ドメイン取得サービスおすすめ11選を比較！ 選ぶコツや注意点を解説

「ドメインはどこで取ればいいんだろう」「いろんなドメイン取得サービスを比較したいな」と悩んでいませんか？

ブログを始めたくても、ドメインをどこで取得すればいいのかや手順がわからず迷ってしまいますよね。

そこで本記事では、おすすめのドメイン取得サービス11社を比較・紹介しています。選び方のコツや注意点もあるため、参考にしてください。

本記事では以下の内容を解説します！

ドメインとは

ドメインとは、インターネット上の住所のようなものです。

本来は数字の羅列であるIPアドレスで示されますが、わかりやすい文字列で作成することでアクセスを簡単にできます。

ドメインの仕組みについて、以下の例をご覧ください。

ドメイン名	example.com
.（ドット）	区切り
example（前半）	好きな文字列にできる（※ただし重複は不可）
com（後半）	トップレベルドメイン（TLD）と呼ばれる部分 1,000種類以上ある

ドメインは、「.（ドット）」で前半と後半に区切られます。

前半はWebサイト名や会社名などの好きな文字列にできますが、同じ名前をすでに誰かが使用している場合は使えません。

後半はトップレベルドメイン（TLD）と呼ばれる部分で、「.com」「.co.jp」など1,000種類以上あります。

Webサイトにはドメインとサーバーが必要

新たにWebサイトやブログを始めようとした場合、次の2つが必要です。

現実世界と同じように、インターネット上でもサーバー（土地）にドメイン（住所）がなければ、Webサイト（家）は作れません。

サーバーもドメインも、月や年ごとの契約で決まった料金を支払いレンタルする仕組みです。（※無料の場合もあり）

同じサービスで提供していることもあれば、それぞれ別のサービスで借りることもできます。

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「独自ドメイン」と「共有ドメイン」の違い

ドメインの形態は「独自ドメイン」と「共有ドメイン」の2つです。

共有ドメイン

ほかの人とトップレベルドメインをシェアします。はてなブログなどの無料ブログサービスや、レンタルサーバーの契約でもらえる無料ドメインによくある形です。

前半部分は自分で設定できますが、トップレベルドメインは利用するサービスのものを使用します。

共有ドメインは好きな名前やトップレベルドメインを選べないだけでなく、サービスが終了してURLが変わることもあるのがデメリットです。

独自ドメイン

ドメイン取得サービスを利用し、有料で入手します。

世界に1つしかないURLなので、Webサイト名や企業名など好きな文字列の組み合わせが可能。

読者にも覚えてもらいやすく、もしサーバーが変わっても引っ越せるためなくなることはありません。

取得や維持のコストはかかるものの、安全かつ長期的にWebサイト運営したいなら、独自ドメインを取得しておきましょう。

独自ドメイン取得にかかる料金の相場

独自ドメインを取得した場合、かかる料金は次の3つです。

取得費用	0〜6,000円程度
更新費用	1,000〜7,000円程度
移管費用	0〜5,000円程度

ドメインにかかる費用は、取得+更新で年に2,000〜3,000円程度が相場です。

ただしトップレベルドメインの種類やキャンペーンによって、取得費用が安くても更新費用が高い場合もあるため注意してください。

取得費用

必ずかかるのが取得費用で、サービスやトップレベルドメインの種類によって幅があります。

たとえば「.com」はもっとも人気があり、初年度無料や1円など安さを打ち出しているサービスもあるほど。

「.co.jp」「.ne.jp」などは権威性が高く法人向けで、その分料金も高めです。

更新費用

ドメインは基本的に1〜2年ごとの契約になるため、継続して使うには更新費用が必要です。サーバーとセット契約で永久無料になる場合もあります。

移管費用

移管費用は、ドメイン取得サービスを他社に乗り換えた場合のみ発生する費用です。無料移管キャンペーンをしているサービスも増えており、活用するとコストを抑えられます。

ドメイン取得サービスおすすめ11社を比較

ここでは、おすすめのドメイン取得サービス11社を一覧で比較しました。

サービス	画像	公式サイト	料金 「.com」	料金「.net」	料金「.jp」	料金「.co.jp」	ドメイン取扱数	サポート	サーバー セット契約	機能・特徴
