SEOに強いレンタルサーバー14社を比較! サーバー選びと検索エンジンの関係は?

SEOに強いおすすめレンタルサーバー

「SEOに強いレンタルサーバーはどこ?」「SEOに強いレンタルサーバーの選び方を知りたい」と悩んでいませんか?

SEOに強いレンタルサーバーを探しているなら、選び方や注意点を把握しておきたいですよね。

そこで本記事では、SEOに強いレンタルサーバー14社をランキング形式で徹底比較します。

本記事では以下の内容を解説します!

当サイトでは「おすすめのレンタルサーバー」についても紹介しています。ほかのレンタルサーバーもあわせて検討したい方はぜひチェックしてみてください。

目次

SEO(検索エンジン最適化)とレンタルサーバー選びの関係とは

SEOに強いレンタルサーバーを選ぶことで、検索エンジンからの評価を上げ検索上位を狙いやすくなります。

SEO(Search Engine Optimization・検索エンジン最適化)とは、検索エンジンで集客・上位表示させ流入を増やすことを目的に行うさまざまな施策のこと。

もちろん、レンタルサーバー選びで検索順位のすべてが決まるとは言い切れません。ユーザーの需要にこたえて悩みを解決できるような、価値あるコンテンツを作成することが大前提です。

それを踏まえた上で、SEOの評価基準となる高速表示やSSLに対応しているレンタルサーバーを選ぶと、結果的にSEOに強いWebサイトを作れます。

SEOに強いレンタルサーバー14社の比較一覧表

SEOに強いレンタルサーバーの料金やスペックを一覧にまとめました。

スクロールできます
サービス名 初期費用
(税込)
月額料金
(税込)
Webサーバーサポート稼働率容量転送量無料お試し公式サイト
Xserver公式サイト
Xserver
無料スタンダード:990円〜
プレミアム:1,980円〜
ビジネス:3,960円〜
nginxメール
チャット
電話
99.99%以上スタンダード:300GB
プレミアム:400GB
ビジネス:500GB
無制限10日間詳細を見る
ConoHaWING公式サイト
ConoHa
WING
無料ベーシック:1,452円〜
スタンダード:2,904円〜
nginxメール
チャット
電話
99.99%以上ベーシック:300GB
スタンダード:400GB
無制限
(申込月が無料)
詳細を見る
ラッコサーバー
ラッコサーバー
無料RK1:330円〜
RK2:743円〜
RK3:1,485円〜
Litespeedメール非公表RK1:100GB
RK2:400GB
RK3:600GB
6TB/月
(※RK1の場合)
30日間詳細を見る
ロリポップ!公式サイト
ロリポップ!
無料エコノミー:99円〜
ライト:220円〜
スタンダード:440円〜
ハイスピード:550円〜
ハイスピード:LiteSpeed
ハイスピード以外:Apache
メール
チャット
99.99%エコノミー:100GB
ライト:200GB
スタンダード:300GB
ハイスピード:400GB
無制限10日間詳細を見る
お名前.com レンタルサーバー
お名前.com
レンタルサーバー
無料891円~nginxメール
電話
99.99%
400GB
無制限詳細を見る
シン・レンタルサーバー公式サイト
シン・
レンタルサーバー
無料ベーシック:770円〜
スタンダード:1,540円〜
プレミアム:3,080円〜
nginxメール
電話
非公表ベーシック:300GB
スタンダード:400GB
プレミアム:500GB
900GB/日
(※ベーシックの場合)
10日間詳細を見る
さくらのレンタルサーバ
さくらの
レンタルサーバ
無料ライト:128円〜
スタンダード:425円〜
プレミアム:990円〜
nginxメール
電話
99.99%以上ライト:100GB
スタンダード:300GB
プレミアム:400GB
無制限2週間詳細を見る
コアサーバー TOP
コアサーバー
1,650円
(※ドメイン同時申込で無料)
CORE-X:332円〜
CORE-Y:587円〜
CORE-Z:1,692円〜
Litespeedメール
チャット
電話
(※電話サポートはCORE-Z・CORE-B・CORE-Cのみ)
非公表CORE-X:300GB
CORE-Y:500GB
CORE-Z:800GB
10TB
(※CORE-Xの場合)
30日間詳細を見る
mixhost TOP
mixhost
無料スタンダード:968円~
プレミアム:990円~
ビジネス:2,178円~
LiteSpeedメール99.99%無制限無制限
(30日間返金保証)
詳細を見る

