クラウドVPS byGMOの評判は？ メリット・デメリットやおすすめな人について解説

「クラウドVPS byGMOの評判は？」「どんな人におすすめなの？」と悩んでいませんか？

保証やサポートが充実した法人向けVPSを探しているなら、クラウドVPS byGMOの評判や特徴を把握しておきたいですよね。

そこで本記事では、クラウドVPS byGMOがおすすめな人やメリット・デメリットについて紹介します。他社VPSとの比較一覧もあるため、参考にしてください。

本記事では以下の内容を解説します！

当サイトでは「おすすめのVPS」についても紹介しています。ほかのVPSも合わせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。

クラウドVPS byGMOとは？

項目	VSシリーズ	Vシリーズ
OS	CentOS：7.7 Ubuntu：20.04 Debian：10.3/11.2 AlmaLinux：8.5 Rocky Linux：8.5 CloudLinux :7.2（※4GB以上・有料） Microsoft Windows Server： 2016/2019（※6GB以上・有料）	AlmaLinux：8.5/8.6 CentOS：7.9 Debian：10.0/11.2 KUSANAGI：8 Rocky Linux：8.7 Ubuntu：20.04/22.04
RAID	○（RAID-6）
回線速度	100Mbps 共有回線
仮想化 エンジン	KVM
ローカル接続	◯
IPアドレス	1個 IPv4
転送量	無制限
管理者権限	root権限付与
SLA	◯
高可用性 （HA）機能	オートフェイルオーバー機能を標準搭載
DNS サーバー	プライマリ・セカンダリ利用可能 逆引き対応（PTRレコード） ゾーン数無制限
サポート	メール 電話 FAX
運営会社	GMOグローバルサインホールディングス

クラウドVPS byGMOは、GMOグローバルサインHDが提供するGMOクラウドのVPSサービスです。

クラウドVPS byGMOには人気のOSテンプレートが揃っており、インストールも簡単にできます。

月間稼働率99.99％保証や24時間対応のサポートがあるなど、個人はもちろん法人利用にもぴったり。

最大15日間のお試し期間がある（※）ため、実際の使い心地を試してから始められる点も魅力です。（※V4プラン・4GBプラン以下に限る）

クラウドVPS byGMOの悪い評判・デメリット2つ

クラウドVPS byGMOの悪い評判・デメリットは次の2つです。

管理画面の操作性が悪い

クラウドVPS byGMOは、管理画面の操作性が悪いという口コミ・レビューが多く見られました。

クラウドVPS byGMOでは、標準のコントロールパネルに「VPSパネル」を採用。ドラッグ＆ドロップやコマンド操作など、初心者にはやや使いづらい面が目立ちます。

一方で、世界的に利用されているサーバー管理ツール「Plesk（プレスク）」を有料オプションとして用意しています。

月額1,870円〜5,500円（税込）がかかりますが、管理画面の機能性や使い勝手を重視したい場合は検討してみましょう。

プランのダウングレードができない

クラウドVPS byGMOはプランのダウングレードができません。

プラン変更は、下位プランから上位プランへのアップグレードのみ可能です。

また、プラン変更時は30〜60分のサーバー停止を伴うため注意してください。

プランのアップ・ダウンを自由に行いたい場合は、Xserver VPSやConoHa VPSを検討しましょう。

クラウドVPS byGMOの良い評判・メリット5つ

クラウドVPS byGMOの良い評判・メリットは次の5つです。

人気のOSを簡単インストールできる

クラウドVPS byGMOでは、人気のOSを簡単インストールできる点が特徴です。

契約時に好きなOSテンプレートを選ぶと、クラウドVPS側でインストールして提供。ユーザーはすぐに運用を開始でき、手間がかかりません。

使えるOSテンプレートは、クラウドVPSの2つのサービス「VSシリーズ」「Vシリーズ」のそれぞれで異なります。

VSシリーズ

スクロールできます

OS テンプレート	バージョン	推奨プラン
AlmaLinux	8.5 8.6	V2プラン以上
CentOS	7.9	V1プラン以上
Debian	10.0 11.2	V0プラン以上
KUSANAGI	8	V4プラン以上
Rocky Linux	8.7	V2プラン以上
Ubuntu	20.04 22.04	V1プラン以上

