【2024年】日本のレンタルサーバー会社シェアランキングTOP10！ 世界シェアも紹介

レンタルサーバーを選ぶ際に「シェア率が高い会社を選びたい」と思っている方もいるのではないでしょうか？

シェア率が高いレンタルサーバーは、運用実績が豊富でありサーバーも安定しているため、安心して利用できますよね。

そこで本記事では、以下のようにシェア率の高いレンタルサーバーや各社の特徴などについて解説します。

本記事では以下の内容を解説します！

• 国内レンタルサーバー会社シェアTOP10は？
• 各レンタルサーバーの特徴
• シェア率が高いレンタルサーバーを使用するメリットは？

いますぐシェア率が高いレンタルサーバーが知りたい方は、下記リンクより各社公式サイトを確認しましょう。

レンタルサーバー	エックスサーバー	ロリポップ！	さくらのレンタルサーバ	コアサーバー	AWS	ヘテムル	WADAX	Linode	Vultr	Sixcore
シェア率	14.68%	14.15%	13.56%	4.22%	3.99%	3.6%	0.69%	0.53%	0.35%	0.25%
月額料金	スタンダード：990円〜 プレミアム：1,980円〜	エコノミー：99円〜 ライト：220円〜 ベーシック：550円〜	ライト：128円〜 スタンダード：425円〜 プレミアム：990円〜	CORE-X：390円〜 CORE-Y：690円〜	従量課金制	1,100円〜	ブロンズTypeB：1,210円〜 シルバーTypeS：1,980円〜	Linode 8GB：$48〜	8CPUプラン：$160〜	S2プラン：3,960円〜
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

当サイトでは「おすすめのレンタルサーバー」についても紹介しています。ほかのレンタルサーバーもあわせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。

【2024年版】国内のレンタルサーバー会社マーケットシェアTOP10

2024年、hostadvice.が公開している国内のレンタルサーバー会社マーケットシェアTOP10は以下のとおりです。

レンタルサーバー	シェア率*1	料金	スペック	サポート体制	運営会社	公式サイト
エックスサーバー	14.68%	スタンダード：990円〜 プレミアム：1,980円〜	ディスク容量：400GB CPU：128コア 稼働率：99.99%	メール 電話 チャット	エックスサーバー株式会社	詳細を見る
ロリポップ！	14.15%	エコノミー：99円〜 ライト：220円〜 ベーシック：550円〜	ディスク容量：400GB CPU：非公開 稼働率：99.99%	メール 電話 チャット	GMOペパボ株式会社	詳細を見る
さくらのレンタルサーバ	13.56%	ライト：128円〜 スタンダード：425円〜 プレミアム：990円〜	ディスク容量：300GB CPU：非公開 稼働率：99.99%	メール 電話 チャット	さくらインターネット株式会社	詳細を見る
コアサーバー	4.22%	CORE-X：390円〜 CORE-Y：690円〜	ディスク容量：500GB CPU：64コア 稼働率：非公開	メール 電話 チャット	GMOデジロック株式会社	詳細を見る
AWS	3.99%	従量課金制	ディスク容量：自由に変更可能 CPU：自由に変更可能 稼働率：非公開	メール チャット	アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社	詳細を見る
ヘテムル	3.6%	1,100円〜	ディスク容量：500GB CPU：32コア 稼働率：99.99%	メール 電話	GMOペパボ株式会社	詳細を見る
WADAX	0.69%	ブロンズTypeB：1,210円〜 シルバーTypeS：1,980円〜	ディスク容量：50GB CPU：非公開 稼働率：非公開	メール 電話 チャット	GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社	詳細を見る
Linode	0.53%	Linode 8GB：$48〜	ディスク容量：160GB CPU：4コア 稼働率：非公開	メール 電話 チャット	Akamai	詳細を見る
Vultr	0.35%	8CPUプラン：$160〜	ディスク容量：640GB CPU：8コア 稼働率：非公開	メール	Vultr	詳細を見る
Sixcore （現Xserverビジネス）	0.25%	S2プラン：3,960円〜	ディスク容量：100GB CPU：16コア 稼働率：99.99%	メール 電話	エックスサーバー株式会社	詳細を見る

