上司に直接辞めることを伝えられない方は多くいるはずです。そんなときの手段として退職代行サービスがあります。
具体的には、退職届の提出や必要書類の作成、退職金の受け取りなど、退職にまつわる手続きや交渉を代行業者がやってくれます。
退職代行サービスにはいくつか種類があり、ベストな選び方も人によって変わるので、今回はおすすめ退職代行サービスや失敗しない選び方を解説します。
退職前や退職後すぐに転職も考えている方は、「転職サイトのおすすめランキング」もあわせて参考にしてみてください。
\おすすめの退職代行サービスTOP3!/
退職代行のおすすめTOP3 | 料金 | 退職成功率 | 24時間対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
26,000円 | 過去実績100% | ○ | 退職や転職に関する書類テンプレートが豊富 | |
24,800円 | 過去実績100% | ○ | 東京労働経済組合が運営 | |
27,000円 | 過去実績100% | ○ | 料金は退職後に後払いでOK |
退職代行サービスおすすめランキングまとめ
実際にこれから退職を考えているけど自分の意思から退職するのは勇気がいる…という方に退職代行サービスのおすすめを紹介していきます。
様々な退職代行サービスが存在しますが、各サービスによって特徴が若干異なるため、それぞれのサービスを具体的に紹介していきます。
\退職代行サービスのおすすめTOP3/
退職代行のおすすめTOP3 | 料金 | 退職成功率 | 24時間対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
26,000円 | 過去実績100% | ○ | 退職や転職に関する書類テンプレートが豊富 | |
24,800円 | 過去実績100% | ○ | 東京労働経済組合が運営 | |
27,000円 | 過去実績100% | ○ | 料金は退職後に後払いでOK |
1位 退職代行jobs
運営 | 株式会社アレス |
料金 | 26,000円 |
24時間対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード / コンビニ決済 / 現金翌月払い(paidy)/ 銀行振り込み |
公式サイト | https://jobs1.jp/ |
- 顧問弁護士が監修を行っている
- 退職後のアフターケアもバッチリ
- 事前にLINEや電話で気軽に相談可能
退職代行jobsは弁護士がしっかりと監修を行っている退職代行サービスです。
申込みを行うと、顧問弁護士が監修した退職届のテンプレートや業務引継ぎ書のテンプレートなどをもらうことができるため、スムーズに退職することが可能です。
また転職や給付金のサポートのあるため、退職後に転職プランをまだ考えていない方のケアも行っています。
提携している人材会社を利用して転職が決まれば最大3万円のお祝い金などももらえるのは「退職代行jobs」ならではの評判となっています。
LINEや電話で気軽に相談することができるので、退職代行サービスにまだピンときていない方はぜひ相談からしてみることをおすすめします。
2位 退職代行ガーディアン
運営 | 東京労働経済組合 |
料金 | 24,800円 |
24時間対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード/ 銀行振り込み |
公式サイト | https://taisyokudaiko.jp/ |
- 東京労働経済組合が運営
- 追加料金は一切なし
- 法適合の合同労働組合が行うためサービスによる違法性が一切ない
退職代行ガーディアンは東京労働経済組合が運営を行っている退職代行サービスです。
退職代行ガーディアンの特徴は法適合された合同労働組合が退職に関する手続きを行うため、違法性なく安心・安全に利用できるのが強みです。
即日退職も可能で、相談した当日から出社する必要はなく休日・深夜の時間帯でもできる限りサポートしてくれます。
とにかく信頼できる退職代行サービスが利用したい!という方は退職代行ガーディアンをおすすめします。
3位 辞めるんです
運営 | LENIS Entertainment株式会社 |
料金 | 27,000円 |
24時間対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード/ 銀行振り込み |
公式サイト | https://yamerundesu.com/ |
- 料金支払いは退職してからでOK
