「Webサーバーの違いを知りたい」「処理速度が高速なWebサーバーのソフトウェアはどれ?」と悩んでいませんか?
各Webサーバーの違いを理解した上で、最適なレンタルサーバーを選びたいですよね。
Webサーバーソフトウェアによって対応している機能や得意とするジャンルは異なるため、運営するWebサイトに合わせて選定を行う必要があります。
そこで本記事ではWebサーバーソフトウェアに関して以下の内容について解説します。
当サイトでは「おすすめのレンタルサーバー」についても紹介しています。ほかのレンタルサーバーもあわせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。
Webサーバーソフトウェアとは
Webサーバーソフトウェアとは、ブラウザを経由してWebサイトにアクセスした訪問者に、文字や画像などのデータを提供するためのソフトウェアです。
Webサイトには文字や画像、動画などさまざまなデータが表示されていますが、これらのデータはすべてWebサーバーソフトを通じてブラウザ上に表示されています。
ユーザーのリクエストを受け、Webサーバーがブラウザにデータを送信することで、文字や画像が表示されているのです。
Webサーバーのソフトウェアの種類
Webサーバーのソフトウェアにはさまざまな種類がありますが、今回は人気の3つご紹介します。
- Apache(アパッチ)
- Nginx(エンジンエックス)
- LiteSpeed(ライトスピード)
比較一覧表:レンタルサーバーにはどのWebサーバーがおすすめ?
Webサーバーソフト | メリット | デメリット | 採用レンタルサーバー |
---|---|---|---|
Apache(アパッチ) | 処理速度が高速 機能が豊富 対応OSが多い 安定性がある 情報量が多い | メモリ消費量が多い 同時処理速度が遅い | ロリポップ!(下位プラン) ヘテムル iCLUSTA+ |
Nginx(エンジンエックス) | メモリ消費量が少ない 同時処理速度が高速 対応OSが多い 機能が豊富 | 動的コンテンツの処理が苦手 プロセス単体の処理速度はApacheの方が高速 | Xserver シン・レンタルサーバー wpX Speed ConoHa WING さくらのレンタルサーバ |
LiteSpeed(ライトスピード) | 応答速度が高速 LiteSpeed Cacheを利用可能 Apacheと互換性がある HTTP/2・HTTP/3に対応 | 情報量が少ない 機能によっては商用版を購入する必要あり | mixhost カラフルボックス ラッコサーバー ロリポップ!(上位プラン) コアサーバー JETBOY |
Apacheは機能が豊富なため、さまざまなWebサービスやWebサイトに対応できます。
安定性にも優れているため、Webサービスの開発などにはApacheがおすすめです。
一方でNginxは、Apacheが苦手とする同時接続数が増えた際に同時処理を高速に行えるメリットがあります。
そのため、処理内容が変わらない静的コンテンツなどにはNginxが利用されています。
LiteSpeedは処理速度に特化したWebサーバーソフトです。
処理速度はApacheやNginxを大きく上回るため、Webサイトの表示速度などにこだわりたい方にはおすすめです。
特にWordPressとの相性がよく、プラグイン「LiteSpeed Cache」を導入することで、さらにWebサイトを高速で表示できます。
Apache(アパッチ)
Apacheは無料で使用できるオープンソース(OSS)のWebサーバーソフトです。
無料で使用できるため、パソコンさえあれば誰でもWebサーバーを構築できます。
長年の利用実績もあり、多くのWebサイトやWebサービスなどでApacheが利用されています。
Apacheのメリット
Apacheは処理速度が高速なため、ホームページの表示やユーザーからの要求によって動作が変わるような動的コンテンツの処理もスムーズに行えます。
機能が豊富な点もApacheのメリットの1つです。認証機能やキャッシュクリア機能など機能が豊富なため、さまざまなWebサービスやWebサイトにも対応できます。
また、Apacheは対応しているOSが多いため、ほとんどの開発環境に適用可能です。
そのほかにも、安定性がある、利用者が多いため情報量が多いなど、様々なメリットがあります。
メリット |
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処理速度が高速 機能が豊富 対応OSが多い 安定性がある 情報量が多い |
