無料で使えるおすすめVPN12選！危険性はある？選ぶポイントや注意点を解説

「無料VPNの危険性や選び方は？」「無料VPNはどこがおすすめなの？」と悩んでいませんか？

無料で利用できるVPNサービスは多くありますが、有料VPNと比べて危険性やリスクが高いのも事実。正しい選び方を知り、自分に合ったサービスを選ぶことが重要です。

そこで本記事では、完全無料のVPN5社と一部無料で使える有料VPN7社を厳選して紹介します。選び方のコツやリスクについても解説しているため、参考にしてください。

本記事では以下の内容を解説します！

当サイトでは「おすすめのVPN」についても紹介しています。ほかのVPNもあわせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。

VPNとは？無料VPNと有料VPNの違い

VPN（仮想専用通信網）は、インターネットを安全に使うための仕組みです。

セキュリティを高めるだけでなく、日本から海外のサイトを見たり、海外から日本のサイトを見たりするために利用する人も多くいます。

VPNは完全無料で使える無料VPNと、一部無料で使える有料VPNに分けられます。それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

無料VPNは完全無料で使える

メリット	デメリット
完全無料で使える 登録が簡単ですぐに使い始められる	セキュリティやサポートに不安がある 速度や容量に制限があることが多い 一部使えないサービスがある

無料VPNの一番のメリットは、なんといっても完全無料で使えること。誰でも簡単に登録でき、すぐに使い始められる手軽さも魅力です。

その分セキュリティやサポートが万全ではなく、個人情報の扱いには不安があります。また速度や容量に制限があることが多く、完全無料のままで快適に使うことは困難です。

そのため有料VPNを使う前に試してみたい人や、旅行・出張などで一時的に利用したい人におすすめです。

有料VPNは無料期間や返金保証があることが多い

メリット	デメリット
無料期間や返金保証が設定されていることが多い サーバー数が多く早い速度が安定して出せる セキュリティやサポートが手厚い	毎月費用がかかる 登録の手間がかかる

有料VPNは数ヶ月〜数年単位で契約し、料金を支払って使います。返金保証が設定されているサービスが多く、決まった期間内なら実質無料で利用可能です。

有料VPNは世界中に数百〜数千台のサーバーを設置しており、通信速度や安定性に優れています。セキュリティやサポートが手厚いのもポイント。

長期契約するとひと月あたりの料金が安くなり、最安で月額200〜300円台から利用できます。

セキュリティ・サポートを重視したい人や、長期的に使う予定の人は有料VPNを選択しましょう。

おすすめの無料VPN5社の比較一覧表

おすすめの無料VPN5社を一覧表にまとめました。

サービス	画像	公式サイト	サーバー台数	サーバー設置国	対応デバイス数	同時接続数	ノーログポリシー	本社	通信容量制限	アプリ	サポート
TunnelBear		公式サイト	5,000台	47ヶ国	4種類	1台		カナダ	月2GB
Proton VPN		公式サイト	100台	3ヶ国	–	1台		スイス	無制限		メール
Windscribe		公式サイト	–	10ヶ国	5種類	無制限		カナダ	月10GB		メール
HideMe		公式サイト	–	8ヶ国	–	1台		マレーシア	無制限		メール
VPN Gate		公式サイト	6,400台以上	237ヶ国	4種類	–		日本	無制限		ユーザー フォーラム

無料サービスでできること・できないことを把握した上で、利用を検討してください。

完全無料で使えるおすすめVPN5選

完全無料で使えるおすすめVPN5選は次のとおりです。

TunnelBear（トンネルベア）

Proton VPN（無料プラン）

Windscribe（ウインドスクライブ）

HideMe（ハイドミー）

VPN Gate（VPGゲート）

一部無料で使える有料VPN7社の比較一覧表

一部無料で使える有料VPN7社を一覧にまとめました。

サービス	画像	公式サイト	月額料金	サーバー台数	サーバー設置国	対応デバイス数	同時接続数	ノーログポリシー	本社	返金保証	通信容量制限	アプリ	サポート
NordVPN		公式サイト	1ヶ月：1,960円〜 1年：690円〜 2年：550円〜	6,400台以上	111ヶ国	10種類	10台		パナマ	30日間	無制限		メール ライブチャット
MillenVPN		公式サイト	1ヶ月：1,738円 1年：594円 2年：396円	1,300台以上	73ヶ国	6種類	10台		日本	30日間	無制限		メール ライブチャット
Express VPN		公式サイト	1ヶ月：12.95ドル 6ヶ月：9.99ドル 12ヶ月：8.32ドル	2,000台以上	105ヶ国	10種類	8台		イギリス領 ヴァージン諸島	30日間	無制限		メール ライブチャット
Surfshark VPN		公式サイト	1ヶ月：2,678円〜 12ヶ月：388円〜 24ヶ月：308円〜	3,200台以上	100ヶ国	12種類	無制限		オランダ	30日間	無制限		メール ライブチャット
Cyber Ghost		公式サイト	1ヶ月：1,790円 6ヶ月：1,000円 2年：290円	11,724台以上	100ヶ国	11種類	7台		ルーマニア	1ヶ月プラン：14日間 1年プラン以上：45日間	無制限		メール ライブチャット
スイカVPN		公式サイト	1ヶ月：1,097円 3ヶ月：1,048円 6ヶ月：988円 1年：938円 2年：878円	50台	45ヶ国	4種類	47台 （1サーバー1台）		日本	30日間	無制限		メール マニュアル
Glocal VPN		公式サイト	1ヶ月：990円 6ヶ月：825円 12ヶ月：779円	250台以上	60ヶ国	5種類	1台		日本	7日間	無制限		メール