*1：出典　hostadvice. 2023の日本でのウェブホスティングのマーケットシェア

シェアランキング上位4位までは、日本国内の企業が運営するレンタルサーバーです。4位はAmazonのクラウドコンピューティングサービスになります。

シェア率を公開している「hostadvice.」とは？

hostadvice.とはホスティング会社やホスティングサービスを調べられるサービスです。

国内や海外のホスティングサービスのシェア率やサーバーOSのシェア率などを公開しています。

また、hostadvice.で各レンタルサーバーを検索すると、料金プランやサーバースペック、ユーザーの評価などを紹介してくれます。

専門家による各レンタルサーバーの評価も公開されているため、レンタルサーバー選びに迷った際にはhostadvice.で各社の評価を確認するのも1つの手段かもしれません。

ただし、海外サービスであるため英語レビューが多く、国内レンタルサーバーのレビューが少ないデメリットもあります。

ホスティングとレンタルサーバーは同じ？

「ホスティング」とは、サーバーを貸し出すことを意味し、レンタルサーバーと同じ意味です。

海外ではレンタルサーバーではなく、ホスティングサービスと呼ばれています。

海外サイトであるhostadvice.でも「レンタルサーバー」という言葉は使用されず、「ホスティング（Hosting）」が使用されています。

国内シェア率TOP10のレンタルサーバー会社の特徴

国内シェア率TOP10のレンタルサーバー会社の特徴を解説します。

エックスサーバー株式会社

エックスサーバー株式会社は国内シェア率No.1を誇る「Xserver」をはじめ、以下のようなレンタルサーバーやVPSなどのサービスを提供しています。

エックスサーバー株式会社が提供しているサービスの中には、無料でレンタルサーバーが使用できる「シン・クラウド for FREE」や、WordPressに特化したレンタルサーバー「wpX Speed」など、特定のユーザーの要望に応えられるものもあります。

• Xserverビジネス　評判
• シン・レンタルサーバー　評判
• シン・クラウド for FREE　評判
• wpX Speed　評判

Xserver（エックスサーバー）の特徴

国内シェア率No.1を誇るXserver（エックスサーバー）は2023年9月時点で、20年間のサーバー運用実績と250万以上のサイト運用実績があります。

サーバー稼働率は99.99%と安定しているため、快適にサイトを運営したい方におすすめのレンタルサーバーです。

また、高速環境「KUSANAGI」の技術を導入しているため、超高速で大量アクセスにも対応できます。

他ユーザの影響を受けないリソース保証機能も搭載しており、大量アクセスが発生した場合もサーバーが落ちる心配はありません。

10日間無料でお試し可能

ロリポップ！

GMOペパボ株式会社が運営するロリポップ！は国内シェア率2位を誇るレンタルサーバーです。

「ベーシックプラン」では月額550円（税込）〜という低価格でサーバーを利用できます。

24時間の有人監視が行われており、サーバーの異常時には早急に要因調査と対策が行われるため、稼働率99.99%を実現しています。

「ベーシックプラン」以上では、「LiteSpeed」のサーバーを使用しているため、Webサイトの表示速度が高速です。

また、WordPress高速化プラグイン「LiteSpeed Cache」も搭載しているため、WrodPressで作成したWebサイトをさらに高速で表示できます。

ロリポップ！の表示速度は他社と比較した場合、約3倍以上も速いため、快適にWebサイトを運営したい方にもおすすめです。

230万以上の利用実績もあり、サポート体制も電話・メール・チャットで充実している点もロリポップ！の強みです。

費用を抑えてサーバーを利用したい方、表示速度にこだわりたい方はロリポップ！を検討してみてはいかがでしょうか。

10日間無料でお試し可能

さくらインターネット株式会社

さくらインターネット株式会社は国内シェア率上位を誇るさくらのレンタルサーバをはじめ、以下のような様々なクラウドコンピューティングサービスを提供しています。

中には専用サーバーである「さくらの専用サーバPHY」や、AI・ディープラーニングに特化したGPUサーバー「高火力」など、特定の分野に対応できるサービスも提供しており、多くの利用者の要望に応えています。

