルサーバー
SEOに強いレンタルサーバーまとめ
- SEOの評価基準を満たすサーバー選びがカギ
- 表示スピード・SSL化・安定性などがポイント
- レンタルサーバーさえあれば検索上位になるわけではない
- 身の丈に合ったサーバー選びが重要
個人法人問わず、サイトを運営するうえでSEOは無視できない存在です。検索エンジンで上位表示することが収益に直結し、多くの人に記事を読んでもらえることにつながります。
そのためには、最初のレンタルサーバー選びが重要なポイント。表示スピード・SSL化・安定性などを備えたサーバーを選ぶことで、SEOに強いサイトを作れます。
とはいえ、レンタルサーバーさえあれば検索上位になれるわけではありません。レンタルサーバーはあくまで土台として、定期的に良質な記事を作り続けることが大切です。