「THE THOR(ザ・トール)はどんなWordPressテーマ?」「評価や使える機能が知りたい」と悩んでいませんか?
THE THORは集客・収益化に特化したアフィリエイト向けテーマですが、他との違いや強みが気になりますよね。
そこで本記事では、THE THORの評判やメリット・デメリット、おすすめな人について紹介します。機能の使い方もくわしく解説しているため、ぜひ参考にしてください。
本記事では以下の内容を解説します!
当サイトでは「おすすめのWordPressテーマ」についても紹介しています。ほかのWordPressテーマもあわせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。
THE THORとは?
THE THORは、集客・収益を狙うサイト向けのWordPressテーマです。
機能が豊富でオールインワンな点がひとつの強み。たとえば、「PWA(プログレッシブウェブアプリ)」や構造化マークアップなどの表示速度対策がテーマ内で設定できます。
また、53種類の見出しデザインや498種類のオリジナルアイコンなど、記事装飾のバリエーションが多い点も特徴。こだわりを反映させやすく、より自分らしいサイトを作成できます。
さらに、お問い合わせフォームや絞り込み検索などのプラグイン機能をテーマに搭載。アフィリエイト向けのSWELLやAFFINGER6にはない機能が最初から使えるのがTHE THOR最大の強みです。
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | テーマ&サポートプラン16,280円 らくらくサーバーセットプラン:30,140円 |
支払いタイプ | テーマ&サポートプラン:買い切り型 らくらくサーバーセットプラン:2年目以降は年額19,140円 ※年額費用はサーバー代・ドメイン代 |
開発者 | フィット株式会社 |
販売元 | フィット株式会社 |
ブロックエディタ対応 | 未対応 |
スマホ対応 | 〇 |
複数サイト利用 | 〇 |
第三者のサイト制作 | 特別ライセンスが必要 |
商用利用 | 〇 |
マニュアル | あり |
サポート | フォーラムサイト メンバーズサイト 安心メールサポート ※メールサポートはインストール完了まで |
THE THORでできること
THE THORでできることは以下のとおり。
- プロ仕様のデザイナーズサイトが無料作成できる
- 集客・収益化アップしやすい設定がテーマ内でできる
- 有料級のプラグイン機能がデフォルトで使える
THE THORでは「着せ替え機能」があります。インポートするだけですぐにデザインが使えるため、おしゃれなサイトを手軽に作成したい方におすすめです。
また、テーマ内で集客・収益化しやすい設定ができるのもTHE THORの特徴。成果を呼び込みやすいCTAエリアやインフィード広告を活用して、アフィリエイトの成約率アップにつなげられます。
さらに、絞り込み検索やお問い合わせフォームの設定も可能。サイト運営に必要な機能がすべてそろっているのがTHE THORの魅力です。
THE THORの良い評判・メリット
THE THORの良い評判・メリットは以下のとおり。
- SEO対策のレベルが高い
- 国内トップクラスの表示速度を目指せる
- 集客・収益化しやすい
- プロが作成したデモサイトをインポートできる
- 有料級のプラグイン機能が最初から使える
- スマホ専用の固定フッターをカスタマイズできる
- 記事装飾のバリエーションがとても多い
- サポートが充実している
SEO対策のレベルが高い
THE THORでは、テーマ内で以下のSEO対策ができます。
- HTML5+CSS3による最新のコーディング
- 構造化マークアップ
- title・meta description設定
- noindex・nofollow設定
構造化マークアップとは、テキスト情報が検索エンジンに正しく認識できるようタグ付けしたもの。
高レベルなSEO対策によって、上位表示を狙いやすくなるのがTHE THORの強みです。
国内トップクラスの表示速度を目指せる
THE THORは、以下の高速化技術によって国内トップクラスの表示速度を目指せます。
- PWAの実装
- Gzip圧縮
- ブラウザキャッシュ
- 画像遅延読み込み
- CSSファイル非同期読み込み
テーマの中でさまざまな高速表示対策に対応できるのがTHE THORの強みです。
使い方について詳しくは「PWA設定」で解説しています。Googleが推奨する新しい技術のため、ぜひチェックしてみてください。
集客・収益化しやすい
THE THORは、集客・収益化しやすい以下の機能が充実しています。
- 広告タグ管理
- CTAエリアの設置
- インフィード広告