Apacheのデメリット
Apacheにはメモリ消費量が多いデメリットがあります。
メモリ消費量が増え続けるとWebサーバーがダウンしてしまう恐れもあるため、注意が必要です。
また、Apacheは同時処理数が多くなると、処理速度が遅くなってしまう傾向にあります。
そのため、1つ1つの処理内容が軽くても、同時接続数が増えることで、処理速度が遅くなる可能性もあります。
デメリット |
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メモリ消費量が多い 同時処理数が多くなると処理速度が遅くなる |
Nginx(エンジンエックス)
Nginxとは、Apacheと並んでシェア率が高いWebサーバーソフトです。
Apacheと同様にオープンソースのため、無料で使用可能です。
Apacheで発生した「C10K問題」に対応するために開発されたことから、Webサーバーに高負荷がかかっても高速に処理できる特徴があります。
C10K問題とは、Webサーバーにアクセスすクライアント数が1万台を超えると、処理速度が極端に遅くなる問題です。
Nginxのメリット
Nginxではメモリの消費量を抑える機能が搭載されているため、同時接続数が増えても処理速度が高速というメリットがあります。
そのため、Apacheでは対応できなかった同時接続数が多いWebサービスにも、Nginxでは高いパフォーマンスを維持した状態で適用可能です。
対応しているOSの種類も多いため、開発環境を選ばない点もNginxの強みといえます。
メリット |
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メモリ消費量を抑えられる 同時接続数が増えても処理速度が高速 対応OSが多い 機能が豊富 |
Nginxのデメリット
Nginx単体では、ユーザーからの要求によって動作が変わるような動的コンテンツの処理を行うことは難しいです。
また、1つの処理内容が重いプロセスに関して、処理速度が遅くなってしまう傾向にあります。
デメリット |
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メモリ消費量が多い動的コンテンツの処理が苦手 プロセス単体の処理速度はApacheの方が高速 |
LiteSpeed(ライトスピード)
LiteSpeedは近年人気になっているWebサーバーソフトウェアです。シェア率は年々増えており、LiteSpeedを導入しているレンタルサーバーもあります。
W3Techsが公開しているWebサーバーシェア率によると、2010年のLiteSpeedのシェア率は1%でしたが、2023年10月時点では12.6%までシェア率を上げています。
LiteSpeedは「第4世代のWebサーバー」とも呼ばれ、国内CMSシェア上位のWordPressとも相性が良いです。
LiteSpeedのメリット
LiteSpeed最大のメリットは応答速度の速さです。
LiteSpeed公式サイトに記載されているPHPスクリプトの応答時間比較結果では、ApacheやNginxを大きく上回り、最速のWebサーバーソフトであることが分かります。
また、WordPressプラグイン「LiteSpeed Cache」を導入することで、キャッシュ機能を設定でき、WordPressで作成したWebサイトをさらに高速で表示できます。
キャッシュ機能とは、一度ブラウザで表示したWebサイトの情報を保存する機能です。再度同じWebサイトにアクセスした際に読み込み時間が短縮され、高速で表示できるようになります。
LiteSpeedはApacheと互換性があります。
メリット |
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応答速度が高速 LiteSpeed Cacheを利用可能 Apacheと互換性がある HTTP/2・HTTP/3に対応 |
LiteSpeedのデメリット
LiteSpeedのデメリットは情報量が少ない点です。
ApacheやNginxと比較して、LiteSpeedは2010年〜と歴史が浅いためです。そのため、ネットに公開されている情報が少ない傾向にあります。
また、LiteSpeedは無料で使用できる「無償版」と費用がかかる「商用版」の2つがあります。機能によっては商用版を購入しなければなりません。
デメリット |
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情報量が少ない 機能によっては商用版のLiteSpeedを購入する必要あり |