- 過去実績の退職成功率は100%
- 24時間相談可能
辞めるんですは退職してからの後払いができるのが大きな評判に繋がっている退職代行サービスです。
悪質な退職代行サービスの中には、料金を支払った後に対応してくれないケースなどがあり不安ですが、「辞めるんです」の場合は退職してからの支払いになるため、安心してサービスを利用することができます。
また退職率100%と高い実績を持っており、即日退職可能や24時間対応可などサービス内容自体も信頼性が高いです。
LINEで無料相談を受けることもできるので、退職代行の利用を考えている方はチェックしてみてください。
4位 退職代行ニコイチ
運営 | 株式会社ニコイチ |
料金 | 27,000円 |
24時間対応 | 7:00~23:30まで対応可 |
支払い方法 | クレジットカード / 銀行振り込み / 電子マネー |
公式サイト | https://g-j.jp/lp05/ |
- 退職代行実績17年と歴が長いので信頼できる
- 実績数は40,000件超え
- 退職成功率は100%を維持
退職代行ニコイチは17年の実績を持つ、歴が長い退職代行サービスです。
実績数はなんと40,000件を超えており、今でもなお退職成功率は100%を維持しているため、安心して退職代行を任せることができます。
また、人材紹介会社と提携を行っているため転職先が決まってない方に向けてエージェントを紹介してくれたりと転職サポートも手厚く用意してくれています。
退職後には2か月間の無料アフターフォローもついているので、退職してからのサポートも受けたい方におすすめのサービスです。
5位 退職代行TORIKESHI
運営 | 日本労働産業ユニオン |
料金 | 25,000円 |
24時間対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード / 銀行振り込み / 電子マネー対応 |
公式サイト | https://lp.torikeshi.jp/ |
- 労働組合の「日本労働産業ユニオン」が運営
- もし退職代行に失敗しても料金は全額返金
- 相談回数の制限はないので気になることはなんでも聞ける
退職代行TORIKESHIは労働組合である「日本労働産業ユニオン」が運営を行っている退職代行サービスです。
退職成功率は100%を誇っていますが、万が一退職代行に失敗した場合でも料金は全額返金されるためどんな結果でも損することはありません。
利用料金が他サービスに比べると比較的に安いので、できるだけ予算を抑えてサービスを利用したいという方にもおすすめです。
弁護士の退職代行サービスおすすめまとめ
退職代行の中には弁護士が退職代行を行ってくれるサービスもあります。
弁護士に依頼するメリットとしては、有給消化などの交渉をスムーズかつ違法性なく合法に行ってくれるのが強みです。
退職代行サービスよりもやや料金が高いですが、確実かつ信頼できるサービスを利用したい方はチェックしてみてください。
1位 弁護士法人みやび
運営 | 弁護士法人みやび |
着手金 | 55,000円 |
24時間対応 | ○ |
支払い方法 | 銀行振り込み |
公式サイト | https://taishoku-service.com/ |
弁護士法人みやびでは実際に弁護士の方に退職代行を依頼することができます。
料金はやや割高ではありますが、「本当に信頼できる人に任せたい」「問題を起こさずに絶対に退職したい」という方にはおすすめです。
相談をするだけなら無料なので、LINEやメールでお気軽に相談してみましょう。
弁護士の退職代行サービスの中では比較的安いというのも「弁護士法人みやび」の良い評判の1つなので、ぜひチェックしてみてください。
2位 弁護士法人川越みずほ
運営 | 弁護士法人川越みずほ法律会計 |
着手金 | 正社員:27,000円 公務員:49,800円 業務委託:27,000円 パート・アルバイト・契約社員:27,000円 |
24時間対応 | ○ |
支払い方法 | 問い合わせ |
公式サイト | https://www.kawagoemizuholaw.jp/ |
弁護士法人は比較的リーズナブルな価格で弁護士に退職代行を依頼することができます。
料金は雇用形態によって変化しますが、一番高い公務員でも他の弁護士退職代行サービスと比べると安めの価格帯です。
オプションによってはパワハラの慰謝料請求ができるプランがあるので、もしあまりにもひどいパワハラ被害などがあった場合は要相談してみましょう。
3位 アディーレ法律事務所
運営 | アディーレ法律事務所 |