- ランキング作成
- ダブルレクタングル広告の設置
- 自由コンテンツエリアの設置
広告タグの一括管理や以下のようなランキング作成機能を使えば、効率よくアフィリエイトサイトの運営が可能。
また、本気でアフィリエイトの成果を出すなら、クリック率・CV(コンバージョン)率アップが狙えるCTA(コールトゥアクション)エリアやインフィード広告を活用しましょう。
タグ管理・CTAエリア・広告表示設定については「THE THOR主な機能の使い方」で詳しく解説しているため、チェックしてみてください。
プロが作成したデモサイトをインポートできる
THE THORでは、プロが作成したデモサイトをインポートできる「デザイン着せ替え機能」があります。
ブログやアフィリエイト向けのスタイルを9種類用意。カスタマイズを加えるだけで、プロ仕様のおしゃれなサイトが簡単に作成できます。
また、検索フォームや広告表示のサンプルが組み込まれており、自分のサイトにそのまま活用できる点も使いやすさのポイントです。
デモサイトの使い方については「デザイン着せ替え機能」で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。
有料級のプラグイン機能が最初から使える
THE THORでは、以下の有料級プラグイン機能が最初から利用できます。
- サイトマップの自動生成
- 関連記事の設置
- 絞り込み検索
- お問い合わせフォーム
- 目次の挿入
SWELLやAFFINGER6にはないお問い合わせフォームも、THE THORならテーマだけで簡単に設置が可能。
プラグインを追加する必要がないため、サイトが重くなりにくいのが大きなメリットです。
お問い合わせフォーム・絞り込み検索については「THE THOR主な機能の使い方」で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。
スマホ専用の固定フッターをカスタマイズできる
THE THORでは、スマホ専用の固定フッターをカスタマイズできます。
サイトから問い合わせできる電話メニューやSNS拡散しやすいシェアメニューの表示も可能。
画面が限られたスマホやタブレットでもわかりやすく、ユーザーを次の行動へ誘いやすくなります。
記事装飾のバリエーションがとても多い
THE THORは、記事装飾のバリエーションがとても多いのが特徴です。
- 53種類の見出しデザイン
- 498種類のオリジナルアイコン
- 6種類のマーカー色
- 3種類のマーカーの太さ
- 10種類のボックス・ボタン・ラベル
色やデザインがたくさん選べるため、サイトのイメージに合わせて自由に記事をカスタマイズできます。
また、ツールバーからすぐに装飾パーツを呼び出せるのも便利なポイントです。
記事装飾については「装飾機能」で詳しく解説しているため、参考にしてください。
サポートが充実している
THE THORは、インストール完了まで「安心メールサポート」が受けられます。
ユーザー専任のスタッフに対応してもらえるだけでなく、サポート費用は無料。メールの送信数制限もありません。
また、テーマ導入後も100ページ以上の操作マニュアルや質問ができる会員フォーラムが利用できます。
プランによってはインストールやドメイン管理の代行サービスも使えるため、手厚いサポートを受けたい方におすすめです。
THE THORの悪い評判・デメリット
THE THORの悪い評判・デメリットは以下のとおり。
- ブロックエディタに未対応
- 第三者へのサイト制作は特別ライセンスが必要
- フッター部分にクレジット表記が入る
- アップデートが少ない
ブロックエディタに未対応
THE THORはクラシックエディタが標準のため、ブロックエディタに完全対応していないデメリットがあります。
ただし、ブロックエディタで使用できないわけではありません。クラシックブロックを使うことでブロックディタでも対応が可能です。
中にはクラシックエディタでしか反映されないパーツもあります。装飾を最大限に活用するならクラシックエディタのプラグインを導入しましょう。
第三者へのサイト制作は特別ライセンスが必要
THE THORは、第三者へのサイト制作に特別ライセンスが必要です。
特別ライセンスの値段は33,000円(税込)。証書発行から3年間の有効期限があります。
規約に違反すると、ライセンスのはく奪や使用の差し止め請求が発生するケースも。
第三者へのサイト制作は、利用規約の確認とライセンスの取得を忘れずおこないましょう。
フッター部分にクレジット表記が入る
THE THORは、デフォルトでフッター部分にフィット株式会社のクレジットが入ってしまいます。
ただし、必要がない場合は管理画面の「コピーライトの設定」で簡単に削除が可能です。
アップデートが少ない