自分が重視したい点を比較して検討してください。

一部無料で使えるおすすめの有料VPN7選

一部無料で使える有料VPNを7社厳選し、以下にまとめました。

NordVPN（ノードVPN）

MillenVPN（ミレンVPN）

ExpressVPN（エクスプレスVPN）

SurfsharkVPN（サーフシャーク）

CyberGhost（サイバーゴースト）

スイカVPN

Glocal VPN（グローカルVPN）

よりくわしく知りたい場合は、「VPN有料サービスおすすめ」の記事を参照してください。

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無料で使えるVPNを選ぶポイント

無料で使えるVPNを選ぶポイントは次のとおりです。

無料で使える期間がどのくらいあるか

まずは、無料で使える期間ごとに選ぶ方法があります。

無料で使い心地を試したあと、有料版を検討してもいい場合は、サービスごとの無料期間をチェックしましょう。

VPN名	返金保証期間
NordVPN	30日間
MillenVPN	30日間
ExpressVPN	30日間
SurfsharkVPN	30日間
CyberGhost	45日間
スイカVPN	30日間
Glocal VPN	7日間

返金保証期間の間に複数のサービスを使い、速度や機能を比較して決めるのもおすすめです。

課金せずにずっと無料で使いたい場合は、完全無料のVPNから選んでください。

データ量や速度に制限はないか

完全無料のVPNの場合、データ量や速度に制限があることがほとんどです。

VPN名	データ量制限	同時接続数	サーバー設置国数
TunnelBear	月2GB	1台	47ヶ国
Proton VPN	無制限	1台	3ヶ国
Windscribe	月10GB	無制限	10ヶ国
HideMe	無制限	1台	8ヶ国
VPN Gate	無制限	–	237ヶ国

データ量に制限があると、視聴できる動画の数が限られます。

またサーバー設置国数が少ないと接続が不安定になるほか、サーバーとの距離が遠くなるため速度も出にくくなります。

有料VPNと比べると制限が多く快適性に劣ることから、自分の利用目的に合っているか、それで問題ないか慎重に検討しましょう。

利用したいサービスに接続できるか

完全無料のVPNは、接続できないサービスがあるため注意が必要です。

たとえばNetflixの場合、有料VPNでの接続は問題ありません。

しかしTunnelBearなどの無料VPNはジオブロック（地域制限）でアクセス制限されており、エラーになって見られないことがあります。

VPNの利用・契約時は、事前に使いたいサービスに接続できるかもチェックしておきましょう。

無料で使えるVPNの危険性・注意点

無料で使えるVPNの危険性・注意点は次のとおりです。

個人情報を悪用される恐れがある

無料VPNを利用すると、個人情報を悪用される恐れがあります。

運営元がきちんとしたサービスではなく詐欺目的だった場合、購入履歴やWi-Fiの接続情報を第三者に売られることも考えられるのです。

また、無料サービスの場合は広告で収益を得ているため、通信を追跡されたりマルウェア感染のリスクがあったりすることを理解しておきましょう。

運営元が信頼のおけるサービスか、ノーログポリシーかどうかをしっかり確認して利用を検討してください。

ノーログポリシーとは、サービスの運営元が、利用者の個人情報や接続記録を残さない宣言のこと。ネット上にログが残らないことでプライバシーが守られ、安全に利用できます。

サイバー攻撃を受けるリスクがある

無料VPNは、セキュリティ上やVPN機器の脆弱性を狙ったサイバー攻撃を受けるリスクを抱えています。

通信が暗号化されていないと第三者に情報が漏えいし、フィッシング詐欺などにつながるケースもあるのです。

セキュリティ面の不安が大きいことから、無料VPNでのビジネス利用は極力避けましょう。

動画視聴やゲームの速度に影響が出る場合がある

無料VPNは、データ容量や通信速度に制限がある場合がほとんどです。

そのため、動画やゲームをしていてもしょっちゅう止まったり、画質が粗くなったりと快適性に欠けます。

またひと月あたりの上限に達するとそれ以上使えなくなるため、本格的に使うなら有料VPNを検討するのが現実的です。

無料VPNに関するよくある質問

ここでは、無料VPNに関するよくある質問に回答します。

無料VPNまとめ

VPNは完全無料と一部無料のものに分けられます。

無料VPNは使える期間や機能に制限が多いためお試し用として使い、本格利用するなら有料VPNに移行するのがおすすめです。

無料VPNは、サイバー攻撃や個人情報漏えいのリスクもはらんでいます。利用は慎重に検討してください。

無料VPN選びの際は使える期間や機能をチェックし、自分の目的に合うかを見極めて上手に利用しましょう。