SteamにおすすめのVPN5選! 利用するメリットや注意点も解説

SteamにおすすめのVPN

「SteamでVPNを使う意味はある?」「SteamにおすすめのVPNが知りたい」と悩んでいませんか?

VPNは、ビジネスシーンやジオブロックの回避で利用されることが多く、Steamでの利用シーンが想像しづらい方もいるでしょう。

そこで本記事では、SteamでVPNを利用するメリットを解説したあとに、おすすめのVPNを5社紹介します。

注意点や実際のやり方もくわしく解説しているため、SteamのためにVPNの導入を検討している人は参考にしてください。

当サイトでは「おすすめゲーム用VPN」についても紹介しています。ほかのVPNもあわせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。

本記事の料金はすべて税込価格です。

目次

SteamでVPNを利用するメリット

SteamでVPNを利用するメリットを解説します。

セキュリティを強化できる

Steamは全世界で利用されている大規模なゲーム配信プラットフォームです。そのため、悪意を持ったプレイヤーの存在も否定できません。

Steamではゲームの購入や課金時にオンライン決済を使用するので、住所やクレジットカード情報などを入力する機会もあるでしょう。

その際にセキュリティ対策が不十分だと、大事な情報が漏えいしてしまうリスクがあります。

このようなSteam利用時に潜んでいるリスクを、大幅に減らせるのがVPNです。

VPNを利用すれば通信が暗号化されるため、第三者による情報の盗み見や、アカウントへの不正アクセスをふせげます

海外のゲームサーバーで遊べる

Steamでリリースされているゲームのなかには、日本からだと日本鯖でしか遊べないタイトルもあります。

しかし、VPNを利用して海外のVPNサーバーに接続すれば、海外のゲームサーバーで遊ぶことが可能になるのです。

サーバーごとにプレイスタイルが異なる場合が多いため、日本鯖とはまた違う練習になります。

また、日本国内のプレイヤー数が少ない時間帯では、マッチングに時間がかかるケースも。

そのような場合も、時差のある海外サーバーに接続することでマッチング率を改善できる可能性があります。

ゲーム中のラグを軽減できる可能性がある

Steamのゲームは、オンラインでマルチプレイや対戦が楽しめるものも多くあります。

そのようなオンラインゲームのプレイ中にラグ(遅延)が発生すると、動きがカクついたり、思うように操作できません。

ラグの主な原因は通信環境にありますが、通信環境は利用しているネット回線や住宅の構造にも左右されます。そのため、すぐに解決するのは難しい場合が多いです。

そこで通信速度の速いVPNサービスを利用すれば、通信環境が改善され、ラグも軽減できる可能性があります。

ただし、通信速度は利用環境や接続するサーバーによっても異なるため、返金保証を活用して実際のスピードを検証するのがおすすめです。

SteamでVPNを利用する際の注意点

SteamでVPNを利用する際の注意点を解説します。

おま国(地域制限)回避の目的では利用しない

おま国とは「おまえの国には売らない」を略したネットスラングです。海外で発売されているゲームを、日本からは購入できない状況を指します。

この「おま国」を回避するためにVPNを利用して実際の居住地を偽る行為は、Steamの利用規約にて禁止されているのです。

Steam利用規約
出典:Steam利用規約 A. 支払いの承認

過去には有名タイトルのヘルダイバー2を、本来のサービス対象国と異なる地域から購入したユーザーが大量BANされた事例もあります。

そのため、地域制限のある海外ゲームを日本から遊ぶ目的でVPNを利用するのは、避けたほうがいいでしょう。

信頼できない無料VPNは利用しない

無料VPNは、ユーザーの通信ログを保存しているケースがあるため、個人情報漏えいのリスクがあります。

セキュリティ強化の目的でVPNを利用する場合はとくに、情報漏えいのリスクがあるサービスは避けるのが賢明です。

どうしても無料がいいなら、運営元が明記されており、かつノーログポリシーを保証したサービスを選びましょう。

途中でVPNサーバーの切り替え・切断を行わない

Steamのログイン中にVPN接続を一瞬でも遮断すると、IPアドレスにより日本からのアクセスがバレるため、アカウントがBANされる可能性があります。

おま国回避やリージョン・ホッピングへの規制が強まっていることから、VPNの利用だけで規約違反だと判断される場合があるのです。

リージョン・ホッピングとは?