THE THORはアップデート頻度が少ない点に注意してください。
更新頻度が低いテーマは、最新のWordPressバージョンやバグの修正に対応できないデメリットがあるためです。
直近のアップデート情報は以下のとおり。
日付 | 主なアップデート内容 |
---|---|
2024年3月1日 | お問い合わせフォームの機能強化 一部機能のバグ修正 |
2023年4月18日 | WordPress6系のテキストエディタ表示エラー修正 アナリティクスGA4の機能追加 |
2021年12月1日 | PHP8のバグ修正 |
2021年以降はアップデート頻度が減っており、新しい機能がほとんど追加されていません。
もし、修正や機能追加が積極的なWordPressテーマを利用したい方には、SWELLやCocoonをおすすめします。
THE THORを使用した感想
THE THORを使用した感想は以下のとおり。
- プラグイン級の機能が最初から使える
- アフィリエイト向けパーツが充実している
- ブロックエディタでは装飾が反映されない場合がある
THE THORは、プラグインなしでお問い合わせや絞り込み検索が最初から使え、使い勝手が良いです。
また、口コミやレビューボックスなど、アフィリエイトに使えるプリセットパーツが充実。コメントと評価を入れるだけでデザイン性の高いコンテンツが手軽に作成できました。
ただ、THE THORはブロックエディタ未対応のため、ブロックエディタに慣れている身としては不便でした。
THE THORがおすすめな人
THE THORがおすすめな人は以下のとおり。
- 他にはない機能が充実したオールインワンのテーマを利用したい方
- 記事装飾が豊富に使えるWordPressテーマを利用したい方
- クラシックエディタをメインで使いたい方
- インストールや初期設定のサポートを受けたい方
THE THORは、読み込み速度をアップさせるPWAや絞り込み検索など、他にはない機能が充実したオールインワンのWordPressテーマです。
また、他のテーマと比べて記事装飾のパターン数が多いため、オリジナルデザインに力を入れたい人にも最適。
THE THORは、有料テーマにはめずらしく代行サービスや無料のメールサポートが受けられます。初期設定に不安がある方も安心して利用できるでしょう。
THE THOR主な機能の使い方
THE THORの主な機能の使い方を紹介します。
アフィリエイトサイトに役立つ内容が充実しているため、ぜひ参考にしてください。
デザイン着せ替え機能
デザイン着せ替え機能は、プロが作成したデモサイトを自分のサイトへ手軽にインポートできます。
導入手順は以下のとおり。
- カスタマイザープラグイン「Customizer Export/Import」をインストール・有効化する
- デモサイト一覧から使用するスタイルをダウンロードする
- 圧縮ファイル(zip形式)を解凍する
- 「外観→カスタマイズ→エクスポート/インポート」で解凍したファイルをインポートする
デモサイトによっては以下のようにランキングや口コミ、広告のサンプルが設置されています。
プロ仕様のおしゃれなサイトを手軽に作成したい方は、デザイン着せ替え機能を利用しましょう。
PWA設定
PWAとは、モバイル上でWebサイトをアイコン化してスマホ用アプリのように使える機能のことです。
カスタマイズ画面で設定を有効にするだけで簡単に使用できます。
PWA設定はSSL化されたサイトのみ有効化できるため、あらかじめ設定しておきましょう。
タグ管理機能
タグ管理機能を使うことで、アフィリエイトなどの広告のタグを一元管理できます。
広告タグを登録する新規追加画面は以下。
作成されたショートコードを設置したい場所に貼り付ければ広告が表示できます。また、管理画面上でタグを修正すれば、広告が紐づいた記事をまとめて貼り替えることも可能。
さらに、登録した広告の表示回数やクリック率は自動で測定されます。
閲覧数やクリック数が細かくチェックできるため、アフィリエイトに最適です。
広告表示設定
THE THORでは、インフィード広告とダブルレクタングル広告を設定できます。
インフィード広告とは、Webサイト内のコンテンツとコンテンツの間に表示するアドセンス広告のこと。
ダブルレクタングル広告とは、左右横並びで設置できるアドセンス広告のこと。
アドセンス広告は表示場所によって結果が異なりやすいため、検証しながら必要な場所に設置しましょう。
CTAエリア
THE THORでは、ユーザーの視線を集めやすい場所にCTAエリアを用意しました。
- 投稿ページの記事下
- 固定ページの記事下
- フッタートップエリア
たとえば、フッタートップエリアは以下のようなCTAを全ページにまとめて設置できます。
一方、投稿ページや固定ページは記事毎にCTAの設定が可能。CTAを非表示にしたりフッタートップエリアとは別のCTAを設置したりできます。