エックスサーバー
ビジネス
エックスサーバー
ビジネス
16,500円スタンダード:3,762円~
プレミアム:7,524円~
エンタープライズ:11,286円~
nginxメール
チャット
電話
99.99%以上スタンダード:300GB
プレミアム:400GB
エンタープライズ:500GB
無制限10日間詳細を見る
ヘテムル公式サイト
ヘテムル
無料1,100円〜Apacheメール
電話
99.99%500GB40TB/月詳細を見る
KAGOYAレンタルサーバー
KAGOYA
無料ライト1コア:1,485円〜
ライト2コア:4,950円
ライト4コア:9,900円
LiteSpeedメール
チャット
電話
非公表ライト1コア:Web300GB・メール80GB
ライト2コア:Web500GB・メール80GB
ライト4コア:Web1TB・メール80GB
無制限2週間詳細を見る
iCLUSTA+公式サイト
iCLUSTA+
1/6/12ヶ月契約:5,500円
24/36ヶ月契約:無料
ミニ:1,027円~
レギュラー:1,155円~
プロ:1,947円~
LiteSpeedメール
電話
FAX
100%ミニ:300GB
レギュラー:500GB
プロ:750GB
無制限
(30日間全額返金)
詳細を見る
WADAX TOP
WADAX
3,300円WPスタンダード:2,200円〜
おたすけクラウドサーバーマネージドプラン:32,395円〜
専用サーバーセルフプラン1:18,150円
Apacheメール
チャット
電話
99.99%WPスタンダード:50GB
おたすけクラウドサーバーマネージドプラン:100GB
専用サーバーセルフプラン1:SAS4TB
無制限詳細を見る
出典:各公式サイト

【個人向け】SEOに強いレンタルサーバー8社おすすめランキング

個人向けのSEOに強いレンタルサーバー8社をランキングで紹介します。スペックや料金を比較し、最適なレンタルサーバを見つけてください。

個人向けのおすすめレンタルサーバーについて詳しく知りたい人は、「個人向けおすすめレンタルサーバー」を参考にしてください。

関連記事 個人向けのおすすめレンタルサーバー

Xserver(エックスサーバー)

エックスサーバー公式サイト
出典:エックスサーバー公式サイト

Xserverは、高機能ながら月額990円(税込)〜使えるレンタルサーバーです。

SSDよりさらに速い「オールNVMe」や第3世代CPU「AMD EPYCTM」にくわえ、WordPress(ワードプレス)を高速化できる「KUSANAGI(クサナギ)」を導入。

国内No.1(※)のサーバー速度を誇り、大量アクセスにも強い環境を実現しています。(※2023年6月16日時点・Xserver調べ)

稼働率99.99%・自動バックアップ・WordPress簡単インストールなどの機能も充実。運用サイト数250万件の実績があり知名度が高いため、わからないことがあってもネットで情報が出てきやすい点もポイントです。

速度・安定性・WordPress対応など、SEOに強い要素がぎゅっと詰まったレンタルサーバーだといえるでしょう。

\ 12月4日まで 半額キャッシュバック! /

10日間無料でお試し

ConoHa WING(コノハウイング)

ConoHaWING公式サイト
出典:ConoHa WING公式サイト

ConoHa WINGは、サーバー処理速度国内No.1(※)のレンタルサーバーです。(※ 2023年10月時点・ConoHa WING調べ)