通貨の為替変動や限定地域でのセールイベントを狙い、居住地を偽って安くゲームを購入する行為のこと。

そのため、VPNサーバーの切り替え・切断は、Steamアカウントを完全にログアウトしてから行うようにしましょう

SteamにおすすめのVPNサービスを一覧で比較

SteamにおすすめのVPNサービス5社を一覧表にまとめ、比較しました。

スクロールできます
サービス公式サイト月額料金サーバー台数サーバー設置国対応デバイス数同時接続数ノーログポリシー本社返金保証通信容量制限アプリサポート
NordVPNロゴ
NordVPN
公式サイト1ヶ月:2,080円~
1年:790円~
2年:540円~
6,600台以上111ヶ国14種~10台パナマ30日間無制限メール
ライブチャット
ExpressVPNロゴExpressVPN公式サイト1ヶ月:6.67ドル
6ヶ月:9.99ドル
12ヶ月:12.95ドル
3,000台以上105ヶ国11種~8台イギリス領ヴァージン諸島30日間無制限メール
ライブチャット
MillenVPNロゴMillenVPN公式サイト30日:1,580円
1年:594円
2年:396円
1,300台以上72ヶ国7種無制限日本30日間無制限メール
ライブチャット
SurfsharkVPNロゴSurfshark公式サイト1ヶ月:2,238円~
12ヶ月:428円~
24ヶ月:288円
3,200台以上100ヶ国12種無制限オランダ30日間無制限メール
ライブチャット
CyberGhostロゴCyberGhost公式サイト1ヶ月:1,790円
6ヶ月:1,000円
2年+2ヶ月:320円
11,700台以上100ヶ国13種7台ルーマニア1ヶ月契約:14日間
6ヶ月契約以上:45日間
無制限
メール
ライブチャット
執筆時点の情報

SteamにおすすめのVPN5選

SteamにおすすめのVPN5社を紹介します。

NordVPN(ノードVPN)

NordVPN

Nord Security

7月2日まで最大70%オフ!

速度の安定性・価格の安さ・使い勝手の良さがそろったサービス!

NordVPN」は、通信速度の速さとコスパの良さにすぐれたVPNです。

111ヶ国に6,600台以上のサーバーを設置し、海外のゲームサーバーに接続する際もラグが発生しにくいです。

同時接続デバイス数が10台な点やノーログポリシーの採用など、速度以外の機能性も申し分なし。

契約期間が長いほど月額料金が割安になり、最安だと月額540円で利用できます。

登録が簡単で専用アプリの使い勝手も良いため、VPN初心者にもおすすめのサービスです。

料金プランとスペック一覧表をみる

料金

契約期間コンプリートプラン/月プラスプラン/月ベーシックプラン/月
2年860円700円540円
1年1,110円950円790円
1ヶ月2,400円2,240円2,080円
執筆時点の情報

機能

サーバー台数6,600台以上
サーバー設置国111ヶ国
対応デバイスWindows
macOS
Linux
Android
iOS
Chrome
Firefox
Edge
Android TV
tvOS
Xbox
PlayStation
Nintendo Switch
Oculus Quest
その他
同時接続デバイス数10台
ノーログポリシー
本社パナマ
返金保証30日間
通信容量制限無制限
アプリ
サポートメール
ライブチャット

ExpressVPN(エクスプレスVPN)

ExpressVPN

Express Technologies Ltd.

特別割引&30日間返金保証あり!

圧倒的な通信速度が魅力!FPSゲーム用途にも最適

ExpressVPN」は、業界No.1クラスの通信速度をほこるVPNです。

Steamなどのオンラインゲームをプレイする際、通信速度が遅いとかなりのストレスですが、ExpressVPNならその心配はありません。

暗号化方式には現時点でもっとも強力な「AES-256」採用し、事実上解読はほぼ不可能です。そのため、Steamでゲームの購入や課金などを安心して行えます

料金は最低でも月額1,000円と、ほかのサービスと比較して少し高めですが、通信速度を最重視する人にはおすすめです。

料金プランとスペック一覧表をみる

料金

契約期間月額料金
12ヶ月6.67ドル(約1,000円)
6ヶ月9.99ドル(約1,498円)
1ヶ月12.95ドル(約1,942円)
執筆時点の情報・1ドル150円換算