Webサーバーのシェア率
2023年11月時点、netcraftが公開しているWebサーバーソフトのシェア率は以下の通りです。以下のシェア率は約11億のWebサイトを対象に調査が行われた結果、算出されました。
Webサーバーソフト | シェア率 |
---|---|
Nginx | 26% |
Apache | 21% |
Cloudflare | 10% |
OpenResty | 8% |
5% | |
LiteSpeed | 5% |
Microsoft | 3% |
netcraftとは、URLで指定したサイトの情報を調査できるWebサイトです。サイトが使用しているサーバーやプロバイダー、OS、サーバー稼働期間などを調査できます。
netcraftが公開しているWebサーバーソフトのシェア率の推移は以下の通りです。
2022年では、Nginxが最も使用されていることが分かります。
LiteSpeedのシェア率は2010年以降から徐々に上がっており、2022年では5%のシェア率を占めています。
Apacheは2013年2月時点、全体の半数以上のシェア率を占めていました。しかし、その他のWebサーバーソフトのシェア率の増加に伴い、徐々にシェア率が下がり、2022年ではシェア率は21%となっています。
Webサーバー別おすすめレンタルサーバー
Webサーバー別におすすめレンタルサーバー12社を紹介します。
LiteSpeedを使用しているレンタルサーバー
LiteSpeedを使用しているレンタルサーバーは以下の6社です。
mixhost(ミックスホスト)
- WordPressで最も人気のあるレンタルサーバー
- WrodPressクイックスタートで簡単にWebサイトを導入可能
mixhostはWordPressの導入において最も人気の高いレンタルサーバーといえます。
「WordPressクイックスタート」機能では、サーバー契約や独自ドメイン契約、WordPreesインストール、SSL導入までを一括して行えます。
そのため、WordPressの導入に慣れていない方でも簡単にWebサイトを導入可能です。
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ラッコサーバー
- 月額料金330円(税込)からサーバー利用可能
- サイトの売買可能
ラッコサーバーでは、LiteSpeedを搭載したサーバーを月額料金330円(税込)から利用できます。
価格を抑えながら高速で動作するサーバーを利用できるため、個人でブログを運営したい方にもおすすめのレンタルサーバーです。
ラッコサーバーには、「かんたんブログスタート」機能も搭載されており、WordPressインストールやドメイン設定など、Webサイトを開設するための必要な作業が自動化されています。
また、ラッコサーバーでは、Webサイトの売買が可能なため、販売されているWebサイトを買い取って即座に運営を開始することも可能です。
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ラッコサーバーの特徴や料金プランについては、以下の記事で詳しく解説しているため、そちらも合わせてご覧ください。
ロリポップ!(ハイスピードプラン・エンタープライズプラン)
- WordPressの表示速度No.1
- 月額料金550円(税込)から利用可能
ロリポップ!の「ハイスピードプラン」以上では、LiteSpeedが搭載されたサーバーを使用できます。
WordPressの表示速度は国内No.1であり、高速でWebサイトを表示できます。
速度と安定性を兼ね備えたサーバーを月額料金550円(税込)から利用できるため、ロリポップ!はコストパフォーマンスに優れたレンタルサーバーと言えるでしょう。
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コアサーバー(V2プラン)
- 業界最高クラスのCPU搭載
- 月額料金390円(税込)から利用可能
コアサーバーの「V2プラン」では、LiteSpeedを搭載したサーバーを使用可能です。
最新の通信プロトコル「HTTP/3」にも対応しているため、Webサイトをより高速に表示できます。
コアサーバーでは業界最高クラスの64コア128スレッドのCPUを搭載しています。
大規模サイトや複数サイトを運営した際に負荷が集中した場合も、安定して処理が行われるため、処理速度が落ちる心配もありません。
「V2プラン」の場合、初期費用がかかりますが、月額料金390円(税込)〜で利用できます。
