シン・VPSがおすすめな人やメリット・デメリットを解説！ 評判は？

シン・VPSは2023年9月19日にリリースされたばかりで、情報が少なく困っている方も多いと思います。

現状、リリースばかりのため詳細な口コミ・評判はありません。

そこで本記事では「シン・VPSはどのようなサービスで本当におすすめなのか」について、スペック調査と他社との比較結果をもとに、以下の内容を徹底解説します。

本記事では以下の内容を解説します！

VPSサービス選びで迷っている方や、シン・VPSを利用しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

当サイトでは「おすすめのVPS」についても紹介しています。ほかのVPSも合わせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。

そもそもシン・VPSとは？

シン・VPSとは、エックスサーバー株式会社が2023年9月19日にリリースしたVPSサービスです。

シン・VPSはリリースされてから日が浅いですが、エックスサーバー株式会社には2023年11月現在で導入企業約18万社、250万以上のサイト運用実績があるため、安心して利用できます。

エックスサーバー株式会社では、シン・VPSの他にも数多くのサービスを提供中です。

項目	シン	エックスサーバー
共用サーバー	シン・レンタルサーバー	エックスサーバー エックスサーバービジネス
Linux VPS	シン・VPS	Xserver VPS
Windows VPS	シン・クラウドデスクトップ for FX	Xserver VPS for Windows Server

シン・VPSはWindowsサーバーに対応していないため、Windowsを利用したい方はシン・クラウドデスクトップ for FXもしくはXserver VPS for Windows Serverを検討してみてください。

シン・レンタルサーバーとの違い

シン・VPSとシン・レンタルサーバーの違いは、スペックの高さと自由度です。

項目	レンタルサーバー 『シン・レンタルサーバー』	VPS 『シン・VPS』
コスト	安い	少し高い
スペック	他ユーザーからの影響を受ける	他ユーザーからの影響を受けない
自由度	ブログ・サイト運営	ゲームサーバー構築 ブログ・サイト運営 アプリケーション開発

レンタルサーバーもVPSも1台の物理サーバーを複数のユーザーで利用する点は変わりませんが、VPSは仮想技術を使用することで管理者権限とリソース（メモリ・CPU）を利用者ごとに割り当てます。

また、VPSではユーザーに管理者権限が付与されます。Webサイト運営のみならず、ゲームのサーバー構築やアプリケーションの開発などできることも多様です。

また利用者それぞれに仮想サーバーが割り当てられることで、他ユーザーからの影響を受けにくいのもVPSの特徴です。

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シン・VPSでできること

VPSはレンタルサーバーよりも自由度が高く、ゲームのサーバー構築やアプリケーション開発などできることが多いです。

とくにシン・VPSは他社を圧倒するサーバースペックを備えているため、できることの幅が広くなっています。

『マインクラフト』や『ARK』『パルワールド』でマルチサーバーを立てられる

シン・VPSでは『マインクラフト』『ARK』『パルワールド』などのゲームでマルチサーバーが立てられます。

友達とのマルチプレイはもちろん、大人数で企画をする場合にもVPSは有効です。

エックスサーバー株式会社のゲーム用VPSである「Xserver VPS for Game」と比較してみました。

項目	シン・VPS	Xserver VPS for Game
月額料金	620円〜	830円〜
メモリ	512MB〜32GB	2GB〜64GB
ディスク容量	30GB〜1600GB	50GB〜100GB

シン・VPSはXserver VPS for Gameに比べて、ディスク容量が多いことが特徴です。

ディスク容量が多いことでサーバー障害やラグが発生しにくく、快適にゲームがプレイできます。

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個人ブログやWebサイトを開設できる

VPSは24時間365日のサーバー稼働ができるため、個人ブログやWebサイトの開設が可能です。

個人ブログやWebサイトはレンタルサーバーでも可能ですが、VPSには次のメリットがあります。

レンタルサーバーとの最も大きな違いは管理者権限の有無です。管理者権限が付与されていることで、アプリケーションが自由にインストールできたり、サーバーの設定の変更などができたりします。

上記の設定は必須ではありませんが、自由に個人ブログやWebサイトをカスタマイズしたい場合には自由度が高く非常に便利です。

シン・VPSの料金プラン

シン・VPSには格安から大容量まで、幅広い料金プランが設定されています。

項目	512MB	1GB	2GB	4GB	8GB	16GB	32GB
月額料金	620円〜	820円〜	1,530円〜	3,091円〜	6,000円〜	12,001円〜	24,000円〜
ディスク 容量	30GB	100GB	150GB	200GB	400GB	800GB	1,600GB
vCPU	1コア	2コア	3コア	4コア	6コア	8コア	12コア
メモリ	512MB	1GB	2GB	4GB	8GB	16GB	32GB

シン・VPSは前払い制で、3ヶ月の最低利用期間が設定されています。

初回契約時の支払い料金は1ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月から選択可能です。12ヶ月から割引が入り、36ヶ月で最大割引が適用されます。