高速処理が可能なWebサーバーnginx(エンジンエックス)・オールSSD(RAID10構成)・HTTP/2・PHP8対応といった技術を導入。

月間稼働率99.99%以上を保証するSLA(サービス品質保証制度)もついており、安定性にも優れています。

月額1,452円(税込)〜の最安プランでも転送量・ドメイン・データベース数がすべて無制限と機能は十分。

通常料金は高く感じますが、定期的に開催されるキャンペーンで半額近くまで値引きされています。タイミングよく契約すれば、かなりお得にハイスペックサーバーが契約可能です。

SEOで活躍する多くのブロガーにも利用されており、ブログ運営におすすめできるレンタルサーバーだといえます。

12月5日まで、月額最大53%OFF!

「WINGパック」なら月初申込で最大31日間無料

ラッコサーバー

ラッコサーバー
出典:ラッコサーバー公式サイト

ラッコサーバーは、月額330円(税込)〜利用できるレンタルサーバーです。

安価ながらもLiteSpeed(ライトスピード)搭載・HTTP/3対応・オールSSDなど高速化機能が充実。WordPressの自動インストール・複製・サーバー移転といった処理も簡単にできます。

独自SSLやセキュリティ機能Imunify360(イミュニファイ)が標準で設置されている点も安心です。

30日間の無料お試し期間があるため、使い心地をじっくり試せます。「低価格&長期無料お試し」で一番試しやすいSEO向けレンタルサーバーです。

30日間無料でお試し

ロリポップ!

ロリポップ!公式サイト
出典:ロリポップ!公式サイト

ロリポップ!は、WordPressの表示速度No.1(※1)の速さと、稼働率99.99%の安定性を兼ね備えたレンタルサーバーです。(※1・HostAdvice.com調べ:レンタルサーバー国内シェア上位3サービスの同一価格帯プランを比較)

550円(税込)〜の「ハイスピード」プランなら、高速サーバーLiteSpeedにくわえWordPress高速化プラグインのLiteSpeed Cacheも利用できます。

電話サポートや、24時間以内に返信が来るメールサポートが充実している点も安心です。SEOに強く、かつコスパの良さで選ぶなら、ロリポップ!が選択肢に入るでしょう。

12月31日まで、契約期間2倍!

10日間無料でお試し

お名前.comレンタルサーバー

お名前.comレンタルサーバー公式サイト
出典:お名前.comレンタルサーバー公式サイト

お名前.comレンタルサーバーは、高速化とコスパを両立させたい人にぴったりのレンタルサーバーです。オールSSD・HTTP/2対応・nginxの採用など、一通りの高速化機能が揃っています。

さらにWEB高速化エンジン「WEXALM® Page Speed Technology」を、国内共用レンタルサーバー業界で初搭載しているのも特徴。この点がお名前.com レンタルサーバーがSEOにおすすめな理由です。

コスト面では月額891円(税込)〜、サーバーの利用料金が最大2ヶ月無料・初期費用無料で使えます。

また、格安ドメインサービスを提供しているお名前.comならではの特典として、独自ドメインの登録・更新料が無料になるのも嬉しいポイントです。

12月4日まで、月額料金最大50%OFF!

月額最大2ヶ月無料

シン・レンタルサーバー

シン・レンタルサーバー公式サイト
出典:シン・レンタルサーバー公式サイト

シン・レンタルサーバーは、Xserverをベースにした最新技術をコスパよく使えるレンタルサーバーです。

アクセス集中に強いWebサーバーnginxやWordPress高速化技術KUSANAGIを搭載しながらも、月額770円(税込)~とリーズナブル。

Xserverと同じ機能やツールを採用しているため、万が一のトラブル発生時もXserverの豊富なマニュアルやユーザーサポートが役立ちます。

新機能の導入やコストパフォーマンスを追求したい人におすすめのサーバーです。エックスサーバーと同等なSEO向けの機能が、エックスサーバーよりも安く使えます。

2024/12/11まで、月額料金最大50%OFF!