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JETBOY(ジェットボーイ)
- サイト規模に合わせてサーバースペックを変更可能
- CloudLinux採用で準仮想環境を構築可能
- 月額料金550円(税込)から利用可能
JETBOYでは、ディスク容量やデータベース数、CPU、メモリなどのサーバースペックをいつでも自由に変更できます。
そのため、はじめは小規模な環境を構築し、サイト規模に合わせて徐々にスケールアップすることも可能です。
またJETBOYでは、OSに「CloudLinux」を採用しているため、準仮装環境を構築できます。
CloudLinuxとは、高負荷・多サイト収容に特化したOSです。
他サイトで突発的な高負荷が発生した際にも、サーバー全体に影響を及ぼすことなく、自サイトを安定して運用できます。
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Nginx(+Apache)を使用しているレンタルサーバー
Nginx(+Apache)を使用しているレンタルサーバーは以下の5社です。
Xserver(エックスサーバー)
- 国内シェアNo.1
- 高速環境「KUSANAGI」導入
- 豊富な運用実績あり
- 月額料金990円(税込)から利用可能
Xserver(エックスサーバー)は国内シェアNo.1を誇るレンタルサーバーです。
20年間のサーバー運用実績、250万以上のサイト運用実績(2023年11月時点)もあり、多くのユーザーに利用されています。
またエックスサーバーでは、超高速環境「KUSANAGI」を導入しています。「KUSANAGI」導入により、WordPressの処理が高速化され、大量アクセス時にも安定したWebサイト運営が可能です。
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エックスサーバーの評判やメリット・デメリットについては、以下の記事でも解説しているため、ぜひ参考にしてください。
シン・レンタルサーバー
- コストパフォーマンスNo.1 ※2023年6月16日に実施したエックスサーバー株式会社調べ
- 月額料金770円(税込)から利用可能
- Xserverと同様の機能搭載
シン・レンタルサーバーは、国内シェアNo.1を誇る「エックスサーバー」をベースとしたレンタルサーバーです。
エックスサーバーで搭載された「KUSANAGI」や「オールNVMe」などの機能を、シン・レンタルサーバーでも利用可能です。
サーバースペックはXserverと同等でありながら、シン・レンタルサーバーの月額料金は770円(税込)と低価格なため、コストパフォーマンスに優れています。
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wpX Speed
- WordPress専用に最適化
- 全ストレージにNVMe採用
- PHP-FMPモード機能搭載
- 料金プランは時間課金制
wpX SpeedはXserverで培ったWrodPressの運用実績を基づいて、WordPress専用に最適化されたクラウド型レンタルサーバーです。
wpX Speedの料金システムは時間課金制です。そのため、Nginxを搭載したサーバーを、使用時間に応じて課金されます。
最安プランである「W1」の場合、1時間あたりの料金は2.2円(税込)ですが、ひと月あたりの最大料金は1,320円のため、1ヶ月サーバーを使い続けても最大料金を超えてしまう心配もありません。
ConoHa WING(コノハウィング)
- 長期利用割引プラン「WINGパック」あり
ConoHa WINGではサーバー長期利用者向けに、長期利用割引プラン「WINGパック」が用意されています。
「WINGパック」では契約プランに応じて通常料金から最大53%オフされ、月額料金678円(税込)からサーバーを利用可能です。
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さくらのレンタルサーバ
- クイックインストール機能搭載
- コンテンツブースト(CDN機能)搭載
さくらのレンタルサーバでは、「クイックインストール」機能が搭載されています。
また、さくらのレンタルサーバーでは、「コンテンツブースト」を搭載しているため、Webサイトを高速で表示でき、大量アクセス時でも安定して運営できます。
「スタンダードプラン」では、月額料金425円(税込)よりNginxサーバーを利用できるため、費用を抑えたい方にもおすすめのレンタルサーバーです。