契約後のプラン変更は可能ですが、上位プランへの変更にしか対応していないため注意してください。

シン・VPSのおすすめ料金プラン

シン・VPSのおすすめ料金プランは「512MBプラン」です。

他のVPSサービスは最低容量プランが1GBや2GBから始まる場合が多いのに対し、シン・VPSでは512MBから提供されています。

シン・VPSはプランのアップグレードは可能ですが、ダウングレードはできません。そのため、低容量のプランから始めて物足りなくなった場合にアップグレードする利用方法がおすすめです。

また追加オプションを利用すれば、ストレージの増設やイメージ保存容量の増加も可能なので検討してみてください。

項目	月額料金
ストレージ増設	100GBあたり1,100円（税込）
イメージ保存容量追加	1,650円（税込）

シン・VPSの良い評判・メリット

シン・VPSの1番のメリットはハイスペックな性能とリーズナブルな価格設定です。コスパの高いVPSサービスであるといえます。

その他にもシン・VPSならではのメリットが数多くあるので、紹介していきます。

ハイスペックな性能

シン・VPSは大手のエックスサーバー株式会社がリリースしたサービスなだけあって、ハイスペックなサーバー性能を持っています。

他社のVPSサービスと比較してCPU・メモリ・ディスク性能が高いため、Webサイトのレスポンスやゲームサーバーの安定性が高いです。

Webサイトや個人ブログの場合、表示速度が速いことはSEOの評価の向上にもつながるので、メリットと言えます。

さらにゲームサーバーの場合でも、ラグやサーバーの負荷によってゲームが止まるなどの心配も少なくなるため安心です。

リーズナブルな価格設定

シン・VPSはハイスペックなサーバー性能を持ちながらも、リーズナブルな点も大きなメリットです。

月額料金は最安で620円（税込）〜で、VPSサービスの中でもかなり安い部類に入ります。

さらに2023年9月19日から11月14日まで実施されている「リリース記念最大20%OFFキャンペーン」では、月額496円（税込）〜利用可能です。

できるだけ安くシン・VPSを利用したい方は、キャンペーン期間中に申し込んでみてください。

ディスク容量が大きい

シン・VPSはディスク容量がプランをアップグレードするたびに増えていき、最大1.6TBのストレージが利用できます。

プラン	512MB	1GB	2GB	4GB	8GB	16GB	32GB
ディスク容量	30GB	100GB	150GB	200GB	400GB	800GB	1.6TB

さらにシン・VPSでは追加オプションでストレージの増設が可能です。

100GBあたり月額1,100円（税込）で、最大500GBまで増やせます。契約しているプランのディスク容量で物足りない場合は利用してみてください。

豊富なアプリイメージ

シン・VPSにはOSやアプリケーションなどのテンプレートが豊富です。

OS名	バージョン情報
AlmaLinux	8.6 (64bit) / 8.7 (64bit) / 8.8 (64bit) / 9.0 (64bit) / 9.1 (64bit) / 9.2 (64bit)
Arch Linux	2023.09.01 (64bit)
CentOS	38 (64bit)
openSUSE Leap	15.4 (64bit)
Oracle Linux	8.6 (64bit) / 8.7 (64bit) / 8.8 (64bit) / 9.0 (64bit) / 9.1 (64bit) / 9.2 (64bit)
Rocky Linux	8.6 (64bit) / 8.7 (64bit) / 8.8 (64bit) / 9.0 (64bit) / 9.1 (64bit) / 9.2 (64bit)
Ubuntu	20.04 (64bit) / 22.04 (64bit) ※Ubuntu 22.04は、512MBプランでは利用できません。

また、シン・VPSにはゲームのマルチサーバー構築用のテンプレートも多数あり、マルチプレイをする場合にも利用できます。

ゲーム名	バージョン情報
ARK	latest-64bit [ubuntu-22.04]
Arma 3	2.14.150957-64bit [ubuntu-22.04]
Assetto Corsa	1.16.4-64bit [ubuntu-22.04]
CS:GO	latest-64bit [ubuntu-22.04]
Factorio	latest-64bit [ubuntu-22.04]
Minecraft	Forge:1.20.1-64bit [ubuntu-22.04] Java版:latest-64bit [ubuntu-22.04] 統合版:latest-64bit [ubuntu-22.04]
Project Zomboid	latest-64bit [ubuntu-22.04]
Rust	latest-64bit [ubuntu-22.04]
Team Fortress 2	latest-64bit [ubuntu-22.04]
Terraria	1.4.4.9-64bit [ubuntu-22.04]
Unturned	latest-64bit [ubuntu-22.04]
Valheim	latest-64bit [ubuntu-22.04]
7 Days to Die	latest-64bit [ubuntu-22.04]