10日間無料でお試し

さくらのレンタルサーバ

さくらのレンタルサーバ公式サイト
出典:さくらのレンタルサーバ公式サイト

さくらのレンタルサーバは、1996年からサービスを提供する老舗のレンタルサーバーです。

全プランSSD搭載で高速表示に対応しているほか、月額990円(税込)〜の「プレミアム」プランならCDN連携オプションが標準装備になります。

CDNは、WordPressなどの動的コンテンツをキャッシュして表示速度を上げるサービスのこと。簡単な設定で、大量アクセス時にもストレスなく安定表示できます。

マルチドメイン・無料SSL・WordPress簡単インストールといった機能も揃っており、安心して使えるレンタルサーバーです。ビジネスとして本格的にSEOにチャレンジしたい人にもおすすめです。

2週間無料でお試し

コアサーバー

コアサーバー公式サイト
出典:コアサーバー公式サイト

コアサーバーは、ハイスペックサーバーをコスパよく使いたい人におすすめのレンタルサーバーです。

最大64コアのCPUと最大1TBのメモリーを搭載し、優れた処理速度と安定性を実現。

WebサーバーはLiteSpeedを採用、最新の通信プロトコルHTTP/3にも対応しており、高速表示に力を入れています。

緊急時には、リアルタイムでライブチャットサポートが受けられる点も便利です。

プランも豊富で、想定するサイト規模にあわせてもっともコスパの良い料金で契約できます。

12月3日まで、月額最大15%OFF!

30日間無料でお試し

【法人向け】SEOに強いレンタルサーバー6社おすすめランキング

法人向けのSEOに強いレンタルサーバー6社をランキングで紹介します。企業やビジネスサイト、ECサイトなどで検索上位を狙いたい時の参考にしてください。

法人向けのおすすめレンタルサーバーについて詳しく知りたい人は、「法人向けおすすめレンタルサーバー」を参考にしてください。

関連記事 法人向けおすすめレンタルサーバー

mixhost(ミックスホスト)

mixhost TOP
出典:mixhost公式サイト

mixhostは、法人の利用者が8割以上のビジネスサイト向けレンタルサーバーです。

1台の物理サーバーを複数の仮想サーバーに分散するシステムで、他ユーザーの影響を受けにくいサーバー環境を実現。安定性を高めています。

スマートアップデートや複数サイトへのワンクリックログインなど、WordPress機能も充実。安全性と快適性に優れたレンタルサーバーです。

30日間返金保証あり

エックスサーバービジネス

エックスサーバー ビジネス
出典:エックスサーバービジネス公式サイト

エックスサーバービジネスは、Xserverの法人向けレンタルサーバーです。

アクセス耐性と表示速度を追求し、離脱率の低減やサーバーダウン予防など、よりSEOに強い環境を整えています。

転送量無制限・SLA・WAF・WordPress運用やメール機能など、ビジネスに欠かせない機能は万全。

さらにホームページ制作や各種サーバー設定の無料代行サービス付きと利便性が高く、初めての利用でも安心です。

\ 12/24まで 月額30%キャッシュバック! /

10日間無料でお試し

ヘテムル

ヘテムル公式サイト
出典:ヘテムル公式サイト

ヘテムルは、中規模〜大規模の法人におすすめのレンタルサーバーです。

Webサーバー・メールサーバー・データベースサーバーがそれぞれ分離しているため、大量アクセスなどの高負荷時でも互いの影響を受けません。

さらに最大14日までの自動バックアップ機能、24時間365日の有人監視による稼働率99.99%など、高い安定性が魅力です。

共用サーバーのほか、大規模・複数サイト向けのマネージド専用サーバー「heteml MAX」も用意。さらなる高スペックや、専門スタッフによる手厚いサポートを求める人におすすめです。