着手金 | 77,000円 |
24時間対応 | 9:00~22:00まで |
支払い方法 | 銀行振り込み |
公式サイト | https://www.adire-roudou.jp/daikou/lp_1907_a.html |
アディーレ法律事務所は万が一退職できなかった場合には全額返金保証をしてくれるのが特徴です。
料金は一律77,000円とやや高額ですが、追加料金などはかからず最後までしっかりと丁寧にサポートしてくれます。
土日祝にも電話受付可能で、相談自体は無料なので気になった方はぜひチェックしてみてください。
退職代行サービスの種類
退職代行サービスには、「民間企業」「労働組合」「弁護士」の3種類があり、それぞれサービス内容や費用が異なります。
対応できる内容も変わってくるので、自分の状況に合わせてサービスを選択するのがよいです。
– | 民間企業 | 労働組合 | 弁護士 |
---|---|---|---|
退職意思の伝達 | 対応可 | 対応可 | 対応可 |
退職の交渉 | 対応不可 | 対応可 | 対応可 |
法的な相談 | 対応不可 | 対応不可 | 対応可 |
料金相場 | 約20,000円~ | 約25,000円~ | 約50,000円~ |
例えば、弁護士による退職代行サービスは、退職の際に会社とのトラブルが起こりそうな場合に利用されることが多く、法的観点からアドバイスや交渉などの支援を受けることができます。
ですので、ここからは退職代行の種類や特徴について解説していきます。
民間企業が運営している退職代行サービス
- 退職の意思伝達
- 退職に関する連絡事項
民間企業が運営している退職代行サービスは、依頼者に代わり、会社へ退職意思の伝達をし、必要や手続きや手配まで行ってくれます。
ただし民間企業は退職の意思を伝えることを目的としているので、有給や残業代、未払い給料の請求などは、交渉ではなく依頼者の希望を伝えるのみの対応となってしまいます。
そのため、転職意思が伝われば、すぐに辞められる環境の会社に勤めている方や、トラブルが発生する可能性も低そうで、法的訴えをしない人であれば民間企業で十分です。
労働組合が運営する退職代行サービス
- 退職意思の伝言
- 退職日の調整など退職に関する交渉
- 有給休暇の取得交渉
労働組合が運営している退職代行サービスは、法的な業務は対応できませんが、退職に関する交渉をお願いすることができます。
団体交渉する権利を持っており、企業は労働組合からの交渉を無視できないため確実に交渉ができのが強みです。
例えば、有給の交渉・残業代・未払い賃金の交渉など頼むことができます。
料金の相場も約3万円からと低いことから、退職の伝達以外に会社と交渉したいけど、弁護士費用は出せない人におすすめです。
弁護士事務所による退職代行
- 退職意思の伝言
- 退職日の調整などの退職に関する交渉
- 有給休暇の取得交渉
- 離職票・源泉徴収票などの請求
- 残業代・未払いの給与・退職金等の請求
- 損害賠償請求への対応などの法律業務
弁護士事務所による退職代行は、退職に関わるすべての代行が可能です。
弁護士に退職の代行をしてもらえるため、法律的な問題に対処してもらうことができるという大きな利点があります。
しかしながら、弁護士事務所の料金は民間企業や労働組合よりも平均5万円からと高額なケースが多いです。
また、法律的な相談は、別途料金が発生する場合があるため、依頼する前に料金体系をよく確認することが重要になります。
法的な請求、権利義務に関する交渉をしたい方や、会社間でのトラブルを最小限に抑えたいのであれば弁護士による退職代行がおすすめです。
転職代行サービスの失敗しない選び方
数ある退職代行サービスの中から、初めて利用する方はどのように選べばよいか基準が分からないと思うので、ここからは退職代行サービスを選ぶポイントを紹介します。
- 自身の現状や状態に応じて選ぶ
- 費用面から選ぶ
- サポート対応のスムーズさ
- 業者の評判・口コミから選ぶ
- 信頼性や安全面から選ぶ
自身の現状や状態に応じて選ぶ
退職代行サービスを選ぶ際は、自身の状況によって選ぶ業者が異なります。
例えば以下のようなケースが考えられます。
- 上司に退職意思を伝えにくいから代わりに伝えてほしい
- 有休消化期間の交渉が自分からは言えない、言い出しづらい
- 会社側に金銭の請求をしたい
- パワハラされていたので訴えたい
退職するだけで、退職の意思のみを伝達してもらいたいのであれば、民間企業の代行サービスで問題ありません。