お名前.com		公式サイト	取得：0円〜 更新：1,287円〜 移管：1,012円〜	取得：0円〜 更新：1,507円〜 移管：1,012円〜	取得：330円〜 更新：3,091円〜 移管：3,124円〜	取得：3,960円〜 更新：4,125円〜 移管：1,320円〜	620種類	電話 メール		Whois代理公開 DNS設定 ドメインロック 中古ドメイン 脆弱性診断サービス
Xserver ドメイン		公式サイト	取得：1円 更新：1,428円 移管：1円	取得：1円 更新：1,670円 移管：1円	取得：350円 更新：3,102円 移管：1円	取得：4,136円 更新：4,136円 移管：4,136円	70種類以上	電話 メール チャット		DNS設定 Whois代理公開
ムームー ドメイン		公式サイト	取得：1個目0円/2個目以降750円 更新：1,728円 移管：0円	取得：1,628円 更新：1,628円 移管：0円	取得：999円 更新：3,344円 移管：0円	取得：4,378円 更新：4,378円 移管：-	620種類以上	メール チャット		Whois情報公開 DNS設定 セキュリティブロック ドメイン一括取得 JPドメインオークション
Value Domain		公式サイト	取得：1,720円 更新：1,876円 移管：1,876円	取得：2,023円 更新：2,023円 移管：2,023円	取得：2,035円 更新：3,882円 移管：3,882円	取得：5,166円 更新：5,166円 移管：5,166円	570種類以上	メール チャット		Whois情報公開 DNS設定 プレミアムドメイン JPドメインオークション セキュリティ診断
スタードメイン		公式サイト	取得：980円 更新：1,780円 移管：1,780円	取得：1,100円 更新：1,921円 移管：1,921円	取得：1,900円 更新：3,000円 移管：3,100円	取得：4,080円 更新：4,100円 移管：4,160円	138種類	メール		Whois情報公開 DNS設定 ネットオウルポイント
さくらのドメイン		公式サイト	取得：2,790円 更新：2,790円 移管：2,790円	取得：3,182円 更新：3,182円 移管：3,182円	取得：3,982円 更新：3,982円 移管：3,982円	取得：11,000円 更新：7,700円 移管：0円	15種類	電話 メール チャット		Whois情報公開 DNS設定
FC2ドメイン		公式サイト	取得：1,080円 更新：1,080円 移管：1,080円	取得：1,340円 更新：1,340円 移管：1,340円	取得：2,780円 更新：2,780円 移管：2,780円	取得：3,920円 更新：3,920円 移管：3,920円	40種類以上	メール		Whois情報公開 DNS設定 ドメイン一括取得
シン・ドメイン		公式サイト	取得：1,180円 更新：1,793円 移管：1,793円	取得：1,280円 更新：1,911円 移管：1,911円	取得：1,880円 更新：3,120円 移管：3,340円	取得：3,980円 更新：3,980円 移管：4,140円	60種類以上	電話 メール		Whois情報公開 DNS設定
カゴヤ・ ドメイン		公式サイト	取得：5,500円 更新：5,500円 移管：0円	取得：5,500円 更新：5,500円 移管：0円	取得：8,800円 更新：5,500円 移管：0円	取得：8,800円 更新：5,500円 移管：0円	15種類	電話 メール チャット		Whois情報公開 DNS設定
名づけてねっと		公式サイト	取得：1,320円 更新：3,960円 移管：3,960円	取得：1,650円 更新：3,960円 移管：3,960円	取得：3,080円 更新：7,920円 移管：7,920円	取得：8,800円 更新：5,500円 移管：-	10種類	メール チャット		Whois情報公開 不正ドメイン移管防止 DNS設定
ラッコドメイン		公式サイト	取得：1,650円 更新：1,738円 移管：1,650円	取得：1,870円 更新：1,958円 移管：1,870円	取得：2,728円 更新：3,168円 移管：2,728円	取得：4,510円 更新：4,510円 移管：1,496円	430種類	メール		Whois情報公開 DNS設定 API ドメイン一括登録 リアルタイム譲渡

