「SWELL(スウェル)とSANGO(サンゴ)の違いは何だろう」「それぞれどんな人におすすめなの?」と悩んでいませんか?
料金や機能、評判を比較した上で、最適なWordPress(ワードプレス)テーマを選びたいですよね。
そこで本記事では、SWELLとSANGOを9項目で徹底比較。メリット・デメリットも紹介しているため、どちらがよいか迷っている方は参考にしてください。
本記事では以下の内容を解説します!
当サイトでは「おすすめのWordPressテーマ」についても紹介しています。ほかのWordPressテーマもあわせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。
SWELLとSANGO比較の結論
SWELLとSANGOを比較した結論は以下のとおり。
SWELLとSANGO比較早見表
項目 | SWELL | SANGO |
---|---|---|
料金 | 17,600円 | BOOTH:14,800円 ConoHa WING契約の場合 通常契約:14,800円 「WING」パック:14,000円 |
支払いタイプ | 買い切り型 | 買い切り型 |
開発者 | 了 | CatNose |
ブロックエディタ (Gutenberg)対応 | 〇 | 〇 |
レスポンシブ (スマホ)対応 | 〇 | 〇 |
複数サイト利用 | 〇 | 〇 |
ライセンス | 100%GPL | スプリットライセンス |
第三者のサイト制作 | 〇 ※利用規約に使用条件あり | 〇 ※特別ライセンスが必要 |
商用利用 | 〇 | 〇 |
販売日 | 2019年3月10日 | 2017年9月23日 |
マニュアル | あり | あり |
サポート | フォーラムサイト | フォーラムサイト |
評判 | SWELLの評判を見る | SANGOの評判を見る |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
SWELLがおすすめな方
SWELLがおすすめな方は以下のとおり。
- 表示速度が高速なWordPressテーマを利用したい方
- ブログでアフィリエイトしたい方
- スタイリッシュな企業サイトを作りたい方
SWELLの魅力は、装飾やアフィリエイトなど多数の独自機能を詰め込んでいるにもかかわらず表示速度が速いことです。
テーマにはSWELLの高速化設定を搭載。また、WordPress高速化を専門とする「スキルシェア」との業務連携によって、最新の高速化技術を取り入れられる点も大きな強みです。
さらに、アフィリエイト広告の設置・管理が簡単にできる「広告タグ管理」や広告タグの呼び出しブロックを用意。ブログでアフィリエイトしたい方を手厚くサポートします。
ブロブ・アフィリエイト向けに人気のSWELLですが、メインビジュアルに画像や動画を設置すればコーポレートサイトの運用も可能。
デザインもシンプルなため、どんな業種にも合わせやすいのが使いやすさのポイントです。
ブログからアフィリエイト、コーポレートサイトまで柔軟に対応できるテーマを利用したい方には、当サイトでも採用されているSWELLをおすすめします。
SANGOがおすすめな方
SANGOがおすすめな方は以下のとおり。
- おしゃれでモダンなブログを作りたい方
- ポップでやわらかい雰囲気のサイトを作成したい方
- 豊富なテンプレートでブログをカスタマイズしたい方
SANGOの魅力は、装飾ブロックのバリエーションが多いことです。30種類以上の見出し・ボックスのほか、450種類以上のブロックパターン(テンプレート)がコピペで使えるWebサービス「SANGO Land」がとても便利。
Webデザインの知識がない方でもおしゃれなサイトを作成できます。
ほかにも、SANGOでは見やすく直感的に操作しやすい「マテリアルデザイン」を採用。丸みのあるやさしいデザインで、ユーザーが心地よく使えるサイト作成できます。
SANGOは比較的、ブログに特化したWordPressテーマとなっています。おしゃれなブログを持ちたい方におすすめです。
SWELLとSANGOを徹底比較!