退職の意思以外に、有給消化や残業の請求などの要求をしたいのであれば、労働組合がおすすめです。ただし、すべてのトラブルに対応できるわけではないことは留意しておきましょう。
会社側に金銭の請求や裁判対応が必要になる場合は、弁護士を利用することが推奨されます。
依頼者の状況や要望に応じて適切な業者を選択することが大切ですので、十分な検討をした上で、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
費用面から選ぶ
民間企業 | 労働組合 | 弁護士 | |
---|---|---|---|
料金相場 | 約20,000円~ | 約25,000円~ | 約50,000円~ |
退職代行にかかる費用も選ぶ基準となります。上記表のとおり、民間企業に頼むのが一番安く済み、弁護士に依頼すると費用は高くなります。
また、弁護士事務所を利用して会社に法的な請求をする場合は、別途料金が発生するケースが多いです。
なので、費用面を考慮し以下のような選択をしてみてください。
- 「民間企業」…金銭に余裕がない。安く済ませたい方。
- 「労働組合」…弁護士に依頼するほどの費用は出せないが、会社に交渉したい場合
- 「弁護士事務所」…金銭に余裕があり、トラブルを最小限に抑えた退職をしたい方
サポート対応のスムーズさで選ぶ
退職代行サービスを選ぶ際は、業者が提供する相談手段やサポートの質も重要です。電話よりも気軽なコミュニケーションがとれる公式LINEがあるかどうかも判断基準となります。
多くのサービスはチャットサービス(主に公式LINE)から受付を行っており、24時間対応できる体制にあります。
ですので、深夜や早朝でも相談ができるため、即日で辞める意思を伝えることも可能です。
となるとレスポンスの速さも重要になります。素早い返信ができる業者であれば、時間短縮になりますし、明日すぐに辞めたいときにも、対応してくれる可能性が高いです。
業者の実績や評判・口コミから選ぶ
「退職率100%」とはいっても、対応件数が少なかったりする業者もあるため、業者の対応件数や評判・口コミも確認しておくのがおすすめです。
対応実績や対応件数が豊富な業者であれば、利用者の不安や疑問にも的確に対応してもらえることが期待できます。
また、業者の運営会社の信憑性だけでなく、利用者からの口コミを確認することで、信頼して良いか判断が可能です。
信頼性や安全面から選ぶ
退職代行サービスの中には「弁護士監修」と記載のあるサービスがあったり、労働組合が関わっているサービスがあったりします。
そのようなサービスは法律に詳しいプロが監修しているため、業者間とのトラブルや違法行為が起こるリスクを減らすことができます。
しかし、あくまで「監修」であり「対応」はできないので、弁護士が監修している業者は法律業務ができないという認識でいましょう。
退職代行サービスの中には、「サービス外のことは弁護士に相談してください」と明記しているのもあります。
逆に、弁護士や労働組合でしか対応できない業務をすると明記されているサービスは違法業者なので注意が必要です。
退職代行サービスのメリット
退職代行サービスを利用するメリットは以下のようなものがあります。
- 自分から退職の意思を伝えなくていい
- 即日最短で退職できる
- 就業先との面倒なやり取りが発生しない
退職を自分から切り出せない人や、早く辞めたい人にとって強い味方となる退職代行サービスのメリットを具体的に解説します。
自分で退職の意思を伝えなくて良い
退職代行サービスを利用する最大のメリットは、自分から会社に退職を伝えなくて良いことです。
業者が自身に代わり、退職の意思を会社側に伝えてくれるうえ、会社側からサービス利用者に連絡してきたとしても、業者に対応を任せることができます。
ですので、退職の意向を自分で伝えるは難しい人は退職代行の利用がおすすめです。
退職を先延ばしになると精神的疲労がかかり、うつ状態になってしまうケースもあるので、なるべく早めの利用を検討しましょう。
即日最短で退職できる
退職をする場合、会社の就業規則に従う必要があり、伝えたとしても退職まで1~3カ月かかることもあります。
しかし民法の規定では退職の意思を伝え2週間が経過すれば、会社側が認めていなくとも雇用関係は終了するため、業者からの申し出から最短2週間でやめることができます。
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
民法第627条
サービスの中には「即日退職」「即日退社」など記載されているものもあります。ただし、民法の規定だけでは即日に退職することはできません。このような場合は、有給休暇を取得し「即日退職」に持ち込む方法をとっています。