Vシリーズ

スクロールできます

OS テンプレート	バージョン	推奨プラン	月額料金 （税込）
AlmaLinux	8.5	全プラン	無料
Rocky Linux	8.5
Ubuntu	20.04
Debian	10.3 11.2
CentOS	7.7
CloudLinux	7.2	4GBプラン以上	1,650円
Microsoft Windows Server	2016 Standard 2019 Standard	6GBプラン以上	6.270円

VSシリーズには6種類のOSがあり、WordPress（ワードプレス）を高速化できる「KUSANAGI（クサナギ）」も選択可能です。

Vシリーズには5種類の無料OS・3種類の有料OSがあり、Windows Serverも選べます。

スペックに応じた推奨プランが明記されているため、プラン選びは使いたいOSに合わせて行いましょう。

高速SSD採用で快適に使える

クラウドVPS byGMOでは高速SSDを採用し、快適性を高めているのが特徴です。

ほかにも高性能CPUや、一般的な仮想マシンに比べて軽量でvCPUやメモリの負荷が小さい「コンテナ技術」を導入。

利用者が安心・安全に使えるよう、速度やパフォーマンスの高さを重視している点が評価されています。

24時間対応の安心サポートあり

クラウドVPS byGMOでは、24時間体制の安心サポートを提供。

窓口は電話・メール・FAXの3つで、メールの返信は原則24時間以内となっています。

営業時間外でも有人対応しているため、万が一夜間や休日にトラブルが起きても心配ありません。

また、ワンランク上のサポートを受けたい法人向けに、有料オプションの「プレミアムサポート」も用意。フリーダイヤルで24時間電話対応してくれます。

運用や設定代行の有料オプションも充実していて、サポートの手厚さを重視したい法人にぴったりです。

SLAで稼働率99.99％を保証している

クラウドVPS byGMOには、SLA（サービス品質保証制度）が用意されています。

SLAとは、サーバー稼働率に一定基準を定め、基準を下回った場合に返金を保証する制度のこと

クラウドVPS byGMOでは、月間サーバー稼働率99.99％を保証。

下回った場合は、対象サービスの月額利用料金10％が返金されるため安心です。

実際の障害情報を見ても、VPSサービスにおいて2023年の1年間に障害は起きておらず、安定的な稼働が見込めます。

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最大15日間の無料お試し期間がある

クラウドVPS byGMOには無料お試し期間が設定されています。

期間は「VSシリーズ」で最大14日間（※V4プラン以下に限る）、「Vシリーズ」で最大15日間（※4GBプラン以下に限る）です。

メール利用以外は、有料プランと同じ環境で使用可能。期間内に有料プランへアップグレードするとそのままのサーバー環境を引き継げます。

下記のように、無料お試し期間を設けているVPSサービスは多くありません。

サービス	お試し期間	公式サイト
クラウドVPS byGMO	最大15日間	詳細を見る
さくらのVPS	2週間	詳細を見る
ConoHa VPS	なし	詳細を見る
Xserver VPS	なし	詳細を見る
シン・VPS	なし	詳細を見る