自分が優先したいポイントを考えながら検討してみましょう。

ドメイン取得サービスおすすめ11社ランキング

ここからは、ドメイン取得サービスおすすめ11社についてくわしく解説します。

お名前.com

Xserverドメイン

ムームードメイン

Value Domain

スタードメイン

さくらのドメイン

FC2ドメイン

シン・ドメイン

カゴヤ・ドメイン

名づけてねっと

ラッコドメイン

ドメイン取得サービスの決め方・ポイント

ドメイン取得サービスの決め方・ポイントは次のとおりです。

取得費用や更新費用が予算内か

ドメイン取得にかかる費用は、次の要素によって異なります。

安く済ませたいなら、0〜数百円で取得でき更新費用も安いドメインを選びましょう。反対に「.jp」や「.co.jp」など、より信頼性の高いトップレベルドメインを希望する場合は、それだけ取得・更新費用も跳ね上がるため注意が必要です。

また、ドメイン取得サービスによっても費用は変わります。たとえば、同じ「.com」でも0〜5,500円（税込）と幅があるため、よく比較して決めましょう。

ドメインは数年単位で長期利用する場合がほとんどです。取得費用よりも、2年目以降にかかり続ける更新費用を重視するとコストを抑えられます。

機能が充実しているか

ドメイン取得サービスは、最低でも次の2つが揃っているところを選びましょう。

このほか、サービスによって次のような機能や特徴があります。

サービス名	独自機能や特徴
お名前.com	中古ドメイン売買
ムームードメイン	セキュリティブロック
Value Domain	セキュリティ診断
FC2ドメイン	ドメイン一括取得
ラッコドメイン	API（操作のシステム化）

自分が求める機能があるかどうかも、判断基準の1つにしてください。

サポート窓口があるか

初期設定につまずいたなど、いざというときに頼れるサポートが充実していると安心です。

サービス名	サポート内容
お名前.com	電話 メール
Xserverドメイン	電話 メール チャット
Value Domain	メール チャット
スタードメイン	メール
さくらのドメイン	電話 メール チャット

問い合わせフォームやメールのみの対応では、返信まで2〜3日かかることも。マニュアルはどのサービスでも用意されていますが、初心者では解決できない場合もあります。

そのため、不安な場合はリアルタイムで相談できる電話サポートがあるサービスを選びましょう。

ただし、レンタルサーバーとセット契約していないと電話サポートが受けられない場合もあるため注意が必要です。

ドメインの種類は豊富か

サービス選びでは、多くの選択肢があるかどうかもポイントになります。

サービス名	ドメイン取扱数
お名前.com	620種類
ムームードメイン	620種類
Xserverドメイン	570種類
Value Domain	海外ドメインあり
ラッコドメイン	430種類

取得したい文字列が決まっているが、「.com」など有名ドメインではすでに埋まっている…といった場合、トップレベルドメインの種類を変更すると空いているケースは珍しくありません。

代用できるトップレベルドメインの種類が多いほど、希望の文字列を取得できる確率を上げられます。

また個人サイトの場合、運営したいWebサイトのテーマに合ったドメインを選ぶのも1つの方法です。

種類が多ければ、他サイトとかぶらないようなオリジナリティのあるドメインを見つけやすくなります。

信頼性があるか

ドメインやレンタルサーバーの信頼性は、そのまま自身のWebサイトの信頼性へとつながります。

とくにドメインとサーバーをセット契約する場合、レンタルサーバーの信頼性も重要なポイント。表示が遅い、サーバーダウンが多いといったWebサイトはユーザーに離脱されてしまうため、運営元がしっかりしている大手サービスを選ぶと安心です。