さくらのレンタルサーバの特徴

さくらのレンタルサーバのシェア率は13.56%であり、国内3位のシェア率を誇ります。

Webサービスやメーカー、EC、医療、公的機関など、さまざまな業種で利用されており運用実績も豊富です。

最も価格が安い「ライトプラン」では月額128円（税込）よりサーバーを利用できます。

「スタンダードプラン」は月額425円（税込）という低価格ながら、WordPress等のCMSも利用可能です。

また、さくらのレンタルサーバでは個人向けのプラン以外にも、複数人管理機能などが搭載された法人向けプランが用意されています。

利用者の要望に合わせて複数のプランを提供している点がさくらのレンタルサーバの強みと言えるでしょう。

2週間無料でお試し可能

GMOデジロック株式会社

GMOデジロック株式会社は、以下のようなドメイン取得・管理サービスやレンタルサーバーサービスなどを提供しています。

提供サービスの中には、速度にこだわった「コアサーバー」や無料レンタルサーバーである「XREA」などがあります。

サーバー契約件数も48万件を達成しており、豊富な運用実績がある点もGMOデジロック株式会社の特徴です。

コアサーバーの特徴

コアサーバーは業界最高クラスのCPUを搭載しているため、Webサイトの高速表示、データベースの安定処理を実現しています。

最高クラスのパフォーマンスを実現しながら月額220円（税込）から利用可能なため、「コスパ重視の方におすすめのレンタルサーバーNo.1^*1」という実績もあります。

*1：日本トレンドリサーチによる全国の男女1000名へのインターネット調査結果

全プランでSSD搭載しており、転送量も無制限のため、個人から法人まで利用できる万能なレンタルサーバーです。

30日間無料でお試し可能

Amazon Web Services （AWS）

Amazon Web Services （AWS）は初期費用無料で利用できるクラウドコンピューティングサービスです。

Canalysの調査結果によると、世界のクラウドインフラシェア率において、AWSは32%のシェア率を誇っており、世界で1番シェア率が高いです。

近年ではクラウドサーバーを利用する企業も増えており、クラウドサーバーの候補の筆頭として挙げられるのがAWSといえます。

世界的ゲームメーカー「任天堂株式会社」や大手保険会社「東京海上日動火災保険株式会社」などの国内の大手企業でもAWSの利用実績があります。

また、データベースサーバーの管理が行える「Amazon RDS」やストレージ管理機能「Amazon S3」など、機能が充実している点もAWSのメリットです。

heteml（ヘテムル）

ヘテムルはWebサーバー、メールサーバー、DBサーバー、すべてのサーバーにSSDを搭載しているため、大量アクセス時の高負荷でも安定したパフォーマンスを実現しています。

国内最大規模のデータセンターに設置したサーバーは、24時間365日の有人監視が行われているため、稼働率も99.99%と安定しています。

またヘテムルでは、Webサーバー、メールサーバー、データベースが分離されているため、サーバーの負荷が急激に上がっても、お互いのデータへのアクセスに影響を与える心配もありません。

自動バックアップ機能も搭載しており、災害発生時やトラブル発生時でも被害を最小限に抑えられます。

WADAX（ワダックス）

WADAX（ワダックス）のレンタルサーバーは、セコム不正侵入検知防護システム（IPS）を標準装備しています。

ハッキングや不正改ざん・破壊、データの盗聴、DoS攻撃などを有人で監視、検知しているため、非常に安全性が高いです。

サーバーが設置されているデータセンターは耐震・耐火・防犯に優れており、スタッフが常駐しているため、万が一のトラブル時にも早急に対応されます。

30日間返金保証・30日間無料トライアルあり

Linode

Linodeは設定画面で必要なCPUやメモリなどのリソースを自由に設定でき、簡単に仮想サーバー環境を構築できます。

以下のようにさまざまなプランを提供しているため、用途に合わせて最適なサーバー環境を構築することも可能です。

Linodeの操作方法は非常にシンプルであり、必要な項目を入力していくだけで、サーバーの立ち上げからWordPressの導入まで行えます。

DDoS 攻撃対策、クラウドベースのファイアウォール、Kubernetes といった、インフラやセキュリティサービスが無料で利用できる点もLinodeの強みです。

Vultr

VultrはAWSと同様に、CPUやメモリ容量などのサーバースペックを自由に設定し、仮想サーバーを構築できます。

最安プランでは月額2.5ドルでサーバーを利用できるため、費用を抑えつつ自由にカスタマイズしたクラウドサーバーを使用したい方におすすめです。

ただし、公式サイトの記載はすべて英語のため、英語が苦手な場合は他のクラウドサービスやレンタルサーバーの方が扱いやすいかもしれません。

Sixcore（シックスコア）

Sixcore（シックスコア）はエックスサーバー株式会社が運営するレンタルサーバーです。

2020年9月に新規受付を終了し、Xserverビジネスへ統合されました。新規申し込みを希望の方は、Xserverビジネスから申し込みましょう。

10日間無料でお試し可能

関連記事　エックスサーバービジネス　評判

シェア率が高いレンタルサーバーを使用するメリット

シェア率が高いレンタルサーバーを使用するメリットとして以下の4つが挙げられます。

シェア率1〜3位のレンタルサーバーは圧倒的に利用者が多い

シェア率1〜3位のレンタルサーバーは圧倒的に利用者が多く、人気も高いです。

レンタルサーバー	シェア率	運用実績数
Xserver（エックスサーバー）	14.68%	250万件
ロリポップ！	14.15%	230万件
さくらのレンタルサーバ	13.56%	48万件