KAGOYA(カゴヤ)

KAGOYA公式サイト
出典:KAGOYA公式サイト

KAGOYAは、法人利用率80%・導入実績58,000件の法人向けレンタルサーバーです。

自社データセンターを保有するなど安全性の高い環境を整え、中小企業や官公庁などで幅広く利用されており、ビジネス用途にぴったり。

WordPressに特化したプランから共用サーバー・マネージド専用サーバーまで、最適なプランが選べます。

下位プランにはメールやデータベース機能がついていないため、法人利用なら共用サーバーで月額1,760円(税込)〜の「S22」プラン以上がおすすめです。

2週間無料でお試し可能

iCLUSTA+(アイクラスタプラス)

iCLUSTA+公式サイト
出典:iCLUSTA+公式サイト

iCLUSTA+は、30年以上の運営実績がある法人向けレンタルサーバーです。

サービス名にもなっている独自のクラスタ技術で高い安定性を実現しており、2023年の稼働率は100%を誇ります。

マルチドメイン対応かつ、最大120個の独自SSLが利用できるため、複数サイト運用もラクラク。高い機能性を持ちながら、3つのプランすべてが月額1,000円台でコスパよく使えます。

ただし同時アクセス数に上限があること、バックアップ機能が有料になることに注意してください。

30日間返金保証あり

WADAX(ワダックス)

WADAX TOP
出典:WADAX公式サイト

WADAXは、安心・安全に重点を置いている法人向けレンタルサーバーです。セキュリティやサポート体制の充実にこだわり、ユーザーが安心して利用できる環境が整っています。

特にサポートは365日無休で提供しており、メールやチャットはもちろん、応答率平均92.8%の電話サポートを受けられる点が魅力。

WordPressに特化したプランから専用サーバーまで、自社に合ったプランが選べます。

30日間返金保証・30日間無料トライアルあり

SEOに強いレンタルサーバーを選ぶポイント

SEOに強いレンタルサーバーを選ぶポイントは次のとおりです。

SEOに強いレンタルサーバーを選ぶポイント
  • 表示スピードが早いWebサーバーか
  • SSL化に対応しているか
  • 稼働率が99.99%以上か
  • バックアップに対応しているか
  • セキュリティ性能は高いか
  • WordPressインストール機能があるか
  • 転送量や同時アクセス数に制限がないか
  • サポート体制は十分か

表示スピードが早いWebサーバーか

サイトの表示スピードは、SEOにおいて重要なポイントの1つです。

Googleのガイドライン「表示速度をSEOの指標にする」と公言しているほか、「Google が掲げる10の事実」でも「遅いより速いほうがいい」と書かれています。

つまり、表示速度が速ければ速いほどSEO評価が高まり、検索上位に表示されやすくなると考えられます。パソコン版に限らず、モバイル版も同様です。

さらに、表示スピードはユーザーの離脱率にも影響します。ページの読み込みに5秒以上かかった場合、90%のユーザーが離脱してしまうといわれています。

Google 表示スピードと離脱率
出典:Think With Google

ユーザーの滞在時間や離脱率もSEO評価の1つとされているため、ユーザーに負担をかけないサイト作りが重要です。nginxやLiteSpeedなど、高速Webサーバーを採用しているレンタルサーバーを選びましょう。

レンタルサーバー名Webサーバー
Xservernginx
ConoHa WINGnginx
シン・レンタルサーバーnginx
ラッコサーバーLitespeed
コアサーバーLitespeed