OSとゲームだけでもこれだけのテンプレートがあるので、かなり幅広い使い道があります。

他にもアプリ開発ツールやAIツールもあるため、興味のある方はぜひ確認してみてください。

安心のサポート体制

項目	対応時間
メール	24時間365日
電話	平日10時〜18時

シン・VPSは24時間365日のメールサポートに対応しています。

また、平日の10時〜18時の間には電話サポートにも対応しているので、急にトラブルが発生したとしても安心です。

シン・VPSの悪い評判・デメリット

シン・VPSを利用する上で注意すべきポイントやデメリットについて解説します。

最低利用期間が3ヶ月

シン・VPSは最低利用期間が3ヶ月に設定されているため、1ヶ月だけなどの短期利用はできません。

そのため、1ヶ月だけ利用したい場合には最低利用期間が設定されていないXserver VPSやConoHa VPSがおすすめです。

ダウングレードができない

シン・VPSには全部で7つの料金プランがありますが、プラン変更は上位プランへのみ可能です。

下位プランへのダウングレードはできないので注意してください。

自分の用途にあったプランがわからない場合は、下位のプランを契約しておくとアップグレードできるのでおすすめです。

リリースされたばかりで口コミや情報が少ない

シン・VPSは2023年9月19日にリリースされたばかりなため、口コミや情報が少ないです。

そのため利用する前の判断材料が少なかったり、トラブルが起きた際の対応が難しかったりするなどのデメリットがあります。

しかし、シン・VPSはレンタルサーバーの中でも大手の「エックスサーバー株式会社」が運営しているため、サービスの質やサポート対応には安心していいでしょう。

他社VPSサービスとの比較

シン・VPSと他社VPSサービス4社の月額料金と基本スペックを比較しました。

VPS	シン・VPS	Xserver VPS	ConoHa VPS	KAGOYA Cloud VPS	さくらのVPS	お名前.com VPS
月額料金	620円〜24,000円	830円〜38,000円	682円〜53,900円	968円〜20,768円	643円〜30,800円	985円〜16,636円
ディスク容量	30GB〜1,6TB	50GB〜100GB	30GB〜100GB	25GB〜1.6TB	25GB〜1.6TB	100GB〜1TB
vCPU	1コア〜12コア	3コア〜24コア	1コア〜24コア	2コア〜10コア	1コア〜10コア	2コア〜10コア
サーバーメモリ	512MB〜32GB	2GB〜64GB	512MB〜64GB	1GB〜32GB	512MB〜32GB	1GB〜16GB
無料体験	なし	なし	なし	14日間	14日間	なし
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

他社VPSサービスと比較してみると、シン・VPSが最も安く利用できることがわかります。

さらに2023年11月現在、シン・VPSはリリース記念で利用料金最大20％OFFのキャンペーン中です。月額496円（税込）から利用できるので、できるだけ安くVPSを利用したい方はぜひ申し込みしてみてください。

XserverVPSとの違い

同じエックスサーバー株式会社のVPSサービスである「Xserver VPS」と比較してみました。

項目	シン・VPS	Xserver VPS
月額料金	620円〜24,000円	830円〜38,000円
ディスク容量	30GB〜1,6TB	50GB〜100GB
vCPU	1コア〜12コア	3コア〜24コア
サーバーメモリ	512MB〜32GB	2GB〜64GB
無料体験	なし	なし
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る

シン・VPSをXserver VPSと比較すると、一番の違いはディスク容量です。

Xserver VPSは50GB〜100GBなのに対して、シン・VPSは30GB〜1.6TBと大容量のディスク容量を実装しています。

どちらもハイスペックなVPSサービスですが、ディスク容量を重視する場合はシン・VPS、サーバーメモリを重視する場合はXserver VPSがおすすめです。

シン・VPSがおすすめな人

シン・VPSはできるだけ安くハイスペックなVPSが利用したい方におすすめです。

他のVPSサービスよりもシン・VPSは月額料金が安く、高性能なCPUやストレージを搭載しています。

さらにストレージはプランをアップグレードするにつれて容量が増えていき、最大1.6TBまで利用可能です。

CPU・メモリはもちろん、大容量のストレージをできるだけ安く利用したい方におすすめします。

シン・VPSのキャンペーン開催情報

現在、シン・VPSで開催中のキャンペーンはありません。

シン・VPSの過去キャンペーン一覧

シン・VPSの申し込み方法

シン・VPSへ申し込む場合は次の手順に従ってください。

シン・VPSに関するよくある質問

シン・VPSに関するよくある質問に回答しています。

シン・VPSのまとめ

シン・VPSは圧倒的なサーバースペックとリーズナブルな価格設定が特徴のVPSサービスです。

2023年9月19日にリリースされたばかりで評判や情報が少ないですが、エックスサーバー株式会社が運営していることもあり、非常に信頼性は高いと言えます。

ハイスペックなVPSをできるだけ安く使いたい方は、ぜひシン・VPSを利用してゲームサーバーの構築やWebサイト運営をしてみてください。