そのため、実際の使い心地を事前に試せるのは大きなメリットといえます。

クラウドVPS byGMOがおすすめな人

クラウドVPS byGMOがおすすめな人は次のとおりです。

保証やサポートが充実した法人向けVPSを探している

保証やサポートが充実した法人向けVPSを探している人には、クラウドVPS byGMOが向いています。

SLAで月間稼働率99.99％を保証しており、安定的な運用が可能です。

標準でも24時間対応のサポートがあるほか、オプションでさらにサポートを厚くすることもできるため、ビジネスユーザーにぴったりです。

無料で使用感を試してから契約したい

無料で使用感を試してから契約したい人は、クラウドVPS byGMOを選びましょう。

他社VPSサービスの多くは無料お試し期間がない上、1ヶ月〜3ヶ月の最低利用期間があることも。

サービス	最低利用期間
Xserver VPS	1ヶ月
さくらのVPS	3ヶ月
シン・VPS	3ヶ月
クラウドVPS byGMO	なし

クラウドVPS byGMOなら最大15日間のお試し後に利用開始でき、最低利用期間もありません。

契約後に後悔しないためにも、実際に触ってから利用するか決めると安心です。

クラウドVPS byGMOの料金プラン

クラウドVPS byGMOのサービスは次の2つです。

V0〜V64プランからなる「VSシリーズ」と、1GB〜12GBプランからなる「Vシリーズ」に分けられます。

それぞれの料金プランを以下にまとめました。（※タブで切り替え可能）

それぞれ1・6・12ヶ月の契約期間があり、VSシリーズの月額料金は一律。Vシリーズは長期契約になるほど月額料金も割引になります。

安心・安全を重視し法人で使うなら「VSシリーズ」がおすすめ

安心・安全を重視し法人で使うなら「VSシリーズ」がおすすめです。

VSシリーズは月額544円（税込）〜と、比較的リーズナブルな料金設定。

高速SSDに加え月間稼働率99.99％を保証するSLAもあり、快適性や信頼性を重視したい法人にぴったりです。

また、運用支援サービスや24時間電話サポートなどのオプションが充実しているため、いざという時にも安心して使えます。

人気OSを大容量プランで使うなら「Vシリーズ」がおすすめ

人気OSを大容量プランで使うなら「Vシリーズ」がおすすめです。

VシリーズはWindows Serverなど、OSラインナップが豊富に揃っています。

WordPressやMovable Type（ムーバブルタイプ）などのCMS構築もでき、個人でWebサイト運営する場合にも便利です。

また、最大で800GBとディスク容量が多いため、余裕を持って使えます。

プランは、利用したいOSテンプレートの推奨スペックに応じて選びましょう。

クラウドVPS byGMOと他社VPSサービスの比較一覧

他社VPSサービスと、クラウドVPS byGMOの料金プランやスペックを比較しました。

サービス名	OS	初期費用 （税込）	月額費用 （税込）	メモリ	CPU	SSD ディスク容量	サポート	スケールアップ /ダウン	バックアップ （税込）	最低利用期間	無料体験	公式サイト
クラウドVPS byGMO	Linux系	無料	【VSシリーズ】 V0：545円～ V1：1,065円～	512MB〜	1vCPU〜	20GB～	メール 電話 FAX	スケールアップのみ	オプション：1GBにつき4.4円/月	なし	VSシリーズ：14日間 Vシリーズ：15日間	詳細を見る
			【Vシリーズ】 1GB：858円〜 2GB：1,408円〜	1GB～	仮想2コア〜	50GB～
ConoHa VPS （コノハ）	Linux系	無料	512MB：751円～ （1円/時） 1GB：1,065円～ （3円/時）	512MB～	1コア〜	30GB～	メール チャット 電話	○ ※512MB・1GB間の変更は不可	オプション：363円/月 （〜100GB） ※512MBプラン以上	なし	–	詳細を見る
	Windows	無料	1GB：1,210円～ （2.5円/時） 2GB：2,420円～ （4.9円/時）	1GB〜	100GB～	◯
さくらのVPS	Linux系	無料	512MB：590円～ 1GB：807円～ ※リージョンによる価格差あり	512MB～	1コア〜	512MB～	メール 電話	スケールアップのみ	オプション：2,420円/月 （〜100GB）	3ヶ月	2週間 ※クレジットカード払いのみ	詳細を見る
	Windows	無料	W1G：1,110円～ W2G：2,118円～	1GB〜	1GB〜
XserverVPS （エックスサーバー）	Linux系	無料	2GB：830円～ 4GB：1,700円～	2GB～	3コア〜	50GB～ （NVMe）	メール チャット 電話	○	–	1ヶ月	–	詳細を見る
	Windows	無料	2GB：1,980円～ 4GB：3,960円～	2GB～	100GB～ （NVMe）

クラウドVPS byGMOは、個人から法人まで幅広く対応しているのが特徴です。

個人には豊富なOSが揃ったVシリーズ、法人にはオプションが充実したVSシリーズと使い分けが可能。

初期費用や最低利用期間がなく、V4プラン・4GBプラン以下なら無料お試し期間が使えるため、コストパフォーマンスに優れているのも魅力です。

まずはお試し期間を利用して使い心地を試してみましょう。

もっと詳しい比較内容が知りたい場合は、「VPSおすすめ比較ランキング」の記事を参考にしてください。

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クラウドVPS byGMOに関するよくある質問

クラウドVPS byGMOに関するよくある質問をまとめて回答しています。

クラウドVPS byGMOの評判まとめ

クラウドVPS byGMOは、個人でも法人でも使いやすいVPSサービスです。

2つのシリーズの使い分けができ、OS簡単インストールや高速化に対応。SLAや24時間対応のサポートなど、安心して使える環境が揃っています。

クラウドVPS byGMOは無料お試し期間を利用したい人や、保証・サポートの手厚さを重視したい人にぴったり。メリットやデメリットを理解した上で、クラウドVPS byGMOを活用してください。