Webサーバーについて、詳しくは「Webサーバーソフトとは?」の記事をご覧ください。

SSL化に対応しているか

SSL化に対応しているかどうかも、SEOに強いレンタルサーバー選びのポイントになります。

理由は、GoogleがSSL化の有無をランキングシグナルに使用すると公言しているためです。

SSLは、データ通信を暗号化するセキュリティシステムのこと。対応するとURLが「http://〜」から「https://〜」になる。

レンタルサーバー名無料SSL
Xserver
ConoHa WING
ロリポップ!
シン・レンタルサーバー
さくらのレンタルサーバ

情報の漏えいやサイトの改ざんを防ぐSSL化は、昨今のWebサイトではほとんど必須とされています。

レンタルサーバー選びの際は、SSL化機能がついていることはもちろん、無料で利用できるかどうかもチェックしましょう。

稼働率が99.99%以上か

SEOに強いレンタルサーバーを選ぶには、稼働率が99.99%以上かもポイントです。

なぜなら、稼働率が高いほどサーバーが正常稼働している時間が長く、安定性や信頼性が高いシステムだと考えられるためです。

Googleによると、サイトの応答が遅い場合やサーバーエラーが返された場合、クロール頻度が制限されます。

クロールとは、プログラムがサイトを巡回すること。クロールによって情報を集め、インデックス登録されて初めて検索エンジンに表示される。

つまり、定期的にクローラーがやってくるようサイトを安定表示させることが、SEO的に有効だといえます。

そのためにも、稼働率が高く安定性の高いレンタルサーバーを選びましょう。SLAがあるサーバーならさらに安心です。

SLA(サービス品質保証制度)とは、サーバーの月間稼働率が保証値を下回った場合、利用料金の一部を返金してもらえる制度。

レンタルサーバー名稼働率SLAの有無
Xserver99.99%
ConoHa WING99.99%
さくらのレンタルサーバ99.99%
iCLUSTA+100%
WADAX99.99%

関連記事 レンタルサーバーの稼働率とは

バックアップに対応しているか

レンタルサーバーにバックアップ機能があるかどうかも大切です。

もしバックアップ機能がないと、サーバーダウンが起きたときに復旧が遅れ、SEOで悪影響になりかねません。また、すでにサイトにGoogleで評価されたコンテンツがあった場合、復元できず検索順位が落ちる要因になることも考えられます。

バックアップ機能があれば大切なデータを守れて、万が一のとき迅速な復旧が可能です。

レンタルサーバーのバックアップは自動で決まった日数分行うところと、手動での対応になるところに分かれます。手間をかけずに使いたい人は、自動バックアップがあるサーバーを選びましょう。

また、サーバーによってはデータの復元が有料のこともあるため、無料でデータ復元ができることもポイントです。

レンタルサーバー名自動バックアップの有無自動バックアップの日数データの復元
Xserver全プラン標準14日間無料
ConoHa WING全プラン標準14日間無料
ラッコサーバー全プラン標準30日間無料
お名前.com
レンタルサーバー
全プラン標準14日間無料
ロリポップ!ハイスピード・エンタープライズの2つのプランのみ無料7日間無料

セキュリティ性能は高いか

SEOに強いレンタルサーバーを選ぶなら、セキュリティ性能も重視しましょう。

セキュリティ性能が低いサーバーは、ハッキングやウイルス攻撃などの被害に遭うリスクが高まります。また、悪質なBOT(自動化されたプログラム)の問題でクローリングエラーが起きることも考えられます。

Google検索で評価されるSEO効果の高いサイトを作るためには、サイトの安全性・信頼性を高め、ダウンタイムを少なくすることが重要です。

WAF(ワフ・Web Application Firewall)やSSLといった基本的なセキュリティがあることはもちろん、独自サービスや網羅性が高いレンタルサーバーを選びましょう。

スクロールできます
レンタルサーバー名WAFSSLその他の機能
Xserverセコムセキュリティ診断
メールセキュリティ
国外IPアクセス制限
ログイン試行回数制限
コメント・トラックバック制限
ConoHa WINGコメント・トラックバック制限
海外アクセス制限
ディレクトリアクセス制限
IPアクセス制限
迷惑メールフィルター
ウィルスチェック
ラッコサーバーIDS(不正侵入検知システム)
IPS(不正侵入防止システム)
物理サーバーを24時間365日有人監視
DDoS攻撃に対する対応
脆弱性診断
ログイン試行回数制限
コアサーバーIDS(不正侵入検知システム)
IPS(不正侵入防止システム)
ウイルスチェック
スパムフィルター