SWELLとSANGOについて、以下の9項目を徹底比較しました。
料金比較
SWELLとSANGOの料金を比較しました。
項目 | SWELL | SANGO |
---|---|---|
料金 | 17,600円 | BOOTH:14,800円 ConoHa WING通常契約:14,800円 ConoHa WING「WING」パック:14,000円 |
支払いタイプ | 買い切り型 | 買い切り型 |
支払方法 | クレジットカード | クレジットカード スマートフォン決済 |
SANGOはSWELLよりも2,800円安く購入できます。
さらに安く購入したい場合は、ConoHa WING(コノハウィング)の利用がおすすめ。
長期割引プラン「WINGパック」を契約すれば、SWELLよりも3,600円安い14,000円(税込)で購入できます。
ConoHa WINGの評判や申し込み方法については、以下の記事で紹介しているため参考にしてください。
支払い方法比較
支払いはどちらもクレジットカードに対応。
SANGOは「ドコモ払い」「auかんたん決済」「ソフトバンクまとめて支払い」のスマートフォン決済も可能です。
デザイン比較
SWELLとSANGOのデザインを比較しました。
項目 | SWELL | SANGO |
---|---|---|
おすすめの用途 | ブログ ホームページ コーポレートサイト | ブログ ホームページ コーポレートサイト |
着せ替え機能 | デザイン着せ替えファイル | SANGO Land |
デザインの印象 | シンプル・美しい | ポップ・やわらかい |
SWELLはファイルデータのインポートでデザインを変更できる「デザイン着せ替えファイル」という機能があります。
メインビジュアルにスライダーや動画も簡単設置。また、デザインがシンプルなため、カスタマイズ次第でさまざまな用途に使える点もSWELLのメリットです。
一方、SANGOはデザイン済みのブロックが無料で使えるWebサービス「SANGO Land」が利用できます。
基本はブログ型ですが、テンプレートを活用することでホームページ制作も可能。コーポレートサイト用のテンプレートもあります。
着せ替え機能で手軽にサイトデザインを作成したい方はSWELL。
ブロックパーツを組み合わせてデザインカスタマイズしたい方には、SANGOがおすすめです。
独自ブロックの比較
SWELLとSANGOの独自ブロックを比較した結果は以下のとおり。
項目 | SWELL | SANGO |
---|---|---|
デザイン見出し | × | 〇 |
ボックスメニュー | 〇 | 〇 |
リッチカラム | 〇 | × |
フルワイド | 〇 | 〇 |
スライダー | 〇 | 〇 |
ボタンブロック | 〇 | 〇 |
説明リスト | 〇 | × |
ステップ | 〇 | 〇 |
バナーリンク | 〇 | 〇 |
見出し付きボックス | 〇 | 〇 |
FAQ | 〇 | 〇 |
タブ | 〇 | 〇 |
ABテスト | 〇 | 〇 |
関連記事 | 〇 | 〇 |
制限エリアブロック | 〇 | × |
条件ブロック | × | 〇 |
ふきだし | 〇 | 〇 |
投稿リスト | 〇 | 〇 |
商品レビュー | 〇 | 〇 |
アニメーション | × | 〇※1 |
カウントダウンタイマー | × | 〇※1 |
それぞれ魅力的な独自ブロックを用意しています。
たとえば、SWELLのリッチカラムはカラムブロックの表示列数や横幅など細かいカスタマイズが可能。
PCなどデバイスごとの表示設定も選択できるため、トップページや記事のコンテンツ作成に最適です。
一方SANGOでは、外部ライブラリ「SANGO Land」を併用すれば、アニメーションやカウントダウンタイマーといった特殊ブロックを利用できます。
SEO対策の比較
SWELLとSANGOのSEO対策を比較しました。
項目 | SWELL | SANGO |
---|---|---|
メタタグ設定 | 〇※1 | 〇 |
index/noindex | 〇※1 | 〇 |
canonical | 〇※1 | 〇 |
パンくずリスト | 〇 | 〇 |
FAQ構造化データ | 〇 | 〇 |
商品レビュー構造化データ | 〇 | 〇 |
カテゴリページのコンテンツ化 | 〇 | 〇 |
どちらもサイト運営に十分なSEO対策がそなわっています。また、構造化データ機能も搭載。どちらも大きな違いはありません。
高速化の比較
SWELLとSANGOの高速化を比較しました。
項目 | SWELL | SANGO |
---|---|---|
キャッシュ機能 | 〇 | 〇 |
HTML圧縮 | × | 〇 |
ページ遷移の高速化 | 〇 | × |
CSSインライン読み込み | ◯ | ◯ |