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Apacheを使用しているレンタルサーバー
Apacheを使用しているレンタルサーバーは以下の3社です。
ロリポップ!(エコノミー・ライト・スタンダードプラン)
- 月額料金220円(税込)から利用可能
- 高速・高スペックなWordPress環境
ロリポップ!では、「ライトプラン」や「スタンダードプラン」にてApacheを使用できます。
「ライトプラン」の場合、容量が200GBまで使用でき転送量も無制限のため、高スペックなWordPress環境を構築可能です。
高速・高スペックなWordPress環境を月額料金220円(税込)から利用できるため、趣味でWebサイトを作成したい方にもおすすめのレンタルサーバーです。
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hetemul(ヘテムル)
- 高性能サーバー採用
- 独自開発の高速モジュール版PHP採用
ヘテムルは256GBメモリとXeon32コア以上のCPUを搭載した高性能サーバーを使用しています。
ストレージにはSSDを採用しているため、大量アクセス時にも高速で処理が行われ、快適なWebサイト運営を行えます。
また、ヘテムルでは独自開発の高速モジュール版PHPを使用しているため、CGI版PHPよりもプログラムを高速に処理でき、Webサイトの高速化が可能です。
モジュール版PHPとは、Webサーバー上でプロセスを処理する手法です。
iCLUSTA+(アイクラスタプラス)
- 分散処理により高速・安定環境を実現
- 法人向けホームページ運営をサポート
- 法人向けApacheサーバー
iCLUSTA+(アイクラスタプラス)では、クラスタ技術によって分散処理を実現しています。
分散処理によって複数のサーバーに負荷を分配することで、他サイトで突発的な高負荷が発生した際も、自サイトは安定かつ高速な環境を維持できます。
安定かつ高速な環境でWebサイトを運営したい方は、法人向けApacheサーバーのiCLUSTA+がおすすめです。
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Webサーバーソフトの選び方
Webサーバーソフトを選ぶ際には以下のポイントに注目しましょう。
- 対応しているOS
- 情報量
- 機能の多さ
対応しているOS
Webサーバーが対応しているOSを確認しましょう。
Webサーバーソフトウェアによって対応しているOSは異なります。
例えばApacheの場合、WindowsやMac、Linuxなど様々なOSに対応していますが、LiteSpeedの場合はWindowsに対応していません。
そのため、Webサーバーソフトを選定する際には各Webサーバーソフトの公式サイトを確認し、OSが対応しているかを確認しましょう。
情報量
Webサーバーを選ぶ際には情報量が多いかも確認しましょう。
Webサーバーによってインターネットに掲載されている情報量は異なります。
Apacheなどの長年、世界中のユーザーに利用されてきたWebサーバーソフトは、ネットに掲載されている情報量も多いです。
Webサーバーの特徴や機能などを知りたい方は、情報量が多いソフトウェアを選ぶと良いでしょう。
機能の多さ
Webサーバーソフトの機能の多さも確認しましょう。
機能が多いWebサーバーソフトの場合、対応できるWebサービスの幅も広くなります。
また、Webサーバーソフトによっては特定の機能に対応したものもあります。
例えば、LiteSpeedの場合は、WordPressの高速化に特化したWebサーバーソフトであり、LiteSpeed専用機能が搭載されたプラグイン「LiteSpeed Cache」を使用できます。
Webサーバーソフトによって機能の多さや種類は異なるため、運用するWebサービスに合わせて使い分けましょう。
用途に合わせて最適なWebサーバーを選ぼう
- Webサーバーソフトウェアは文字や画像などのデータを提供するためのソフト
- Webサーバーによって処理速度や機能の種類は異なる
- Webサーバーのシェア率はNginxが最も高い
Webサーバーソフトによって対応している機能やできることは異なります。
各Webサーバーソフトの特徴やメリット・デメリットが気になる方は、以下の内容を振り返りましょう。
Webサーバーソフトによって得意とするジャンルは異なるため、用途に合わせて選定しましょう。