機能

サーバー台数3,000台以上
サーバー設置国105ヶ国
対応デバイスWindows
macOS
Linux
Apple TV
iOS
Android
Chrome
Xbox
Nintendo Switch
PlayStation
VPNルーター
その他
同時接続デバイス数8台
ノーログポリシー
本社イギリス領ヴァージン諸島
返金保証30日間
通信容量制限無制限
アプリ
サポートメール
ライブチャット

MillenVPN(ミレンVPN)

MillenVPN

アズポケット株式会社

サブスクプランは30日間返金保証!

国産VPNサービス!手厚い日本語サポートを受けられる

MillenVPN」は、日本企業が運営するVPNです。完璧な日本語サポートを受けられるため、英語が苦手な人も安心して利用できます

プランは契約期間によって分けられ、2年契約だと月額396円で利用可能。1ヶ月以内の利用に向いたワンタイムプランもあるため、目的に応じて選択できます。

また、同時接続デバイス数が無制限なので、1ライセンスで家族や友人と共有できるのが魅力。

サーバー台数が1,300台以上とやや少なめですが、設置国は72ヶ国に及ぶため、Steamでの利用でストレスを感じることはないでしょう。

料金プランとスペック一覧表をみる

料金

契約期間サブスクプラン/月ワンタイムプラン
2年396円
1年594円
30日1,580円
15日980円
7日638円
執筆時点の情報

機能

サーバー台数1,300台以上
サーバー設置国72ヶ国
対応デバイスWindows
macOS
Android
Chrome
iOS
Fire TV
Fireタブレット
同時接続デバイス数無制限
ノーログポリシー
本社日本
返金保証30日間
通信容量制限無制限
アプリ
サポートメール
ライブチャット

Surfshark(サーフシャーク)

Surfshark

SurfsharkVPN Ltd.

特別割引&30日間返金保証あり!

同時接続デバイス数が無制限!長期契約がとても安い

Surfshark」は、同時接続デバイス数が無制限のVPNです。複数のデバイスでSteamのゲームをプレイしたい人に適しています。

ルーターにVPNを設定できるため、Nintendo SwitchやPlayStation、Xboxなどのゲーム機でもVPN接続が可能です。

広告やバナー、ポップアップ、トラッカーなどをブロックする「CleanWeb」機能を搭載し、ネットサーフィンも快適。

Starterプランの24ヶ月契約だと、月額わずか288円で利用できます。これは業界でも最安値クラスなので、費用を抑えたい人にもぴったりです。

料金プランとスペック一覧表をみる

料金

契約期間StarterOneOne+
24ヶ月288円358円578円
12ヶ月428円488円868円
1ヶ月2,238円2,598円2,988円
執筆時点の情報

機能

サーバー台数3,200台以上
サーバー設置国100ヶ国
対応デバイスWindows
macOS
Android
iOS
Linux
Firefox
Apple TV
Fire Stick
Android TV
Chrome
PlayStation
Xbox
ルーター
同時接続デバイス数無制限
ノーログポリシー
本社オランダ
返金保証30日間
通信容量制限無制限
アプリ
サポートメール
ライブチャット

CyberGhost(サイバーゴースト)

CyberGhost

CyberGhost S.R.L.

豊富なVPNサーバーを設置!最大45日間の返金保証あり

CyberGhost」は、100ヶ国に11,700台以上のサーバーを設置しているVPNです。

一部のサーバーが混雑してもスピーディーに切り替えられるため、Steamのオンラインゲームをプレイする際も遅延を感じにくいのがメリット。

2年契約では+2ヶ月の延長期間が付帯するうえ、月額320円で利用できるなど、長期利用のコスパがとても良いです。

同時接続デバイス数が7台と十分なほか、通信容量が無制限と、価格ながら機能性は他社に劣りません。

6ヶ月以上のプランだと最大45日間の返金保証が付帯するので、実際の速度をじっくり試したい人におすすめです。

料金プランとスペック一覧表をみる

料金

契約期間月額料金
2年
(+2ヶ月の延長あり)
320円
6ヶ月1,000円
1ヶ月1,790円
執筆時点の情報

機能

サーバー台数11,700台以上
サーバー設置国100ヶ国
対応デバイスWindows
macOS
iOS
Android
Chrome
Firefox
Linux
Nintendo Switch
PlayStation
Amazon Fire TV
Android TV
Apple TV
Smart TVs
ルーター
同時接続デバイス数7台
ノーログポリシー
本社ルーマニア
返金保証1ヶ月契約:14日間
6ヶ月契約以上:45日間
通信容量制限無制限
アプリ
サポートメール
ライブチャット