また、民間企業のサービスでは交渉はできないため、有給休暇を所得して早期に退職したい方は、労働組合や弁護士事務所の退職代行サービスを利用してください。
就業先との面倒なやり取りが発生しない
退職代行の業者が窓口となってくれるため、自身と会社間での面倒なやり取りが行われることなく、スムーズに退職することができます。
退職届や貸与品を郵送する必要はありますが、基本的には業者からの連絡を待てば良いだけなので、精神的ストレスも最小限に抑えることが可能です。
なお、離職票や社会保険資格喪失証明書などの必要書類は、後日会社から郵送されます。
退職代行サービスのデメリット
退職代行サービスを利用するデメリットは以下のようなものがあります。
- サービスの利用料がかかる
- 人間関係が悪くなる可能性がある
- 会社から直接連絡くることがある
あえてデメリットをあげるとすれば、サービスを利用するには費用がかかる点です。しかし、お金を払ってでも早々に退職したい人がいることも事実です。
ここでは、退職代行サービスを利用するデメリットを解説します。
サービスの利用料がかかる
退職することは通常であれば、本人と会社間で話し合い完結させるものなので、自分で言い出せる人は費用がかかることはありません。
本来金銭がかからない部分に、決して安くはない費用がかかることは、見方によってはデメリットとなります。
しかし会社によって、個人の性格によっては「言い出しづらい」「辞めさせてもらえない」などのストレスや問題が発生することが多いです。
高い費用がかかってしまいますが、それでも早期に退職したい人であれば、金額以上の価値があります。
人間関係が悪くなる可能性がある
退職代行サービスを利用すると、サービス利用時会社へ連絡が行くことになります。自身の条件によっては即日で退職することもできるため、「急に会社からいなくなった」という見え方になります。
仲の良い同僚や、お世話になった人にも挨拶せずに退職することになるので、人によってはマイナスなイメージを与えてしまう可能性が高いです。
ですので、退職代行サービスを利用すると少なからず人間関係に亀裂が入る可能性があるという認識をもっておきましょう。
会社から直接連絡がくることがある
退職代行サービスを利用しても会社から直接連絡が来るケースがあります。業者からは本人やご家族に連絡することがないようにと伝えられますが、あくまでお願いベースなので会社への強制はできません。
人によっては退職代行を利用されたことに納得がいかず、本人へ直接連絡しようとする人もいます。
ですので、退職代行サービスを利用する際は「直接連絡が来る可能性がある」ということを念頭におきましょう。
退職代行が必要なケースと必要でないケース
退職代行サービスを利用するべきか、自分で解決するべきか悩む方もいると思います。
本来であれば誰にでも退職の権利はあるので、円満に退職をするのであれば、自身で行うのがベストです。
しかし、職場環境や自身の状態や状況から会社側に伝えられないこともあります。ここでは退職代行サービスの利用が必要なケースとそうでないケースを解説します。
退職代行サービスが必要なケース
退職代行サービスの利用が必要な人は以下のようなケースがあります。
- 上司からきついパワハラを受けている
- コミュニケーションを取ろうとしてくれない
- 退職の申し出を拒否されている
- 自身が退職の意思を伝えるような状態でない
上司との関係が悪い・良い対応をされないなどの場合は、退職代行サービスの利用がおすすめです。
自身から退職の意思を伝えたとしても、取り持ってくれないなど、自分でどうすることもできない状況では、円満に退職が進むことはありません。
また仕事内容や人間関係でストレスが溜まっており精神的に安定していない状況では辞める意思を伝えることは困難だと思います。
そういった際は、退職代行サービスを利用してましょう。
退職代行サービスが必要でないケース
退職代行サービスが必要ない人は以下のようなケースがあります。
- 退職意思を自身で伝えられる環境にある
- 仕事の引継ぎが面倒
- 公務員の方
そもそも退職意思が伝えられる環境にある方は退職代行サービスを利用する必要はありません。
上司とコミュニケーションがとれる良い関係を築いていたり、第3者の介入が必要でない場合は、しかるべき手順で進めましょう。
また退職することは、少なからず会社に負担をかけてしまうことがあります。引継ぎが面倒などの個人的な都合で退職代行サービスを利用するのは避けてください。
退職代行サービスを利用する流れ