WordPressインストール機能があるか

SEOに強いレンタルサーバーを選ぶ方法の1つとして、WordPressインストール機能があるサーバーがおすすめです。

WordPressとは、サイト作成が簡単にできるCMS(コンテンツ管理システム)の1つ。全世界のWebサイトの43%で使われている。

WordPressは初心者でも簡単にサイトを運営・管理できるだけでなく、SEOに役立つ機能も多数利用できます。

WordPressのSEO向け機能・プラグインの例
  • 画像を圧縮・軽量化する
  • サイトマップを作成する
  • リンクエラーをチェックする
  • SNSと連携する
  • パンくずリストを設置する
  • HTML/CSS/JavaScriptを最適化する
  • Googleアナリティクス・Googleサーチコンソールと連携する

よほどその他のCMSにこだわりがない限り、WordPressでのサイト運営を選びましょう。

安いサーバーではWordPress未対応だったり、簡単インストール機能がなかったりします。レンタルサーバー選びの際は、WordPressインストール機能の有無をチェックしてください。

レンタルサーバー名WordPressインストール機能
Xserver
ConoHa WING
さくらのレンタルサーバ
シン・レンタルサーバー
mixhost

転送量や同時アクセス数に制限がないか

転送量や同時アクセス数に制限がないかも確認しておきましょう。

レンタルサーバーによっては、1日あたりや1ヶ月あたりの転送量に上限が設けられている場合があります。

転送量とは、サーバーからユーザーへ送られるデータ量のこと。サイトのアクセス数や画像データが多いほど転送量も大きくなる。

レンタルサーバーごとに定められた転送量を超えてしまうと、速度制限がかかり表示スピードが落ちます。するとSEO的に悪影響なばかりでなく、読者の離脱にもつながりかねません。

さらに、頻繁に速度制限がかかる状況が続いた場合、レンタルサーバー側からデータ量を減らす対策や上位プランへの変更を求められることもあります。

データ転送量の課金はありませんが、ネットワークやサーバーに対して過大な負荷が掛かる場合には、制限の対象になる場合があります。

目安数値を恒常的に上回る際は、ご利用プランの変更をお願いする場合があります。

引用:Xserverよくある質問

また、同時アクセス数に制限があるレンタルサーバーも存在します。アクセスが集中し同時アクセス数を超えてしまった場合、転送量のときと同様に速度制限がかかり、SEOに悪影響を及ぼしかねません。

できるだけ、転送量や同時アクセス数が無制限もしくは上限の高いレンタルサーバーを選択すると安心です。

レンタルサーバー名転送量同時アクセス数
Xserver全プランで無制限非公開
ConoHa WING全プランで無制限非公開
ロリポップ!全プランで無制限ハイスピード・エンタープライズプランのみ無制限
ラッコサーバー無制限
ただし快適に使える目安量あり
RK1:6TB/月
RK2:24TB/月
RK3:36TB/月
無制限
コアサーバー規定転送量までは無制限
目安量あり
CORE-X:10TB/月
CORE-Y:20TB/月
CORE-Z:30TB/月
CORE-X:30
CORE-Y:60
CORE-Z:200

関連記事 レンタルサーバーの転送量とは

サポート体制は十分か

SEOに強いレンタルサーバー選びの際は、サポート体制が十分かどうかも確認しましょう。サイトにエラーがある状態で長く放置してしまうと、SEOにも悪影響になってしまいます。

