あまりの残業の多さに疲れが溜まる、プライベートを心から楽しめないなどストレスを感じている人は多いようです。
残業の多さを理由に退職を迷うことに対して罪悪感を感じることもあるでしょう。
この記事では残業の多さを理由に退職すべきケースや、残業を理由に退職した人の体験談などを紹介します。
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そもそも残業は何時間から多い?40時間以上?
「大変なのは自分だけではない」「この位普通だ」と受け入れがちですが、残業の平均時間は13.2時間です。
厚生労働省「毎月勤労統計調査令和3年分結果速報」のデータから、一般労働者における所定外労働時間(残業時間)は平均で13.2時間とされています。
この数字を上回る残業時間が常態化している場合、比較的多いと言わざるを得ません。
長時間残業が常態化している環境で働くことで、心身に大きな負担がかかることについては残業30時間はきついライン? 残業時間の平均や残業代の計算方法を解説!をご覧ください。
仮に40時間の残業時間がある場合、勤務日数から毎日2時間前後多く働くことを余儀なくされていることが見て取れます。
一般的な勤務からさらにプラスして2時間前後残業することを考慮すると、帰宅後のプライベートな時間が大きく削られてしまうものです。
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残業が多い仕事を辞めた方が良いケースは?
残業が多いことが仕事を辞める理由になるか否か迷っている人もいるようです。
場合によっては、残業を理由に仕事や環境から離れるべきケースもあります。
残業の多さ故に退職を検討すべきケースは以下のとおりです。
残業手当がつかない
残業をしているにも関わらず手当が全くつかない、もしくは残業に見合った手当が十分につかない場合は退職も検討すべきです。
私たちは雇用され、働いた分きちんと給与を受け取る権利が認められています。
雇用は、当事者の一方が相手方に対して労働に従事することを約し、相手方がこれに対してその報酬を与えることを約することによって、その効力を生ずる。
民法623条
労働基準法では、以下の場合に残業代を支払うことを定めています。
- 1日8時間以上または週40時間を超えての労働
- 法定休日の日に労働
- 深夜労働
つまり、残業をしたにも関わらず適切な残業代が出ないことは違法ということです。
残業代未払いは働いた分の給与が受け取れていない状態と同等であり、違法といえます。
法律を違反する職場で、もし何かあった場合でも労働者が守られないといっても過言ではありません。
万が一の時、自分自身の身を守るためにも「たかが残業手当がつかないくらい」とせず退職も視野に入れて動き出すべきです。
残業が多くて全く休めない
残業の多さ故に十分な休みが取れない場合も、退職を検討すべきです。
人間は休みなく働き続けられません。
しっかりと働くためには十分な休養が必要になり、動と休のメリハリが大切です。
残業が多い場合、帰宅時間が遅くなってしまうため、プライベートな時間や休息時間を確保できません。
体も心も十分な休みを確保できず、疲れが溜まる一方になってしまいます。
疲れやストレスを解消しきれず、溜まる一方になった場合、心身ともに悪影響を及ぼすでしょう。
しっかりと休めずに心身に疲れが溜まるデメリットは以下のとおりです。
- 集中力が落ち、生活の質や仕事の効率が低下する
- 食欲不振/過剰になる
- 怪我や病気を引き起こしやすくなる
- マイナス思考に陥りやすくなる
残業の多さで十分な休息が取れないことで生活・仕事ともに質が低下してしまいます。
これまでの生活や仕事を振り返り、自分自身を労るべきです。
残業を繰り返すほど人手不足で有給を却下される
皮肉なことに、残業を繰り返している人ほど有給を却下される傾向にあります。
残業する人が仕事を片付けるため、改善の余地なしと見なされる
残業すること前提で仕事量やスケジュールが決められるように
残業前提の仕事量・スケジュールのため残業なしでは終わらない状況に
残業をする人がいてこなせる仕事量・スケジュールが固定化されてしまう
残業する人がいないと仕事が終わらない、キャパオーバーとなってしまう
人員不足や残業が常態化している場合、新規採用や業務の効率化、優先順位の確認など何かしらアクションを起こすでしょう。
残業を繰り返し無理して仕事を片付けているため、企業側は人員不足を認識できません。
残業を繰り返す人がいる以上、企業側で何かアクションを起こさずとも仕事が片付いているため、変化の必要性を見出せないのです。
残業する人自ら、自分ががいないと職場が回らない環境にしているといっても過言ではありません。
残業を繰り返す人がいないと仕事が回らないが故に、さらなる人手不足を加速させているのです。
結果として、自ら有給が取得できない状況を生み出し、残業を繰り返すことで自らの首を絞めているともいえます。
残業=時間外でも仕事に向き合い続ける真面目さではありません。
残業は自分自身のためにも、職場のためにもならないことを自覚するべきです。
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残業が多い仕事を辞めずに続けた人の末路は?