退職サービスを利用する際、自分は何をすればよいのか。準備しておくことはあるのか。など気になる方もいると思います。
ここからは退職代行サービスを利用する基本的な流れをステップで紹介します。特別難しいことは必要なく、かなりシンプルなため参考にしてください。
- 退職代行サービスへ無料相談
- 利用料金の支払い
- 退職代行業者との打ち合わせ
- 退職代行業者が会社へ連絡・退職の手続き
まずは退職代行サービスへアクセスし、無料相談や申し込みをしましょう。
LINEの場合は、QRコードを読み取り友達登録をしたのち、申し込み要項が送られてくるため、流れに従い入力します。
電話希望の場合は、受付時間が決められているので確認してください。
業者との相談のうえ、利用を決めたらサービスの利用料金を支払いします。
ほとんどの退職代行サービスは先払いとなっています。支払方法は銀行振り込み・クレジットカード払い・各種電子マネーなどサービスによって異なります。
業者が入金を確認でき次第、手続きへ着手していきます。
入金確認後、担当との打ち合わせが入ります。
打ち合わせでは主に以下のような話をするので、遠慮なく希望や懸念点など相談しておきましょう。
- 退職希望日
- 必要な書類
- 有給休暇所得希望
- 退職金の有無
- 貸与品の有無
など
打ち合わせ後に、退職代行業者が会社へ連絡をします。退職希望の連絡後、業者から依頼主へ報告がはいり、必要な書類を揃えていきます。
以降、会社から以下のような書類が送られきたら、退職完了です。
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 健康保険資格喪失証明書
など
民間企業や、労働組合に依頼する場合は、自身で退職届や退職願などの書類作成が必要です。弁護士事務所であれば、書類作成の代行も依頼できるケースがあります。
退職代行サービスに関するよくある質問
退職代行サービスを利用するうえでよくある疑問について答えていきます。
- 退職理由を伝える必要はある?
-
退職理由を言いたくないのであれば伝える必要はありません。一身上の都合によりといった一般的な回答で問題ないです。
- 退職代行サービスに違法性はある?
-
退職代行サービスを利用することに違法性はありません。ただし、弁護士でないものが報酬を目的とした「法律事務」を行うことは違法です。
退職の意向を代行して伝えることは非弁行為になるため、民間企業だとしても違法ではありません。
- 退職代行サービスを使って辞めることでトラブルは発生する?
-
退職代行サービスを利用して会社を辞めたとしても、基本的には法律上の問題はないため、トラブルはおきません。
ただし、弁護士しか認められていない行為を民間企業が行うサービスは、違法にあたるので注意しましょう。
- 退職代行サービスを利用すると退職金に影響が出る?
-
退職代行サービスを利用しても退職金に影響はありません。就業規則に退職金支払いの定めがあるのであれば、誰であれ退職金を受け取る権利が発生します。
- 退職代行サービスは正社員じゃなくとも利用できる?
-
正社員でなくても利用することができますが、雇用期間の定めがある場合は注意が必要です。
例えば派遣や契約社員などで有期雇用期間を結んでいるのであれば、契約期間中に退職できないケースがあります。
おすすめの退職代行サービスまとめ
\退職代行サービスのおすすめTOP3/
退職代行のおすすめTOP3 | 料金 | 退職成功率 | 24時間対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
26,000円 | 過去実績100% | ○ | 退職や転職に関する書類テンプレートが豊富 | |
24,800円 | 過去実績100% | ○ | 東京労働経済組合が運営 | |
27,000円 | 過去実績100% | ○ | 料金は退職後に後払いでOK |
- 退職代行サービスは3種類あり、自身の状況や希望によって選択する必要がある
- 退職代行サービスは、自身に代わり退職の意思を伝えてくれるため、ストレスなく退職することができる
- 退職サービスを利用した退職に違法性はない。※ただしサービスによって悪徳があるのも事実
- 最短即日で退職することもできるため、早めに退職したい人にはおすすめ
退職代行サービスは、業者が自身に代わり会社へ退職の意思を伝えてくれる大変心強いサービスです。
民間企業・労働組合・弁護士事務所によってサービスの対応領域や費用も変わってくるため、自分に適したサービスを選択することが重要です。
また、退職代行サービスを利用するうえで、次の転職先も考えておくと良いでしょう。