装飾機能
THE THORでは、マーカーやボックスなどの装飾を用意。さまざまな種類の中から3つのパーツを紹介します。
マーカー装飾
色と太さを組み合わせると、全18種類の選択が可能。
見出しデザイン
「外観→カスタマイズ→パーツスタイル設定→見出しデザイン設定」で、H2~H5のデザイン設定が可能。
53種類の見出しデザインと配色パターンを組み合わせることで、目を引くオリジナルの見出しが作成できます。
口コミボックス
デザインや項目が設定されており、本文を入力するだけで簡単に口コミの設置が可能。また、6色×2パターンが選べるため、世代や性別、メリットデメリットなどの使い分けもできます。
装飾パーツは色やデザインのバリエーションが多く、自由にカスタマイズできるのが魅力。また、設定済みのプリセットパーツを使えば記事作成の効率アップにもつながります。
絞り込み検索機能
絞り込み検索機能は、ヘッダー・サイドバー・メニューパネルに以下のような検索フォームを設置できます。
キーワード・カテゴリー・タグの3つから絞り込みが可能。また、タグ検索では「OR検索」「AND検索」を選択できるのも便利なポイントです。
「OR検索」と「AND検索」の違いについて
例:「ミネラル水」「卓上型」の2つで検索した場合
- OR検索:どちらかのタグが設定された記事を表示する
- AND検索:両方のタグが設定された記事のみを表示される
絞り込み検索を利用すれば、ユーザーが情報にたどりつきやすくなります。簡単に作成できるため、ぜひ利用してみてください。
お問い合わせ機能
お問い合わせ機能では、以下のようなお問い合わせフォームを設置できます。
お名前やお問い合わせ内容といった必須項目以外にも、URLなどオリジナルの項目追加が可能。
また、自動返信のメッセージ内容を自由に変えられるのも特徴です。
THE THORならプラグインやコード編集なしで簡単にお問い合わせフォームが作成できるため、ぜひ利用しましょう。
THE THORに関するよくある質問
THE THORに関するよくある質問について回答します。
THE THORの価格は?
THE THORの価格は以下の2つです。
- テーマ&サポートプラン:16,280円(税込)
- らくらくサーバーセットプラン:30,140円(税込)
テーマ&サポートプランは、買い切り型で追加料金がかかりません。
一方、らくらくサーバーセットプランは、高速サーバーや1年分の無料ドメインが利用できます。
ただし、2年目以降もサーバーとドメイン代で年間19,140円(税込)がかかるため注意してください。
THE THORはブロックエディタに対応している?
THE THORはブロックエディタに未対応です。
ブロックエディタに導入する場合は、クラシックブロックかクラシックエディタのプラグインを使用してください。
THE THORはアフィリエイト紹介できる?
THE THORは、以下のASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)でアフィリエイト紹介が可能です。
報酬単価や審査の条件については、各公式サイトを確認してください。
THE THORは初心者におすすめ?
THE THORは専門的な設定項目が多いため、初心者よりもアフィリエイト経験者におすすめします。
WordPressテーマを初めて導入する方は、費用を気にせずじっくり使える無料テーマから試すのも手です。
関連記事 無料WordPressテーマおすすめ
THE THORは企業サイトに使える?
THE THORではコーポレートサイトやLP(ランディングページ)が作成できるため、企業サイトにも活用できます。
企業サイト向けのWordPressテーマについては、以下の記事で紹介。おすすめの比較一覧や選び方のポイントも解説しているため、参考にしてください。
THE THORまとめ
- THE THORは、他にはない機能がそろったオールインワンテーマ
- メリットは、SEO対策・表示速度・デザイン着せ替え・サポート
- 有料級のプラグイン機能がデフォルトで使えるメリットもあり
- デメリットは、ブロックエディタ未対応・アップデートが少ない
- おすすめな人は、他にはない高速化・装飾パーツ・サポートを利用したい方
THE THORは、他にはない機能がそろったオールインワンのWordPressテーマです。
高レベルのSEO対策、国内トップクラスの表示スピードがテーマ1つで設定できます。
また、53種類の見出しデザインやモバイルファーストにつながるPWA、問い合わせフォームがプラグインなしで使える点もTHE THORの強みです。
アフィリエイト向けWordPressテーマを求めている方は、ぜひTHE THORを利用してみてください。