残業が多い仕事であった場合でも、理由があり辞めずに続ける選択をする人もいるでしょう。
残業が多いことをのみ、仕事を続けた人はその後どのような道を辿ったのか、体験談をもとに解説します。
精神的な疲労でうつ病になった
僕がはじめ入社した会社は、7時出勤の休憩1時間21時から22時頃退社で、残業代はもちろん0帰りに医院長を会食におくり、総支給で16万同期の2人は鬱病になった人と胃に穴が開いて、辞職次は僕の番だと思い逃げるように辞めました…。
引用元:X(Twitter)
同期が心身の不調を訴え退職する中、自分自身の危機を感じて退職した人の体験談です。
長時間労働、自らの仕事が評価されているとはいえない給与に、心身の疲れなども相まって体調不良を引き起こしてしまったといえます。
長時間労働が常態化している職場環境の劣悪さなどから危機を感じた場合、体調不良を引き起こす前に退職するべきです。
家族と過ごす時間を失った
家族の為に一生懸命働いているのに‥
残業やバイトで時間だけはどんどん奪われ、家族と過ごす時間どころか‥
体は疲れてグッタリ、イライラ‥。
いつしか何の為に??なんて悲し過ぎますよね。
ちゃんと「幸せ」考えながは生きていきたいな
引用元:X(Twitter)
お金を稼ぐこと、仕事に時間を取られるがあまり自分の体調や心身の変化を見て見ぬふりしていた人の体験談です。
家族の生活を支えるため、幸せな生活を送るためにお金は必要です。
仕事はあくまで自分の自己実現、充実した生活のためであり、心身を壊して大切な家族と過ごす時間を失っては本末顛倒です。
恋人と疎遠になって別れた
親とは完全に連絡を絶ってたり、当時付き合ってた人も居たけど、会社が強引に残業させて疎遠になり、当時は本気で結婚を考えてたけど別れなければなりませんでした。
引用元:X(Twitter)
仕事の忙しさや無理な残業が原因で大切な家族や恋人との関係性が壊れてしまった人の経験談です。
仕事は大切な自分自身の気持ちや人間関係を犠牲にしてまで無理して続けなければならないものではありません。
人と人との相性やつながりは唯一無二のものといえます。
残業の多さ故に、本当に自分にとって大切なものを失うことになってしまったともいえるでしょう。
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【円満な退職方法】残業が多すぎて辞めたい場合は?
あまりの残業の多さで自分が壊れてしまう前に職場を離れるべきといえます。
しかし、職場を離れる場合でも、今後どのようなつながりがあるかわからない部分もあるためできる限り円満に退職したいものです。
残業が多すぎることを理由に退職したい、けれども素直に伝えるわけにはいかない場合の円満な退職方法を紹介します。
退職代行を利用する
自分自身の代わりに退職に必要な手続きや準備を行うサービスを利用するのも方法の1つです。
退職代行を利用した場合、直接上司に意向を伝えることなくスムーズに退職できるため、心理的負担や手続きの手間も軽減されます。
また、退職代行によって未払い残業代の請求や有給消化の交渉の可否も異なるため、事前に相談することをおすすめします。
前向きな理由を伝えて退職する
退職する時に、理由を尋ねられる場合もありますが、その際に残業時間の多さを理由にすることは避けるべきです。
上司との認識違いによるトラブルや状況改善を条件とした引き止めにあう可能性が高まるからです。
将来や自分のキャリアアップなど、前向きな理由で退職することを伝えると無用なトラブルや引き止めを避けることができます。
前向きな理由として挙げられるものの一例は以下のとおりです。
- キャリアアップのため
- やりたいことが見つかったため
- 自身のスキルをさらに活かした仕事をするため
- 自分の実力を模索するため
お互い円満な関係で退職するためにも、理由や伝え方にも気をつけるべきといえます。
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【成功体験談】残業が多い会社から退職した人のその後
残業が多い会社から一念発起して退職する人も多くいます。
働き慣れた会社を離れることやまだ見ぬ将来に不安を感じることもあるでしょう。
思い切って行動した場合、事態が好転することが期待できます。
残業が多い会社から退職した人の後日談は以下のとおりです。
年収が2.5倍くらいになった
誰もが知ってる大企業でしたが残業代払ってくれなくて超低かったです。
その後同僚が労基に駆け込んで騒動になり、2018年に転職する頃に未払い残業代が100万円以上振り込まれましたw
幸い転職して2年で給料が2.5倍くらいになったので、ようやく最初の家買えました💦
転職してなかったら詰んでました…
引用元:X(Twitter)
転職することで年収が大幅アップした一例です。
転職することで自らの仕事の成果や勤務時間を正しく評価する会社に巡り会えたといえます。
転職で自分の仕事ぶりを正当に評価してくれる職場、残業代をしっかり支払う会社に出会える可能性が高まるでしょう。
そのためには事前の企業研究や自己分析がカギとなりますが、自分1人で行うにはどうしても限界があります。
企業研究や自己分析に自信がない、第三者のアドバイスが欲しい場合、自分に適した転職サイトやエージェントの利用がおすすめです。
転職サイトのおすすめランキングまとめ 選び方から利用するメリットまで具体的に解説を参考に、適した転職サイトやエージェントを探してみてください。
土日祝休み&残業なしで今が楽しい
ふと思ったけど20代は資格とって技術職だったから、将来のためと思って休みも無く夜中まで残業代も無くがむしゃらに仕事しかしなくて。
30代になってこれでいいのかなって思って、思い切って転職して。
土日祝休みで残業もほぼ無く、有給給料はそれなりだけど自分の時間が取れて。