SteamでVPNを利用するやり方

NordVPNを例に、SteamでVPNを利用する手順を解説します。

STEP
NordVPNを契約

NordVPN公式サイトにアクセスし、「お得に購入」をクリックします。

nordvpn公式サイト

契約期間とプランを選びます。契約期間は画面左上から変更可能です。

nordvpnプラン

アカウントを作成し、支払い方法を選択して申し込みを確定しましょう。

nordvpn購入
STEP
VPNアプリをインストールし、ログイン

利用デバイスに応じたVPNアプリをインストールします。

nordvpn対応デバイス
出典:NordVPN公式サイト

インストールが終わるとNordVPNが立ち上がるので、アカウントにログインしましょう。

nordvpnログイン画面
STEP
VPNサーバーに接続

任意のVPNサーバーに接続します。物理的な距離が比較的近いサーバーに接続するのが望ましいです。

VPN接続
STEP
新しいSteamアカウントを作成(海外のVPNサーバーに接続した場合)

海外のVPNサーバーに接続した場合、Steamアカウントを新たに作る必要があります。

アプリ版のSteamだとreCAPTCHA(画像認証)を突破できないケースがあるので、ブラウザからアカウントを作成するのがおすすめです。

ブラウザ版のSteamでもreCAPTCHA認証を突破できないときは、ブラウザのキャッシュをクリアするか、シークレット/プライベートモードでアクセスすることで解決できる場合があります。

VPNサーバーに接続したままブラウザ版のSteamにアクセスし、「ログイン」をクリックしましょう。

steamログイン

画面下部にある「アカウントを作成」をクリックします。

Steamサインイン

メールアドレス(Gmailなど)を入力し、「続行」をクリックします。

Steamアカウント作成

入力したメールアドレス宛に認証用のメールが届くので認証してください。

Steamメアド認証

認証できたらアカウント名とパスワードを設定し、「完了」をクリックしてアカウントを作成しましょう。

Steamアカウント作成完了
STEP
Steamのゲーム価格が接続した国の表記になっていればOK

Steamのトップページにて、ゲーム価格の表記が接続したVPNサーバーの国になっていれば、無事設定完了です(今回はアメリカサーバーに接続したのでドル表記)。

Steamトップページ

SteamのVPNに関するよくある質問

SteamのVPNに関するよくある質問に回答します。

SteamでVPNを使うのは規約違反?BANされたケースはある?

おま国回避やリージョン・ホッピング以外の目的なら規約違反にはならないため、BANされることはありません。

ただし、居住国を偽ってゲームの購入・課金などを行うのは違反になり、実際にBANされたケースもあります。

SteamでVPNを利用する際は、セキュリティ強化やラグ軽減といった正当な用途に限定しましょう。

海外旅行中ならSteamのゲームを安く購入できる?

海外に行けば現地の価格でゲームを購入できるので、日本より安く済む場合があります。

ただし、Steamストアの居住国は3ヶ月に1回しか変更できないため、短期旅行の場合はおすすめできません。

SteamでVPNを使ってアカウント作成しても大丈夫?

VPNを利用し、日本以外のSteamアカウントを作成すること自体は可能です。

しかし、ログインしたままVPNを利用して地域制限のあるゲームなどを買うと規約違反になります。

友人からゲームをギフトしてもらえばおま国を回避できる?

海外に在住している友人から地域制限のあるゲームをギフトされても、自分の所在地がそのゲームの対象地域外なら遊べません

出典:Steamサポート

鍵屋を利用すればおま国を回避できる?

鍵屋とは、SteamのCDキー(ゲームのシリアル番号)を販売している非公式サイトのことです。

以前は鍵屋を利用することで、おま国を回避できた事例がありました。しかし現在は、規制強化によりできない可能性が高いです。

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