ユーザーの口コミや運営年数、知名度などを重視して選びましょう。

サーバーとセット契約できるか

提携するレンタルサーバーとのセット契約でお得になるサービスも多く存在します。

サービス名	セット契約 できるサーバー	セット契約 特典の内容
お名前.com	お名前.comレンタルサーバー	ドメイン料金が永久無料
ムームードメイン	ムームーサーバー	「.jp」を含むドメインがずっと無料 サーバー料金が2ヵ月無料
	ロリポップ！	最大2個のドメインが永久無料
Xserverドメイン	エックスサーバー	ドメイン料金が永久無料
Value Domain	コアサーバー	登録・更新料金が実質無料 サーバー初期費用無料 30日間の無料トライアル
カゴヤ・ドメイン	カゴヤレンタルサーバー	ドメイン料金が永久無料

まだサーバー契約していないなら、ドメインと同時に申し込むと費用が抑えられ、設定も簡単にできるためお得です。

契約しているサーバーがすでにある場合は、提携しているドメインの利用も選択肢に入れましょう。

独自ドメイン取得方法は？流れを紹介

独自ドメインの取得は、次の5つの手順で行います。

独自ドメインを取得するときの注意点

独自ドメインを取得するときの注意点は次のとおりです。

わかりやすく覚えやすいドメイン名にしよう

ドメイン名はわかりやすさ、覚えやすさがもっとも重要です。サイト名やテーマに合っていない、わかりにくいドメインは読者の記憶に残りづらく、指名検索の機会を失ってしまいます。

指名検索とは、サービス名や個人名を直接指名して検索すること。

企業や商品の公式サイトなら、その名前を使うのが原則です。

使用する文字も、覚えにくい数字の羅列やローマ字表記は避けましょう。

なるべく短くしよう

長過ぎるドメインも、読者に敬遠される理由の1つです。

多くの有名サービスは短くシンプルなものを採用しています。

そもそもサイト名が長かったり、希望の文字列がすでに使われていたりする場合は、次のコツを意識しましょう。

目的に合った種類を選ぼう

目的に合ったトップレベルドメインを選ぶことも重要です。

個人ブログなら「.com」や「.net」で問題ありませんが、法人サイトなら「co.jp」や「ne.jp」を使うと信頼性を高められます。

反対に、学校で使われる「.ac.jp」を個人サイトで使うといったケースはふさわしくないため注意してください。

後から変更できないのでよく考えよう

ドメインは一度取得すると、後から変更はできません。

企業名や商品名・サイト名に関連した名前がほとんどであり、イメージや親しみやすさにも影響を与えるため、よく考えて決めましょう。

もしどうしても変更したい場合は、新たにドメインを取得することもできます。ただし改めて取得費用がかかる上、ドメインについた検索エンジンからの評価（ドメインパワー）もゼロからになる点に注意してください。

ドメイン取得サービスに関するよくある質問

ドメイン取得サービスに関するよくある質問をまとめました。

さっそく独自ドメインを取得してみよう

これからWebサイトやブログを始めたいと考えているなら、ドメインの取得は欠かせません。その際は好きな文字列で自分のものにでき、信頼性も高められる独自ドメインがおすすめです。

ドメイン取得サービス選びは安さだけでなく、機能・サポート・セット契約の有無などを総合して判断しましょう。

ドメインを取得する際は、わかりやすさや目的に合っているかをチェックします。一度取得したドメインは変更できないため注意してください。

希望に合った独自ドメインを取得し、さっそく自分のサイト・ブログを始めましょう！