画像の遅延読み込み | ◯ | ◯ |
JavaScript遅延読み込み | 〇 | 〇 |
アイコンフォント読み込まない | 〇 | 〇 |
どちらもサイト運営に十分な高速化機能が搭載されています。
テーマ内部にも設定項目があり、SWELLは管理画面の「SWELL設定→高速化」から可能。
一方、SANGOは管理画面の「SANGO設定 →高速化」から設定できます。
表示速度の比較
SWELLとSANGOの表示速度を比較しました。
実際にどちらが速いかを検証するため、以下のツールでサイトの表示速度を測定。
比較項目は、Webページがどれだけ早く表示されたかを可視化する「Speed Index(スピードインデックス)」です。
PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)
ページの読み込み速度をスコアで評価し、1回の分析でモバイルとデスクトップ両方を検証できます。
PageSpeed Insightsは、Googleが提供しているWebサイト分析ツールです。
表示速度を計測する場合は、サイトのURLを入力して分析ボタンをクリックするだけ。回数制限はなく無料で利用できます。
検証の結果、SWELLはデスクトップ・モバイル(タブレット・スマホ)ともにSANGOよりも速いことがわかりました。
とくに、SWELLは速いだけでなく安定しているのが特徴。ページ表示がスムーズなサイトを運営したい方にはSWELLがおすすめです。
複数サイト利用の比較
SWELLとSANGOの複数サイト利用について比較しました。
項目 | SWELL | SANGO |
---|---|---|
複数利用 | 〇 | 〇 |
ライセンス | 100%GPL | スプリットライセンス |
第三者のサイト制作 | 〇 ※利用規約に使用条件の詳細あり | 〇 ※特別ライセンスが必要 |
どちらも複数サイトおよび第三者のサイト制作に利用可能。
SWELLは第三者のサイト制作にいくつか使用条件があるため、利用規約を確認しましょう。
一方、SANGOを第三者のサイト制作に利用する場合は、クライアントごとにライセンスの取得が必要です。なお、まとめ買いできるWeb制作用ボリュームライセンスもあります。
項目 | 3ライセンス | 5ライセンス |
---|---|---|
通常価格 | 44,400円 | 74,000円 |
ボリュームライセンス価格 | 29,800円 | 44,400円 |
価格差 | 14,600円お得 | 29,600円お得 |
毎回購入するよりも1万円以上お得になるため、SANGOを利用する場合はボリュームライセンスも検討しましょう。
サポート比較
SWELLとSANGOのサポートを比較しました。
項目 | SWELL | SANGO |
---|---|---|
フォーラムサイト | 〇 | 〇 |
コミュニティ | Discordコミュニティ | × |
テーマに関する疑問や要望を投稿できるフォーラムサイトは、どちらのテーマでも利用可能。
やりとりも活発なため、過去の投稿を検索すれば問題が解決しやすい点も便利なポイントです。
気軽に相談できるサポートを求める方には、クローズドコミュニティが使えるSWELLをおすすめします。
評判比較
SWELLとSANGOの評判は以下のとおり。
SWELLの評判 | SANGOの評判 |
---|---|
デザイン・SEO・収益化機能がバランスよく使える ページ表示が速い サポートが充実している 価格が高い | 装飾ブロックのバリエーションが多い SANGO Landでデザインをカスタムできる ConoHa WINGの契約で安く使える スタイリッシュなサイトが作りにくい |
SWELLの評判
SWELLはWordPressテーマの中でもとくに人気があります。
また、オンラインコミュニティや移行サポートもあり、テーマ1つでさまざまな用途に対応できるのがSWELLの魅力。
悪い評判は、他社の有料テーマと比べると価格が少しだけ高い点です。しかし、人気や多機能さ、アップデーど頻繁などを踏まえるとコスパに優れたテーマと言えます。
関連記事 SWELL 評判
SANGOの評判
一方、SANGOは装飾ブロックの豊富さ、「SANGO Land」が使える点が評価されています。30種類以上の見出しスタイルや450種類以上のブロックパターンなど、圧倒的なデザインの豊富さがSANGOの魅力です。
悪い評判は、ビジネス系のコーポレートサイトには不向きな点。丸みのある柔らかい雰囲気が活かせるブログをメインに利用しましょう。
関連記事 SANGO 評判
各WordPressテーマの評判から、人気と使いやすさで選ぶ方にはSWELL。おしゃれなブログを持ちたい方にはSANGOがおすすめです。
SWELLとSANGO それぞれのメリット・デメリット
SWELLとSANGOのメリット・デメリットをまとめました。
SWELLのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
多機能ながら表示速度が速い シンプルなデザインでどんなサイトにも合わせやすい 他テーマから簡単に移行できる アップデート頻度が高く最新の機能が使える | 価格が高い 他サイトとデザインが被りやすい |
SWELLのメリットは、多くの機能を搭載しているにもかかわらず表示速度が速い点です。実際の計測でもSANGOより高速で安定したスピードを記録しており、ブログからアフィリエイトまで快適に運用できます。
また、他テーマから簡単に乗り換えられる点もメリット。ショートコードやCSSを引き継げるプラグインでリライト作業を最小限に抑えられます。
一方、デメリットは価格が少し高いこと、他サイトとデザインが被りやすいことです。エックスサーバーを利用すれば880円割引の16,720円(税込)で購入できるため、あわせて検討してみてください。
SANGOのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
ブログ向きのテーマ アニメーション機能が使える ポップでやさしい雰囲気のサイトが作成できる ConoHa WINGの契約で安く購入できる | 第三者のサイト制作に追加ライセンスが必要 他サイトとデザインが被りやすい |
SANGOのメリットは、装飾ブロックのバリエーションが豊富なこと。とくに、450種類以上のブロックパターンがコピペで使える「SANGO Land」を活用すれば、WordPress初心者でも凝ったデザインのブログを作成できます。
また、ブロックにアニメーションを付与できるのも特徴。20種類のパターンが選べるほか、スピードや繰り返しなどの細かいカスタマイズにも対応できます。
一方、デメリットは基本レイアウトが1つしかないこと。オリジナリティを出すには、SANGO Landのテンプレートを組み合わせて独自のデザインを追求しましょう。
SWELLとSANGOに関するよくある質問
SWELLとSANGOに関するよくある質問について回答しています。
SWELLとSANGOを安く買う方法は?
SWELLをできるだけ安く買うには、エックスサーバーの利用がおすすめです。
割引価格で提供しており、定価より880円安い16,720円(税込)で購入できます。
関連記事 エックスサーバーの申し込み方法・WordPressの始め方
一方、SANGOの場合はConoHa WINGの利用がおすすめ。
長期割引プラン「WINGパック」の契約で、定価より800円安い14,000円(税込)で購入できます。
WordPress初心者にはどちらがおすすめ?
SWELLとSANGOは、どちらも初心者におすすめです。
おすすめポイントは以下のとおり。
SWELLのおすすめポイント | SANGOのおすすめポイント |
---|---|
操作が簡単でカスタマイズなしでも使える 表示速度が速い オンラインコミュニティが使える | 初心者でも使える装飾機能が豊富 「SANGO Land」が使える マニュアルの解説が丁寧でわかりやすい |
なお、初心者におすすめの無料・有料WordPressテーマについては、以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
関連記事 無料WordPressテーマおすすめ
関連記事 WordPressテーマ おすすめ
企業サイト(コーポレートサイト)にはどちらがおすすめ?
企業サイトにはSWELLがおすすめです。
理由は以下のとおり。
- サイト型のためホームページが作りやすい
- シンプルなデザインでどんな業種にも合わせやすい
- 表示速度が速い
- 企業サイトに多数使用されている
SANGOでも「SANGO Land」のテンプレートを活用すれば、手軽にコーポレートサイトが作成できます。しかし、あまり企業のホームページ向きではありません。
企業サイト向けのWordPressテーマについては、以下の記事で紹介しています。おすすめが知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
SWELLとSANGOの比較まとめ
SWELLがおすすめな人 | SANGOがおすすめな人 |
---|---|
表示速度にこだわりたい方 アフィリエイトや企業サイトを運営したい方 スタイリッシュなサイトを作成したい方 | サイトデザインをカスタマイズしたい方 やさしい雰囲気のサイトを作成したい方 ConoHa WINGの契約を検討している方 |
多機能で表示速度が速いWordPressテーマを求めている方にはSWELL。
おしゃれなブログにはSANGOがおすすめです。
機能やおすすめのポイントを比較しながら、最適なWordPressテーマを選びましょう。