一般的に、多くのレンタルサーバーではマニュアルやよくある質問が充実しており、サイト運営経験者であればそれほど困ることはありません。

しかし、サイト運営初心者の場合や手厚いサポートを受けながら運用したい場合は、電話やチャットなどのサポート体制が整っていると安心です。

レンタルサーバー名サポート内容
Xserverメール
チャット
電話
ConoHa WINGメール
チャット
電話
シン・レンタルサーバーメール
電話
ラッコサーバーメール
iCLUSTA+メール
電話
FAX

SEOに強いレンタルサーバーの注意点

SEOに強いレンタルサーバーの注意点は次のとおりです。

SEOに強いレンタルサーバーの注意点
  • レンタルサーバーがあれば検索エンジンに登録されるわけではない
  • 身の丈に合ったサーバーを選ぶ
  • 無料サーバーはおすすめできない

レンタルサーバーがあれば検索エンジンに登録されるわけではない

レンタルサーバーがあれば検索エンジンに登録(インデックス)されるわけではないので注意してください。

検索エンジンにサイトが表示されるようにするためには、定期的な記事更新や被リンク獲得といった「SEO対策」が必要です。

レンタルサーバーがSEOで役に立つのはあくまで表示速度やセキュリティ面の対策。もっとも基本的なSEO対策である「Webサイト制作」「コンテンツ制作」「定期的なサイト更新」などは各自で行う必要があります。

あくまでレンタルサーバーは土台であり、それだけでインデックスされたり、SEOが有利になったりするものではありません。

サイト規模にあわせてサーバーを選ぶ

SEOはサーバー選びですべてが決まるのではなく、あくまでコンテンツ(中身)やサイト設計が大切です。

もっといえば、SEOで成果をあげるためには、サーバー選びよりも戦略が重要であるともいえます。

最初からハイスペックなサーバーを選んでも、アクセスがあまりなく持て余してしまうのもよくあるケースです。

とくにサイト運営やSEO初心者の場合、最初のレンタルサーバーは安くて十分使えるコスパの良いサービスがおすすめ。

たとえば月額500円以内の安いレンタルサーバーでも、十分SEOで成果を上げられます。繰り返しになりますが、サーバー性能よりもサイト設計やコンテンツ作りの方が重要なためです。

SEOでも十分使える安いレンタルサーバーは、以下の記事を参考にしてください。

関連記事 安いおすすめレンタルサーバー

無料サーバーはおすすめできない

SEOを意識するなら、無料サーバーはおすすめできません。

中には、月額料金なし・完全無料のレンタルサーバーも存在します。しかし、安定性が低い・広告がある・容量が少ない・独自ドメインが利用できないといった点がデメリットです。

無料サーバーはどちらかというとテキストメインの個人ブログや趣味ブログ向きで、検索上位を狙うには機能が不十分だと考えられます。

SEOを意識するということは、いずれサイトで収益化を目指しているはず。それならある程度費用をかけても、はじめからきちんとした有料サーバーを選ぶほうが結果につながりやすいと考えられます。

デメリットを理解した上で無料レンタルサーバーも探してみたい方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事 おすすめ無料レンタルサーバー

SEOに強いレンタルサーバーまとめ

SEOに強いレンタルサーバーまとめ
  • SEOの評価基準を満たすサーバー選びがカギ
  • 表示スピード・SSL化・安定性などがポイント
  • レンタルサーバーさえあれば検索上位になるわけではない
  • 身の丈に合ったサーバー選びが重要

個人法人問わず、サイトを運営するうえでSEOは無視できない存在です。検索エンジンで上位表示することが収益に直結し、多くの人に記事を読んでもらえることにつながります。

そのためには、最初のレンタルサーバー選びが重要なポイント。表示スピード・SSL化・安定性などを備えたサーバーを選ぶことで、SEOに強いサイトを作れます。

とはいえ、レンタルサーバーさえあれば検索上位になれるわけではありません。レンタルサーバーはあくまで土台として、定期的に良質な記事を作り続けることが大切です。

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