今が楽しい。
引用元:X(Twitter)
がむしゃらに仕事ばかりで残業代も出ない職場で働き詰めだった環境からの転職の一例です。
ふと立ち止まった時に「このままで本当にいいのか」と感じたタイミングが行動を起こすチャンスでしょう。
自分の直感を信じて思い切って転職し他のをきっかけに、充実した日々を送れているといえます。
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退職を伝えづらいなら「退職代行」を利用しよう
実際、「残業が多いだけで辞める」というのは上司に伝えづらい…と感じている方も多くいるはずです。
ですが、退職を言いづらくてずっと迷っているまま結局ズルズル今の仕事を続けている…というのは精神的にも良くないため、どうしても言いづらい方は「退職代行サービス」を利用を検討してみてください。
退職代行サービスのおすすめランキングまとめ それぞれの評判や選び方について具体的に解説では自分に適したサービスを選ぶ方法についても紹介してるので、ぜひ参考にしてください。
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退職代行のおすすめTOP3 | 料金 | 退職成功率 | 24時間対応 | 特徴 |
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24,800円 | 過去実績100% | ○ | 東京労働経済組合が運営 | |
27,000円 | 過去実績100% | ○ | 料金は退職後に後払いでOK |
1位 退職代行jobs
運営 | 株式会社アレス |
料金 | 26,000円 |
24時間対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード / コンビニ決済 / 現金翌月払い(paidy)/ 銀行振り込み |
公式サイト | https://jobs1.jp/ |
- 顧問弁護士が監修を行っている
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退職代行jobsは、弁護士が監修している退職代行サービスのため、スムーズな退職が可能です。
顧問弁護士が監修した退職届のテンプレートや業務引継ぎ書のテンプレートなどを受け取れる特典もあるため、書類作成に不安がある人も安心できるでしょう。
転職活動や給付金のサポートをはじめとした退職後のサポートも同時に行っている点もポイントです。
提携している人材会社を利用した場合、最大3万円のお祝い金などももらえるのは「退職代行jobs」ならではといえるでしょう。
2位 退職代行ガーディアン
運営 | 東京労働経済組合 |
料金 | 24,800円 |
24時間対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード/ 銀行振り込み |
公式サイト | https://taisyokudaiko.jp/ |
- 東京労働経済組合が運営
- 追加料金は一切なし
- 法適合の合同労働組合が行うためサービスによる違法性が一切ない
退職代行ガーディアンは、法適合された合同労働組合が退職に関する手続きを行うため、違法性なく安心して利用できるのが強みです。
即日退職も可能で、相談したその日から出社する必要がありません。
休日・深夜の時間帯でもできる限りサポートしてくれる安心感があるため、あと一歩がなかなか踏み出せない人や不安感が強い人に適しています。
3位 辞めるんです
運営 | LENIS Entertainment株式会社 |
料金 | 27,000円 |
24時間対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード/ 銀行振り込み |
公式サイト | https://yamerundesu.com/ |
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「辞めるんです」は退職してからの後払いができる点が大きなメリットです。
悪質な退職代行サービスの中には、料金を支払った後に十分な対応を行わないこともありますが、後払いも可能のため、成果に納得した上で支払いができます。
「本当に退職できるのか不安」「お金だけ支払って退職できないかも」などの不安を感じている人におすすめです。
即日退職や24時間対応も可能、さらにこれまでの退職成功率100%と高い実績を持っている点もポイントといえます。
「残業が多い・辞めたい」に関するまとめ
- 残業代が適切な額で受け取れない、十分な休みが取れない場合、心身に影響が出ることもあるため退職も検討するべき
- 残業の多さで退職する場合、残業の多さを退職理由として伝えるのではなく、将来に向けた前向きな理由で退職するべき
- 現状を変えよう、残業の多さを見直そうと転職した場合、年収アップやプライベートの充実など、プラスの効果も見られた
残業が多いと心身ともに疲れやストレスが溜まり不調をきたしてしまいます。
仕事やプライベートのパフォーマンスの低下やモチベーションダウン、体調不良やメンタル悪化などを引き起こす恐れもあるのです。
残業の多さで辞めたいと感じた場合、円満な退職を目指して行動を起こすべきです。
実際に退職・転職となるとまだ見ぬ未来に不安を感じる場合もあるでしょう。
自己分析や企業研究など事前準備をしっかり行うことで、転職が成功する可能性が高まります。
もしも不安がある場合、退職代行や転職エージェントなどのサービスを利用しプロのアドバイスを受けることで、新たな視野が広がるでしょう。
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