国内レンタルサーバーのシェア率の約40%は上位3社が占めており、3社を合計した運用実績は500万件以上にもなります。

利用者が多いため、レンタルサーバーのトラブル発生時にも、ネットで検索すると解決方法などが多く掲載されています。

レンタルサーバー選びに迷っている方や、レンタルサーバーを使用した経験がない方は、シェア率が1〜3位の会社を選びましょう。

運用実績が豊富である

シェア率が高いレンタルサーバーは運用実績が豊富です。

運用実績はレンタルサーバーが、どれだけユーザーから信頼されているかの1つの指標といえます。

たとえば、国内シェアNo.1のXserverの場合、運用実績は250万以上です。

個人のWebサイト以外にも、官公庁や大手企業といった法人まで幅広く利用されています。

多くのユーザーから信頼され、運用実績を積み重ねた結果が国内シェアNo.1につながったとも言えるでしょう。

サポート体制が充実している

シェア率が高いレンタルサーバーの場合、サポート体制が充実しているため、初心者でも安心してサーバーを利用できます。

レンタルサーバーの中には、サポート体制がチャットやメールのみの場合があり、トラブル発生時にスムーズに解決できないケースがあります。

一方でシェア率が高いレンタルサーバーの場合、チャットやメール以外に電話対応も導入しているため、トラブル発生時にもオペレータと会話をしながらの対応が可能です。

実際にシェア率上位3社のXserver、ロリポップ！、さくらのレンタルサーバでは、メール・チャット・電話にて問い合わせを受け付けています。

初心者の場合、サーバーの初期設定や運用方法でつまずく可能性もあるため、サポート体制が充実しているレンタルサーバーを選びましょう。

サーバーが安定している

シェア率が上位のレンタルサーバーの多くは、稼働率が99.99%と非常に安定しています。

SLA（品質保証制度）を導入しているレンタルサーバーも多く、仮に稼働率が公式サイトに記載されている値を下回った際にも保証が受けられます。

また、シェア率が上位のサーバーは、国内大手のデータセンターで24時間365日監視されているため、障害発生時も早急に対応できるような環境が整っています。

関連記事　レンタルサーバーの稼働率とは

【2024年】世界のホスティングサービス会社マーケットシェアTOP10

hostadvice.が公開している世界のホスティングサービス会社マーケットシェアTOP10は以下の通りです。

ホスティングサービス名	シェア率
GoDaddy	9.3%
Google Cloud Platform	7.03%
Amazon Web Services （AWS）	4.48%
IONOS	4.17%
OVHcloud	2.78%
Wix Website Builder	2.25%
Squarespace	2.16%
HostGator	2.01%
Bluehost	1.97%
Hetzner Online	1.71%

国内サーバーOSシェア率

hostadvice.が公開している国内サーバーOSシェア率は以下の通りです。

サーバーOS名	シェア率
CentOS	3.86%
UNIX	1.50%
Windows Server	1.16%
Ubuntu	0.46%
Red Hat	0.19%
FreeBSD	0.16%
Debian	0.11%
Fedora	0.02%
Scientific Linux	0.02%

国内シェアNo.1のレンタルサーバーはXserver

国内No.1シェア率を誇るXserverは運用実績が250万以上あり、多くのユーザーに使用されています。

稼働率も99.99%と安定しているため、快適なWebサイトを運営したい方におすすめのレンタルサーバーです。

Xserver以外にも、ロリポップ！やさくらのレンタルサーバは、国内で上位のシェア率を占め、多くのユーザーから信頼を得ています。

シェア率が高いレンタルサーバーは、運用実績が豊富、サーバーが安定しているなどのメリットがあります。

そのため、レンタルサーバー選びに迷った際には、シェア率が高いレンタルサーバーを選びましょう。

10日間無料でお試し可能